泉佐野市田尻町清掃施設組合議会 議事録

泉佐野市田尻町清掃施設組合議会 議事録
平成 27 年 10 月議会 平成 27 年 10 月 23 日(金)
午前 10 時 開議
日程第 1
日程第 2
監査報告第 2 号
平成 27 年 1 月分より 3 月分の監査結果報告について
監査報告第 3 号
平成 27 年 4 月分より 7 月分の監査結果報告について
議案第 6 号
泉佐野市田尻町清掃施設組合ごみ処分手数料条例の一部を改正する条例の制定に
ついて
日程第 3
認定第1号
平成 26 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について
議員定数 10 名
出席議員 9 名
射手矢 真 之(泉佐野市)
小 川 雄 司(田 尻 町)
金 田 裕 治(田 尻 町)
小 林 健 治(田 尻 町)
辻 中
隆(泉佐野市)
中 川 達 夫(田 尻 町)
中 村 哲 夫(泉佐野市)
新 田 輝 彦(泉佐野市)
向 江 英 雄(泉佐野市)
欠席議員 1 名
野 口 新 一(泉佐野市)
議事説明員職氏名
管
理
者
千代松 大 耕(泉佐野市長)
副 管 理 者
原
会計管理者
射手矢 光 雄(泉佐野市会計管理者)
事 務 局 長
河 井 俊 二
事務局次長
寺 島
参
西
事
明 美( 田 尻 町 長 )
潔
繁 次
開会(午前 10 時 06 分)
○議長(中村 哲夫君)
皆さま、おはようございます。
ただ今から平成 27 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 2 回(10 月)定例会を開会いたします。
議員定数 10 名中、出席議員 8 名でありますので会議は成立いたしております。
なお、野口議員より欠席の旨、また、小川議員より遅刻の旨、届け出がありましたのでご報告いたします。
次に、本定例会の会議録署名議員といたしまして、金田 裕治さん、小林 健治さん、ご両名によろしくお願
いいたします。
次に、本定例会の会期についてお諮りいたします。
本定例会の会期を本日 1 日といたしたいと存じます。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○議長(中村 哲夫君)
ご異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日 1 日と決定いたしました。
次に、本日の議事日程について報告を求めます。
○事務局次長(寺島 潔君)
それでは、本日の議事日程を申し上げます。
日程第 1 監査報告第 2・第 3 号 監査結果報告について
日程第2 議案第 6 号 泉佐野市田尻町清掃施設組合ごみ処分手数料条例の一部を改正する条例の制定について
日程第 3 認定第 1 号 平成 26 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について
以上でございます。
よろしくご審議のほど、お願いいたします。
○議長(中村 哲夫君)
それでは、ただ今より議事に入ります。
日程第 1 監査報告第 2・第 3 号 監査結果報告について
○議長(中村 哲夫君)
日程第 1、監査報告第 2・第 3 号、
「監査結果報告について」を議題といたします。
この監査報告につきましては、お手元に配付いたしておりますとおり、監査委員から議長あてに報告がありま
したので、ご報告いたします。
この報告につきまして、ご質疑の点はございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(中村 哲夫君)
ないようですので、これで質疑を終了いたします。
よって、監査結果報告につきましては、ご了承願います。
日程第 2 議案第 6 号 泉佐野市田尻町清掃施設組合ごみ処分手数料条例の一部を改正する条例の制定について
○議長(中村 哲夫君)
次に、日程第 2、議案第 6 号、
「泉佐野市田尻町清掃施設組合ごみ処分手数料条例の一部を改正する条例の制定
について」を議題といたします。
これより提案者の説明を求めます。
○事務局長(河井 俊二君)
それでは議案第 6 号、泉佐野市田尻町清掃施設組合ごみ処分手数料条例の一部を改正する条例の制定につきま
して、提案理由をご説明申し上げます。恐れ入りますが議案書 5 ページをお開き願います。また、参考資料といた
しまして、新旧対照表及び関連資料を配付してございますので、併せてご覧ください。
