関連事業展開

関連事業展開
関連事業展開
図1 連結子会社営業収益の推移
(単純合算)
図2 JRセントラルタワーズ
運輸部門
2013
平成 26 年度
2014
2015
平成 28 年度
2016
流通部門
不動産部門
平成 29 年度
5,561
2017
5,286
(31社)
121
(29社)
4,624
4,362
★平成27年度冬 上棟
平成28.11 オフィス入居開始★
平成29.4 タカシマヤ・ホテル開業★
5,577
(29社) (29 社)
5,181
5,073 (31社)(29社) 5,112 (29社)
(億円)
5,000
名古屋駅「JRゲートタワー」計画の推進
5,259
その他
マネ ジメントレター
平成 25 年度
平成 27 年度
図3 「JRゲートタワー」
完成イメージ
(右側)
4,105
3,820 3,850
4,000
(30社)
(30社)
2,363
(30社)
3,693 (29社)(30社)
3,556 (30社)
3,350 (30社)
ジェイアール名古屋タカシマヤ
(30社)
3,000
640
2,101
(19社)
「タカシマヤ ゲートタワーモール」
完成イメージ
重 点 施 策・経 営 戦 略
2,000
「名古屋JRゲートタワーホテル」
完成イメージ
2,451
1,000
0
’00.3 ’01.3 ’02.3 ’03.3 ’04.3 ’05.3 ’06.3 ’07.3 ’08.3 ’09.3 ’10.3 ’11.3 ’12.3 ’13.3 ’14.3 ’15.3
注:
( )内は各年度末時点の連結子会社数
JR東海グループとしての総合力強化を目指して
る
「名古屋JRゲートタワーホテル」
が入居予定です。 当 社はJ Rセントラルタワー ズや 新 横 浜 中 央ビ ル 、
JRゲ ート
す。開業以来高い入居率で推移しており、平成27
(2015)
年3月期
「タカシマヤ ゲートタワーモール」
は、約150のファッション・雑貨
タワー計画に代表されるように、駅立地を十分に活かすことが
もほぼ100%の入居率を維持しました。
等のショップを集積し、現在のジェイアール名古屋タカシマヤでは
百貨店事業は、株式会社ジェイアール東海髙島屋
(流通部門)
が
捉えきれていないカテゴリー・価格帯のショップを取り揃えること
ジェイアール名古屋タカシマヤを運営し、駅の直上という好立地を
で、二館一体となった効果的な展開を図っていきます。
活かして、高い集客力を発揮しています。売場のリニューアルや積
「名古屋JRゲートタワーホテル」
は全350室で、駅直結という利
極的な販売促進施策等により、平成27
(2015)
年2月期の売上高
便性の高さと眠り心地の良さを追求し、上質感と機能性を備えた
は、平成12
(2000)
年の開業当時の約2倍、過去最高の1,260億円
宿泊主体型のホテルとします。
できる事業をはじめ、鉄道事業との相乗効果が期待できる分野
を中 心に収 益 基 盤 の 拡 充に努めています。今 後もグ ル ー プ 会
社と一 体となって事 業を展 開することで、企 業グ ル ープとして
の一層の収益力強化に取り組みます。
JR東海グループの展開
[
図1 ]
部門
資本金 出資比率
(百万円) (%)
ジェイアール東海バス
(株)
1,747
運 輸 ジェイアール東海物流(株)
300
(株)東海交通事業
(株)
ジェイアール東海髙島屋
(株)ジェイアール東海パッセンジャーズ
流 通 東海キヨスク
(株)
加えてレストラン街、家電量販店、
フィットネスクラブ、保育施設、
(対前年104.7%)
となりました。
社 名
295
10,000
事業の内容
100.0 バス事業
90.0 貨物運送業
100.0 鉄道事業、受託事業
59.2 百貨店業
998
100.0 卸売・小売業、飲食業
700
100.0 卸売・小売業
ジェイアール東海フードサービス(株)
295
ジェイアール東海商事(株)
100
70.0 卸売・小売業
ジェイアールセントラルビル(株) 45,000
100.0 不動産賃貸業
ジェイアール東海不動産(株)
16,500
100.0 不動産賃貸・販売業
新横浜ステーション開発(株)
9,304
1,880
52.5 不動産賃貸業
1,750
100.0 不動産賃貸業
静岡ターミナル開発(株)
624
67.0 不動産賃貸業
浜松ターミナル開発(株)
600
76.8 不動産賃貸業
名古屋ステーション開発(株)
480
100.0 不動産賃貸業
ホテル事業は、株式会社ジェイアール東海ホテルズ
(当社100%
医療施設等も入居する予定で、利便性の高い魅力あるビルを目指
います。運輸部門は、鉄道事業とバス事業、流通部門では、鉄道の
出資子会社。その他の事業部門)
が名古屋マリオットアソシアホテ
