愛車を大切に永く乗るための

SOD-1 Plus
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愛車を大切に永く乗るための
総合マニュアル
有限会社 D1ケミカル
〒812-0897
福岡県福岡市博多区半道橋1丁目3番45号
TEL 092-292-4439
FAX 092-292-4451
SOD-1 Plus の経歴
プロの整備で生まれた添加剤
開発について
「予防・修理・診断が1つの商品で出来ないか」をコンセプトに、
福岡県整備振興会教育部、加盟整備工場整備士の協力により
確認テストを実施し、好結果を得られたので整備工場向けに
販売を開始しました。
「SOD-1 Plus」は、エンジン、AT・MTミッション、パワーステアリング、
デフ等の各機構を分解せずに内部に溜まった酸化物質を安全に
処理し新車に近い状態に戻します。
洗浄と同時に摩耗防止、白煙、黒煙、異音、変速ショック、漏れ、
滲み等に抜群の効果を発揮します。
・平成10年より福岡整備振興会商工部で販売を開始
・九州全県、四国4県、山口、広島、岡山、函館
の各整備振興会で販売中(随時拡大中)
・AUTOBACSに於いては、全店で導入
・トヨタカローラ福岡&ホンダの一部のデーラーで取扱い・導入
・全国各県部品商に於いては、約70社導入
・平成26年度より ドリフトレース D1グランプリに参戦 (LINE UP RACING)
・現在2輪店(ハーレー福岡3店舗、ライコランド15店舗、沖縄県40店舗展開中)
・平成27年度 鈴鹿8時間耐久レースに参戦 (RSGレーシング)
(平成27年4月現在)
SOD-1 Plus 販売実績
SOD-1Plus販売量
120000
100000
75420
80000
85788
93792
100425
単位㍑
99757
60000
40000
20000
0
12077
3528
2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年
1
SOD-1 Plusを添加するだけで全て解決!
主な特徴
添加対象部位
・エンジン 2輪・4輪 4サイクルガソリン・ディーゼル(DPF・尿素SCRにも対応)
(ハイブリッド車・ロータリー・水平対向・LPG車)
・パワステ
・ミッション(AT・CVT・MT)(日産エクストロイドCVT不可)
・デフ、トランスファー
*車種専用低粘度オイル及び0W-20指定オイルにも対応。
*鉱物油、部分合成油、100%合成油に添加可能です。
*SN/GF-5の新規格にも対応しています。
強力な洗浄効果
・エンジン内に蓄積されたスラッジ、カーボン等を少しずつ溶解し強力に
分解洗浄
・継続使用によりエンジン内部も常にクリーンに保つ
高温・高圧に強い油膜(コーティング効果)
・ ドライスタートの解消
・ 密封性の向上(圧縮比の改善)
・ 高温高せん断粘度の向上と吸着作用により油膜が切れにくく回転抵抗の
軽減とギヤ耐久性確保
・ オイルの劣化を抑える(酸化抑制)
ゴム・シール材をやわらかくする(膨潤作用)
・エンジン、 ミッション、デフ、 パワステ等のオイル滲み,僅かなオイル漏れ
の改善、予防
・ゴム製のパッキン・シールの硬化・劣化防止
2
オイルメンテナンス剤
実例1
SOD-1 Plus
還元洗浄
確認車両 ダイハツ・ミラ
① テスト車両 100km走行で約 1リットルの
オイル消費
② バルブステムシール交換しても白煙が止ま
らなかった
上記2点の症状から、オイルリング固着の可能性が
考えられるため、エンジン分解、ピストンリング確認
【結果】 500㎞走行後、オイルリング固着改善。
白煙、オイル消費改善
SOD-1 Plus 施工前のピストン&燃焼室の汚染状態
施工前
燃焼室がカーボンで汚れ、プラグの判別が出来ない
オイルリング固着
SOD-1 Plus 添加後 500km走行後のピストン&燃焼室
施工後
オイルリング固着の解消
燃焼室のカーボンがほぼ除去されプラグがクリーンになっている
圧縮圧力改善により完全燃焼することで燃焼室をクリーン化
上記撮影
(社)沖縄県自動車整備振興会 2005年7月14日
3
オイルメンテナンス剤
実例2
SOD-1 Plus 添加前
SOD-1 Plus
還元洗浄
SOD-1 Plus 添加 5,089km走行後
SOD-1 Plus 添加 10,121km走行後
SOD-1 Plus によるスラッジの還元洗浄
① 付着したスラッジを表面から少しづつ分解洗浄
② 約0.1ミクロンまで微粒子化されたスラッジをエステルが包み込む
③ 微粒子化されたスラッジを含むオイルが、オイルフィルターの濾紙を通過
④ SOD-1 Plusはエンジンオイルと馴染みがよく、油中にとどまる性質があるため、沈殿
しにくい。 (高度精製基油は従来の基油より添加剤の溶解力が弱い)
スラッジ還元分解 イメージ図
送り側
戻り側
オイルフィルター断面
スラッジ
イメージ図
オイルフィルター
オイルポンプ
リリーフバルブ
オイルストレーナー
4
オイルメンテナンス剤
実例3
SOD-1 Plus
還元洗浄
ヘドロ状のスラッジが付着しオイルがドロドロの状態
●検証車両 :アルト
●年式
:平成19年式
●型式
:HA24V
●走行距離 :31,007㎞
<車両状況>
・3年間でオイル交換1回実施
・スラッジがヘッドカバー、
カムシャフト付近に多量に
堆積している。
<施工>
・お客様の了解を得て作業実施
作業内容・・・手作業でスラッジをふき取り、オイルフラッシングで大まかなオイル通路の
スラッジを取り除きテスト走行を実施。
スラッジをふき取った
エンジンヘッド
注意・・・汚れが酷い場合は高速走行を避けSOD-1Plus 添加後アイドリング4~5時間行った後で通常走行してくだ
さい。
「SOD-1 Plus」添加後5,000㎞走行後
5,000㎞走行後、ある
程度のスラッジの除去が、
できました。
5
オイルメンテナンス剤
効果検証①
SOD-1 Plus
排気ガス改善テスト
・検証車両 ヴィッツ 平成13年式 (NCP13 1,500cc)
・走行距離 102,285km
・使用状況 5,000km~10,000kmの間でオイル交換実施
通勤で1日に約15km使用
*排気ガス基準値
*排気ガス基準値
*添加前測定値
*添加前測定値
CO
HC
CO
HC
「SOD-1 Plus」添加後20分間通常走行後測定
*添加後測定値 CO 0.00%
*添加後測定値 HC 9ppm
CO 0.03%
HC 45ppm改善
1%以下
300ppm以下
0.03%以下
54ppm
効果検証②
排気ガス改善テスト
・検証車両 BMW Z3 平成10年式 (CJ28 2,800cc)
・走行距離 7,625km
・使用状況 セカンドカーで使用。定期点検ごとにオイル
