今開く可能性の蕾 - 青森県立鰺ヶ沢高等学校

■舵
(かじ) 2015年
月17日/第34号
今開く可能性の蕾
「夢をつかむのは 自分次第 その蕾を今開花させよう」
新入生50名を迎え、また新たな鰺高の歴史を刻み始めました。
全校生徒170名それぞれの蕾は、未来を切り拓くため、力を充分に吸収し
今まさに花開こうとしている。
一人ひとりの思いを信じ、夢に向かって
その力、今、解き放て!
① 鰺高PTA新聞「舵」/2015年
月17日
﹁凡事徹底﹂
でいただき、熱気あふれたものとなり
して行うという意味です。四月の入学
ました。生徒が自主的に運営し、先生
式・始業式でも生徒に話しました。当
方が協力し、思い出に残るすばらしい
たり前のことが当たり前にできれば、
浩
校 長 三 上
体
育
祭
と
な
り
ま
し
た
。
物事はうまくいくものです。特別に難
しいことをする必要はないのです。人
生 徒 は 明 る く、 元 気 に 学 校 生 活 を
送っています。この三ヶ月間の出席率
に会ったら挨拶をする。何事において
は九九・五パーセントとほとんど休む
も時間を守る。自分の使う場所はきれ
生徒はいない状況です。高校総体も盛
いに掃除をする。人との約束、自分と
り上がりをみせました。相撲部は全員
の約束を守る。これらのことはすべて
が軽量級・中量級の選手で試合に臨み、 小学校の時に習うことです。当たり前
学校対抗の部で第三位を獲得し、東北
のことを当たり前にすることが、人間
大会に出場しました。東北大会の軽量
として一番大切なことです。そして、
級の部では、三年生の番場君が3連覇
それを徹底することで、より良き人生
を果たしました。水泳部は県高校選手
が開けると信じています。
今年度がスタートし、三ヶ月が過ぎ、
権において、四名の部員が全員優勝・
一昨年の夏、甲子園を制した前橋育
一学期が終わろうとしています。今年
入賞を果たし、東北大会の代表権を獲
英高校野球部のスローガンは﹁凡事徹
度は新入生五十名を加え、全校生徒一
得しました。男子学校対抗の部では、
底﹂です。全力疾走、丁寧なキャッチ
七〇名と若干の寂しさはあります。し
見事第二位を獲得しました。
ボール、誰でもできることを誰よりも
かし、人数は多ければいいというもの
さ て、﹁ 凡 事 徹 底 ﹂ こ れ は 私 の 大 好
丁寧に、誰よりも続けることで全国優
ではありません。少数精鋭、学校は大
きな言葉であり、私の教育理念でもあ
勝を飾りました。
いに盛り上っています。先日の体育祭
ります。何でもない普通のことを徹底
も天気に恵まれ、多くの保護者におい
松下電器、世界のパナソニックの創
業者
松下幸之助氏もこの言葉を好ん
で使いました。松下氏は、挨拶、整理
整頓、トイレ掃除が会社経営の要であ
るといっています。その会社がうまく
いっているかどうかは、売上高や帳簿
を見るよりもその会社を訪問し、社員
の姿や職場の様子を見ればわかると
言っています。
当たり前のことを当たり前にすると
いうことはそう簡単なことではありま
せん。しかし、決して難しいことでは
ないはずです。当たり前のことの積み
重ねが大きな力となります。誰でもで
きることを一つ一つ丁寧に、誰よりも
続けることが大きな成果につながりま
す。
﹁凡事徹底﹂この言葉を胸に刻み、
実践することで、子どもたちがより良
き人生を歩んでほしいと願っています。
月17日 ②
鰺高PTA新聞「舵」/2015年
月17日
③ 鰺高PTA新聞「舵」/2015年
26
教務部主任
数学
卓球部
白 川 茜
竹 内 遥 香
2学年付
国語
水泳部・JRC部
1学年付
理科
芸術部
新 任 者 紹 介
小 野 卓 哉
1学年主任
商業
相撲部
﹁会長就任の挨拶﹂
27
躍。︶ ど う か み ん な で 勝 利 の 女 神 が 微
員確保に努めて参りたいと思いますの
のOBでもあります。ご存じの方もあ
笑むよう応援し連敗を脱出させましょ
で、会員の皆さんのご協力をお願いい
るかも知れませんが、平成に入ってか
う。さて今年はどうなることか・・・
たします。
ら本校は夏の甲子園予選青森県大会
誠
PTA会長 長 谷 川
が ん ば れ 鰺 高 球 児!︵ こ の 広 報 誌 が
連
敗
中
で
あ
り
ま
す
。
本
校
か
ら
プ
ロ
野
球
本校の今年のスローガンは、夢をつ
発行される時には勝敗が出ているは
かむのは自分次第、そのつばみを今開
も輩出しております。︵堀内三郎氏。昭
ず・・・︶
花させようという思いを込めて﹁今開
和 年ドラフト 位で南海に入団。そ
日頃はPTA
く
の後ヤクルトでトレーナーとして活
活動に多大なご
可能性の蕾﹂に決定しました。小
規模校でも頑張れば大輪の花を咲かせ
支援とご協力を
第 回東北地区高等学校PTA連合会青森大会
夢が叶えるために、先生方には﹁熱意
いただき厚く御
礼申し上げます。 と情熱と愛情﹂をもって生徒を指導し
第 回東北地区高等学校PTA連合