今回、提案させていただいておりますのは、当組合におきます、ごみ処分手数料条例の別表の取扱区分のうち、
55 キロ未満を一律 500 円とし、それ以上のものにつきましては、その表の整理をするものでございます。
従前より、当ごみ処理場につきましては、たびたび国道 26 号線へも影響する交通渋滞や、その渋滞による通過
車両への通行阻害を起こし、問題となっておりました。さらに毎年 2 回程度、泉佐野警察から渋滞解消に向け、指
導的要請も受けてございました。
このような中、昨年そして今年にかけまして、内部的に出来得るところ、例えば、領収書の宛名書きの手書き
の廃止、それによる場内渋滞の緩和など、幾つかの手を打ってまいりました。
しかしながら、抜本的な解決策には至らず、さらなる対策を模索していく中、過去の搬入車両関連のデータを
分析した結果、他の自治体のごみ処理場と比べ、そのごみ処理量に対する搬入車両台数が、かなり多いことが検証
できました。この理由といたしまして、当組合のごみ処理手数料の搬入設定が 5 キロからの設定であることが主な
原因であると判断されます。
他のごみ処理場について、その実態を問い合わせてみたところ、やはり交通渋滞緩和のために、具体的には少
量反復搬入防止のため、一定のラインを定めているとの回答でございました。
また、現状といたしましても、本組合以外の周辺のごみ処理場におきましても、30 キロから 70 キロの設定とな
っております。
よって、料金体系自体の値上げはいたしておりませんが、今まで何回も少量で搬入していた方々に、2 回から 3
回分ためていただき、そして 50 キロ以上程度で持ってきていただきたいというのが今回の趣旨でございます。
なお、周知期間を十分とるために、付則といたしまして、この条例は平成 28 年 4 月 1 日から施行するものとし
ております。
説明は以上のとおりでございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願いいたします。
○議長(中村 哲夫君)
これより泉佐野市田尻町清掃施設組合ごみ処分手数料条例の一部を改正する条例の制定についての質疑に入り
ます。
ご質疑の点はございませんか。
○中川 達夫君
一応、今のご説明で理解はできるんですけども、一部のある町民、市民から、実質値上げと違うかなというこ
との指摘があると思うんですけども、それに対しての行政のほうは、どういう説明をされるんか、また、これに対
して、そういうことをするに対して、渋滞が緩和できるという保証はないと思うんです。
だから渋滞緩和の保証をするというならば、例えば、空き地を買って迂回させるとか、そういういろんなアイ
デアですね、そういうことを審議したんかどうかということです。ただ単に 10 キロ、20 キロでも、200 円、300
円というあれをなくすというのは、ためてというのは、僕もそれは理解はできるんです。ただ渋滞緩和のためにと
いうて、もし渋滞が、まだ起こるようでしたら、後の処置はどうするんかということです。その辺はどうお考えで
しょうか。
○事務局次長(寺島 潔君)
今回、我々考えておりますのは、決して値上げという考えではなく、区分の見直しということで、従前から 55
キロ未満 500 円ということでございます。
もう一つ、渋滞の保証ということをおっしゃられていたんですが、ある程度の量の渋滞緩和にはなるのかとい
うふうに考えております。
あと、今おっしゃられたように用地買収して、駐車場的なものを整備したらいいのかなということをおっしゃ
られていたのかなということだと思うんですが、従前から当然、数年前から、そういったことも考え検討しながら、
内部的にも調整しながら、できるもの、できないものということで、おっしゃられたことはできないということで
結論づけておりますので、今、我々ができる、お金をかけないでできるものは何かという模索した中で、今回、こ
ういう手数料条例の区分の見直しをするということでございますので、ご理解願いたいと思っております。
それと 50 キロ未満で出されている方におきましては、日常出る可燃ごみにおいては、市・町それぞれの定日の
収集のごみの回収があると思っております。そちらを利用していただくのが本来の原則であるという考えと、それ
以外の粗大ごみに関しましては、申込制度、500 円のシールを張る制度がございます。そちらで利用していただけ
ればいいというふうに、ご協力していただきたいなという考えがございますので、よろしくお願いいたします。