交換実施
・施工内容 エンジンオイルにSOD-1 Plus 10%添加
*排気ガス基準値
*排気ガス基準値
*添加前測定値
*添加前測定値
CO
HC
CO
HC
「SOD-1 Plus」添加後40分間通常走行後測定
*添加後測定値 CO 0.00%
*添加後測定値 HC 1ppm
HC 49ppm改善
1%以下
300ppm以下
0.00%
50ppm
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オイルメンテナンス剤
SOD-1 Plus
SOD-1 Plus はエンジン内部に強い油膜を作る
SOD-1 Plus 添加
添加剤分子
摩擦熱
耐磨耗膜
エンジン内部の金属表面に吸着して、強靭な潤滑膜を形成し、卓越した
潤滑性能を発揮
耐摩耗性に優れエンジンを確実に保護 (ドライスタートの改善)
フリクションロスを極限まで低減、鋭いアクセルレスポンス、加速を実現する
吸着効果の耐摩耗性テスト
シェル4球摩耗テスト
設定内容
回転数
荷重
温度
時間
:1,200rpm/min
:40kg/cm2
:75℃
:60分
容器に3個の鋼球を固定し、その中心に1個
の回転球をはめる。固定された回転球に、
潤滑油を入れ左記の内容で試験を行い、
接触面に生じた摩耗痕径を測定。
摩耗痕が小さい程、摩耗防止性が高い。
*純正エンジンオイルは、5W-30を使用
純正エンジンオイル
+SOD-1 Plus
純正エンジンオイル
純正エンジンオイル
+他社添加剤
摩耗痕 (0.33mm)
摩耗痕 (0.46mm)
摩耗痕 (0.49mm)
「SOD-1 Plus」を添加した場合は、摩耗痕が小さく摩耗防止性が高い。
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SOD-1 Plus 施工時の注意事項
SOD-1 Plus はお客様自身が、直接添加して頂くものでは無く、お店での商談の中で
1つの選択肢として、お薦めする商材です。したがって、サービス工場で整備士の
アドバイイスを加味しながら添加して頂くことを目的としています。
*注意事項(SOD-1 Plus の添加をお断りする車両)
①マフラーから白煙を吐くターボ車両(タービンからのオイル漏れ・滲み含む)
車両に症状が出ていない場合でも、メンテナンスが悪い車両は添加しないで下さい。
②オイル漏れしている車両(異常なスラッジ・カーボン堆積車)
ポタポタとオイル漏れしている車両は、シールの破損が原因です。物理的破損には
使用できません。また、スラッジ・カーボンが多量に堆積している車両も、添加不可です。
③ディーゼル車で白煙を吐く車両
ディーゼル車の白煙は内部の異状摩耗、破損が原因です。
④他の添加剤との併用
SOD-1 Plus 本来の性能を重視するため、また他の添加剤との化学反応によるトラブルが
起きる危険性を回避するためです。
⑤並行輸入車
並行輸入車は原則として添加不可です。
SOD-1 Plus 添加配合量
● 添加量の計算式
エンジンオイル総油量が4㍑の場合
エンジオイル 3.6㍑
SOD-1 0.4㍑
計
4.0㍑
*ATの場合 総油量を確認
10%配合
エンジンオイル
AT・CVTフルード
パワステフルード
総
油
量
に
対
し
て
7%配合
10%配合
10%配合
ギア・デフオイル
9
施工前のポイント [エンジン]
【 作業前チェック 】
10年を超える低年式車や、8万km以上走行している車は、作業前
の十分なチェックをお願いします。
(走行距離が少ない車両でも、メンテナンス状況により状態の悪い車両があります。)
上記使用年数と走行距離は、あくまでも目安です。施工可能か否かは、実際のお車の状態に
基因します。作業判断ができない場合は、お問合わせください。
【 作業判断概要 】
[1]状況判断
オイル交換作業ではエンジンを分解することが出来ません。したがってエンジン内部の状況判断は、
フィラーキャップ・オイル注入口の状態若しくは、抜取ったオイル、 交換サイクル、異音、オイルランプ
点灯等で行ってください。
スラッジ、カーボン等が多量に付着し汚れが酷い場合は、施工前にお客様に車両を確認して頂き、通常では
エンジン取替えもしくは、オーバーホールになる事をお客様に説明して下さい。
汚れが特に酷い車両においては、単にオイル交換だけでも危険な場合があります。しかしオイル交換及び
SOD-1 Plus の添加をお客様がご希望の場合は、「オイル交換とSOD-1 Plus を添加したことでエンジンが焼きついた。」
と言われないように、エンジンが焼き付く可能性を踏まえた事前の説明が重要です。
「 SOD-1 Plus 」の添加を特に注意する車両
●ターボ付き車両の添加について
(1)ターボ車は、エンジン内部・タービン共に高温・高圧になる為、エンジンオイルも一般の車両よりも油温が高くなり、
劣化も早く使用環境が苛酷です。その為前提として、オイルは高性能のものまたは、専用オイルを使用し、交換
周期を短くするなど、オイル管理を厳重に行う必要があります。
[オイル交換時に特に注意すべき事項]
①年式の古い車両(新車から7年以上経過車両) ②過走行車両(5万㎞以上)
③オイル管理が悪い車両 ④中古車を買われたユーザー
⑤白煙が出ていなくてもオイル交換サイクルが長い車両(約1万㎞以上)
*上記に該当する車両は受付・診断を特に徹底して頂きますようお願いします。
●汚れが蓄積しやすい車両(参考)
*ノア、ボクシー エンジン型式(1AZ)、エスティマ、アルファード等(2AZ)
以上の内容を踏まえた上で、作業判断を実施して下さい。
オイルのメンテナンスが適性な状態であれば、オイル交換や「 SOD-1 Plus 」添加による トラブルは、一切ありません。
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施工前のポイント
【 フィラーキャップ・オイル注入口の状態参考(例)エスティマ 】
エンジン焼付きを起した車両の
フィラーキャップ
ドロッとしたオイルが付着している。
危険!
エンジン焼付きを起した車両の
オイル注入口
オイル注入口のプレート部分を触るとスラッジ
がドロッと手に付く状態です。
*上記写真のように、エンジンヘッドに多量のスラッジが堆積している車両は、添加
不可です。
【 フィラーキャップ・オイル注入口の状態参考(例)アルファード 】
エンジン焼付きを起した車両の
エンジン焼付きを起した車両の
フィラーキャップ
オイル注入口
この車両はフィラーキャップにはスラッジが付着していますが、
注入口プレートには、スラッジなどが付着しにくい車両です。
上記写真アルファードのヘッドカバーを外してみると、ヘッドカバー
カムシャフト周辺には、スラッジ・カーボンが大量に付着しています。
危険!
