「第18回九州昭和大学形成外科同門会プログラム・抄録集」を見る

第18回
九州昭和大学・形成外科同門会学術集会
プログラム・抄録集
日 時:平成27年1月24日(土)
会 場:ホテルニューオータニ佐賀
会 長:上村 哲司 (佐賀大学医学部附属病院 形成外科)
ご
案
内
至福岡
佐賀大和インター
至長崎
総合グラウンド●
長崎自動車道
●佐賀市文化会館
至福岡
国道34号
(北部バイパス)
●県警
●佐賀銀行
玉屋●
西部環状線
県庁●
東部環状線
佐賀駅
どん3の森●
国道264号
●図書館・体育館
ホテルニューオータニ佐賀
国道208号
(南部バイパス)
至佐賀空港
交 通 の ご 案 内
JRで 博多から佐賀まで……約35分
お車で 福岡空港から……約50分 博多駅から……約60分
佐賀空港から……約15分 佐賀駅から……約5分
長崎自動車道佐賀大和I.Cから…約15分
辻の堂バス停より徒歩1分
ホテルニューオータニ佐賀
佐賀市与賀町1番2号 TEL
(0952)
23−1111
www.newotani-saga.com
第 18 回九州昭和大学・形成外科同門会学術集会
【日 時】 平成 27 年1月 24 日(土)
15:00 ~ 一般口演
17:00 ~ 教育講演1
18:00 ~ 教育講演2
19:00 ~ 懇親新年会
【場 所】 学 術 集 会:ホテルニューオータニ佐賀 2F「天山の間」
ほうおう
懇親新年会:2F「鳳凰の間」
〒 840−0047 佐賀市与賀町1番2号
T E L 0952−23−1111
FAX 0952−25−9003
【会 費】 学術集会参加費: 2,000 円
懇 親 新 年 会:20,000 円
【世話人会】 九州昭和大学・形成外科同門会の会則(本プログラム4ページ)
に関して世話人会を2F「チェリオ」にて 17:45 から行います。
世話人の先生方は、ご参加の程よろしくお願い申し上げます。
【宿泊について】 宿泊費については、別途チェックアウトの際にお支払いくだ
さい。(朝食付き:10,000 円)
【連 絡 先】 事務局担当:菊池 守
佐賀大学医学部形成外科
〒 849−8501 佐賀市鍋島5−1−1
T E L 0952−34−2460 (医局)
FAX 0952−34−2084
―1―
1.学術集会
(1)受付は当日 14 時 30 分よりホテルニューオータニ佐賀2階
「天山の間」
の前にて行います。
(2)65 歳未満の同門会会員のみ、学術集会参加費および年会費として
2,000 円を申し受けます。
(3)口演時間はプログラム・抄録集 演題名に記載しております。口演
時間は、5分間・討論5分間です。時間厳守にてお願いします。
(4)発表はすべて PC プレゼンテーションのみとします。
発表中の画像操作は、ご自身でマウス・キーボードを操作して画面
を進めていただきます。
発表データとノートパソコンの受付は会場内の PC 受付にて行って
ください。
<スライドについて>
A.データ持ち込みの場合
メディアは USB メモリでお願いします。事前に必ず、データ
作成に使用されました PC 以外でのチェックをお願い致します。
会場で使用するパソコンは Windows
(OS は Windows7)です
(Macintosh をご使用の方は、PC をお持ち込みください)。アプ
リケーションソフトは Windows 版 Power Point 2013 ですので、
Power Point 2007 以降で作成してください。
発表データは、会場内の PC に一旦コピーさせていただきます
が、学術集会終了後に責任を持って消去いたします。
B.PC 本体をお持ち込みの方へ
Macintosh をご使用の場合は、必ず PC 本体をお持込ください。
ノ ー ト パ ソ コ ン を お 持 込 い た だ き ま す 場 合 は、 ミ ニ
D-sub15pin 端子「メス」が PC 本体にあることをご確認くださ
い。映像出力端子が本体についていない場合は、接続アダプタ等、