○中川 達夫君
50 キロ未満の粗大ごみ、500 円のを張って出すということ。ただ町・市民の考えからいいましたら、自分とこ
のごみは、表のところへ出して見られたくないとか、いろんな各プライバシーがあるとは思うんですけども、それ
と、そういうふうになれば、市・町の収集車が追いつくんかどうか、それに対して増えれば増えるほど、また集め
る職員、臨時職員とか、車が必要になるということを考えての処置でしょうか。
ちょっと後に戻りますけども、最初に 500 円未満ということは、急に 500 円になって、最初に僕、質問させて
いただいた町・市民に、その一部の方が「値上げと違うんか」というような苦情が来ないとも限らないんで、その
辺の対処をどうされるんかということを最初の質問にやっていました。その返事をよろしくお願いします。
○事務局次長(寺島 潔君)
ごみを出される方の個人情報的な扱いにつきましては、もともと今回の区分の見直しに対象となる方は少量、
小口の方だと思いますので、ごみの量が決して増えるというふうには考えておりません。
ですから、パッカー車といいますか、ゴミ収集車の台数を増やしたり、職員の時間が増えるというような考え
はございません。必ず全ての家の方の前には、車は通るということですので、要は、その小口だと思っていますの
で対応できるというふうに考えております。
苦情は当然、どんなことにおいてもそうなんですけども、誠心誠意、誠実にこたえさせていただきたいという
ふうに考えております。以上です。
○射手矢 真之君
すごく画期的で効果のあることだと思って、賛成の立場からの意見なんですけども、今おっしゃられたように、
いろいろ本当に効果があるのかどうかということも、検証される部分もあるのかと思うんですけれども、実施され
た後に、一定どれだけの効果が出たというのは、また後日報告というのは上げていただけるんでしょうか。
○事務局長(河井 俊二君)
もちろん、今現在、推定してございますのは、現状といたしまして、お手元の資料にございますように、平成
25 年のデータでは、総搬入台数が 4 万 4,726 台、月当たり 3,727 台、1日当たり 233 台、それが搬入全体の中の約
40%が、そういうような少量搬入であるという中で、私どもとしたら、少なくとも半減するであろうというふうに
考えてございます。
そうすると 1 日の総搬入台数が 185 台、そうなれば大体、私ども、あの周辺の環境ならば、200 台が目いっぱい
かなと考えてございますので、そういうふうな形に進んでいくのではないか。
そして、また議員がおっしゃられました事業結果、どういうふうな形というのは、ご報告させていただくつも
りでございます。以上でございます。
○射手矢 真之君
ありがとうございます。本当に住民の方とも協力して進めていかないといけないことだなと思うので、周知し
ていく中でも、周知して受け入れていただけるように、皆さん全体で、泉佐野市も田尻町も挙げて、全体で取り組
んで協力していくという体制を仰いでいただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○小川 雄司君
小川です。遅れて来てすみません、申しわけございません。
この点につきましては、私は以前、ごみの有料化をする以前、善意による自治体のごみ収集ということの、い
わゆる無料で対応するということであれば、一般市民の方も、少量であっても、また多量であっても、行政が収集
するということの安堵感があって、自ら焼却場に赴かないかんとか、これが得だとか、そういう判断はないという
ふうに思うんですけれども、私は、そういう立場を今も持っておりますけど、今ここで、そういうことは議論する
べきところではないと思っております。
田尻町といたしましては、やはり搬入台数を減らすようにして、この措置が、今回取られた措置が、あまりに
も住民さんから見て理解できないものであるのか、極端なものであるのか、それとも道理ある一定の筋道が通って
いるものかどうかが判断の基準になると私は考えまして、今回につきましては、当局からも、いろいろ聞かせてい
ただいた上で、これは一定、住民の理解も得りうるものだなというふうに判断をしております。
ちょっと、それ気になりますのは、これまで少量で頻回的に焼却場に通われていた方々、マンションや小さな
戸建だとか、ごみを、この不燃物をためる、蓄積するのに一定困難な方々については、従来からの 500 円のシール
券のことがあると思われるわけですけれども、それは自治体がすることでありまして、清掃組合がすることではな
