男木島、女木島、大島、櫃石島、岩黒島、与島

【島のくらしの情報】香川県~さぬきの島々(男木島、女木島、大島、櫃石島、岩黒島、与島、小与島、高見島、佐柳島、粟島、志々島)~
◯男木島・女木島
島の主要産業は漁業であるが,高齢化等により後継者不足に悩んでいる。
◯大島
島には大島青松園の入所者や職員などの関係者のみが居住しており、雇用は、療養所としての機能維持に関する職のみである。
◯櫃石島・岩黒島
底引き網、刺網漁を中心とする漁業が主体であるが、高齢化が進み後継者不足が問題となっている。
◯与島
①仕事(収入)の
状況
島の主要産業は採石業であったが、経年により資源が枯渇しつつある。
また高齢化により日常の里山や水路の手入れが困難になりつつあるため、土砂災害の発生する可能性が高くなっており、日常の維持管理を継続していける担い手を確保していく必要がある。
◯高見島・佐柳島
漁業が産業の中心となっていますが、就業者の高齢化が著しく進んでおり、今後の後継者不足に悩んでいます。
◯粟島
島の主要産業は漁業であるが、高齢化等により後継者不足に悩んでいる。
なお、島からの定期フェリーにより、本土(三豊市内等)への通勤は可能である。
◯志々島
島の産業は半農半漁で、漁業は小型漁船による沿岸漁業、農業は無霜地帯の特性を生かした花卉栽培が行われているが、いずれも零細経営であり、生産性は低く衰退の一途を辿っている。
◯男木島・女木島
現状,移住希望者向けに物件として貸出しできるものは少ないが,地元コミュニティ協議会と連携し物件の掘り起こしを行っている。
◯大島
現状,移住希望者向けに物件として貸出しできるものはない。
②住居の状況
(貸家、空き家な
ど)
◯高見島・佐柳島
町営住宅やマンション・アパート等はありません。
空き家情報登録制度「空き家バンク」を実施しております。(現在の登録はなし)
◯粟島・志々島
三豊市空き家バンク制度・・・三豊市での物件探しのお手伝い
三豊市住宅リフォーム・地域経済活性化補助金・・・「三豊市空き家バンク」の登録物件の入居者が行うリフォームへの補助(最大50万円)
●お問合せ 田園都市推進課 電話:0875-73-3011
◯男木島
・国民健康保険男木診療所において,市の嘱託医師1名,看護師3名が女木診療所と兼務して,診療を週4回行っている。
・高度または専門的な医療が必要な場合は,本土の病院で診療を受けている。
・傷病者搬送に備え,高松市消防局が救急艇「せとのあかり」を運用している。
・救急艇が使用できない場合の対応として,船舶を借り上げて救急患者を搬送した場合,その輸送費を補助している。
◯女木島
・国民健康保険女木診療所において,市の嘱託医師1名,看護師3名が男木診療所と兼務して,診療を週4回行っている。
・高度または専門的な医療が必要な場合は,本土の病院で診療を受けている。
・傷病者搬送に備え,高松市消防局が救急艇「せとのあかり」を運用している。
・救急艇が使用できない場合の対応として,船舶を借り上げて救急患者を搬送した場合,その輸送費を補助している。
◯大島
医療施設として、国立療養所大島青松園があり、島内で処置できない高度あるいは専門的な医療が必要な場合は高松市の病院で診療を受けている。
◯櫃石島
医療施設がないため、市立病院の医師による巡回診療を週2回実施しているほか、検診については市の担当課、巡回診療船「済生丸」にて実施し、保健師による訪問指導も実施されている。
◯岩黒島
医療施設がないため、市立病院の医師による巡回診療を週2回実施しているほか、検診については市の担当課、巡回診療船「済生丸」にて実施し、保健師による訪問指導も実施されている。
③医療環境の状況
◯与島
国民健康保険与島診療所がある。
常駐医師はなく、市立病院医師による診療を週1回実施している。
◯小与島
医療施設はありません。
◯高見島
国民健康保険直営診療所があり、派遣医師が週1回診療を行っています。
救急医療については、借上船を利用する場合がほとんどで、その借上げ費用に対して補助を行っています。
◯佐柳島
国民健康保険直営診療所があり、派遣医師が週1回診療を行っています。
救急医療については、借上船を利用する場合がほとんどで、その借上げ費用に対して補助を行っています。
◯粟島
粟島診療所 医師、看護師が平日島外から勤務しています。
救急患者である島民を輸送するため、船舶の借り上げに要する片道の経費が補助されます。
●お問合せ 健康課 電話:0875-73-3014
◯志々島
市の国民健康保険診療所があり、医師は月2回計2名が勤務、看護師は1名の臨時職員が勤務しています。