るさと教育﹂をテーマに各校の取り組
てくださることをお願いするとともに、 さて、 月の
会青森大会が7月3日に行われました。 みなどが紹介されました。また、前年
PTA全体としても応援して参りたい
総会において工藤前会長の後、会長を
本校からは長谷川会長を始めとする5
度、東北地区高P連の調査広報委員を
務めさせていただくことになりました。 と思います。
名が参加しました。
務めた菊谷忠
母校である鰺高卒業後 数年の年月が
最後に私のモットーは﹁何事も楽し
光さんと本校
大会テーマ﹁ふるさとを愛し、豊か
く﹂であります。これからのPTA活
立ち、このような大役に就任すること
な心を育むために﹂∼PTA活動とふ
前会長の工藤
動行事についても楽しい企画を色々盛
るさと教育∼のもと、高校生による意
章彦さんがこ
見発表や﹂恐山菩提寺院代 南 直哉
れまでの功績
氏﹂による講演などが行われました。
を認められ表
研究テーマ発表では﹁PTA活動とふ
彰されました。
年度
鎌 田 孫 秀
平成
教頭
数学
り込んでいきたいと思いますので、会
員の皆さんも積極的に参加し交流を深
めて頂くことをお願いし就任の挨拶と
いたします。
そして最後の最後に私は本校野球部
事務長
4
になりましたが微力ながら一生懸命頑
張りますので、どうぞよろしくお願い
いたします。
さて、本校はここ数年少子化の影響
をまともに受け定員割が続き生徒数が
減少しております。生徒数の減少は、
学校の存亡にも係わることとな
り、このままでは学校自体が無
くなる可能性があります。そこ
で教育方針にも掲げている﹁地
域に信頼され、地元中学校に魅
力ある学校づくり﹂を積極的に
推進し、中学生に魅力のある学
校づくりをすることが急務と
なっております。その実現に向
けてPTAも積極的に協力して、
本校の魅力を積極的にPRし定
神 卓 哉
44
64
10
佐 藤 泉
30
64
6月5日㈮から7日㈰の日程で第68回青森県高等学校総合体育大会が行われました。本校
からは卓球部、バスケットボール部、バレーボール部、相撲部、水泳部と先に行われた陸上競
技部が参加しました。相撲部は団体戦で3位、個人戦では80㎏未満級で番場君(33HR:鰺ヶ
沢中)が優勝、磯辺君(22HR:大戸瀬中)が3位、100㎏未満級で猿川君(31HR:鰺ヶ沢中)
が2位の成績を収め、6月27日㈯から福島県で開催される東北大会への出場権を獲得しまし
た。水泳部は200mバタフライで田中君(31HR:鰺ヶ沢中)が優勝しました。また、1500
m自由形で渡邊君(31HR:鰺ヶ沢中)が7位、400m自由形、200m自由形で宮崎君(11HR:
鰺ヶ沢中)が4位の活躍をみせ、今月末に東北大会の出場権を懸けて行われる選手権大会へ向
けて順調な仕上がりをみせました。また、女子バスケットボール部が初戦突破をするなど、学
校全体に勢いを与える大会となりました。
団体リーグ戦 3勝16点 第3位 ※東北大会出場
個人体重別 80㎏未満 番場 優勝 ※東北大会出場
相
撲 磯辺 3位 ※東北大会出場
第68回東北高等学校相撲選手権大会
【団体】猿川璃空、番場偉史、瓜田太郎、磯辺奈央、
岩谷 楽、工藤雄輝
第58回選抜高等学校相撲大会出場決定
【個人】番場偉史(33HR:鰺ヶ沢中出身)大会3連覇達成
全日本ジュニア体重別相撲選手権出場決定
全種目で第63回東北高等学校選手権水泳競技大会出場決定
田中 匠、山本 卓、渡邊 輝、宮崎 陸
水
泳
女子バスケットボール
男子バスケットボール
バレーボール
卓
陸
球
上
競
技
100㎏未満 猿川 2位 ※東北大会出場
男子 200m自由形 宮崎 4位 男子400m自由形 宮崎 4位
男子1500m自由形 渡邊 7位 男子400m自由形 田中 3位
男子 200mバタフライ 田中 1位
1回戦 61−26 八北南郷 2回戦 27−103 弘前高校
1回戦 44−92 八戸商業
1回戦 0 − 2 八戸東
学校対抗戦 男子 1回戦 3−1 八工大一 2回戦 0−3 五所川原工業
女子 1回戦 1−3 七戸
シングルス 1回戦 池田 0−3 木村 0−3
入賞者なし
6月20日㈯に平成27年度体育祭が行われました。開会式では生徒会長から
の熱いメッセージに続き、32HR八木橋主匠君(鰺ヶ沢中出身)がユーモア溢
れる選手宣誓を行い、競技開始前から大いに盛り上がりました。今年は絶好の
体育祭日和のなかで競技が行われ、生徒は持てる力を遺憾なく発揮し、HR一
丸となって総合優勝を目指しました。また、例年より多くの方が来校し生徒に
声援を送ってくださり、素晴らしい体育祭となりました。
総合優勝 31HR
2位 32HR
3位 22HR
HR旗 1位 32HR
2位 31HR
3位 33HR
舵(かじ)/鰺高PTA新聞・第34号 平成27年7月17日発行 ■編集・発行/青森県立鰺ヶ沢高等学校PTA 〒038 2761 鰺ヶ沢町大字舞戸町字小夜72
鰺高PTA新聞「舵」/2015年
月17日 ④