いと思うんですけれども、それは、やっぱり 500 円のシール券とかというふうに丁寧に、そういう方法もあるので、
ご協力いただきたいということは、一定やっぱり丁寧に周知していく必要があろうかと思われるわけです。
その点について、1 市 1 町、泉佐野市・田尻町のほうに、行政のほうの取り組みとして、施設組合として要請し
たらだとか、泉佐野市長、田尻町長が来られていますので、どういうお考えなのか、お聞かせいただきたいと思っ
ております。いかがでしょうか。
○事務局次長(寺島 潔君)
貴重なご意見で、当然、市・町それぞれと協議を重ねておりまして、窓口におきましては、周知期間、5 カ月あ
りますので、そちらのほうでビラ的な、看板的なものを設置したり、あと搬入証明書とかもされてですね、住民さ
んが来られますので、そこで積極的に、別の方法もありますよということで、手法で説明しながら、当然それぞれ
のホームページにも、説明書き、理由とかを書きまして、PRしていきたいというふうに考えておりますので、よ
ろしくお願いいたします。
○議長(中村 哲夫君)
ほかにご質疑ございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(中村 哲夫君)
ないようですので、質疑はこれで終了いたします。
続いて討論を行います。討論ございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(中村 哲夫君)
ないようですので、これで討論を終了いたします。
続いて採決を行います。
議案第 6 号、泉佐野市田尻町清掃施設組合ごみ処分手数料条例の一部を改正する条例の制定について、原案ど
おり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(中村 哲夫君)
挙手全員であります。よって本案につきましては、原案どおり決定いたしました。
日程第 3 認定第 1 号 平成 26 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について
○議長(中村 哲夫君)
次に、日程第 3、認定第 1 号、
「平成 26 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について」を議題と
いたします。
提案者の説明を求めます。
○事務局長(河井 俊二君)
それでは、議案書 7 ページ、認定第 1 号、平成 26 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算の認定につい
てでございますが、はじめに決算概要につきましてご説明申し上げます。
決算書の 2 ページ、3 ページをお開き願います。
一般会計における予算総額は歳入歳出それぞれ 12 億 2,608 万 3,000 円でありますが、決算額は、歳入歳出それ
ぞれ 11 億 6,061 万 9,565 円であります。
平成 22 年度決算より、剰余金が発生することのないように市・町負担金を市・町それぞれに返納し、決算額を
確定しております。
歳入といたしましては、
①分担金及び負担金で 10 億 6,856 万 231 円、②使用料及び手数料で 9,013 万 1,680 円、③諸収入で 6 万1,574
円、④財産収入で 186 万 6,080 円となっております。
次に、4 ぺ一ジ、5 ページをお開き願います。
歳出といたしまして、
①議会費で 262 万 9,188 円、執行率は 95.6%でございます。
②総務費で 2,221 万 3,669 円、執行率は 81.1%でございます。
③第一事業所費で 2 億 543 万 2,315 円、執行率は 96.0%でございます。
④第二事業所費で 9 億 2,898 万 8,399 円、執行率は 94.8%でございます。
⑤公債費で 135 万5,994 円、執行率は 99.9%でございます。
続きまして、別冊になりますが、平成 26 年度一般会計決算を歳入歳出決算事項別明細書に基づき、ご説明申し
上げます。
なお、説明事項といたしまして、歳入につきましては、特に説明を要すると思われるものについて、歳出につ
きましては、節ごとに 100 万円を超える不用額が生じており、かつ執行率が 90%未満のもの、そして特に説明を要
すると考えられるものについて、ご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
