お客様各位 2015年2月株式会社築港経営企画部危険物船舶運送及び貯蔵規則一部改正のご案内拝啓貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。さて、2015年1月より危険物船舶運送及び貯蔵規則の一部に法改正がありましたので、その内容についての重要な改正ポイントをご案内申し上げます。敬具記 ①「OVERPACK」表示の高さ要件の新設危険物を梱包した貨物で、容器表示が見えない場合や、内装＝「UN容器」外装＝「UN容器でない」ものについては、外装に「OVERPACK」表示が必要となりますが、そのサイズについてはこれまで規定がありませんでした。今回新たに、文字の高さ「12ミリメートル以上」の規定が追加されました。この改正には猶予期間があり、 2016年１月1日から適用されることとなっております。文字の高さ１２ミリメートル以上 OVERPACK UN 1263 PAINT ② IMOラベル表示の改正 (１) ふちから0.5センチメートル内側に記載されている枠線の太さ（２ミリメートル以上）の規定を追加。 ※ 海洋汚染物質の表札も同様です。＜拡大＞枠線の太さ２ミリメートル以上 (２) クラス9の図の中心にある水平線が削除されます。（ふちから0.5センチメートル内側） ※ 少量危険物用表示のふちの太さも同様です。 10ｾﾝﾁﾒｰﾄﾙ以上 5ｾﾝﾁﾒｰﾄﾙ以上ふちの太さ２ミリメートル以上ふちの太さ１ミリメート以上 (３) コンテナラベルに関して太さの規定２ミリメートル以上は、貨物用ラベルの規定であり、コンテラベルの場合は５ミリメートル以上となります。（ふちから1.25センチメートル内側）これらの改正は、2016年12月31日までの間は従前の例による事が出来ます。 IMOラベルに関してもIMDG国際規格に準拠する予定です。内容は未定ですが、デザインも若干変更となる予定ですので、内容が決まり次第早急にご案内をさせていただきます。今回の改正には猶予期間が設けられていますが、船積時からの適用が予想されます。製造在庫のラベル修正などには時間を要することが想定されますので、事前に関係先へのご案内をお願い申し上げます。