*上記写真のような車両は、添加不可車両です。フィラーキャップの状態、
オイルの状態、オイル交換サイクル、異音の有無等での作業判断をお願いします。
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施 工 手 順
[ エンジン ]
全ての4サイクルエンジンに対応。
2輪、4輪、ガソリン、ディーゼル(DPF・
尿素SCR装置付)、LPG等全て
(ハイブリット車・ロータリー・水平対向)
①オイル交換作業前に車両点検を実施します。
フィラーキャップの状態、注入口、オイル量、スラッジの堆積状況、オイルランプ点灯、異音、白煙等の
不具合の有無を確認します。
車両に異常がある場合は、ユーザーへ説明してください。(添加可、不可判断)
(異常なスラッジ・カーボンが堆積している車両や、添加不可車両へは施工しないで下さい。)
*汚れたエンジンの場合は、まずフラッシングオイルで大まかな汚れを取り除いてください。
(カムシャフト等の細かなオイル通路の確保と、堆積している大まかな汚れを排出する為です。)
車両に異常が無ければ、②の工程へ進んでください。
②エンジンオイル及びエレメント交換作業時に、オイル規定量の総量に対して10%、計量カップを用いて
SOD-1 Plus を計り配合してください。
*オイル規定量範囲内で添加して下さい。エンジンオイル規定量4ℓの場合
《 エンジンオイル 3.6ℓ + SOD-1 Plus 0.4ℓ = 4.0ℓ 》
③SOD-1 Plus を加えたオイル交換作業が完了しましたら、なじみをもたせる為、約5分間アイドリングします。
④次に2,000回転域で(ガソリン車)、1,000~1,500回転域で(ディーゼル)約1~2分間空吹かしします。
(エンジンの汚れの状態によっては、③の作業は省略してもかまいません。)
(汚れの酷いエンジンの場合は、同時にオイルフィルターも交換し、1時間以上のアイドリングをお勧めします。)
白煙、黒煙、油圧タペット音、騒音、排ガスの低下が現れます。
⑤SOD-1 Plus 施工ステッカーにご記入いただき、5,000km走行を目安に交換時期の説明をお願いします。
お客様へ丁寧に施工説明を行ってください。納得いただければ、リピーターになって頂けます。
また、SOD-1 Plus を通じてのコミニケーションが図れます。
【SOD-1 Plus 配合率の目安】
オイルの種類
配合比率
エンジンオイル
総量に対して
10%
パワーステオイル
総量に対して
10%
MT・ギヤオイル
総量に対して
10%
AT・CVTフルード
総量に対して
7%
DPF装置装着車へのSOD-1 Plus の添加は、施工手順、施工時の
注意事項を確認の上作業して下さい。
「DPF装置装着車は指定オイル(DL-1、DH-2)以外を使用すると、黒煙除去装置が目詰まりを
起こし、破損の原因になります。」
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AT/CVTオイル交換の重要性
【長期保有化が進み過走行車が既に多い=トラブル増加】
重要な動力伝達装置のオートマチックトランスミッション フルードの無交換車が増えており、故障やトラブルが発生
しています。 整備業界では、オートマチックミッションオイル交換(以下ATF交換)を推奨しているものの、約8万k
m以上AT F無交換車両については、ATF交換をお断りしているのが現状です。その理由としてATF無交換の過
走行車のATF交換を実施した場合に、変速ショック・滑りなどの不具合が発生する可能性がある為です。
【変速ショック・滑りの原因は?】
Oリング等からのオイルリーク、クラッチ・各機構の摩耗、スラッジ(酸化物質) 等のさまざまな原因が考えられま
す。ATFが劣化した状態で何とかAT機構の動きを保っていた場合、ATFを 新油に変えるだけでトラブルが現れる事
があります。それは「ATFが備えている摩擦特性とAT内部のクラッチディ スク等の摩擦係数の密接な関係」が影響
しています。
【ATFとクラッチ摩擦材の摩擦係数】
ATFは新油から劣化が進むにつれて摩擦力が高くなり、さらにAT内部の消耗を伴っているとコンタミが混ざることで
より摩擦力は高まります。 逆にクラッチディスクは、劣化・消耗が進むにつれ摩擦力が低下していきます。このこと
から、ある程度劣化・消耗の進んだクラッチディスクでも、ATFの摩擦力上昇により正常な走行が可能になります
が、その消耗に気づかずにATF交換を実施するとATF・クラッチディスクの摩擦力のバランスが悪く なり、滑り等が
表面化してしまうことが考えられます。
ATFに混在する「コンタミ(摩耗粉)」を検出
ATFの色やにおいだけでなく、ATFに混在する「コンタミ(摩耗粉)」を検出することで、AT本体内部の摩耗
(主に摩擦材の摩耗)を推測し、より的確なATF交換時期を判断します。 検査結果を基にATF交換後トラ
ブルの予見ができ、お客様にも実際に見て確認していただく事で、トラブル発生のリスクもご納得してい
ただきやすくなります。
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SOD-1 Plus の必要性
●オートマチック機構内部に蓄積した酸化物質の還元洗浄
(ストレーナー、クラッチ、バルブボディ等に付着したスラッジ除去)
ATミッション
オイルクーラー
ラジ
左 添加無(10万㎞走行オイル交換2回)
右 添加有(16万㎞走行オイル無交換)
SOD-1Plusはここまで洗浄します!
●変速ショック・滑り予防・車体振動(ジャダー)改善
(全国のホンダディーラー約300店舗で利用して頂いております。)
「SOD-1 Plus 」に限らず、ATの機構に添加剤を
使用すると、滑るのではないかといった心配が
少なからずあると思います。
※ 滑りに対する心配は全くありません。
●ゴム製の「Oリング・パッキン」の硬化抑制と柔軟性の回復
(オイル漏れ・滲み予防。AT内部の油圧回復)
「O」リングは非常に重要な役割を担っている為、硬化
・亀裂が起こると左記のような不具合に繋がります。
「Oリング」の硬化・亀裂発生
AT内部で油圧不足・オイル漏れが発生
SOD-1Plusを添加する事で重要な「O」リング
の柔軟性を保ちトラブルを防ぎます。又硬化
しかけている「O」リングをやわらかくする事で
油圧を回復し動力伝達能力を改善します。
●クラッチディスク、ギヤ、ベアリングの摩耗防止
走行を続けているとクラッチにスラッジが付着しジャダー
(車体振動)が起こります。クラッチに付着したスラッジ
を取り除きジャダーの発生を未然に防ぎます。クラッチの
摩耗も防止します。
金属表面に吸着し、オイル自体がコーティングの働きをし
ます。金属同士の摩擦抵抗が減少し、タービンやギヤ類
の寿命を大幅に伸ばします。シフトの入りも改善します。
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変速ショック・滑り発生
クラッチ摩耗・破損等トラブル発生
コンタミチェッカーを使ったAT内部の摩耗度チェック
【車輌の現状確認】
・停車時での各レンジへシフトチェンジを行い不具合の確認
・車輌オーナーに同行して頂き走行中の不具合の確認
・リコール、サービスキャンペーン等に該当していないかの確認
・オイル量、オイル漏れの確認
【コンタミチェッカーを使用して簡易検査】
②ATFレベルゲージにホースを
入れATFを約20cc抜き取る。
①コンタミチェッカーをセット。
③専用フィルターを取り外しフィル
ターに残ったATFをエアで飛ばす。
④フィルター内にパーツクリー
ナーを注入。
⑤再びエアを吹き込みフィルター
内のATFが無くなるまで④~⑤
の作業を繰り返し行う。
⑥最後にフィルターを確認し、AT内部
摩耗の診断を行う。
15
診
断
基
準
消耗度1:ATの内部摩耗が極めて少ない状態(ATF交換推奨レベル)
フィルターが新品に近い状態で、コンタミはほとんど確認できない。
※フィルターの目視チェックが消耗度1であっても作業中に目詰まり した場合、
ATF交換はお勧めできません。
消耗度2:AT内部の消耗が多少みられる状態(ATF交換注意レベル)
部分的あるいは全体的に薄い黒ずみがる。大半は白いイメージ。
※フィルターの目視チェックが消耗度2であっても作業中に 目詰まりした場合、
ATF交換はお勧めできません。
消耗度3:AT内部の消耗が激しい状態(ATF交換危険レベル)
ATF吸引中にフィルターが目詰まりする、も
しくは新品フィルターと比較すると変色してお
り、 AT内部摩耗が進行している状態です。
ATF交換をきっかけに走行に支障きたすトラ
ブル発生の 可能性があります。
※ 注 意
「ATFコンタミチェッカー」は、あくまでATFの一部からAT内部の消耗(主に摩擦材の消耗)を推測するも
ので、ATF交換後のノントラブルを保証するものではありません。最終的なATF交換の判断は、ATF交換
歴や走行状態等を含め総合的に行って下さい。
施 工 手 順
[ ATF ]
SOD-1 Plus をATFに添加する場合は、ATF交換と同時に添加をお願いします。
添加前にATF交換の良否判定を実施してください。
注意!
