演題 『文字の力・言葉の力・生きる力』 講師 武田 双雲 先生(書道家)

平成27年1月25日(日)13:30~
★アトラクション
小松高等学校
曲目:風神&雷神
丹原文化会館で行われました。
日本音楽部の皆さんによる琴演奏
三つのタンゴ
演題
『文字の力・言葉の力・生きる力』
講師
武田
双雲
先生(書道家)
『楽』の文字、
「たのしい」と読むか「らく」と読むか、その時の見る側の気分に
よってそれぞれ違う。そして、同じ字を書いても 一人一人違う。人の数だけ文字
はある。同じものなど決してない、それが個性。
生まれ持った個性を変えようとするから人は苦しい。みんなに合わせて、みんな
が思う幸せを求めるから苦しい。それが、自分の個性と合っていないから苦しい。
苦しい毎日を送るより、人は楽しく生きる方が良いに決まっている。では、楽しく
生きるにはどうすればいいのか。何に対しても、世の中ってすばらしいと思うこと
なのだ。小さなことでもいい。
ネガティブにならずに、ポジティブに考えること。お金があっても不幸な人はいる。
年齢なんて関係ない。年をとっても楽しく生きている人はたくさんいる。
何に興味があるかで、人は見たい世界が違う。人それぞれ見える世界が違う。
それが個性であり、その見たい世界を大事にすることで楽しく生きていける。
『言霊』という文字が頭に浮かびました。
すべてのことは言い方一つによって変わり、良い言
葉を発すれば良いことが起り、不吉な言葉を発すれ
ば悪いことが起きる。気持ちも言葉と行動をポジテ
ィブに持っていけば変化が起きそうな気になりま
した。
印象に残ったのは「感謝メガネ」です。当たり前
のことにも感謝の気持ちを持てば、気分も明るく、
今まで以上に幸せを感じることができそうです。感
謝のメガネをかけて、自分自身を見つめたいと思い
ました。
そして、朝起きて一番に感謝の気持ちを言葉にし
てみようと思いました。たくさんの感謝の中で生活
していることに感謝し、双雲先生のように何事もプ
ラス思考になってみる・・・。
少しのきっかけで人生は豊かなものに変るのか
もしれない。そう考えさせられた講演でした。楽し
くも充実したひとときをありがとうございました。
※文書の一部に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます