会長に伊藤義治氏を選出! 高槻に差別解消支援地域協議会を早期に

第8号 2015年9月8日発行
発行者:高槻市障害児者団体連絡協議会
569-0075 高槻市城内町1番11号
高槻市立障害者福祉センター 2階団体事務室内
高障連会長 伊藤 義治
今年の 5 月の定期総会にて高障連の会長に就任しました伊藤義治です。これまでは、事務局書記
を 17 年間担当してきました。
私自身、中途障害で現在も人工透析を受けていて、透析歴23年10カ月になります。週3回通
院して、血液を体外に出して、人工腎臓で血液をろ過してから体内に戻すという血液透析を5時間
しています。
障害者を取り巻く社会環境は、障害者権利条約が批准され、来年4月には、障害者差別解消法が
施行されるなど制度や法律が整備されつつある一方で、高齢化が進むなど転換期を迎えています。
障害者を取り巻く現状を踏まえつつ、
「障害者が当たり前のように地域に参加できる社会」、「地
域にもっと障害者の声が届く社会」が実現されることを目指して、役職員とも力をあわせ、国際障
害者年の理念である「完全参加と平等」を目指して高障連の事業を着実に実施してまいりたいと考
えております。
皆様方のご支援とご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2015 年度「総会」報告
会長に伊藤義治氏を選出!
高槻に差別解消支援地域協議会を早期に設置を!
1986 年 6 月、高槻市障害児者団体連絡協議会が結成されました。それは 1977 年に結成され
た高槻市障害児者の市民権を考える会を継承発展させたものでした。今回、30 回目を迎える総会
は、障害者の解放運動にとって新たな時代を切り開く使命を受けて開催されました。
総会は、2015 年 5 月 28 日(木曜日)午前 10 時 30 分より、高槻市立障がい者福祉センタ
ー4 階において、来賓を含め加盟・協力団体より 70 名の参加を得て開催しました。冒頭、篠原会
長が開会の挨拶を行い、来賓から市議会開催中のため市長の代理として大野篤史障がい福祉課課長、
井出正夫高槻市社会福祉協議会会長、杉岡正義高槻市社会福祉事業団理事長、衆議院から辻元清美
議員秘書、大隈和英議員夫人、松浪健太議員秘書の皆様より祝辞をいただきました。
議事に入り、議長に金丸副会長を選出。活動総括、会計・監査報告、規約改正(顧問の設置)、
役員選出、活動方針案、予算案を提案・審議の後、承認を受けました。
今回の総会のテーマは、新役員体制の構築と、差別解消法制定を受けて地域協議会の設置を行う
ことでした。
高障連が継続して地域の福祉課題と取り組み、組織の充実を図るため、会長の改選を昨年 12 月
の代表者会議で確認し、役員選考委員会を中心に調整を進めました。篠原会長を中心に役員の若返
りが図られてきましたが、なかなか進んできませんでしたが、総会を契機に新会長に伊藤義治腎友
会会長を選任することとなりました。
また、来年 4 月には障がい者差別解消法が施行されますが、実効性あるものとして地域協議会の
設置を国も進めようとしている中、市の差別解消条例の制定も含めた地域協議会の早期の設置を実
現するために、必要な活動を行うことを決定しました。
加盟・協力団体が力をあわせて福祉抑制を撥ね退け、障害者の自立と社会参加を更に勧めましょ
う!
高障連役員体制(2015/6~)
会長 伊藤義治(転)
副会長 金丸恒雄、硯 啓、藤井啓義
総務 横貝 功、中峯實秋、廣川光夫
顧問 篠原信次郎(転)
、水谷正美(転)
事務局長 山田義昭
事務局次長 西村 正、斉藤 勇、堀切公代、佐藤智昭
書記・庶務 徳島伊津子、清水梅乃、和田光子、中内俊雄(新)
会計 渥美千尋(新)、牛嶌
亮(新)
監査 生駒嘉之、倉町公之、藤田 務
名誉会長 川人義明
相談役 大野芳雄、山本芳康、寺田俊彦
来年4月に『障害者差別解消法』が施行されます!