ATF交換が出来ない車両は添加出来ません。基本的に SOD-1 Plus 単体の添加は、不可です。
但し、最近ATFを交換された車両(約6ヶ月、5,000㎞以内)であれば、添加だけという施工も
可能です。
①ATオイル交換前に車両点検を実施します。
車両に異常が無ければ、②の工程へ。車両に異常がある場合は、お客様へ説明をお願いします。
②ATミッションオイル交換作業時に、オイル総量に対して、SOD-1 Plus を計量カップにより7%配合します。
*オイル規定量範囲内で添加して下さい。
*必ず総量に対して7%の添加をお願いします。
③SOD-1 Plus をATレベルゲージを抜いて添加します。
*フルオートATFチェンジャーで交換される場合は、最初に新油に SOD-1Plus を添加して交換する方法もあります。
④次にPレンジからLレンジまでゆっくりと操作し、Pレンジに戻して約5~10分アイドリングします。
⑤オイルの量を確認します。
⑥SOD-1 Plus 施工ステッカーにご記入いただき、20,000km走行を目安に交換時期の説明をお願いします。
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ATF: 施工前のポイント① 【作業前チェック】
普通車で8年8万km、軽自動車で6年6万km以上走行している車両は、
作業前の十分なチェックをお願いします。
(ATF交換だけでも不具合の発生する車両があります。)
上記使用年数と走行距離は、あくまでも目安です。施工可能か否かは、実際のお車の状態に
基因します。作業判断ができない場合は、お問合わせください。
ATF:施工前のポイント② 【注意事項1】
*ATFに SOD-1 Plus を添加する場合は、ATF交換と同時に施工して下さい。
添加前にATF交換の良否判断を必ず実施してください。
ATF交換が出来ない車両は、添加できません。基本的に、SOD-1 Plus 単体の添加は、不可です。
*最近オイルを交換された場合(約6ヶ月、5,000km)であれば、添加だけという施工は可能です。
*ATF交換の良否は、各店舗様で設定されている基準で判断をお願いします。
【注意事項2】
*変速ショック、滑り、加速不良などの修理目的に使用する場合は、必ずお客様への説明を行った
後で添加をお願いします。
(添加後の改善事例は多数ありますが、すべての症状の改善を保証するものではありません。)
「 SOD-1 Plus 」 の添加をお断りする車両
①ATFがサラサラの状態で、焦げた臭いもあり、沈殿物にキラキラした金属粉がある車両
*沈殿物、金属粉はATミッション内部の異常が考えられます。
②ATFが黒く変色している車両
*ATミッション内部の摩耗が考えられます。
③ATFがドロドロのヘドロ状である車両
*明らかにATミッション内部に異常があります。
④ATFに水が混入し乳化している車両
*水が混入している場合は、修理がひつようです。
⑤オイル漏れしている車両
*オイル漏れは修理必要です。
⑥著しい異音、振動、滑り、変速ショック、加速不良などがある車両
*ATミッション内部に異常がありますので修理が必要。
⑦他の添加剤との併用
*SOD-1 Plus 本来の性能を重視する為と、他の添加剤との熱による化学変化が予測できずに
トラブルの危険性がある為。
⑧並行輸入車
*並行輸入車は、原則として添加不可です。
⑨エクストロイドCVT(グロリア・セドリック・スカイライン等)、マーコンV指定車
*特殊機構のAT専用オイルになります。
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施 工 手 順(パワステオイル)
①パワーステアリング交換作業時又は補充時に、オイル規定量範囲内で、SOD-1 Plus を計量カップにより10%添加
します。
*オイル規定量範囲内で添加して下さい。パワーステアリングオイル規定量1.5ℓの場合
《 パワステオイル1.35ℓ + SOD-1 Plus 0.15ℓ = 1.50ℓ 》
*補充の場合は、総量に対して10%添加出来るように古いパワステフルードを一部抜いて規定量補充して下さい。 *車種別に定められた方法でオイル量が規定値であることを確認してください。
②SOD-1 Plus を加えたオイル交換作業が完了しましたら、なじみをもたせる為、エンジンを始動し左右すえ切りを
3回行います。(ハンドルは、切りっぱなしにしないで下さい。)
*すえ切り作業時に、作動音の低下が現れます。
③SOD-1 Plus 施工ステッカーにご記入いただき、次回交換時期の説明をお願いします。
お客様へ丁寧に施工説明を行ってください。納得いただければ、リピーターになって頂けます。
また、SOD-1 Plus を通じてお客様とのコミニケーションが図れます。
【パワーステオイル配合率の目安】
*オイル総量に対して10%添加
排気量
添加量
軽自動車
100cc
1,000cc~2,000cc
150cc
2,000cc以上
200cc
100cc
【適応車種】
●すべての油圧式パワーステアリング装着国産車・輸入車に対応
「SOD-1 Plus」の添加をお断りする車両
①オイルの漏れのある車両
パワーステアリングポンプ、ホース、ステアリングギヤボックス等からの著しいオイル漏れがある場合は、(補充しても
直ぐにオイルが減ってしまう。目視でオイルがポタポタ漏れているのが分かる等の)機械的トラブルですので、故障部品
交換後の添加をオススメします。
②パワーステアリングポンプからの異音がある車両
オイル漏れが酷く、オイルが規定量より少ない状態で走行していると、オイルポンプの異音が著しく大きくなります。
この場合は、ポンプの故障ですので、ポンプ修理後の添加をオススメします。
③他の添加剤との併用
SOD-1 Plus 本来の性能を発揮するため、および他の添加剤との化学変化が予測できないため、併用はさけて下さい。
販 売 の ポ イ ン ト
*新車登録から、3~5年、走行距離約5万㎞超のパワーステアリングオイルは、少量オイルが減っている、または
汚れています。そういった車両に、オイルの補充のみではなく、「摩耗予防」、「漏れ防止」、「堆積物・付着物の低減」
の為にSOD-1 Plus を添加していただくようオススメして下さい。(出来れば、パワステオイル交換+SOD-1 Plus )
愛車に長く乗って頂くこと、パワステ機構の正常な状態を長く保つことが目的です。
*ステアリング操作時に、シュー音やシャー音など以前よりも作動音が大きくなってきた車両や、市街地走行が多い
