(仮称)アマダ福島工場新築工事(福島県二本松市) 小田急線本厚木駅東側高架下店舗リニューアル工事(神奈川県厚木市) (仮称) プレミストあすと長町10街区新築工事(宮城県仙台市) 145年の伝統と実績 歴史とともに未来へ進む 崎山地区改良工事(岩手県宮古市) 小田急経堂賃貸マンション新築工事 (東京都世田谷区) (仮称) つくば研究学園C-43街区 戸建開発事業造成工事(茨城県つくば市) 第77期 報告書 2014年4月1日 2015年3月31日 表紙写真は期中の竣工物件です 証券コード 1834 株主の皆さまへ 株主の皆さまにおかれましては、日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 第77期報告書をお届けするにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。 当社は、受注拡大を目指し、ターゲットを絞った顧客、優位性のあるエリアの顧客、継続的取 引のある顧客などへの提案営業の強化に注力するとともに、収益力の強化策として、現場力の強化、 調達コストの低減、労務の確保などによる原価低減のほか、経費節減などに取り組んでまいりま した。また、自社開発による不動産販売など不動産事業の強化に努めました。 この結果、当事業年度の受注工事高につきましては、建築工事、土木工事がともに増加したこ とから、前期比18.6%増の770億7百万円となりました。業績につきましては、次項の結果のと おりとなりました。 なお、2015年6月25日開催の第77回定時株主総会におきまして、大和ハウス工業を完全親会社、 当社を完全子会社として株式交換することを決議いたしました。 (詳しくは次項の「株式交換によ り大和ハウス工業株式会社の完全子会社へ」をご覧ください。 ) 今後も、145年の伝統と実績とともに、より良い未来の構築をめざして変革を恐れず、新たな 顧客価値を創造することを目指し、さらなる業務改革に取り組んでまいります。 株主の皆さまにおかれましては、今後とも当社のみならず、大和ハウスグループの事業へのご 理解とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 2015年6月 代表取締役社長 金久保 篤司 大和ハウスグループと小田急グループの工事比率 完工高の種別比率 建築工事 78.1% 大和ハウスグループ 22.7% 土木工事 21.9% 民間工事 89.7% 官庁工事 10.3% 小田急グループ 24.3% (第77期・2015年3月期) 建築事業 50,000 売上高 (百万円) 営業利益 48,167 40,000 1,005 (第77期・2015年3月期) 土木事業 1,500 15,000 1,200 12,000 (百万円) 売上高 営業利益 13,527 288 不動産事業 売上高 (百万円) 営業利益 4,838 500 5,000 400 4,000 300 3,000 1,200 1,578 2,000 1,600 30,000 900 9,000 20,000 600 6,000 200 2,000 800 10,000 300 3,000 100 1,000 400 0 売上高 営業利益 業績ハイライト 中間 0 0 通期 売 上 高 60,000 40,000 61,982 27,098 20,000 0 第75期 2012年度 59,592 22,765 第76期 2013年度 66,533 (百万円) 3,000 第77期 2014年度 0 営業利益 2,872 1,478 当期純利益 30億27百万円 1,558 (百万円) 3,000 17億18百万円 3,027 2,000 1,000 351 1,759 1,679 334 △732 第75期 2012年度 △629 第76期 2013年度 第77期 2014年度 -1,000 △719 第75期 2012年度 (百万円) 2,000 △633 第76期 2013年度 第77期 2014年度 1,718 1,133 1,000 0 0 0 -1,000 売上高 経常利益 28億72百万円 1,000 0 通期予想 2,000 28,019 0 営業利益 営業利益 665億33百万円 (百万円) 80,000 売上高 -1,000 1,074 4 △590 第75期 2012年度 △323 第76期 2013年度 第77期 2014年度 当社は、2015年8月1日に大和ハウス工業株式会社の完全子会社となるため、2016年3月期の業績予想の記載を省略しております。 株式交換により大和ハウス工業株式会社の完全子会社へ 1 目 的 大和ハウス工業は、建築工事に係る協力関係の構築および首都圏における営業基盤の強化を目的とし、大和小田急建設は、大和ハウ ス工業の経営ノウハウを取り入れ、受注機会の拡大を目的として、平成20年3月、大和ハウス工業、大和小田急建設および小田急電鉄 の間で資本業務提携契約を締結いたしました。以来、大和ハウス工業および当社の連携を深め、 「人・街・暮らしの価値共創グループ」 の一員としてともに歩んでまいりました。 