層間ネット/ネットフック カタログ

KYOWA Catalog
住宅建築関連商品 ■安全ネット関連商品
層間ネット
■特徴
・耐衝撃性、耐摩耗性、耐候性に優れます。
・長期間の展張に耐え、工事現場の安全を確保します。
■用途
・高所作業における墜落防止
・手工具等の落下防止
■製品規格
材質
網目の大きさ(mm)
網糸強さ(N)
標準サイズ(m)
ポリエステル
15
400以上
0.5×6
提供形態
販売
ネットフック NTF7
■特徴
・木造建築物の梁などに簡単に取り付けることが可能です。
・床パネル工法にもつかえます。
■用途
・安全ネットの設置
■製品規格
材質
質量(g)
ねじ穴径(mm)
鋼
38
4.3
提供形態
販売
ネットフック7用の丸木ねじはM4.1×45を使用して下さい。
○ネットフック 施工事例
53
使用基準・使用方法
低層住宅用安全ネット(木造用)システム
[1]適用
この基準は低層住宅用安全ネットを適切に架設し、安全に使用していただくためのものです。
[2]使用方法
建築
○金具の取り付け
・ネットフック7は、梁または柱等に丸木ネジ(M4.1×45)2本で固定し、首下まで締め付けてください 。
標準締付トルク1.48N・m ※。
○取り付け間隔
・取り付け間隔は1.0m以下、角部は2箇所としてください。
○安全ネットの架設
・ネットフック7に安全ネットの縁綱を掛けて使用してください。
※参考:クラッチダイヤルの目安5(パナソニック製EZ74A1LS2Gの場合 )
橋梁
ネットフック7取り付け(角部)
安全ネット架設後(角部)
安全ネット架設後(辺部)
[3]性能等
1)部材の性能
表-1 各部材の性能
項目
安全ネット
必要な強さ N
400以上※1
ネットフック7
丸木ネジM4.1×45
487以上
測定結果 N
440
4321
2124(計算値)
適合可否
適合
適合
適合
※1 一般社団法人仮設工業会 安全ネットの認定基準
2)落下試験
安全ネットシステムの人体防護性能を確認するために、仮
設工業会の基準に則して落下試験を行いました。
表-2の通り、角部が1点支持である場合、ネットの外れや破
れが発生します。
支持点間隔が1.67mを超えると隙間が0.3m以上開くため、
それ以下で使用する必要があります。
表-2 安全ネットの落下試験結果
合計
支持点数
辺部
角部
支持点間隔 ネットサイズ
m
m
落下高さ 破網角部 破網辺部
m
目
目
隙間
m
2.65
外れ40
30
0.5
71
3.2
3.8
1.76
破れ30
30
0.3
125
2.5
3.1
0
20
0.5
110
2.9
3.4
0
20
0.3
130
2.4
2.9
1.25
0
15
0.2
141
2.0
2.6
1.00
0
12
0.15
145
1.9
2.5
1
8
4
2
12
8
3
12
4
2.50
4
16
8
1.67
5
20
12
6
24
16
1点×4箇所
2点×4箇所
5.3×5.3
落体
kg
90
3.98
[4]参考
固定点数と減速度の関係
160
グラフ-1ネット固定点数と減速度(衝撃吸収性との関係)
3) 丸木ネジの引抜耐力
計算条件:木材(ひのき)の比重
ro …0.41
木ネジの呼び径(mm)
d …4.1
木ネジの長さ(mm)
l …45
主材への有効打ち込み長(mm)
Lr …25.9(=2/3×l−d)
ネジの本数(本)
n …2
引抜耐力(N)
Pw
1.5
Pw=38.1×ro ×d×Lr×n
=38.1×0.411.5×4.1×25.9×2
=2124
140
減速度 m/s2 120
100
80
土木
落下試験条件:落錘の重量(kg) m …90
落下高さ(m) h …3.98
支持点数(点) s …16(支持点間隔1.67m)
重力加速度(m/s2) g …9.807
支持点1箇所にかかる荷重(N) f
f=m×√(2gh) ×g/s
=90×√(2×9.807×3.98)×9.807/16
=487
静止垂下量 最大垂下量
m
m
グラフ-1ネット固定点数と減速度(衝撃吸収性との関係)
1) ネット固定点数と減速度の関係
2) 支持点に掛かる荷重
減速度
m/s2
住建
試験
水準
60
40
20
0
0
5
10
15
20
25
30
固定点数
表-3 木材の比重
種類
比重
米松
0.53
ヒバ
0.41
ヒノキ
0.41
スギ
0.38
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