葦中生の真心 ~三年生を送る会を通して~

学校だより
ふじみ野市立葦原中学校
校長
星鏡奏輪
第45期生徒会スローガン
斉藤
第15号 27. 3. 3
三上 かや さん(2-1)
葦中生の真心
実
中山 暖 君(2-2)
~三年生を送る会を通して~
3月2日、県公立高等学校学力検査がありました。学校によっては、3日に面接や実技検査を実施
している学校もあります。3年生の多くの生徒が受検し、日頃の学習の成果を発揮しました。今まで
積み上げてきた努力が実を結び、全員にサクラが咲くよう願っています。
今、学校では、生徒と職員が、一丸となって「三年生を送る会」を創り上げています。今年も多く
の生徒が実行委員に名乗りをあげました。リーダーシップとフォロワーシップを養い、やり遂げる力
をもつ生徒を育成している葦原中としては、嬉しいかぎりです。頼もしい在校生です。
実行委員長の髙松 薫さん(2年)は、
「先輩方一人一人に今までの感謝を伝え、1、2年生全員で協力し成功させたいです。そして、葦原
中における先輩方の思い出を振り返り、この葦原中でのことを一生大事にしてもらいたいです。
何より三送会では、先輩方に楽しんでいただくことと、先輩方に感動を与える会にしていきたいで
す。1,2年生全員で体育館に感動の嵐を巻き起こせるよう一人一人が全力で臨み、リーダーであ
る自分も人一倍がんばりたいと思います。
」
と、力強く語ってくれました。
皆が、葦原中をリードしてくれた3年生のために動いています。進行や
企画、出しもの、装飾、プレゼントなど、全員が関わっています。冷めた
生徒がいません。そこが、葦原中の生徒の良さです。
行事を通して、髙松さんのように、3年生に喜んでもらうために努力し
ているという利他の心をもつ生徒が育っていくことが肝要と考えます。
葦原中の生徒は、男女仲良く、仲間おもいで素敵です。
受検の最中、送られる3年生も企画を進め、練習に励んでいます。お互
いを大切に想う1、2年生と3年生。そんな生徒が我々の誇りです。第45期生徒会スローガンが昇
降口上に飾られました。このスローガンのように生徒一人一人がスターとなって輝くような学校を目
指して、教職員一同も努力してまいります。
3月、「弥生」は「いやおい」という言葉が転じたもので、「草木がいやが上にも生え繁る」ことを
表しています。厳しい寒さを耐え抜いた草木が、暖かな日差しを受けて盛んに活動を始め、ぐんぐん
生長していく様子を意味しています。生命の鼓動を感じる春へと向かっていきます。来週は卒業式。
義務教育を修了し、進学していく三年生を皆で祝い、温かく送ります。
保護者、地域の皆様、今月もどうぞよろしくお願いいたします。
それぞれ部門毎に分かれて、企画と制作に励む1・2年生!
少年の主張 in ふじみ野
君
葦原中代表として 堂々とスピーチ! 感動与える!!