講演者ご本人でご用意ください。また、電源ケーブルまたはバッ
テリーも必ずご用意ください。
―2―
2.懇親新年会
懇親新年会は、19 時 00 分から始めさせていただきます。
―3―
「九州昭和大学・形成外科同門会」会則
第一条 名称
本会は,
「九州昭和大学・形成外科同門会」と称する。
第二条 目的
本会は、昭和大学形成外科の九州沖縄地区の関連施設に在籍する同門を中心に、研究発表
および教育講演等を通じ会員の勉学・研究に資することを目的とする。
また、会員相互の学問的交流を深めることを目的とする。
第三条 定期学術集会
本会は、第二条の目的を達成するために、毎年1回学術集会を開催する。
第四条 組織および運営
本会は、昭和大学形成外科同門会に属する会員により定期開催される。
本会は世話人の合議により運営される。同時に世話人の中から代表世話人を選出し、
世話人会の議事進行、渉外交渉にあたる。
学術集会会長は、当番世話人として開催年の前年より世話人会に参加する。
新世話人の選出は、世話人会にて推薦・承認されて選出する。
また監事を世話人から一人選出する。
第五条 会費
本会の会費は、昭和大学形成外科および佐賀大学形成外科の九州沖縄地区の関連施設に在籍す
るものから定期学術集会開催の際、徴収する。
第六条 世話人会
代表世話人が必要に応じて召集する。
第七条 単位
参加により日本形成外科学会認定専門医資格更新のための生涯教育基準点数 3点
となる。
第八条 会則
本会則は平成27 年1月24日をもってその効を有し、変更は世話人会で討議し決定する。
第九条 事務局
本会の事務局は、佐賀大学医学部形成外科に置く。
住所 〒849−8501 佐賀県佐賀市鍋島 5-1-1
―4―
九州昭和大学・形成外科同門会世話人
代表世話人
佐賀大学医学部 形成外科 診療教授
上村 哲司
世話人
佐賀大学医学部
診療教授
上村 哲司
聖マリア病院
部長
雑賀 厚臣
熊本機能病院
部長
小薗喜久夫
熊本リハビリテーション病院
部長
吉川 厚重
今給黎総合病院
部長
髙木 信介
新日鉄八幡記念病院
部長
高原 寛
大塚病院
部長
大塚康二朗
熊本赤十字病院
部長
黒川 正人
原口クリニック
院長
原口 和久
小住クリニック
院長
小住 和徳
(順不同)
原口クリニック
院長
原口 和久
講師
菊池 守
監 事
世話人会書記 佐賀大学医学部
―5―
プログラム
開会の辞 15:00~15:05 会長 上村 哲司
演題 1~5 15:05~15:55 座長 雑賀 厚臣
1.片側Dismasking法を用いて、片側上顎骨全摘と上顎、眼窩底を再建した
1例
佐賀大学医学部附属病院 形成外科 川野 啓成
2.左側上顎前歯部歯槽骨欠損に対して骨延長法により再建を行った1例
今給黎総合病院 形成外科 信太 薫
3.前橋赤十字病院口唇口蓋裂センターの歩み ~群馬モデルの構築へ~
前橋赤十字病院 形成・美容外科 村松 英之
4.熱傷後に川崎病の症状を呈した2例
聖マリア病院 形成外科 平野 正之
5.両母指末節部の石灰化病変に関して
昭和大学横浜市北部病院 形成外科 大塚 尚治
演題 6~ 9 15:55~16:35 座長 髙木 信介
6.筋弁・筋体におけるICG蛍光造影の有用性について
佐賀県医療センター 好生館 形成外科 佐竹 義泰
7.Veinsite®(静脈可視化装置)を用いた静脈皮弁のデザインについて
雪の聖母会 聖マリア病院 形成外科 雑賀 厚臣
―6―
8.血管柄付き骨膜移植による偽関節治療
今給黎総合病院 形成外科 髙木 信介
9.腹部SSIに対する治療
熊本赤十字病院 形成外科 黒川 正人
休憩 16:35~17:00
教育講演1 17:00~17:40 座長 小薗 喜久夫
「Millard 法 + 小三角弁法」
昭和大学医学部 名誉教授
鬼塚 卓弥 先生
休憩 17:40~18:00
世話人会 17:45~17:55(2F チェリオ)
教育講演2 18:00~18:45 座長 上村 哲司
