ドキュメント名 1/4 一定期間、装置の電源をお切りになるお客様へ 【対象装置】 G8010AA 5100 SVDV G8011AA 5100 VDV G8012AA 5100 DV 5100 シリーズの分光器は、一定の温度に温めることで安定しています。 そのため主電源は常時オンの状態ですが、停電、年末年始の休暇などで、止むを得ず装置の電源を止められることもあります。 本マニュアルでは、装置の停止から起動までの手順をご説明いたします。 装置の停止方法 装置正面左下に電源スイッチ、装置左側面下に電源ブレーカーがあります。 1.ICP Expart7(アプリケーションソフトウェア)が終了していることを確認し、電源スイッチをオフにします。 電源スイッチの LED が点灯から点滅に変わります。(約 20 秒間点滅します。) 2.電源スイッチの LED が消灯したら、電源ブレーカーをオフにします。(1 がオン、0 がオフの状態です。) ※必要に応じて電源ケーブルをコンセントから外してください。 ドキュメント名 2/4 装置の起動方法 AC200V が供給されおり、電源ケーブルがコンセントに接続されていることをご確認願います。 1.電源ブレーカーをオンにします。(1 がオン、0 がオフの状態です。) 2.電源スイッチをオンにします。 3.最終的に本体右上の LED(ステータスインジケーター)がオレンジの点滅に変わることをご確認ください。 4.ICP Expart7 を起動し、「ステータス」画面を確認します。 ポリクロメーターの温度が約 35℃に上昇するまで待ちます。数時間かかります。 ドキュメント名 3/4 5.ポリクロメーターの温度が 35℃に到達したら、Ar ガスパージ(約 20 分間)を実施します。 「較正」画面に切り替え、検出器の「較正」を実行します。 数分後に検出器の較正が終了し、「前回成功した較正日時」が現在の日時に変わったことを確認します。 6.純水をセットし、プラズマを点灯します。20 分~30 分安定させます。 純水を波長較正用標準試料に入れ替えます。 波長較正用標準試料がスプレーチャンバーに到達したら、波長較正画面にある「較正」を実行します。 較正が終了し結果の欄がすべて緑色チェックマークになっていることを確認します。 ドキュメント名 4/4 発光強度が低い場合 ポリクロメーターの温度が 35℃に到達した直後で、分光器が安定していない可能性があります。 装置を一晩安定(電源を入れたまま放置)させた後、翌日 “装置の起動方法”の 5 の手順から試みます。 ご不明な点は、カストマコンタクトセンタまで(電話受付 9:00~12:00、13:00~18:00 土、日、祝日は除きます) 電話 0120-477-111 FAX 0120-565-154 E-mail: [email protected] http://www.agilent.com/chem/jp
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