平成27年 6月22日経済産業省令第51号

特許法施行規則
昭和35年 3月 8日通商産業省令第10号
改正:平成27年 6月22日経済産業省令第51号(特許法施行規則等の一部を改正する省令)
改正前
改正後
-本則施行日:平成27年 7月 1日
(国際特許出願等についての優先権書類の提 (国際特許出願等についての優先権書類の提
出等)
出等)
第三十八条の十四 特許協力条約第八条(1) 第三十八条の十四 特許協力条約第八条(1)
の規定による優先権の主張を伴う国際特許出 の規定による優先権の主張を伴う国際特許出
願又は特許法第百八十四条の二十第一項の申 願又は特許法第百八十四条の二十第一項の申
出をする者は、規則17.1(a)に規定する優先 出をする者は、規則17.1(a)に規定する優先
権書類(以下この項において「優先権書類」 権書類(以下この項において「優先権書類」
という。)を、国内書面提出期間が満了する という。)を、国内書面提出期間が満了する
時の属する日後(同条第四項の規定により特 時の属する日後(同条第四項の規定により特
許出願とみなされた国際出願については、同 許出願とみなされた国際出願については、同
項に規定する決定の後)二月以内に特許庁長 項に規定する決定の後)二月以内に特許庁長
官に提出することができる。ただし、その国 官に提出することができる。ただし、その国
際特許出願の出願人又はその申出をする者が 際特許出願の出願人又はその申出をする者が
その責めに帰することができない理由により その責めに帰することができない理由により
当該期間内に優先権書類を提出することがで 当該期間内に優先権書類を提出することがで
きないときは、その理由がなくなつた日から きないときは、その理由がなくなつた日から
十四日(在外者にあつては、二月)以内でそ 十四日(在外者にあつては、二月)以内でそ
の期間の経過後六月以内に当該優先権書類を の期間の経過後六月以内に当該優先権書類を
特許庁長官に提出することができる。
特許庁長官に提出することができる。
2 前項の規定による優先権書類の提出は、 2 前項の規定による優先権書類の提出は、
様式第三十六によりしなければならない。
様式第三十六によりしなければならない。
3 国際特許出願又は特許法第百八十四条の 3 国際特許出願又は特許法第百八十四条の
二十第四項の規定により特許出願とみなされ 二十第四項の規定により特許出願とみなされ
た国際出願について同法第四十一条第一項の た国際出願について同法第四十一条第一項の
規定による優先権の主張(同項第一号に規定 規定による優先権の主張(同項第一号に規定
する正当な理由があるときにするものに限る する正当な理由があるときにするものに限る
。)をした者(規則49の3.2(a)の規定に基づ 。)をした者(規則49の3.2(a)の規定に基づ
く優先権の回復を請求する者に限る。)は、 く優先権の回復を請求する者に限る。)は、
国内書面提出期間(特許法第百八十四条の四 国内書面提出期間(特許法第百八十四条の四
第一項ただし書の外国語特許出願にあつては 第一項ただし書の外国語特許出願にあつては
、翻訳文提出特例期間◆追加◆)が満了する 、翻訳文提出特例期間。以下この項において
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時の属する日後一月以内に様式第三十六の三 同じ。)が満了する時の属する日後一月以内
により作成した回復理由書を提出しなければ に様式第三十六の三により作成した回復理由
ならない。◆追加◆
書を提出しなければならない。ただし、国内
4 前項の回復理由書を提出する場合には、 書面提出期間内に出願審査の請求をした場合
特許法第四十一条第一項第一号に規定する正 にあつては、その請求の日から一月以内に当
当な理由があることを証明する書面を添付し 該回復理由書を提出しなければならない。
なければならない。ただし、特許庁長官が、 4 前項の回復理由書を提出する場合には、
その必要がないと認めるときは、この限りで 特許法第四十一条第一項第一号に規定する正
ない。
当な理由があることを証明する書面を添付し
5 第三項の回復理由書の提出は、二以上の なければならない。ただし、特許庁長官が、
事件に係る回復理由書について、当該書面の その必要がないと認めるときは、この限りで
内容(当該回復理由書に係る事件の表示を除 ない。
く。)が同一の場合に限り、一の書面でする 5 第三項の回復理由書の提出は、二以上の
ことができる。
事件に係る回復理由書について、当該書面の
6 第三項から前項までの規定は、国際特許 内容(当該回復理由書に係る事件の表示を除
出願又は特許法第百八十四条の二十第四項の く。)が同一の場合に限り、一の書面でする
規定により特許出願とみなされた国際出願に ことができる。
ついて同法第四十三条の二第一項(同法第四 6 第三項から前項までの規定は、国際特許
十三条の三第三項において準用する場合を含 出願又は特許法第百八十四条の二十第四項の
む。)の規定による優先権の主張をした者( 規定により特許出願とみなされた国際出願に
規則49の3.2(a)の規定に基づく優先権の回復 ついて同法第四十三条の二第一項(同法第四
を請求する者に限る。)について準用する。 十三条の三第三項において準用する場合を含
む。)の規定による優先権の主張をした者(
規則49の3.2(a)の規定に基づく優先権の回復
を請求する者に限る。)について準用する。
-改正法・附則・題名- ~平成27年 6月22日 経済産業省 令 第51号~
施行日:平成27年 7月 1日
◆追加◆
附
則(平成二七・六・二二経産令五一)抄
-改正法・附則- ~平成27年 6月22日 経済産業省 令 第51号~
施行日:平成27年 7月 1日
◆追加◆
(施行期日)
第一条 この省令は、平成二十七年七月一日
から施行する。
-改正法・附則- ~平成27年 6月22日 経済産業省 令 第51号~
施行日:平成27年 7月 1日
◆追加◆
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(特許法施行規則の一部改正に伴う経過措置
)
2
第二条 第一条の規定による改正後の特許法
施行規則第三十八条の十四第三項の規定は、
この省令の施行の日(以下「施行日」という
。)以後に出願審査の請求をする国際特許出
願又は特許法第百八十四条の二十第四項の規
定により特許出願とみなされた国際出願につ
いて適用し、施行日前に出願審査の請求をし
た国際特許出願又は同項の規定により特許出
願とみなされた国際出願については、なお従
前の例による。
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