授業科目名 危機管理論 Crisis Management Theory 必修の区分 選択必修 授業コード 205 開講年次 2 単位数 2 期別 前期 授業種別 講義 授業方法 遠隔授業 講師名 オフィスアワー・場所 木村玲欧 所属 神藤 猛 随時アポイントメント 連絡先 兵庫県立大学 千葉大学 (木村)[email protected] (神藤) [email protected] 【講義目的】安全保障と危機管理の基本理論を学び、安全保障の観点から、災害時 講義目的及び到達目標 の危機管理課題について日本で発生した災害の実例を通して学習する。 【到達目標】危機管理の基本及び根底となる考え方について理解し、社会的な危機 である災害の全体像を俯瞰し、本質を見抜き、危機を克服する仕組みを提言できる。 【ねらい】 災害時の危機管理課題に焦点をあて、危機管理体制のあり方と対策、標準的な 危機管理のプロセスと方法を学び、災害の経験と教訓の蓄積、実際の適用方法を 習得し、危機管理を成功させる実践的能力を涵養する。 【学習内容】 (木村玲欧/8回)災害時の危機管理課題を、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震・ 中越沖地震、東日本大震災などの実例を踏まえながら学ぶ。また災害時の標準的な 危機管理体制・プロセスである ICS(Incident Command System)の仕組みを学び、 講義内容・授業計画 災害場面における適用方法と課題を考える。 (神藤猛/7回)安全保障と危機管理の基本理論を学び、安全保障の観点から社会 的な危機である災害に焦点をあて、危機管理体制のあり方とその構築、危機管理の プロセスと方法を学ぶ。さらに共通の行動指針を生み出す組織横断的な調整プロセ スを理解し、防災資源の動員と組織化の能力を身につけ、危機管理を成功させるリ ーダーシップのあり方について考察する (木村)林春男他、組織の危機管理入門―リスクにどう立ち向えばいいのか、 テキスト 丸善、2008 (神藤)伊藤哲朗著.国家の危機管理,ぎょうせい,2014 (木村) 参考文献 (神藤)神藤猛著.ネットワークセントリックな危機管理組織,内外出版,2008 アマルティア・セン著.人間の安全保障,訳者東郷えりか,集英社,2006 ショセフ・ナイ著.国際紛争,訳者田中明彦,有斐閣, 成績評価 履修上の注意・履修要件 備考 クラス参加度、プレゼンテーション、レポートを総合的に評価する。
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