「顎骨再建症例や唇顎口蓋裂症例へのデンタルインプラントの応用
と問題点」
佐賀大学医学部歯科口腔外科学講座教授
後藤 昌昭 先生
閉会の辞 18:45~18:50 会長 上村 哲司
記念撮影 18:50
懇親新年会 19:00〜
―7―
開会の辞 15:00~15:05 会長 上村 哲司
演題 1~5 15:05~15:55 座長 雑賀 厚臣
1.片側Dismasking法を用いて、片側上顎骨全摘と上顎、眼窩底を再建した1例
佐賀大学医学部附属病院 形成外科
川野 啓成、森川 綾
原田 慶美、石原 康裕
安田 聖人、楊井 哲
菊池 守、上村 哲司
中頭蓋深部や中顔面深部へのアプローチの際、顔面神経を温存し十分な術野を
確保するには工夫が必要である。Dismasking法は前、中頭蓋、上中顔面深部の操
作において十分な術野を得ることを目的として1993年に田島が報告し、頭蓋顔面
腫瘍、多発性顔面外傷にも応用されている。今回我々は、片側Dismasking法にて
片側上顎全摘を行い、頭蓋骨外板を用いて上顎、眼窩底を再建した症例を経験し
たので、若干の文献的考察を加え報告する。
2.左側上顎前歯部歯槽骨欠損に対して骨延長法により再建を行った1例
今給黎総合病院 形成外科
信太 薫、髙木 信介
外薗 寿典
昭和大学 江東豊洲病院
門松 香一
35歳男性。交通外傷にて両側上顎骨骨折受傷し同日ORIF+MMF施行。上顎前
歯欠損に対してインプラント挿入したが、左側インプラントが舌側に露出した。
インプラントを抜去したが歯槽骨欠損が大きかったため、上顎骨分節骨切り+骨
延長法により歯槽骨欠損を再建した。骨延長法により良好な歯槽堤が形成されイ
ンプラント挿入が可能となった。症例を供覧し骨切り、延長器装着の工夫点を報
告する。
―8―
3.前橋赤十字病院口唇口蓋裂センターの歩み ~群馬モデルの構築へ~
前橋赤十字病院 形成・美容外科
村松 英之、林 稔
徳中 亮平、梅澤 和也
群馬県立小児医療センター 形成外科
浜島 昭人、荒木 夏枝
昭和大学医学部 形成外科
村松 英之、吉本 信也
唇顎口蓋裂の治療は長期間に渡るチームアプローチが不可欠であることはいう
までもない。前橋赤十字病院でも2009年より口唇口蓋裂センターを開設し各科の
特色を活かした系統的な診療を開始した。これまでの経緯を①形成外科創設〜セ
ンター開設まで②センター開設後③群馬県内への医療連携の発展、の三期にわけ
て報告するとともに、開業矯正歯科医との連携において「群馬モデル」を構築し
運用しているので報告する。
4.熱傷後に川崎病の症状を呈した2例
聖マリア病院 形成外科
平野 正之、雑賀 厚臣
古賀 由依、伊藤 奈央
山路 佳久
川崎病は中型の血管が全身性に炎症を起こすことで、不明熱、両側眼球結膜の
充血、四肢末端の腫脹、皮膚の不定型発疹、口唇や舌の発赤、有痛性の非化膿性
頸部リンパ節腫脹を主症状とする疾患である。熱傷の経過中にこれらの症状を認
め、川崎病との鑑別を要することがあり、注意が必要である。今回我々は熱傷経
過中に川崎病の症状を呈した2例を経験したので、若干の文献的考察と共に報告
する。
―9―
5.両母指末節部の石灰化病変に関して
昭和大学横浜市北部病院 形成外科
大塚 尚治
46歳、女性。10年以上前から両側母指末節部掌側の硬化、外傷を契機の感染等
を反復。硬化部分の増大を認め初診となる。右;25×20㎜、左;28×22㎜の範囲
で皮膚は骨性硬、硬化部分の皮膚は全て腫瘍と癒着していた。単純レントゲン写
真で末節骨掌側に石灰化を認めた。この診断に関して検討したい。
演題 6~ 9 15:55~16:35 座長 髙木 信介
6.筋弁・筋体におけるICG蛍光造影の有用性について
佐賀県医療センター 好生館 形成外科
佐竹 義泰、増本 和之
佐賀大学医学部附属病院 形成外科
上村 哲司
近年、下肢救済外科においてICG蛍光造影による皮膚壊死範囲の可視化、その
有用性の報告が相次いでなされている。当院でも虚血部位判定の際にICG蛍光造
