Hi−Vision中継における現場時差再生 ハイビジョン・スポーツ中継において放送枠の関係から現場からの時差再生が 行われる場合がある。 単純に525放送との一体化放送を完プロとして時差再生するならば、その作 業は比較的難易度は低いが、525放送側が放送時間が確定しにくい競技であ る場合、確定率が低くなるほどその値に反比例するように難易度は高くなる。 それは多くの場合、時差再生開始時間が収録終了からさほど時間が経過していない 事から時間調整の判断をする時間が確保できない点と再生用の同録テープがいまだ D−5が認められていないために1ロールあたりの確保できる収録時間が1時間とい う制限がある為で、これらの障害は事前に綿密な打ち合わせと準備、できる限りのシ ュミレーションを行っていれば問題ではない。
© Copyright 2024 ExpyDoc