今後、両社のさらなる企業価値向上と建設業界における環境変化に備えるためには、顧客・不動産等に関する営業情報の交換による 営業力強化、共同技術開発および技術交流による技術力強化、調達先等の相互活用等による原価低減活動等の施策をより一層強化しつ つ、意思決定の迅速化を図ることが最善と判断し、大和ハウス工業が大和小田急建設を完全子会社とすることを目的として、本株式交 換を実施することといたしました。 2 大和ハウス工業株式の割り当て方法 平成27年7月31日(金)最終の当社株主名簿に記載された株主の皆さまに対し、ご所有の当社普通株式1株に対して、大和ハウス工業 の普通株式0.40株を割当て交付します。なお本件に伴い、株主の皆さまに特段のお手続きをいただく必要はございません。 例1 1,000株の場合 例2 123株の場合 大和小田急建設株式 株式交換 イメージ 1,000株 大和ハウス工業 大和小田急建設株式 株主さま 400株 大和ハウス工業 123株 49株 大和ハウス工業株式 株主さま (詳細は下記4参照) 大和ハウス工業株式 ※1単元:100株 端数に応じた処分代金 0.2株 (詳細は下記5参照) 3 株式交換の日程 定時株主総会決議日 最終売買日 (大和小田急建設) 平成27年6月25日 (大和小田急建設) 平成27年7月28日 (予定) 本株式交換効力発生日 上場廃止日 (大和小田急建設) (大和ハウス工業・大和小田急建設) 平成27年8月1日(予定) 平成27年7月29日 (予定) 4 単元未満株式のお取り扱いについて 本株式交換に伴い、大和ハウス工業の単元未満株式(100株未満の株式)を所有することとなる大和小田急建設の株主の皆さまに おかれましては、当該単元未満株式について、その株式数に応じて本株式交換効力発生日以降の日を基準日とする大和ハウス工業の 配当金を受領する権利を有することになりますが、金融商品取引所において当該単元未満株式を売却することはできません。大和ハウス 工業の単元未満株式を所有することとなる株主の皆さまにおかれましては、以下の制度をご利用いただくことができます。 1 単元未満株式の買取制度 ▶ 大和ハウス工業に対してその保有する単元未満株式を買い取ることを請求することができる制度です。 2 単元未満株式の買増制度 (100株への買増し) ▶ その保有する単元未満株式の数と併せて1単元(100株)となる数の普通株式を大和ハウス工業から 買い増すことを請求することができる制度です。 5 1株に満たない端数株式のお取り扱いについて 本株式交換に伴い、大和ハウス工業の普通株式1株に満たない端数 の割当て交付を受けることとなる大和小田急建設の株主の皆さまに は、その端数の合計数(その合計数に1に満たない端数がある場合は 切り捨てるものとします。)に相当する数の大和ハウス工業の株式を 売却し、かかる売却代金をその端数に応じて当該株主さまに交付い たします。 本件に関するお問合せ先 株主名簿管理人および 特別口座の口座管理機関 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 株主名簿管理人 事務取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 (郵便物送付先) (電話照会先) ンターネット ( イホームページURL ) 〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 R0120-782-031 http://www.smtb.jp/personal/agency/ index.html 上場廃止にあたって 当社は、明治2年に創業者・初代 野村専太郎が新宿を地盤に鳶職の組織「野村組」として創業し、昭和46年に小田急グループへの 参画、さらに平成20年には大和ハウスグループに参画して持続的に成長・発展できる企業を目指して取り組んでまいりました。 しかしながら、国内の建設業界を取り巻く環境は、東京オリンピック開催決定による建設投資の増加が期待される一方、労務不足や 建設コストの上昇に拍車がかかる可能性もあるなど、不透明な経営環境が続くものと思われます。 このような中、大和ハウス工業と当社において、経営資源の最適化、経営の効率化を通じ、建設業界での成長力および競争力を一層 強化させる必要があるとの認識から、株式交換により大和ハウス工業が当社を完全子会社とすることが最善との判断に至りました。 なお、今回の完全子会社化により、小田急電鉄は当社の株主ではなくなるため、資本関係はなくなりますが、今回の株式交換が完了 した後も、大和ハウス工業、小田急電鉄および当社の三社は、各社の企業価値の向上に向け、これまでの信頼関係を基盤として、引き 続き協力関係を維持してまいります。 株主の皆さまにおかれましては、昭和37年の上場以来52年間の長きにわたり、ご支援いただきましたことに深く御礼申し上げるとと もに、今後も大和ハウス工業の株主さまとして、当社へのご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 誠にありがとうございました。 トピックス 女性 初! 現場所長誕生! 大河原 迪恵さん 世界に遅れながらも、今、日本の各企業において女性の活躍が期待されています。 そして当社の現場にも女性所長が誕生しました。 女性の立場で感じること、 時には衝突もありました。 