影を行っている。皮膚・皮弁に関して皮膚色・退色などICG蛍光造影を行わずと
もある程度評価可能であるが、筋弁・筋体に関して視覚的評価は乏しいためICG
蛍光造影が鋭敏な評価の一助となると考えられた。症例を供覧し若干の文献的考
察を加え報告する。
― 10 ―
7.Veinsite®(静脈可視化装置)を用いた静脈皮弁のデザインについて
雪の聖母会 聖マリア病院 形成外科
雑賀 厚臣、山路 佳久
伊藤 奈央、平野 正之
古賀 由依
Veinsite®は、非接触型の静脈可視化装置の一つである。肉眼的には捉えにくい
皮静脈の走行を知ることが可能で、静脈確保のみならず、形成外科分野では様々
な応用が考えられている。今回、動脈静脈皮膚の欠損を伴った指の切断に対し、
Veinsite®を用いてデザインした静脈皮弁を用い、動脈・静脈・皮膚の同時再建を
行うことができたため、そのメリットについて報告する。
8.血管柄付き骨膜移植による偽関節治療
今給黎総合病院 形成外科
髙木 信介、信太 薫
春山 勝紀、外薗 寿典
昭和大学江東豊洲病院 形成外科
門松 香一
日高病院 形成外科
有村スローン和子
感染性および非感染性偽関節において、感染や複数回の手術による骨膜の欠
損、瘢痕化に伴う血流障害が骨形成能低下の一因として考えられる。したがっ
て、病巣掻爬により生じた骨欠損に対する骨移植と骨膜欠損に対する骨膜移植を
同時に行う方法がより骨形成促進に働くと考える。今回われわれは、骨欠損が軽
度以下の偽関節症例に対して、大腿内顆部から採取した血管柄付き骨膜移植を行
い良好な結果が得られたため報告する。
― 11 ―
9.腹部SSIに対する治療
熊本赤十字病院 形成外科
黒川 正人、中馬 隆広
外科手術後のSSIに対する治療は難渋して、長期間を要することが多い。今
回、我々は局所陰圧閉鎖処置を併用することで治療期間の短縮を図ったのでここ
に報告する。
感染を認める場合には,ストマパウチなどを用いて持続洗浄を行いつつ持続吸
引を行う。感染が鎮静化した後に腸管の露出がなければ,直接局所陰圧閉鎖処置
を行い,腸管の露出がある場合は,腸管をアクアセルAgなどで保護しつつ局所
陰圧閉鎖処置を行う。ただし,開放創として治癒が進むと植皮が必要となること
が多いが,局所陰圧閉鎖処置とともにシューレース法を併用することで水平方向
の創縮小を促して植皮が必要なくなることもある。現在,我々の行っている腹部
離開創に対する治療のアルゴリズムも報告する。
休憩 16:35~17:00
教育講演1 17:00~17:40 「Millard 法 + 小三角弁法」
座長 小薗 喜久夫
昭和大学医学部 名誉教授
鬼塚 卓弥 先生
休憩 17:40~18:00
世話人会 17:45~17:55(2F チェリオ)
教育講演2 18:00~18:45 座長 上村 哲司
閉会の辞 18:45~18:50 会長 上村 哲司
「顎骨再建症例や唇顎口蓋裂症例へのデンタルインプラントの応用
と問題点」
佐賀大学医学部歯科口腔外科学講座教授
後藤 昌昭 先生
記念撮影 18:50
懇親新年会 19:00〜
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MEMO
第18回九州昭和大学・形成外科同門会学術集会開催にあたりましては、下記
の企業よりご協力、協賛いただきました。ここに厚く御礼申し上げます。
第18回九州昭和大学・形成外科同門会学術集会 会長 上村 哲司
(企業展示)
ケーシーアイ株式会社
センチュリーメディカル株式会社
スミス・アンド・ネフューウンドマネジメント株式会社
(広告)
科研製薬株式会社
株式会社キシヤ
株式会社ベアーメディック
タキロン株式会社
株式会社メディカルユーアンドエイ (順不同)
本 社 : 〒812-0062 福岡市東区松島 1 丁目 41 番 21 号
TEL :092-622-8000(代表)FAX:092-623-1313
営業所 : 北九州・福岡西・久留米・飯塚・佐賀・大村・長崎
佐世保・熊本・大分・鹿児島・宮崎