初期キリスト教建築 ビザンティン建築 2015 05 5月 27 日 古代世界から

初期キリスト教建築
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ビザンティン建築
2015
05
5月 27 日
古代世界からキリスト教世界へのシフト
固有の建築様式ではなくローマ建築の延長 空間原理は継承
モザイクによる表現
バシリカ(長堂式)と集中式 ラテン十字と ギリシア十字
天(神の世界)へのパースペクティヴ
●サンタ・マリア・マジョーレ/ローマ
当初の構造が一部残る
5C 前半
バロック期に増改築
●サンタポリナーレ・イン・クラッセ/ラヴェンナ
530-549
後世の改造が少なく初期の姿を伝える
典型的な初期キリスト教会堂
●サンタニェーゼ・フォリ・レ・ムーラ
よく保存されている初期バシリカ式
●サンタコスタンツァ /ローマ
/ローマ
7 世紀
2 階廊を持つ
4C 前半
円形洗礼堂
改宗による洗礼が多かった
●ラテラノ洗礼堂 /ローマ
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432-440
ビザンティン建築
集中式教会堂
天(神の世界)へのパースペクティヴ(上昇)
モザイクによる表現
4~5 世紀 集中式洗礼堂、廟
6 世紀
ドーム 巨大空間 以後廃れてモスクへ継承される
7~9 世紀
クロスドーム型
9~12 世紀
クロスインスクエア型 ドームは小さくなる
●サンヴィターレ/ラヴェンナ
526-547
大きな八角堂の中に小さな八角堂が入れ子になっている
●キュチュクアヤソフィア
527-536
教会、ハギイ・セルギオス・カイ・バッコスとして作られ、後にモスクになる
ハギア・ソフィアのための先行試作か
●ハギア・ソフィア/コンスタティノポリス (コンスタンティノープル) 532-537
設計:アンテミウス
イシドロス
地震で何度もドームが落ちる
後にモスクとなり
オスマン建築に多大な影響を与える
●サン・マルコ/ヴェネツィア
2 重のドーム
正面は末期ゴシックの増築
1063-1090