スーパーウォール40・65

三和の天井収納式間仕切
スーパーウォール40・65
取扱説明書
この取扱説明書をよくお読みのうえ、正しくご使用ください。
また、いつでもお読みいただけるよう大切に保管してください。
※建設会社・お施主様へ
この取扱説明書は実際にご使用される方へ必ずお渡しください。
ご使用上の注意
ください。死亡または
警告: 次の警告事項を必ず守って
重傷を負う可能性があります。
パネルの開閉が完全に終了するまで離れないで
ください。緊急時の停止操作ができません。
パネル開閉中は、人や車の出入りを絶対におやめ
ください。はさまれると危険です。
床面から5cmの範囲は、
障害物検知装置が
働きません。
閉鎖中のパネルの下には、絶対に手や足を入れな
いでください。はさまれて手や足を骨折したり切断
するおそれがあります。
押ボタンスイッチのまわりには、障害物となる物を
置かないでください。緊急のとき操作できません。
パネルにハシゴを立て掛けて作業をしないでくだ
さい。パネルが動いて転落するおそれがあります。
パネルにぶらさがらないでください。はさまれたり、
落下して重傷を負うおそれがあります。
3
ご使用上の注意
次の注意事項を必ず守ってください。軽傷を負うか、
注意:ま
たは物的損害の可能性があります。
開閉中は、パネルにさわらないでください。パネル
の溝に指をはさまれる危険があります。
パネルの開閉に支障となるような器物を置かない
でください。パネルや器物を破損するおそれがあ
ります。
障害物検知装置は、最低 1ヵ月に 1 度、作動の確
認をしてください(13ページを参照ください)。
障害物検知装置の無線信号装置送信機の電池は
定期的に交換してください(12 ページを参照くだ
さい)。
パネルの改造、分解は行わないでください。故障
または性能低下の原因となります。
台風などの強風時に、パネルを開閉しないでくだ
さい。パネルが壊れるおそれがあります。
4
ご使用上の注意
次の注意事項を必ず守ってください。軽傷を負うか、
注意:ま
たは物的損害の可能性があります。
パネル開閉中は、パネルに手をふれないでくださ
い。まぐさの間に手をはさむおそれがあります。
スイッチ・制御盤など、電気部品の周辺には水を
かけないでください。漏電、誤作動などの故障の
原因になることがあります。
当商品では、お客様に特に注意して正しくご
使 用いただくための「 警 告ラベル」をス
イッチボックスのフタおよび無線信号装置送
信機に貼り付けています。
十分ご理解のうえご使用ください。
<スイッチボックス>
<無線信号装置送信機>
5
●停電時の操作
停電時の操作は、専用の操作用具
(チェーンまたはハンドル)
を用いて行います。
開閉機の種類によっては、操作用具がオプションとなっているため設置していない場合があります。
その場合は最寄りの
三和シヤッター工業
(株)
営業所またはFTS
(修理連絡先)
までご連絡ください。
警告
「緊急必要時以外」
は停電復帰を待って、通常の操作を行ってください。やむをえず操作をする場合は、下記の事項を
確認してください。
●高い所での作業は、足場の安全を確保してから行ってください。
●パネル開閉中は、人や車の出入りを絶対におやめください。はさまれると危険です。
●操作中に「停電復帰」のおそれがあります。事前に制御盤のブレーカまたはパネルシャッターの電源を切ってください。
●点検口を開ける際、
チェーンやハンドルが落下してくることがありますので注意して開けてください。
お願い
●チェーン操作時、
ブレーキ解放ひもが垂れ下がっているとチェーンガイドに巻き込むおそれがあります。
●操作用具
(チェーンまたはハンドル)
によりパネルを開放するときは、全開近くになりましたらそれ以上開放しないでください。座板
がまぐさにあたり、
まぐさが損壊するおそれがあります。
●操作終了後は操作用具
(チェーンまたはハンドル)
をもとの状態に戻してください。特にハンドル式の場合は、操作後、開閉機
にハンドルが付いたままになっていないことを確認してください。
●天井の点検口を開けてください。
●操作方法はチェーン式とハンドル式があります。開閉機に設置されている方法に基づいて操作用具(チェーン
またはハンドル)をセットし、操作を行ってください。
チェーン操作
ハンドル操作
ハンドル
チェーン
8