救急患者である島民を輸送するため、船舶の借り上げに要する片道の経費が補助されます。
●お問合せ 健康課 電話:0875-73-3014
◯男木島
介護サービス事業所あり。NPO法人が,短期入所(ショートステイ),通所介護(デイサービス),訪問介護(ヘルパーステーション)を運営している。
介護サービス事業者が男木島の利用者にサービス提供した場合、運賃等を補助している。
◯女木島
介護サービス事業所・施設はないが,介護サービス事業者が女木島の利用者にサービス提供した場合、運賃等を補助している。
◯大島
大島青松園が必要に応じて実施している。
◯櫃石島
老人いこいの家があり、高齢者にとって憩いとコミュニケーションの場となっている。
◯岩黒島
医療施設がないため、市立病院の医師による巡回診療を週2回実施しているほか、検診については市の担当課、巡回診療船「済生丸」にて実施し、保健師による訪問指導も実施されている。
④福祉環境の状況
◯与島
与島開発総合センター内に老人いこいの家が設置されている。
◯小与島
福祉施設はありません。
◯高見島・佐柳島
ホームヘルパーによる在宅ケアサービスを行っています。
介護サービスの提供を促進するためヘルパーの船代を助成しています。
◯粟島・志々島
離島住民が島外で市が実施する検診を受信する場合、定期航路の往復の経費を補助します。
●お問合せ 健康課 電話:0875-73-3014
介護サービス提供を促進するため、離島に居住する要介護者に対する介護サービスを提供するための船賃を補助する。
離島住民の訪問介護員要請研修2級程度の受講に要する費用の一部を補助する。
●お問合せ 介護保険課 電話:0875-73-3017
◯男木島
小学校,中学校,保育所が各1箇所あるが、保育所は平成14年4月から休所中。
◯女木島
小学校,保育所があるが,いずれも休校中。
◯大島
小学校1校
◯櫃石島
幼稚園、小学校、中学校があるが、幼稚園は平成26年4月から休園している。
◯岩黒島
小学校、中学校がある。
◯与島
与島開発総合センター内に老人いこいの家が設置されている。
⑤教育環境の状況
◯小与島
教育施設はありません。
◯高見島・佐柳島
現在、小・中学校ともに廃校となっています。
◯粟島
島内の中学校、小学校、幼稚園は、休校中。
三豊市定住促進・学生合宿支援事業・・・学生が合宿で市指定宿泊施設を利用する場合に助成があります。一人一泊あたり1,000円の商品券交付(ただし2泊以上連泊する10名以上の
団体で1回につき上限30万円)
◯志々島
島内に学校はなし。
三豊市定住促進・学生合宿支援事業・・・学生が合宿で市指定宿泊施設を利用する場合に助成があります。一人一泊あたり1,000円の商品券交付(ただし2泊以上連泊する10名以上の
団体で1回につき上限30万円)
●お問合せ 田園都市推進課 電話:0875-73-3011
◯男木島・女木島
水道は,海底導水管による送水である。
し尿は本土からバキューム車で収集処理している。
ガスは,プロパンガス。
電気は,高松市本土より送電されている。
◯大島
水道は,海底導水管による送水である。
電気は,高松市本土より送電されている
◯櫃石島・岩黒島・与島
水道については、瀬戸大橋に添架した防災用送水管により給水している。
電気については、香川県本土から送電されている。
⑥上下水道・電気・ ◯高見島・佐柳島
ガス
水道普及率は、100%です。
の状況
電気は、本土より送電されています。
ガスは、プロパンです。
◯粟島
水道利用状況(普及率)は、100%
し尿処理は、約95%水洗化、残りを計画収集
ガスは、プロパンです。
電気は、本土より送電されています。
◯志々島
し尿処理は、100%水洗化
昭和61年に粟島からの海底送水管の敷設により簡易水道が整備された。
◯男木島
フェリー(雌雄島海運)
高松港から男木港まで40分。
運行便数:1日6便
運賃:片道510円,往復1,020円。
最寄りの駅:JR高松駅。同駅から高松港まで徒歩5分。
◯女木島
フェリー(雌雄島海運)
高松港から女木港まで20分。
運行便数:夏季(8月1日~8月20日)12便 通常時6便
運賃:片道360円,往復720円。
最寄りの駅:JR高松駅。同駅から高松港まで徒歩5分。
◯大島
定期航路はなく、大島青松園が所有する官用船が高松港~大島港、庵治港~大島港を定期的に運航している。
高松港~大島港(約20分~25分)、庵治港~大島港(約15分)
運行便数:高松港~大島港(1日4便)、庵治港(1日3便)
最寄りの駅:JR高松駅。同駅から高松港まで徒歩5分。