します。
集客力を活かして、百貨店の運営や、駅・車内における物品・飲食物
ルを運営しています。駅直上の立地や高層階からの眺望、グレード
平成28
(2016)
年11月のオフィス入居開始、平成29
(2017)
年
等の販売サービスを行っています。不動産部門では、駅部及び高架
の高い設備等が好評であり、平成27
(2015)
年3月期の客室稼働
4月の「タカシマヤ ゲートタワーモール」及び「名古屋JRゲートタ
豊橋ステーションビル(株)
ワーホテル」
開業に向け、プロジェクトを着実に進めていきます。
東京ステーション開発(株)
51.6 飲食業
100.0 不動産賃貸業
下の開発や、駅ビル等の不動産賃貸等を行っています。その他の
率は85%超
(年平均)
と高い水準を維持しています。
事業部門では、主要駅におけるホテル事業や旅行業、広告代理店
平成27
(2015)
年3月期における3社の営業収益合計は1,677
業等を展開しているほか、鉄道車両等の製造、各種鉄道設備の保
億円
(単純合算)
でした。今後も、既に定着したタワーズ各事業をさ
その他の取組み
守・検査・修繕等を行っています。
らに強化・充実させていきます。
流通事業については、取扱商品の刷新や店舗のリニューアル等
ジェイアール東海静岡開発(株)
363
100.0 不動産賃貸業
を進めることにより集客力や商品力を高めていきます。また、不動
ジェイアール東海関西開発(株)
30
100.0 不動産賃貸業
(単純合算)
は、5,577億円でした。
JRゲートタワー計画
[
図3 ]
産事業においては、平成26
(2014)
年度は
「キュービックプラザ新
横浜」
等4駅での商業施設のリニューアルを完了させました。今後、
テル、バスターミナル、駐車場で構成される高層複合ビルを建設
名古屋駅前地下街
「テルミナ」
を、JRゲートタワーへのアプローチ
名古屋駅直上の複合型超高層駅ビルであるJRセントラルタ
する計画です。高さ約220m、延床面積は約260,000㎡と概ねタ
に相応しい地下街
「ゲートウォーク」
としてリニューアルを図るなど、
ワーズ(以下、
「 タワーズ」
という。)は、高さ245m、延床面積約
ワーズの6割程度の規模で、タワーズと一体で利便性の高い魅力
既存の商業施設での収益の拡大を図っていきます。
JRセントラルタワーズ
[
図2 ]
417,000㎡を誇る当社グループの関連事業の中核であり、当社の
ある都市空間を創造し、名古屋駅周辺地区にさらなる賑わいをも
そのほか、
「TOICA
(トイカ)」
について、電子マネー加盟店舗の
連結子会社3社がオフィス、百貨店、ホテル等の事業を展開してい
たらします。
JR東海グループでの効率的な運営の観点から、
ビル全
拡大や利便性の向上、駅における広告媒体のデジタルサイネージ
ます。平成12(2000)年の全面開業により、当社の関連事業収益
体の管理・運営はジェイアールセントラルビル株式会社が行い、株
化を推進してきました。引き続き、既存事業の競争力強化・収益拡
は大きく増加しました。
式会社ジェイアール東海髙島屋が運営する
「タカシマヤ ゲートタ
大に向けた取組みを進めていきます。
オフィス事業は、タワーズを所有するジェイアールセントラルビ
ワーモール」
に加え、株式会社ジェイアール東海ホテルズが運営す
東海旅客鉄道株式会社 2015
(株)
ジェイアール東海ホテルズ
14,000
(株)
ジェイアール東海ツアーズ
490
70.0 旅行業
(株)ジェイアール東海エージェンシー
61
90.0 広告業
日本車輌製造(株)
ジェイアール東海建設(株)
(株)
その他 中央リネンサプライ
11,810
300
150
100.0 ホテル業
51.2 鉄道車両等製造業
100.0 建設業
参考資料
JRゲートタワー計画は、タワーズの隣に、オフィス、商業施設、ホ
不動産
会社概要
当社グループは運輸、流通、不動産、その他の各事業を展開して
平成27(2015)年3月期の当社を除く連結子会社の営業収益
22
■連結子会社一覧表
ESG情報
ル株式会社
(当社100%出資子会社・不動産部門)
が運営していま
87.6 リネンサプライ業
ジェイアール東海情報システム(株)
100
100.0 システム開発、改修及び運営
日本機械保線(株)
100
92.1 軌道等の保守及び修繕
東海交通機械(株)
80
ジェイアール東海コンサルタンツ(株)
50
88.4 車両、機械設備等の検査及び修繕
100.0 建設コンサルタント業
注1:上記の他、持分法適用関連会社2社(新生テクノス
(株)、鉄道情報システム
(株))
注2
:静岡ターミナルホテル(株)
は平成27(2015)年4月1日に
(株)
ジェイアール東海ホテルズと合併し、消滅している
東海旅客鉄道株式会社 2015
23