日時
場所
2月7日(土)
勤労福祉会館
「第36回青少年を健全に育てるための市民大会 少年の主張
in ふじみ野」が開催され、代表で、長谷川輝一君(2年)
が出場しました。
長谷川君は、原稿を持たずに、堂々とスピーチしました。
響きのある声で、場内を見渡すように語り、大変立派でした。
朝会で全校生徒に披露しましたが、学校便りにも掲載します。
技術の進歩とともに「生きる」
今年のノーベル賞で,日本から3人の受賞者が出たことは,景気が低迷気味の我が国にとって, 明
るいニュースとなりました。高効率青色LEDの応用・製品化まで発明・開発に素晴らしい業績を上
げられ,大きな誇りとなりました。それらの成果は,人類の進歩に他なりません。人類の進歩はめざ
ましく,様々な技術が発達し,機械化が進んだことで便利な世の中になりました。そうした技術は,も
のづくりや仕事・家事など社会に大きく貢献しています。このような技術の進歩に僕たち若者は,ど
う対応し,よりよい環境を作っていくべきなのでしょうか。
まず,心に浮かぶのは日進月歩のスマートフォンです。次々と新しい機種が売り出されますます機
能が充実してきています。そのたびに新しい物に飛びつきたくなるのは僕も同じです。しかし,本当
にそれでよいのでしょうか。最も心配されるのは、SNSの利用についてです。僕の友達に怖い体験
をした人がいます。その人は他校のLINEグループに軽い気持ちで入ってしまい,色々な人に勝手
に登録されました。すると,次々と「どこに住んでいるの?」や「名前は?」等と個人情報を探られ
いきなり電話をかけられたこともあったそうです。身の危険を感じたのですぐ退会したのですが,そ
の後もメールが送られてきて,ぞっとしたと話していました。
IT社会では、情報は瞬く間に広がってしまいます。僕はその速さ,広がりのすさまじさに恐怖を
感じました。SNSは様々な人とつながることができ,お互いに情報を共有できるという便利な機能
を持っています。しかし使い方によっては大きな危険が伴うことを忘れてはなりません。軽率に考え
ず,この行動がどんな結果を招くのかよく考え使うことが大切です。
もう一つの例として,電動歯ブラシの話をします。これは高齢者の方や手が不自由な方のために開
発されたものです。見えない歯の汚れまで除去できますが,幼い頃から使っていると歯磨きの仕方が
分からなくなってしまうそうです。どんな目的でこの機械が作られたのかを考えると分かるはずのこ
とですが,むやみに多用することで弊害を生むこともあるのです。
それと同様に自分も辞書を引くときに習慣の恐ろしさを感じました。紙の辞書は何百ページもの中
から自分の手で探し出さなければならないので,手軽に素早く調べられるスマホを使っていました。
すると,実際、辞書を引くのに時間がとてもかかるようになってしまい、しかも調べたことが自分の
記憶に残っていない事に気付き愕然としました。楽な方向に流されることが習慣化すると,自らの成
長が滞り,役に立つはずの機械がマイナスに働いてしまうのです。
人は便利なものを追い求めていきます。それこそが人類の進歩の源なのですが,それが安易な方向
に流れてしまうと自らの成長を止めてしまうという悪循環に陥ってしまいます。僕たちは便利な機械
の使い方によって良い方にも悪い方にも流れていきます。何も考えずにいると,いつか、機械を使っ
ているつもりでいても,機械に使われるようになってしまうのではないでしょうか。しかし,僕たち
の未来にはコンピュータが必要不可欠です。そのIT社会の中でも僕たちは成長していかなければな
りません。
突然ですが、僕は野球部に所属しています。その中で学んだことは「努力は裏切らない」というこ
とです。コツコツと地道な練習を積み上げることこそが、僕たちの成長のカギです。
新しい技術に振り回されず,それを有効活用していくことが大切です。また,ゆっくりと進化を遂
げる植物や動物等の自然を大事にし,お互いに共存し合う社会を作ることが必要です。自ら苦労を厭
わず,地道な努力を重ねることと,機械の良さを見いだし最大限に活用することを両立させながら,
様々な個性を生かせる社会を創り上げていくことが,僕たち若者に与えられた使命なのです。
2年連続埼玉県体力優良校として表彰!!
左の賞状は、2月4日に開催された埼玉県こども体力向上
フォーラムの席上、平成26年度体力向上優良校として埼玉
県教育委員会から表彰されたものです。受賞した中学校は県
内10校、本校は2年連続の受賞です。
右の賞状は、毎日新聞社主催、文部科学省・日本中学校体
育連盟等共催平成26年度体力向上優良校として表彰された
ものです。今回、ダブル受賞となりました。
これは、日頃の授業と部活動を通して培われている生徒の
運動能力と生活態度について体力テストで県・国の平均値を
上回っている種目数の多さや保健委員会を中心とする保健指
導の活発さなどが評価されたものです。
体育科の山本奈美先生と鈴木雄介先生、養護教諭の山本圭子先生の指導の熱心さもありますが、心身
共に健康な生徒が育っているからこそとれた賞であり、全生徒の日々の努力でとった賞であります。
生徒のみなさん、おめでとうございます!