車両にオススメです。(シビアコンディションでの走行)
*パワステオイルの滲み症状のある車両に、SOD-1 Plus は効果的です。「車検まで部品交換をせず持たせたい。」という
お客様に添加して頂くようオススメしてください。
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施工時の注意事項
[ DPF・尿素SCR装置付]
DPF装置付車両に「 SOD-1 Plus 」を添加した場合、燃焼室の汚れの程度によりDPFランプが
点灯する場合があります。これは添加後ピストンとシリンダーの密封性が高まる事で、圧縮が良く
なり完全燃焼に近づきます。完全燃焼に回復することで今まで燃焼室に蓄積していたディーゼル
微粒子(PM)が燃えて排出される為、一時的にPM排出量が増え、DPFランプが点灯する場合
があります。(車両により個体差があり、数回点灯する場合もあります)燃焼室のPMがある程度
除去された後は、通常の点灯サイクルになります。
○既にDPFランプが点灯している場合はコンピューターリセット及び強制燃焼をお願いします
(コンピューターリセット及び強制燃焼後でもDPFランプが消えない場合は修理が必要です) ○添加後DPFランプが点灯した場合 (手動スイッチ有車両)
各メーカーの作業手順に従い手動燃焼を行って頂くか各ディーラーにお持ちください
○添加後DPFランプが点灯した場合 (手動スイッチ無)
各ディーラーにお持ち頂くか、診断機を導入している店舗は、診断機で強制燃焼をお願いし
ます。
*DPF装置自体、各メーカー不具合が多いので作業には十分注意をお願いします
*DPFランプが全く点灯しなくなる訳ではありません。
【長期検証の結果】 下記の効果が期待できます。
①DPF装置付、尿素付車両に添加できることが確認出来ました。
②車両により、個体差が有りますが、DPFランプの点灯間隔を伸ばす事が出来ました。
配達時間のロスを削減
強制燃焼による排気ガスの排出削減
燃料費の削減
ドライバーの負担軽減
19
【添加事例】
SOD-1 Plus Q&A (エンジン)
Q1 SOD-1
A
Plus はどんなエンジンにも使用できますか?
・ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、LPGエンジン、二輪4サイクル、水平対向、ロータリー、ハイブリッドエンジン
を問わずに使用できます。
(★但し2サイクルエンジンは使用しないで下さい。)
Q2 どんなオイルでも添加できますか?
A
・エンジンオイルだけでなくATF・CVTF、MTミッションオイル、デフオイルパワステF、トランスファーオイルにも使用できます。
(★但し二輪レース用植物オイル、エクストロイドCVT用ATF(グロリア)等の、特殊オイルには使用しないで下さい。)
Q3 SOD-1
Plus
を添加した場合エンジンオイル交換サイクルはどれ位になりますか?
・オイルの酸化による劣化を遅らせ、オイル減りを抑えることから、サイクルが長くなります。ガソリン車での一般走行の場合、
2万キロ走行しても大きな劣化は見られません。しかし、車の使用条件に起因しオイル交換サイクルの長さに差異が生じます。
・SOD-1 Plus は、シリンダー内壁や各周動部分に強固な潤滑油膜を形成します。このことにより、摩擦抵抗を軽減し、 オイルシール・
パッキン等の硬化予防、スラッジ等の炭化物質の発生を抑え、オイル自体の潤滑性能を長期間保つことが可能です。
A
・オイル交換は自動車メーカーの推奨する交換サイクル10,000㎞又は6ヶ月ごとで充分です。
(★但しシビアコンディションの場合は5,000㎞ 3ヶ月での交換をお薦めします。)
・ディーゼルエンジンの場合は軽油が燃焼する際に発生する多量のススをオイル自体が取り込むため、粘度上昇(増粘)による
燃費悪化やパワーダウンが生じる事があります。よって通常の交換サイクルを大きく超える事はお薦めしません。
・初回添加の場合には5,000㎞を目安に交換をお薦めします。その後の新油と SOD-1 Plus の併用により、適正油糧が確保されている
場合、オイル交換サイクルは一層長くなります。
Q4 SOD-1 Plus を添加後どれ位走行すればエンジン内部洗浄できますか?
A
・エンジンの汚れの状態に基因します。
長時間鉱物油を使用しているエンジンには、かなりのスラッジ、カーボン等が付着しているので、汚れの状態により内部洗浄が
できる走行距離も変化します。通常のオイルラインは、50~100㎞走行で洗浄が完了します。
Q5 ひどい汚れも綺麗になりますか?
・SOD-1 Plus は、強力な清浄分散性を持ちます。これによりエンジン内部の酸化物質(スラッジ、カーボン)を還元し綺麗にします。
A
汚れの状態に寄っては、通常のオイル交換の際に継続して SOD-1 Plus をお使いになる事をお薦めします。
(★但しカーボン・スラッジが多量に堆積している車両は添加しないで下さい。お客様の強い要望により施工する場合は、
弊社へご連絡下さい。特に10年8万㎞を経過している低年式車、スズキ車への施工は注意してください。)
Q6 オイル漏れが止まりますか?
A
・SOD-1 Plus には硬化したシール材、パッキン材を膨潤させる性質があります。シール、パッキンの硬化に関わるオイル滲み、
少々のオイル漏れは解消します。
(★但し部品の破損等によるメカニカルトラブルは、解消できないので部品の交換をお願いします。)
Q7 白煙は止まりますか?
A
・SOD-1 Plus の持つ極性基の作用で、シリンダー内部の密封性を高め、また強力な清浄分散性によりオイルリングの固着等を
解消する事が可能です。このことにより、オイル上がりを解消できるので、白煙症状は改善します。
・またオイル下がり(エンジンヘッド部のカムシャフトやバルブ部分のオイルが燃焼する)についても、硬化したシール材を
膨潤させることで、白煙症状を改善します。
(★但し部品の破損等によるメカニカルトラブルは、解消できないので部品の交換をお願いします。)
Q8 タービンとオイルクーラーに問題は生じませんか?
A
・SOD-1 Plus はエンジンオイルの持つ性能を阻害することなく、粘度指数を向上させます。
よって、高温度・高回転という状況下でも強力な油膜を保持し、タービンを保護します。
・もちろん、オイルクーラーへの影響もありません。オイルラインの洗浄により油温の安定が図れます。
20
SOD-1 Plus Q&A (エンジン)
Q9
黒煙が止まりますか?