現場所長となった今も、人にお願いしたり、 頼ったりしなければできないことはたくさん 現場の中では言葉遣いなどから年代の差や、 あります。1人で完璧にはできないと割り切 性別の差があることを実感しました。言葉遣 ることで、精神的にもだいぶ楽になります。 いや価値観の違いで衝突することもありまし 1人だけの力ではできないというのは、現場 たが、上司や職人の方と話すときには順序立 や建物をつくる仕事など、さまざまな状況で てて話すように心がけ、今は仕事の話から雑 通じることだと思います。 談までできるようになりました。 私の夢は『100%女性で回す現場』です。設 計、施工、営業、事務も、いつかは女性社員 いろんな現場を経験。 で動かす現場の所長をやってみたい。女性の そして夢は100%女性で回す現場。 後輩たちも増えて 施工管理職に携わる私は、これまで学校、 きているので、不 高齢者福祉施設、マンション、戸建て住宅な 可能ではないはず。 ど、さまざまな工事を経験できました。書類 ぜひ実現したいで や検査に追われると時に苦しくなることもあ す。 りますが、経験が増えてくると仕事がだんだ んと面白くなってきます。 2007年入社 開発事業部開発工事部工事課 ● 建築施工管理職 [工事経歴] ▼神田女学園建替工事 ▼Dプロジェクト田園調布新築工事 ▼プレミスト一之江新築工事 ▼プレミスト東陽町新築工事 他、現場支援業務(書類作成、積算用工程表作成、 計画届など着工する現場の支援)を経験し、産休・ 育休の後、S邸新築工事の現場所長となる。 会社概要 会 社 名 本 社 所 在 地 会 資 社 代 決 従 事 本 設 表 業 算 業 03-3376-3101 業 1869年(明治2年)10月1日 立 内 大和小田急 1939年(昭和14年)1月26日 金 検索 Yahoo!、Google等、検索サイトの検索窓に大和小田急と5文字入 れて検索してください 1,086百万円(東証第一部上場) 者 員 ・会社概要、事業所のご案内、投資家情報などの情報を 掲載しています。 http://www.daiwaodakyu.co.jp 〒160-8377 東京都新宿区西新宿四丁目32番22号 本社電話番号 創 ホームページのご案内 大和小田急建設株式会社 代表取締役社長 金久保 篤司 期 3月 数 792名(2015年3月31日現在) 容 総合建設業 主要な事業所 横浜支店 名古屋支店 大阪支店 東北支店 役 員(2015年6月25日現在) 取締役および監査役 代 取 取 取 取 取 取 取 取 取 取 常 常 監 表 取 締 役 社 締 役 副 社 締 役 専 務 執 行 役 締 役 常 務 執 行 役 締 役 常 務 執 行 役 締 役 常 務 執 行 役 締 役 執 行 役 締 役 執 行 役 締 役 執 行 役 締 締 勤 監 査 勤 監 査 査 執行役員 執 執 執 執 執 執 行 行 行 行 行 行 長 長 員 員 員 員 員 員 員 役 役 役 役 役 金 岩 藤 安 髙 岩 鈴 加 石 小 後 青 中 佐 久 々 保 佐 井 橋 井 木 藤 橋 川 藤 木 村 木 篤 謙 正 年 康 次 俊 哲 克 重 幹 一 司 誠 郎 春 秋 茂 夫 雄 明 司 彦 道 剛 雄 株式インフォメーション 株式の状況(2015年3月31日現在) 発行可能株式総数 発行済株式の総数 株 主 数 大株主(上位10名) 株主名 役 役 役 役 役 役 員 員 員 員 員 員 進 三 野 碇 小 木 藤 浦 田 宮 学 敏 隆 伸 祐 洋 一 則 一 一 彦 明 郎 43,200,000株 21,720,000株 2,477名 大 和 ハ ウ ス 工 業 株 式 会 社 小 田 急 電 鉄 株 式 会 社 CHASE MANHATTAN BANK GTS CLIENTS ACCOUNT ESCROW み ず ほ 証 券 株 式 会 社 小 田 急 不 動 産 株 式 会 社 UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT 株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行 大 和 小 田 急 建 設 持 株 会 BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC) 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 持株数(株) 持株比率(%) 7,168,000 2,360,255 881,685 782,200 600,000 575,000 516,700 344,444 337,600 280,300 (注)持株比率は、自己株式(11,463株)を控除して計算しております。 大和ハウスグループの経営のシンボルである「エンドレスハート」は、日本およびその他の国における登録商標または商標です。 © Copyright 2015 DAIWA HOUSE INDUSTRY CO., LTD. All rights reserved. 33.02 10.87 4.06 3.60 2.76 2.65 2.38 1.59 1.56 1.29
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