ハンドル式の操作方法
■パネルを開放するとき
①ハンドルを開閉機の軸に止まるまで差し込んでください。
ハンドル側からみて
②ハンドルを回してください。ハンドルを回す方向は、
パネルが左側にあるときは、時計方向、右側にあるときは、反時計方向
に回してください。パネルが開放していきます。
(天井面)
まで開放されたら、
それ以上ハンドルを
③パネルが上限位置
回さないでください。故障の原因になります。
④開放操作が終了したら、必ずハンドルを軸から外してください。外した
ハンドルは開閉機よこにハンドルかけがありますので掛けてください。
ハンドル
ブレーキ解放ひも
パネル
■パネルを閉鎖するとき
①パネルの下に障害物のないことを確認してください。
②開閉機にハンドルが付いていないことを確認してください。ハンドルが
付いているときは必ず軸から外し、開閉機よこのハンドルかけに掛けて
ください。付けたままでパネルを下ろすと、振動によりハンドルが落下す
るおそれがあります。
③ブレーキ解放ひもを引くと高速でパネルが閉まるので解放ひもは
注意しながら少しずつ操作してください。解放ひもを放すとパネルは
停止します。
ブレーキ解放ひもを放してください。下げすぎ
④パネルが床面に接触したら、
は故障の原因になります。
ブレーキ解放ひも
パネル
ブレーキ解放ひもの
※ 手動操作の方法につきましては、
先端に付いている
「手動操作札」
にも記載しています。
チェーン式の操作方法
■パネルを開放するとき
開閉機
①パネルから遠い側のチェーンを引いてください。パネルが開放していき
ます。
②パネルが上限位置(天井面)
まで開放されたら、
それ以上チェーンを引
かないでください。故障の原因になります。
③チェーンをチェーン収納袋に入れてください。
遠い側のチェーン
パネル
■パネルを閉鎖するとき
①パネルの下に障害物のないことを確認してください。
②ブレーキ解放ひもを引くと高速でパネルが閉まるので解放ひもは注意
しながら少しずつ操作してください。解放ひもを放すとパネルは停止し
ます。
③パネルが床面に接触したら、
ブレーキ解放ひもを放してください。 下げすぎは故障の原因になります。
ブレーキ解放ひも
パネル
ブレーキ解放ひもの
※ 手動操作の方法につきましては、
先端に付いている
「手動操作札」
にも記載しています。
9
●中柱の操作
中柱の移動・収納
●中柱は通常、パネルが上がっているときは壁側に納めておきます。
キャッチボックス
(収納例)
中柱
中柱
レール
中柱
壁面
壁面
平行に移動
90°
回転して
壁面に押しつける
壁側で90°
回転
壁面
パネルを閉鎖するとき
注意
ハンドルを回す際、引っ掛かりを感じるときは、回すのをやめ、中柱が正
しいセット位置にあるかどうかを確認してください(手順④、⑤を再度確認
してください)
。無理に回すと中柱が破損し、故障の原因になります。
手順:中柱を所定の位置に移動→中柱固定→パネル閉鎖
① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦
①
壁 側に納めてある中 柱
のハンドル 差し込 み穴
にハンドルを差し込み、
反 時 計 回り( 左 方 向 )
に約 180°
回転させてく
ださい。中 柱の固定が
解除されます。
②
中柱を壁から離して 90°
回転させてください。
③
中柱を押してセット位置
まで 移 動させてくださ
い。移動するときはハン
ドルを差し込まないでく
ださい。
キャッチボックスの中へ
中柱をカタンと当たるま
で押し入れてください。
ハンドル
差し込み穴
反時計回り
ハンドル
差し込み穴
④
キャッチ
ボックス
ハンドル
⑤
床 面のツボの間にある
目印ピンに、中柱下部
の赤い目印をあわせてく
ださい。
赤い目印
⑥
ハンドル の 差し込み穴
にハンドルを差し込み、
時計回り
(右方向)に約
180 °回転させてくださ
い。
(確実に回っていな
いと押ボタンスイッチの閉
鎖ボタン を押しても
パネルは動きません)
ツボ
閉 鎖ボタン を押す
とパネルは閉鎖します。
時計回り
ハンドル
⑦
目印ピン
ハンドル差込み穴
パネルを開放するとき
手順:閉めるときと逆の手順で行ってください。
パネル開放→中柱固定解除→中柱を壁面の納め位置に移動
10
⑧
スイッチボックスの鍵と
ハンドルをひもで結んで
おくと便利です。