「低温工学」誌隔月発行について 2016 年 5 月(第 51 巻 5 号)から「低温工学」誌は隔月に発行することになりました。 第 51 巻 第 1 号、第 2 号、第 3 号、第 4 号、第 5 号、第 6 号、第 7 号、第 8 号 第 52 巻第 1 号、第 2 号、第 3 号、第 4 号、第 5 号、第 6 号 今回の隔月発行は、1992 年第 27 巻第 7 号以来になります。 その頃、低温工学協会の個人会員数は 1,300 名を超し、賛助会員数は 77 社(256 口)に及び高 温超電導に関する研究開発が隆盛を極め、 「低温工学」誌の月刊誌としての要望が高まって居 りました。かかる状況にも後押しされ、月刊誌化が実現致しました。 近年、高温超電導関係の研究は一段落し、その実用化技術開発へと軸足が移行しています。 かかる状況と会員層の高齢化も連動して、低温工学・超電導学会の個人会員数は 1,080 名に 減じ、賛助会員数も 60 社に減少し、同口数が 142 口と大幅に減少しました。 本会では年々弱体化する財政基盤に対応すべく本会の諸事業の刷新と合理化を推進して参り ましたが、残念ながら財政状況は好転せず年々2,000 千円から 4,000 千円の資産減少になっ ています。 かかる状況に鑑み、財政負担が最も大きい「低温工学」誌の発行を検討すべく、平成 27 年 4 月に高畑一也氏(核融合科学研究所)を委員長とする 6 名の学会誌検討 WG が設置されまし た。同 WG から同規模の他学会における機関誌発行の実態と本会の財政状況により緊急的措 置として学会誌の隔月発行やむなしとの答申がなされ、平成 27 年 10 月第 19 回定例理事会 のにおいて第 51 巻第 5 号以降の隔月化が決定されました。 会員の皆様には、今回の隔月発行の経緯につきましてご理解賜りたくお願い致します。 本会と致しましても、会員の皆様へのサービス低下にならないよう、次の努力を致します。 (1)速報性:本会のホームページを活用し易くする。 (2)内容の充実:読者目線で記事作りする。 (3)将来性:完全電子化に向けた意識調査の実施や技術検討を実施する。 (4)公益性:会員のみならず、広く社会へ継続的な情報発信媒体を目指す。
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