・黒煙は、ピストンとシリンダー間のクリアランスを正常に保てない状態で、不完全燃焼を起こし発生します。
A
SOD-1 Plus はこのクリアランスを正常に近い状態にし、不完全燃焼を解消します。また強力な清浄分散性により、燃焼の際に発生する
多量のススをオイル内に取り込むため、黒煙は解消されます。
(★但し部品の破損等によるメカニカルトラブルは、解消できないので部品の交換をお願いします。)
Q10 エンジンのパワーはアップしますか?
A
・SOD-1 Plus はエンジン内部の密封性を高め(圧縮漏れ、吹抜けを防止)、完全燃焼に近づけると共に、オイルライン上の各回転
部分の機能を、正常な状態に戻す働きがあります。このことにより、MT、ATを問わず、より新車時の状態に近づきます。
(★但しAT車両においては、動力伝達機構の状態に基因し、体感できにくい場合もあります。)
Q11 なぜオイルが行き届かない燃焼室、バルブが洗浄されるのですか?
A
・SOD-1 Plus にはエンジン内部を走行しながら洗浄し、エンジン内部を正常な状態に戻していく働きがあります。また、金属面に
吸着し油膜を形成する働きもありますので、圧縮圧力も改善します。
圧縮圧力を改善に伴い、車の燃焼状態も改善され、燃焼室、バルブが清掃されます。(不完全燃焼の改善)
Q12 タペット音は止まりますか?
・カムとバルブリフターの適正な隙間が失われ、クリアランスが大きくなった場合や金属同士が直接触れ合う状態になった
A
場合に異音や焼き付きが発生します。SOD-1 Plus は強靭な油膜を形成する性質があるので、金属同士の直接接触を防ぐと同時に
摩耗を防止します。よって、クリアランスが正常な状態に近づき、更にオイルラインの洗浄効果でスムーズなオイル供給が可能
になるため、タペット音は解消します。
(★但しクリアランスが大きすぎる場合は改善できません。バルブクリアランスの調整をお勧めします。)
Q13 オイルフィルター等の目詰まりは起こりませんか?
A
・内部の汚れ(スラッジ、カーボン等)を瞬時に剥離洗浄させるのではなく、微粒子にして分散させる為、オイルラインの目詰まり等は
起こりません。但し、エンジン内部の汚れがひどい場合は、オイル通路の詰まりが考えられます。分解整備を行いオイル通路の確保
と汚れ(スラッジ、カーボン等)を取り除いて下さい。又、判断が難しい場合は弊社までご相談下さい。
Q14 寒冷地でもSOD-1 Plus を使用出来ますか?
・エステルをベースとした化学合成油の為、マイナス30℃に近い極寒の地に於いても滑らかな低温流動性を保ち始動性や燃費へ
の影響は有りません。
Q15 0W-20等各メーカーの低粘度オイルに使用出来ますか?
A
・近年、低燃費車が増える中で低粘度オイルを各メーカーが使用しています。又、メーカーにより車種専用低粘度(粘度が公開され
てない)のオイルも販売されてます。低粘度オイルに SOD-1 Plus を添加しても燃費に影響は有りませんので、安心してご使用下さい。
Q16 SOD-1 Plus 添加後のエンジン内部の洗浄効果について
A
・SOD-1 Plus はエンジン内部の洗浄を行う性能がありますが、エンジン型式、使用状況により、洗浄・分解性能に個体差がでます。
オイルラインやオイルが直接作用しているところは、分解時間が短いです。
・ヘッドカバーやヘッドボルト付近などオイルが循環しにくい場所のスラッジについては、洗浄時間が通常より長くなります。
Q17 SOD-1 Plusを添加した場合オイル交換毎に使用しなくてはいけないのですか?
A
・10,000㎞以上持続する独自の潤滑油膜とオイル性能の維持やコンディションを回復させる為に適した成分がオイルに
溶け込み、効果を発揮させております。その為オイル交換をするとオイルと一緒に SOD-1 Plus も抜けてしまいますので、
効果を持続させたい場合は、オイル交換毎の添加をお薦めします。
Q18 スポーツ走行用車両にも使用できますか?
A
・エンジン、ミッション、デフを問わず使用できます。過酷な使用条件(長時間にわたる高温、高圧、高回転)においても
SOD-1 Plus は各オイルの特性を強化すると共に劣化を抑え、高い効果を発揮します。
21
SOD-1 Plus Q&A (ATF&パワステ)
Q1 ATのショックや、滑りが止まりますか?
・ATFはエンジンオイルほど早くないものの、劣化します。特にFF車はFR車に比較してエンジン、ミッション、デフが一体と
A
なっているため熱劣化(粘度指数低下)が早く進みます。
劣化に伴う症状としては滑りによる発信の遅れ、シフト時のショックが挙げられます。SOD-1 Plus はATFに要求される低温流動性や
高温、高圧に対する適正粘度の維持、ギア保護、潤滑性に効果を発揮し、滑りやシフト時のショックを低減します。
Q2 ATのショック、滑りはどの程度解消されますか?
・新油交換時に SOD-1 Plus を添加することで、オイルラインのトラブルによる軽いショック、滑りは解消されます。
A
またATFのみを交換してショック、滑りが改善できなかった場合でも SOD-1 Plus を添加することで、これらのトラブルを解消できる
こともあります。改善の有無については、個体差もありますが目安として50㎞~100㎞の走行後に判断してください。
(★但し電気的なトラブルに伴うショック、シフト不良については、解消できないので修理をお願いします。)
Q3 全てのATに使用できますか?
・ATの機構の違いによってATFは様々な専用オイルが使用されていますが、基本的な要求性能は変わりません。ATF・CVTFに
問題なく使用できます。但しMERCON-V指定車、やエクストロイドCVT搭載車 (セドリック、グロリア、スカイライン)などの特
A
殊機構のATは別です。
(★但しMERCON-V指定車、やエクストロイドCVT搭載車(セドリック、グロリア、スカイライン)などの特殊機構のATには使用しな
いで下さい。)
Q4 ホンダ車(フィット・モビリオ)等の発進時の振動「ジャダー」に効果がありますか?
A
・ホンダ車CVT(マルチマチック)のジャダーには抜群の効果を発揮します。車両の状態にもよりますが、大半の場合SOD-1 Plus
添加後、約10分の通常走行で効果が現れます。フィット、モビリオ、HR-V、シビック、エアーウェブ等のマルチマチック
搭載車には、症状がでる前から早めの添加をお薦めします。
Q1 パワーステアリングポンプの音が止まりますか?
A
・SOD-1 Plus は電気的に金属に付着する性質を持ち、優れた潤滑性、耐摩耗性を発揮するため、ポンプの働きを正常な状態に
戻すだけでなく、ポンプ、ギアの損傷を予防・保護します。よって異音は軽減します。
(★但しATFを使用しない電動式については改善できません。パワステ機構を確認して添加してください。)
Q2 パワーステアリングポンプのオイル漏れが止まりますか?
A
・パワーステにはシール材が使用されています。SOD-1 Plus には、硬化したシール材を膨潤させる性能があります。
このため、オイルの滲み、少々の漏れであれば解消します。
(★但し部品の破損等によるメカニカルトラブルは、解消できないので部品の交換をお願いします。)
Q3 パワーステポンプの音、オイル漏れはどの程度解消されますか?