4月の行事予定
日 曜
1 水
行事等
春季休業日
日 曜
行事等
21 火 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 ( 3 年 )
1年生宿泊学習
1年生宿泊学習
2
3
4
5
木
金
土
日
22
23
24
25
水
木
金
土
6
7
8
9
10
11
12
月
火 準備登校
水 入学式・始業式
木 短縮3時間
金 短縮3時間 身体測定 あいさつ運動①
土
日
26
27
28
29
30
日
月 振替休業日
火 5時間授業
水 昭和の日
1年生1時間遅れ登校
部活動仮入部
教育相談
部活動仮入部
授業参観・保護者会 部活動仮入部
PTA役 員 選 出 月 曜 日 課
PTA代 表 選 出 19:30~
木 部活動本入部
5 月
1 金 PTA総 会 歓 送 迎 会 あ い さ つ 運 動 ①
部活動別保護者会
13 月 給 食 開 始
新入生を迎える会
2 土
心電図検査
あいさつ運動②
14 火 教 育 相 談 証 明 用 写 真 撮 影
3 日 憲法記念日
希望保護者面談①
あいさつ運動③
15 水 教 育 相 談 数 学 入 間 地 区 学 力 調 査
4 月 みどりの日
希望保護者面談②
あいさつ運動④
16 木 教 育 相 談 集 金 日
あいさつ運動⑤
5 火 こどもの日
埼玉県学力学習状況調査
17 金 専 門 委 員 会
6 水 振替休日
18 土
7 木
19 日
8 金 集金日
20 月 教 育 相 談
避難訓練
9 土
あいさつ運動②
あいさつ運動③
第2回学校保健委員会開催!
平成26年度第2回学校保健委員会が2月27日に開催されました。まず、保健委員会の生徒によ
る喫煙と飲酒の防止、及び、食物の糖度調べに関する発表がありました。パワーポイントを使った発
表で、大変分かりやすく、大好評でした。次に、大山教諭から本校の健康教育について説明がありま
した。また、保健室から山本養護教諭が、今年度の保健室の来室状況や怪我の発生件数と発生状況の
報告があり、部活動での怪我が一番多いので、健康状態の把握や適切な練習
計画のもと実施していくことを職員一同で再確認しました。
最後は、本校さわやか相談室の山﨑直子相談員から、子どもの心の声を聴
くためには、受容と共感が何より大事であり、それがないと本音をきけない
こと、また、その時の声がけの仕方を学びました。
今後も埼玉県体力向上優良校として、職員と PTA が一層連携して、生徒の
心と体の健康増進、事故防止、体力向上に努めてまいります。
受 賞 お め で と う !!
埼玉県児童生徒美術展
県展
特選
入間地区特選
入間地区入選
市内展
入選
3年
渡邉佑菜
1年
花香愛美
2年
平田将大
2年
長澤功樹
3年
太田来龍
髙野咲希
本山桃菜
野口春輝
1年
梅田紗希
富田亜月
小瀨村帆南
2年
矢澤佳音
小野萌子
濁川尭明
泉名 快
3年
茂垣里美
張
横山円香
岡田美咲
萍萍
目野さくら
◆1階の葦中ギャラリーに素敵な作品を多数展示中です!
また、ステンドグラスが美術部によってリニューアルしました。
部活動の様子が生き生きと描かれています。ぜひ、ご覧ください!
書初め展
県展優良賞
1年
山﨑
市内展
1年
伊藤琴美
岸澤薫矢
野口菜莉
2年
佐藤優梨
佐藤愛香音
栗原真帆子
伊東亜由美
3年
根本真愛
真中麻衣
平光杏梨
三浦綾華
1年
横田莉子
木村勇賀
沢田幸星
柴崎玲衣
有吉諒真
2年
矢澤佳音
山元美柚
佐藤美壽々
永井萌百花
上野真奈未
本山桃菜
横山円香
長尾綾香
特選
優良
遥
2年
南谷きらら
3年
榊原未唯
長谷川輝一
濁川尭明
3年
板橋蓮奈
◆中央階段1階から2階に展示されています。こちらもぜひご覧ください!