GE Healthcare 信頼と実績の医用画像の外部保管サービス「医知の蔵」が、 新機能の追加とより導入しやすい価格体系になって新登場。 2012 年からサービスを開始した「医知の蔵」は、200 ∼ 1000 床台の国公立および民間病院様で ご導入いただき、安定したサービスを提供し続けています。外部保管サービスは以下のように多くの メリットをご提供します。 原本データの長期保管をガイドラインに則って安心して委託できる システム管理者に 施設内のサーバ機器の台数削減で障害リスクや手間を削減できる とってのメリット 大規模災害によるデータ消失のリスクを大幅に低減できる システムの初期導入費が削減でき、キャッシュフローを改善できる 病院経営層に 突発的なストレージ増設など想定外の一時費用を抑えることができる とってのメリット データ保護や災害対策への先進的な取り組みを患者様にアピールできる 上記の他にも外部保管サービスには以下のような様々なメリットがあります。 設置スペースを 削減できる 電気代を 削減できる ハードウェア保守切れによる データ移行が不要 常に最新の ソフトウェアを利用できる 一方で、必ずしも外部保管サービスの採用が進んでいない背景には、導入に対する不安や懸念があるからです。 また、共通している主な不安や懸念は以下の 3 点です。 ①「セキュリティ」への不安 ②「囲い込み」への不信 ③「コスト削減」への疑問 ※記載内容は、お断りなく変更することがありますのでご了承ください。 ※院内の環境、又はお使いのデバイスにより、使用感等が異なることがあります。 Rev. 01 DOCJB19896JA GE Healthcare 「医知の蔵 2.0」が、これまでの実績+新機能の追加+新たな 価格体系の導入により、これらの不安を払拭します。 ①「セキュリティ」への不安 図① セキュリティについては、ガイドラインが備えるべき要件を明示しています。 但し、医療機 関側が外部保管サービスを選ぶ際に、どこまでガイドラインを遵守できているか判断する のは容易ではありません。ISMS のような第三者による認証を得ていることが、安全な サービスを選ぶ重要な基準となります。 「医知の蔵」 は ISMS 認証取得サービスです (図①) 。 ②「囲い込み」への不信 医知の蔵 TM サービス事業において認証取得 登録番号: No.JP12/080227 登録範囲: 医療情報等をクラウドを介して受託管理するサービス事業 医知の蔵は、国際標準規格である DICOM などに準拠したデータ管理や通信を提供する ベンダー中立型の外部保管サービスです。 院内でお使いの PACS がどのベンダー製であっ ても、オープンにご利用いただけます。 また、データの移動も DICOM 通信でユーザ様が行 うことが可能であり、 この場合、 データの移動に対して費用は発生しません。 お客様を囲い込むことなくオープンで中立的な保管サービスをご提供します (図②) 。 図② VNA 概念図 (Vender Neutral Archive) ③「コスト削減」への疑問 <サービスラインの拡充> 新しいサービスラインアップとしては医療機関様がよりお求めしやすい「医知の蔵ベー シック」 の提供を始めました ( (図③) 。 500 キロ以上離れた2拠点でデータを保管し、1 か 所はサービス提供するデータセンター、もう1か所はデータをバックアップ(注)する機能 に絞ることで、データ保存を担保しながら費用を抑えた医療機関様がお求めしやすい価 格帯として提供できるようになりました。 また、従来型のサービスを「医知の蔵プレミア ム」 として、引き続きご提供いたします。 2拠点の内、1 か所が止まってももう 1 か所です ぐにサービスが提供できる体制を整えており、サービス提供の継続性を重視したライン 図③ 病院 医知の蔵ベーシック 医知の蔵プレミアム(従来型) プライマリサイト 病院 プライマリサイト アップとなります。 achieve (注)医知の蔵ベーシックのセカンダリサイトのバックアップ機能とは、サービスを復元するための データ (画像データ、データベースのデータを含む)のみが保管されており、これらの付帯情報を含め て PACS PACS 運用に応答するための機能がないため、プライマリサイトの設備に障害が起きた場合は、 サービス復旧までに長期間を要する場合がございます。 achieve PACS Backup achieve セカンダリサイト セカンダリサイト <新しい価格体系> 従来の医知の蔵では、毎月締めの際に蓄積されているトータルの保管容量に対して課金 しておりましたが、医知の蔵 2.0 で新たに採用された価格体系では、毎月締めの時点で、 前月と比べて増加している部分にのみ課金する方式に改良しました(図④) 。 従来型では 図④ 時間の経過とともに、支払額も逓増してしまうことが懸念材料となっていましたが、新方 式の採用により、毎月のお支払額は急なデータ発生量の変更がない限り、ほぼ定額に近 いものとなります。 また医知の蔵 2.0 では、 TB 単位から GB 単位での単価設定に改良され、 より厳密に 「使った分だけお支払い」 いただくことができます。 <画像容量を賢く管理する機能 (ILM) を実装> 医知の蔵 2.0 では新機能「ILM」を搭載。 ILM はお客様自身の手で画像の再圧縮や削除を 従来 医知の蔵 2.0 請求対象 請求対象 今月 追加した データ量 今月 追加した データ量 前月 までの 蓄積量 前月 までの 蓄積量 前月 までの 蓄積量 前月 までの 蓄積量 前月 当月 前月 当月 可能にするシステム管理者向けツールです。 例えば、120 歳を超えた患者様のデータを削 除する、他院から取り込まれたデータは○年経ったら非可逆圧縮化するなど、特定の条件 を満たすデータに対して再圧縮や削除を行う設定が可能なソフトウェアです。 特定の条 件とは、DICOM ヘッダーから得られる施設名、検査種、検査日、患者年齢などのパラメー 図⑤ ILM なし タを組み合わせて設定することができます。 新規発生データ量は、次第に増えていく傾向 請求対象 にありますが、ILM の再圧縮や削除機能を活用することで、図⑤のように支払いコストを 今月 追加した データ量 抑えることが可能です。 このように、医知の蔵 2.0 では、新しいサービスライン、新しい機能と新しい価格体系を 組み合わせることで、長期保管サーバを購入して施設内に置く場合 (オンプレミス) と比べ て、 5 年間のトータルコストで削減できるよう設定されています。 ILM あり 請求対象 ILM による 削減量 今月 追加した データ量 前月 までの 蓄積量 前月 までの 蓄積量 前月 までの 蓄積量 前月までの 蓄積量 前月 当月 前月 当月 ILM ・・・ Image Life-cycle Management:画像のライフサイクル管理ツール 医知の蔵 2.0 は、お使いになっている PACS がどのベンダーのものであるかに関わらず、 安全性・機能性・コストなどあらゆる面で自信を持ってお勧めできる外部保管サービスです。 ご関心をお持ちいただけましたら、 ぜひ弊社営業担当者へお申し付けいただくか、 あるいは下記の電話や Web フォームからお問い合わせください。 GE ヘルスケア・ジャパン ケアカスタマー・コールセンター: 0120-202-021 Web サイト: www.gehealthcare.co.jp
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