※施設見学等でご乗船の場合は、事前に国立療養所大島青松園までご相談ください。
◯櫃石島・岩黒島
定期航路については、平成8年4月から廃止されている。
⑦本土との交通手段
(費用、時間、便数
など)
瀬戸大橋架橋により、定期バスの利用が可能。
◯与島
瀬戸大橋架橋により定期バスの利用が可能。バスの便数は平日坂出-児島間往復7便(祝・休日は6便。)坂出駅前~与島バス停まで所要時間約15分、料金520円。一般車両の乗り入れは緊急自動車や住民等の限定車の乗り入れしか認め
られていない。
◯小与島
医療施設はありません。
◯高見島
民間事業者による1日4便のフェリー航路があります。
多度津港(最寄り駅は多度津駅で、車で約5分。バス等の公共機関はなし)から高見港へフェリーで約25分。片道大人480円、子ども240円。
◯佐柳島
民間事業者による1日4便のフェリー航路があります。
多度津港(最寄り駅は多度津駅で、車で約5分。バス等の公共機関はなし)から高見島を経由して、佐柳本浦港へフェリーで約50分、佐柳長崎港へ約65分。佐柳本浦行片道大人680円、子ども340円。佐柳長崎行片道大人78
0円、子ども390円。
◯粟島
フェリー 香川県三豊市詫間町 須田港から粟島港へ。
最寄りの駅は、JR詫間駅。
同駅からコミュニティバスで約20分。
フェリー利用・・・15分(1日8便)、大人330円。
海上タクシー利用・・・10分、2,000円~
◯志々島
フェリー 香川県三豊市詫間町 宮の下港から志々島港へ。
最寄りの駅は、JR詫間駅。
同駅からコミュニティバスで約10分。
フェリー利用・・・20分(1日3便)、大人340円。
海上タクシー利用・・・10分、2,000円~
◯男木島
徒歩、レンタサイクル
◯女木島
徒歩、レンタサイクルもしくは洞窟行きバス。
◯大島
徒歩
◯櫃石島・岩黒・与島
⑧島内の交通手段
(費用、便数など)
島内は、住民しか自家用車で乗り入れることができませんので、全て徒歩移動です。
島内で琴参バスも利用できます。
◯小与島
徒歩
◯高見島・佐柳島
公共交通、タクシー等は無いため、自家用車、自転車、徒歩等の自力移動となります。
◯粟島
徒歩、もしくはレンタサイクル
◯志々島
徒歩
◯男木島
農協の店舗(1店舗)のみ。食料品,日用品,農作業の道具を扱っているが,土曜・日曜は営業していないため,船で高松へ行き買い物する方もいる。
◯女木島
農協の店舗(1店舗)のみ。食料品を扱っているが,土曜・日曜は営業していないため,船で高松へ行き買い物する方もいる。
◯与島
商店は1軒。ガソリンスタンドは、なし。
⑨買い物場所
物価の状況
◯高見島・佐柳島
現在は商店等がないため、島民同士の共助により、船を利用して本土で買い物を行っているなどしています。
◯粟島
食料品、衣料品などを扱う商店など4軒あります。
◯志々島
「上田商店」と店がありましたが、現在は閉めています。
港近くに、「楠々(くすくす)」というお休み処があり、志々島発の第2便と第3便の出発1時間半前頃から、営業。
コーヒーが飲めたり、志々島グッズ(ヤギさんカップやエコバック、Tシャツ、ポストカードなど)を販売しています。
◯男木島・女木島
正確な数は不明ですが、UターンやIターンで移住してきている方や、島に魅力を感じて定住する若い方もいます。
⑩これまでの移住実績
◯粟島
平成22年度から実施している粟島芸術家村事業で第四回招へい作家が招へい期間終了後、自費滞在し現在移住しています。
◯志々島
Uターンで移住してきている方や、島に魅力を感じて定住する若い方もいます。
⑪移住を希望される ◯粟島・志々島
方の短期滞在、下見
三豊市定住促進・短期滞在者支援事業・・・三豊市の定住を希望する方が移住に向けての準備や検討をするために、市指定宿泊施設を利用する場合に助成があります。一
人一泊あたり2,000円の商品券交付(ただし1回の滞在が2泊以上で年間通算20泊まで)
に対する支援の状況 ●お問合せ 田園都市推進課 電話0875-73-3011
⑫移住にあたっての
支援の状況
◯粟島・志々島
若者定住促進・地域経済活性化補助金・・・40歳未満の若者世帯の新規住宅取得に対して補助金を交付。(最大100万円)
●お問合せ 田園都市推進課 電話0875-73-3011
⑬そのほか島での暮
らしぶりについて伝 移住希望者は、島の暮らしに馴染めるかどうかなどを、一度お越しいただき、事前に調べてから検討されることをおすすめします。また、四季それぞれの島の暮らしを体
えておくべき必要な 験してから移住を決めるとなおよいと思います。
情報