・パワーステポンプやギアに対しては、パワーステフルードの耐摩耗性や優れた潤滑性が要求されます。
A
SOD-1 Plus は金属面に電気的に付着して優れた耐摩耗性や潤滑性を発揮するため、ポンプの音は
殆ど解消されまた硬化したシールを膨潤させることによりオイル漏れも殆ど解消します。
(★但し部品の破損等によるメカニカルトラブルは、解消できないので部品の交換をお願いします。)
Q4 SOD-1 Plus をパワーステオイルに添加する場合どんな車種にも使用できますか?
A
・すべての油圧式パワーステアリング装着国産車・輸入車に使用できます。
パワーステアリングオイル、ATF使用車共に添加可能です。
Q5 パワーステアリングのガスケット・シール等への影響はありませんか?
A
・パワーステアリングには、シール材が使用されています、ガスケット・シールを傷める成分は
一切使用しておりませんので安心してご使用して下さい。
22
SOD-1 Plus Q&A (MTミッション・デフ)
Q1 ギアミッション、デフの音が解消されますか?
・ミッション、デフに使用されるオイルは歯車の保護が最も大切な役割です。そこでギアオイルには
A
高温に対する酸化安定性、熱安定性、高圧、高回転に対する極圧性などが要求されます。
SOD-1 Plus はこれらの要求をカバーする事により騒音を軽減します。但し特殊MTに使用されるオイルの場合は別です。
SOD-1 Plus Q&A ( 二 輪 )
Q1 クラッチは滑りませんか?
A
・SOD-1 Plus はクラッチを滑らせたり、オイルフィルターを詰まらせたりする固形物(PTFE、モリブデン等)は一切
含まれておりませんので安心してご使用ください。
Q2 ハーレーのようにオイル系統が別れている(エンジン、ミッション、クラッチ)
車両はどのように使用したら良いのですか?
A
・SOD-1 Plus は、エンジン、ミッション、クラッチオイルすべてに使用できます。
各オイル系統に配合率を目安に添加してください。
Q3 2サイクルエンジンには使用できますか?
A
・2サイクルエンジンには、使用できません。
Q4 過走行車・年式が古い車両に使用できますか?
A
・過走行車、旧年式車共に使用できます。
(メンテナンスが悪い車両は添加前に十分な車両の点検を実施して下さい。)
23
「SOD-1 Plus」はホンダ車のジャダーを改善します。
[Hondaフィット動力伝達経路]
[HondaフィットCVTカットミッション]
スタートクラッチ
プライマリー
プーリー
デフ
金属ベルト
出力ギヤ
セカンダリー
プーリー
スタート
クラッチ
ジャダーを改善できる理由は「SOD-1」
の還元洗浄力でクラッチプレート付着物
を除去し再付着を予防します。
*「ジャダー」にお困りの方は是非お試しください。
*施工時の注意事項
*オートマチックトランスミッション施工時は、必ずCVT専用オイル全量交換してください。
SOD-1 Plus 添加だけ行いますとジャダーが再発する可能性があります。
過走行車でクラッチの摩耗の状態若しくは、ミッション内部の汚れによりジャダーが再発
した場合は、もう一度CVTオイル交換と SOD-1Plus 添加をお願いします。
*最近ATFを交換された場合(1ヶ月、1,000㎞)以内であれば、SOD-1 Plus 添加だけでも大丈夫です。
*CVTオイルは、ホンダ純正HMMFオイル又は、カストロールタイプHを推奨します。
CVT専用オイルであればどのメーカーでも添加可能ですが、推奨していません。
(マルチマチックオイルの交換時期メーカー指定は40,000㎞です。)
<対象車両>
車種
型式
年式
オイル総量(2WD)
添加量(2WD)
オイル総量(4WD)
添加量(4WD)
フィット
GD1~4
(平成13~19年)
5.40ℓ
0.35ℓ
6.10ℓ
0.40ℓ
フィットアリア
GD6~9
(平成13~16年)
5.40ℓ
0.35ℓ
6.10ℓ
0.40ℓ
モビリオ
GB1~2
(平成13~15年)
5.40ℓ
0.35ℓ
6.10ℓ
0.40ℓ
モビリオスパイク
GK1~2
(平成13~15年)
5.40ℓ
0.35ℓ
6.10ℓ
0.40ℓ
シビック・フェリオ
EU1・3
(平成12~15年)
5.60ℓ
0.40ℓ
シビックハイブリッド
ES9
(平成12~15年)
5.40ℓ
0.35ℓ
インサイト
ZE1
(平成11~17年)
5.50ℓ
0.40ℓ
HR-V
GH1~4
(平成13~15年)
6.30ℓ
0.40ℓ
6.70ℓ
0.45ℓ
エアーウエイブ
GJ1~2
(平成17年4月~18年3月)
5.40ℓ
0.35ℓ
6.10ℓ
0.40ℓ
ロゴ
GA3
(平成8~13年)
6.30ℓ
0.40ℓ
6.90ℓ
0.48ℓ
*対象車両は、現在確認している車両だけになります。上記の年式以外にもCVTジャダーが確認
されているようですので、必ず現車で確認してください。
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メーカー別 「SOD-1 Plus」 効果一覧
トヨタ車
○ セルシオ(UCF10,11、UCF20、21)エンジン始動直後のタペット音と、又は逆に完全に温まって
から発生するタペット音に効果がありました。同等クラスのクラウンマジェスタ、アリストでも効果が
ありました。
○ セルシオ、クラウン、ウインダム、カムリ、コロナ、クレスタ等のパワーステアリングポンプからの
異音(ハンドル操作音、シュー音、シャー音等)、すえ切時の異音にも効果があります。
○ グランドハイエース、グランビア、ハイエース、ハイラックスサーフ、ランドクルーザー、タウンエース
ライトエース、(2L、3L、5L、1KZ、2C、3C)等のディーゼル車では、黒煙の減少と異音の低減に
効果があります。
○ スパシオ(平成19年式 12万km走行)冷間時の音が大きかったが添加後小さくなり加速も回復。
○ MR2(平成2年式 13万km走行)エンジン始動時に白煙がでていたが、約20km走行で白煙が
止まった。
○ プラッツ(7万km走行)タイミングチェーンからのガチャガチャ音が添加後小さくなった。
○ マークX(平成18年式6万㎞ 4GR-FSE)エンジンが冷えている時VVT付近からの異音が添加後改善
○ レクサスIS(平成17年式5万㎞ 4GR-FSE)エンジンが冷えている時VVT付近からのカラカラ音添加後改善
ニッサン車
○ セドリック/グロリア、フェアレディZ、シーマ(Y31、Y32、Z31、Z32)等のVG系V6エンジンの ターボ車(VG20DET、VG30DETT、VG20、VG30)等で多発していたタペット音の抑制に効果
がありました。テラノ、エルグランド、レパード、ローレル等のVG系エンジンでも同様の効果があります。
VQ系(VQ20DE、VQ25DE、VQ30DE、)搭載のセドリック、グロリア、セフィーロ、ティアナ、フーガ
