物 産 業 環 日 本 一 総取扱貨 物量 外貿取扱貨物量 外貿コンテナ取扱貨物量 完成自動車輸出台数 貿 易 輸 出 額 貿 易 黒 字 額 流 交 境 安 流 全 平 成 27 年11 月 愛 知 県 名 古 屋 市 名古屋港管理組合 名古屋商工会議所 (一社)中部経済連合会 名 古 屋 港 要 望 名 古屋港 の整備拡 充につ きまして は、日ご ろから 格別の ご理解 と ご支援 を賜り、 厚くお 礼申し上 げます 。 名 古屋港 は、平成 26年 の我が国 の貿易 収支が4 年連続 で赤字 と なる中、貿易黒字 額が約 6兆円と 17年 連続で日 本一を 記録し 、 国 際戦略 港湾とも 肩を並 べる高い 実績の ある港で す。 今 後も、日 本経済 を牽引 する中部 圏のモ ノづくり 産業を 物流面 で支えるため、国際産業ハブ港の取組みをさらに加速し、拡大させた 国際産業戦略港湾として、世界と闘える基盤を築き上げ、我が国の 経 済・産 業の活性 化と富 の創出の 実現を 目指して まいり ます。 物 流・産 業面で は、船 舶 の 大 型 化 や 取 扱 貨 物 量 の 増 加 に 対 応 するインフラ整備が最重要課題であり、既存ストックの機能強化と 新 たな港 湾整備を 効果的 に組み合 わせて コンテナ・完成自 動車等 を取扱う総合的な港湾として機能強化を図っていく必要があります。 ま た、防災 面におい ては、南 海トラフ 巨大地 震等に対 する防 災・ 減災対策として、国土強靭化の取組みを進めるとともに、港湾施設 及 び海岸 保全施設 の老朽 化対策の 推進に よる安全・安心の 確保が 不 可欠で す。 さ らに、交 流面に おいて は、水質 改善に よる良好 な水辺 空間の 形成や都心部と連携した親しまれる港づくりが重要となっています。 このため地域が力を結集して港湾整備に全力を挙げてまいり ますが、その実現に向けた施策を着実に推進していくためには、 国 の御理 解と更な る重点 支援が不 可欠で す。 つきましては、港湾及び海岸整備予算の十分な確保とともに、 必 要な施 策の推進 に対し て、格別の ご配慮 を賜りま すよう お願い 申 し上げ ます。 平成27年11月 愛 知 県 知 事 大 村 秀 章 名 古 屋 市 長 河 村 たかし 名古屋港管理組合管理者 愛知県知事 大 村 秀 章 名 古 屋 商 工 会 議 所 会 頭 岡 谷 篤 一 (一社)中部経済連合会会長 三 田 敏 雄 世界屈指のものづくり産業が集積 ○背後圏には、基幹・次世代産業である 「自動車関連産業」 、「航空機産業」等 の 主要メーカー多数 立地 岐阜県 天龍エアロコンポーネント 川崎重工 ヤマザキマザック 三菱自動車 長野県 多摩川精機 オークマ ヤマザキマザック 三菱重工 ソニー 愛知県 三菱重工 川崎重工 三重県 中電(西名火、新名火) 中電(川越火) 東レ トヨタ自動車 富士通 愛知製鋼 NTN 新日鉄住金 東邦ガス 三菱自動車 大同特殊鋼 コスモ石油 東芝 中電(知多火) デンソー 東ソー 東邦ガス アイシン 住友電装 ソニー シャープ 富士重工 三菱化学 凡 例 自動車 航空宇宙 工作機械 鉄鋼 電気機械 石油化学 エネルギー スズキ 静岡県 中部国際空港 本田技研 オリオン工具製作所 三重樹脂 トヨタ自動車 京セラ 三菱重工 横浜ゴム 名古屋港のストック効果 総合的な港湾の整備により、取扱貨物量・貿易額等が大幅に増加 (億トン) 2.5 (兆円) 20 (万TEU) 300 250 2.0 16 1.5 12 150 1.0 8 100 0.5 4 50 0.0 0 0 平成元年 平成6年 平成11年 平成16年 総取扱貨物量 平成21年 平成26年 200 平成元年 平成6年 平成11年 平成16年 平成21年 平成26年 コンテナ取扱個数 貿易額 出所:名古屋港管理組合「名古屋港統計年報」 出所:財務省「貿易統計」、名古屋港管理組合「名古屋港統計年報」 港内への企業立地と背後圏のものづくり産業の成長 - 1 - 背後圏のものづくり産業が成長 (兆円) 愛知県の製造品出荷額等 企業立地がものづくり産業の成長を加速 (平成元年以降) 45 40 35 30 0 平成元年 平成13年 平成25年 出所:経済産業省「工業統計(産業編)」 1.国際競争力及び産業競争力の強化と 港湾物流の環境変化に対応した港づくり 我が国経済を牽引する自動車産業、航空宇宙産業など地域の 基幹産業の競争力を強化し、地域経済や雇用の面でストック 効果が最大限に発揮できるよう名古屋港の物流機能強化を 推進すること 中部地域の基幹産業を支える名古屋港の 2 大リーディングプロジェクト 埠頭用地 (モータープール等) ○金城ふ頭に完成自動車取扱機能 岸壁(改良) 水深 12m を集約・拠点化するために必要 な港湾施設の整備・改良を着実に 進める必要がある。 岸壁(耐震) 水深 12m ○東南アジア航路の貨物量増加や、コン R2 テナ船の大型化に対応した飛島ふ頭 東側コンテナターミナルの機能強化 R1 に必要な港湾施設の整備を早期に実現 する必要がある。 水深 12m → 15m(機能強化) - 2 - 2.大規模災害や施設の老朽化に対応した 安全・安心な港づくり 地域の産業にとって安全・安心を備えた港湾を実現する ために、総合的な防災機能の強化や予防保全の観点を 踏まえた施設の老朽化対策を促進すること ○南海トラフ地震等に対する地震・津波 対策として防潮壁の液状化対策や 堀川口防潮水門等の防災機能の強化 を確実に行う必要がある。 大手ふ頭 防潮壁(液状化対策) 3.環境にやさしく、夢・うるおい・にぎわいのある 親しまれる港づくり 中川運河において、都市と一体となって、水・緑・生き 物に親しめる水辺空間を形成するため、緑地の確保 や、水質改善施策を促進すること ○中川運河の堀止地区に魅力ある水辺 空間の形成を図るために緑地の整備 を実施する必要がある。 中川運河(堀止)緑地 イメージパース - 3 - 名 古 屋 港 きらめき愛される港へ いつも挑戦! Making Steadfast Efforts to be a Vibrant and Well-loved Port!
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