松戸市立小中学校合同引き取り訓練について

平成27年6月30日
保護者 様
松戸市教育委員会教育長
松戸市校長会会長
伊藤 純一
相磯 克典
松戸市立小中学校合同引き取り訓練について
日頃より、松戸市の学校教育にご理解ご協力を賜り心より感謝申し上げます。
さて、東日本大震災から4年余りが経過いたしました。被災地の皆様に、お見舞いを申し上げるととも
に、復興への取り組みがより一層進むことをお祈りしております。
松戸市教育委員会、松戸市校長会といたしましても、震災以来、学校での防災教育や防災訓練、地域と
連携した防災体制づくりへの取り組みを進めてきました。昨年度はその一環として市内一斉合同引き取り
訓練を実施いたしました。さらに実効性を高めるために、今年度も標記の訓練を下記の要領で実施いたし
ます。
つきましては、ご家庭等での引き取りの体制をご確認いただく機会にしていただき、ぜひご参加くださ
いますようお願い申し上げます。
記
1 想定
9月2日、強い地震が首都圏で発生し、松戸市でも震度5弱の揺れが起こったことを想定し、下記の
「地震災害における松戸市立小中学校共通の引き渡し基準」に基づき、訓練を実施します。
※ 地震災害における松戸市立小中学校共通の引き渡し基準【平成24年4月11日】
松戸市または近隣市区(柏市、流山市、鎌ケ谷市、市川市、三郷市、葛飾区)のどこか1箇所でも「震度5弱」
を記録した場合は、引き渡しを実施。引き渡しができない児童生徒は学校で待機。
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※
■ 本市では震度 5 弱以上の地震が発生した場合には、児童生徒は各学校に避難・待機させ、
「親元へ」の
引き渡しを原則としています。そして、実際に大規模の地震が発生した場合、二次災害の危険性がない
状況と判断できれば、引き取りが可能なご家庭から順次引き渡しをおこなっていくこととなります。
■ 千葉県防災基本条例が平成26年4月より施行され、「一斉帰宅の抑制に関する周知等」「一斉帰宅に
よる事故等を防止するための行動」が明文化され、また、東京都帰宅困難者対策条例には「一斉帰宅抑
制の基本方針」が明記されていることから、交通機関の混乱や帰宅抑制が、緩和・解除された後に保護
者等が学校に児童生徒を引き取りに向かう想定になります。
よって原則、「引き取りまで、児童生徒は学校での留め置きで、待機します。
」
ねらい
松戸市立小中学校共通の引き渡し基準に基づき、震度5弱以上の地震が発生した後、児童生徒が安全
に帰宅する手立てを講じる体制を確立するために、
「引き取り訓練」を市内一斉に実施します。また、
訓練実施後のアンケート調査より、さらに実効性、安全性を高めた帰宅方法をめざしていきます。
※ なお、災害時に小中学校にそれぞれ児童生徒が在籍している場合であっても、小中学校間を兄弟
姉妹が移動して待機することは、危険が予測されることからおこないません。
日時
平成27年9月2日(水)
15時00分から【雨天決行】
会場
各小中学校
予定時刻および訓練の概要
予定時刻
訓練の概要
各学校からメールや学校ホームページで、引き取り訓練実施について連絡します。
14時00分 (「地震災害における松戸市立小中学校共通の引き渡し基準」に基づき、訓練
実施)
引き取り訓練を開始します。
15時00分
(メール等でお知らせした引き取り場所での引き取り開始)
引き取り訓練を終了します。
16時00分
引き取り訓練に参加できないご家庭の児童生徒は、集団で下校を行います。
訓練の詳細につきましては、各学校より本訓練当日の引き取りが可能かどうかの確認を含め、別途
お知らせいたします。