高障連は、市民への啓発活動として、昨年の11月には、障害者権利条約批准を伝えるチラシ3万
5千枚をポスティングしました。その第2弾として、7月・8月と2ヶ月間暑い中ですが、障害者
差別解消法の啓発チラシを2万枚ポスティングしました。お疲れ様でした。
障害者差別解消法 啓発キャンペーン
みんなちがって みんないっしょ
6月12日、高槻駅前のアクトアモーレドームにて、
障害者差別解消法・障害者権利条約を市民に知っても
らおう!という啓発キャンペーンを行いました。
ドームの舞台で演奏やアピールをしながら、啓発チラ
シを配布しました。初めての試みでしたが、いつもの
街頭キャンペーンと一味ちがう賑やかさで、チラシの
受け取りもよかったようです。4時間程で 3,000 枚配
布できました。
この日のために作ったのぼりが並び、買物客の目を
ひきました。
舞台では高視協の方々による民謡、ギタリスト布施和生さんと月陽(つきよ)さんの心にしみる演
奏のほか、若さあふれる DJ ユウキのパフォーマンス。
アクトアモーレは通勤・通学客や買物客など人通りが多く、駅からもよく見えます。準備や費用の
面で大変な部分もありますが、いろいろやり方があってよいのではないかと思いました。アピール
して配布だけより楽しい要素も大切でしょう。今後は、日程・時間帯なども考慮し、障害当事者が
より参加しやすい工夫をしていけたらと思います。ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
第4回障がい児通所支援の説明会の報告
7月3日(金)高槻市立子育て総合支援センター(カンガルーの森)にて、障がい児通所支援の
説明会を開催し、約130名の参加者がありました。
今回は、子ども未来部万井部長代理より、今年度から始まった「子ども・子育て支援新制度」に
ついて、カンガルーの森中村主査より「障がい児通所支援制度と相談支援事業」につて、そして基
幹相談支援センター向井主幹より「障がい者総合支援法
の中の子どもの支援」についてと盛りだくさんの内容と
なりました。
また、市内の障害児相談支援事業所7事業所にも参加
をお願いし、それぞれの特徴など「ひと言アピール」し
て頂きました。
子どものサービスに関する手続きは、障害福祉課とカ
ンガルーの森の二つの窓口に分かれ非常にわかりにく
くなっています。今後もこのような取り組みが必要だと
思いました。
障がい者雇用支援講演会
就職相談会
日時:9月17日(木)
Ⅰ.講演会 13:30~15:00
ゆうあいセンター4階 研修室
テーマ:お互いの障がいを理解し支え合う
講 師:山田 忠宣さん
株式会社ニッセイ・ニュークリエーション
同社社員2名による「体験談」
Ⅱ.就職相談会
15:00~16:30
ゆうあいセンター4階 第2会議室
ゆうあいセンター
福祉講演会
共生への願いを確かなものに
日時:10月29日(木)
Ⅰ.講演会 13:00~15:00
ゆうあいセンター4階 研修室
講 師:徳田
茂さん
ご自身の子どもに障が
いがあり、保育所でも通
ご自身の子どもに障がいがあり、保育所でも通園
園施設でも子どもの受入
施設でも子どもの受入を断られた。周囲にも同じよ
を断られた。周囲にも同
うな状況があることから、金沢市で昭和49年に通
じような状況があること
園施設「ひまわり教室」を開設する(現在は職員と
第34回
今年は晴れます!
高槻市市民ふれあい運動会
日時:10月4日(日)
開会式:10 時
競技:10 時 30 分~正午、
13時 10 分~15時 15 分
昼食・アトラクション:
正午~13時 10 分
閉会式:15時 20 分~15時 30 分
競技:50m走、車いす・バギー競争、輪投げ
リレー、パン食い競争、綱引き、ボール送り競
争、さがし物競争、お菓子つり、ザル引き競争、
ごいっしょしましょう、玉入れ、団対抗リレー
(参加賞、景品もありますよ。)
第35回高槻市福祉展
日時:12月5日(土)・6日(日)
10:00~15:00
5日(土)生涯学習センター多目的ホールにて
35回記念セレモニーを行います。13:30
からは、同じ会場で漫才コンビ
『松本ハウス』
のコント&講演会があります。是非ご来場くだ
さい!
から、金沢市で昭和49
して勤務)
。
年に通園施設「ひまわり
《息子と一緒にどう生きるのか。悩んだ末の結論が
教室」を開設する(現在
「分けない」だった。障害のある子がいて当たり前。
は職員として勤務)
。
自分たちが地域で普通に暮らすことで、そんな社会
行事案内等掲載したい情報がありましたら下記まで
に近づけたいと考えた。
》
親の立場からのお話や、体験談など経験豊富な徳田
《息子と一緒にどう生きるのか。悩んだ末の結論が
さんの講演を是非お聞きください。
「分けない」だった。障害のある子がいて当たり前。
自分たちが地域で普通に暮らすことで、そんな社会
に近づけたいと考えた。
》
TEL
072-672-0672
FAX
072-661-4714
メール
[email protected]
親の立場からのお話や、体験談など経験豊富な徳田
『高障連会報』では、各団体の皆様からの記事
さんの講演を是非お聞きください。
の投稿を募集しています。制度などの情報提供
画像引用元:(2012 年 8 月 12 日) 【北陸中日新聞】
【朝刊】
【石川】
はもちろん、個人の活動(趣味等)の発表の場
として活用いただいても結構です。エッセイ・
詩・絵画・写真等の作品をお寄せください。