Z33、ムラーノでも予防としての使用をオススメします。
○ RB系(RB20DET、RB2025DET、RB26DETT、)搭載のスカイライン(BNR34、BCNR33 BNR32、HR34GTS、HCR33、HCR32タイプM、HR32)、ローレル(C34、35)、セフィーロ
ステージア(WGNC34)、シルビア、180SX等の油音の低下によりタペット音が大きく鳴り出す
場合にも、SOD-1を添加すると油圧の低下が抑えられ、異音の軽減が確認されました。
○ MG22S(K6A)搭載のモコ12万㎞ATF無交換車輌。ATF交換+SOD-1Plus添加して出だしが良く
なり、加速も良く、全体的に走りが軽くなった。
ホンダ車
○ フィット(GD1~4)フィットアリア(GD6~GD9)モビリオ(GB1、2)モビリオスパイク
(GK1~2)シビックフェリオ(EU1~3)シビックハイブリッド(ES9)HR-V(GH1~4)
エアーウェイブ(GJ1~GJ2)ロゴ(GA3)等のCVT搭載の発進時の振動ジャダーに
効果があります。SOD-1Plus 添加後5分~10分で体感できます。
○ VTEC搭載車は、回転、吹け上がりがよくなった事例があります。
○ ATへの添加で変速ショックの改善効果も確認できました。
○ パワーステアリングでは、ストリーム(RN1~4)のポンプからの異音の改善事例の報告がありました。
又ストリームでは、AT内部のベアリングからの異音の改善報告がありました。
○ オデッセイ(RA1~5)では、燃費の改善事例があります。
○ ステップワゴン(RF1、2 7万㎞)AT変速ショック及びバックギヤに入れると異音が添加後改善
○ ステップワゴン(平成13年式 RF3~8 7万㎞)パワーステアリング操作時異音が添加後改善
マツダ車
○ ロータリーエンジン搭載車両RX7(FC3S、FD3S)ユーノスコスモ等で使用できます。
圧縮低下の防止、アペックスシールの保護、オイル消費の低下に効果があります。
○ ボンゴ等のディーゼルエンジンで黒煙、異音の減少が確認できました。
○ デミオ(DW3W)オートマチック変速ショック・異音改善できました。
25
ミツビシ車
○ GDI搭載車の異音については効果はありませんでしたが、予防として早期に添加していた
車両は、異音の発生が殆どなく予防効果が確認できました。
○ ディーゼルエンジンでは、パジェロ、デリカスペースギヤ等では、エンジン音が静かになり、黒煙の減少が
確認できました。
○ シャリオのATにSOD-1Plusを添加した場合変速ショックが改善しました。
○ ミニカのATに添加した場合、変速ショックの改善が確認されました。
○ ミニカ(平成13年式 19万9千㎞)ATF交換後SOD-1Plusを300cc添加。変速時のショックがしなくなった。
スバル車
○ インプレッサ(GDA、GDB)、インプレッサワゴン(GF8)、レガシィ(B4、BH5・BH9)レガシイワゴン等
に使用し、水平対向のEJ20、EJ22T、EJ25T等のエンジンでは、よくタペットの異音が発生しますが
SOD-1Plus添加により改善された報告が多数あります。又タペット音が発生する前に予防としての使用を
オススメします。
○ ヴィヴィオ、SOD-1Plus添加後レスポンス、吹き上がり向上しました。
○ プレオスーパーチャージャーに添加した場合は、異音低減、燃費向上しました。
スズキ車
○ ワゴンR、アルト、セルボ等のK6Aエンジン搭載車で発進時にアクセルを踏み込むとカラカラ音が出る
症状に効果がありました。(オイルメンテが悪い車両に多く発生し圧縮漏れが原因のようです。)
(スズキ車のターボ車の白煙は、タービン破損が原因ですので、添加不可です。)
特にターボ車は、オイルメンテナンスが悪いとタービン本体が破損し、白煙、オイル消費が発生します
○ セルボ(13万km走行)ATミッションの滑りがあるが、添加後滑り改善。
○ セルボ(平成8年式 8万km)白煙によるオイル消費、添加後白煙が止まりました。
○ ジムニー(平成9年式 10万8千㎞)ATF交換し、SOD-1Plus注入後、出足、加速が格段にUPし、シフトが
スムーズで、滑らかになり、静かになった。
ダイハツ車
○ テリオス等のダイハツ車全般の車両で、特にスタート時にアクセルを踏み込むとカラカラ異音
が出る症状に効果がありました。(オイルメンテナンスが悪い車両に多く発生圧縮漏れが原因の
ようです。)エンジンを始動直後(暖まっていない状態)の時の異音にも効果があります。
○ 軽自動車は特にシビアコンディションが多いので早期予防での使用をオススメします。
特にターボ車は、オイルメンテナンスが悪いとタービン本体が破損し、白煙、オイル消費が
発生しているケースが多いので早期予防での使用をオススメします。
○ ミラターボ(平成6年 15万8千km)白煙がでる、オイル消費、添加後白煙改善、音も静かになりました。
輸入車
○ ベンツCクラス(平成9年式 12万1千km)1回も交換してなかったので、多少の不安が有りましたが
SOD-1Plus注入後シフトがスムーズになり、アクセルを開けた時の出力UPにも繋がった感じがします。
○ Mベンツ(平成19年式 12万9千㎞)ATF交換後SOD-1Plusを添加。交換後の走行フィーリングは大変良く、
変速ショックが無くなりスムーズに成り加速も良く感じます。特にダウンシフトの変速がスムーズに成りました。
○ BMW740Li(韓国 14万km)循環式で交換が出来ない車種なので3回に分けてオイルを交換後、SOD‐1
Plusを添加。15分間のアイドリング中に、パーキングモードからDに変速する時の衝撃が完全に無くなった。
26
ドライバー&メカニックより
シーケンシャルミッションのシフトチェンジが大
幅に改善。シフトダウン・シフトアップ時の「カキ
ン」と言う音が軽減した。高温、高負荷、高回転
でも安心してアクセルを踏みぬく事が出来る。
「約200Km/hまでのシフトアップ・シフトダウン
でもスムースな加速を実現出来ます。」
SOD-1 Plus添加無
(約2時間走行)
SOD-1 Plus添加後
レース用 ミッションオイル
85W‐250
新油
摩耗痕径 0.83 ㎜
(約2時間走行)
レース用 ミッションオイル
85W‐250+SOD-1 Plus
使用油
使用油
摩耗痕径 0.93 ㎜
酸溶解分析・金属元素(mass ppm)
分析No Fe(鉄) Pb(鉛) Cu(銅) Cr(クロム) Al(アルミ) Ni(ニッケル) Sn(錫)
19120796 24.9
0.0
0.5
0.2
3.1
0.0
0.1
24.9
摩耗痕径 0.38 ㎜
酸溶解分析・金属元素(mass ppm)
分析No Fe(鉄) Pb(鉛) Cu(銅) Cr(クロム) Al(アルミ) Ni(ニッケル) Sn(錫)
19120797 1.2
0.0
0.2
0.0
0.2
0.0
0.0
1.2