それでは歳入からご説明申し上げます。
歳入歳出決算事項別明細書の 2 ページ、3 ページをお開き願います。
①分担金及び負担金につきましては、組合市町負担金で、調定額、収入済額ともに 10 億 6,856 万 231 円となっ
ております。分別としまして、泉佐野市が 9 億 7,461 万 9,841 円、田尻町が 9,394 万 390 円の負担額となっており
ます。
②使用料及び手数料につきましては、調定額、収入済額ともに 9,013 万 1,680 円となっております。
そのうち、まず、(1)使用料の 30 万 9,820 円は第二事業所の敷地使用料として、自動販売機並びに電柱などの
設置料でございます。
続きまして、(2)手数料で、ごみ処分手数料としまして 8,982 万 1,860 円を収入いたしております。
③諸収入につきましては、調定額、収入済額ともに 6 万 1,574 円で、雑入といたしまして、自販機の電気代 2
万 4,894 円、社団法人大阪府市町村職員互助会の破産手続きに伴う配当金として 3 万 3,303 円などであります。
④財産収入につきましては、調定額、収入済額とも 186 万 6,080 円で、古着やアルミなどの売却代金でござい
ます。
以上、歳入合計額は 11 億 6,061 万 9,565 円となっております。
続きまして、歳出についてご説明を申し上げます。
4 ページ、5 ページをお開きください。
①議会費につきましては、概ね予算どおりの執行となっております。
次に、6 ページ、7 ページをお開き願います。
②総務費につきましても、概ね予算どおりの執行となっておりますが、人件費事業の 2 給料で 260 万 3,683 円
の不用額、3 職員手当等で 104 万 7,402 円の不用額、4 共済費で 86 万 5,074 円の不用額、合計 451 万 6,159 円の不
用額が出ております。
これは人事異動に伴う再任用 1 名が減になって生じた不用額でございます。
また、(1)総務管理費の 1 一般管理費、総務事務費事業で、10 交際費の 1 万円、18 備品購入費の 8 万円、22 補
償補填及び賠償金の 10 万円が全額未執行となってございますのは、必要とする事項が生じなかったためでござい
ます。
続きまして、2 公平委員会費の 9 旅費ですが、出張がなかったため全額未執行となっております。
同様に、(2)監査委員費の 9 旅費につきましても、出張がなかったため全額未執行となっております。
次に、8 ページ、9 ページをお開き願います。
③第一事業所費、(1)し尿処理費、1 し尿処理場運営費、第一事業所運営事業の 11 需用費で 524 万 3,665 円の不
用額が生じております。その内訳の主なものといたしまして、消耗品費と修繕料となってございます。
消耗品費につきましては、処理に要する薬品の落札差額によるものに加えて、運転方法の工夫、薬品の注入率
の再確認による使用量の削減等の効果があらわれたためでございます。
修繕料につきましても、突発的な故障が少なかったことや老朽化している部分は極力機器補修工事の中で修繕
を行ったためでございます。
続きまして、10 ページ、11 ページをお開き願います。
④第二事業所費、(1)塵芥処理費、1 塵芥処理場運営費、人件費事業の 2 給料で 321 万 1,352 円、3 職員手当等
で 265 万 3,228 円、4 共済費で 168 万 3,989 円の不用額、合計 754 万 8,569 円の不用額が生じております。
これも、また人事異動に伴う職員の 1 名減によって生じた不用額でございます。
次に、第二事業所運営事業の 11 需用費の 1,634 万 5,421円の不用額でございますが、その内訳としまして、消
耗品費と燃料費の減が主な要因となっております。
消耗品費は、やはり薬品の入札減、燃料費は運転方法の工夫等による効果があらわれたためでございます。
次の 13 委託料 2,494 万 4,472 円の不用額は、主にごみ処理施設運転管理業務及び計量業務の落札減によるもの
でございます。
次に、12 ページ、13 ページをお開き願います。
2 施設整備費、続いての⑤公債費は、概ね予算どおり執行いたしております。
⑥予備費で 50 万円が全額未執行となってございますが、
特に使用すべき事項が生じなかったためでございます。
次に、14 ページをお開き願います。
実質収支額はゼロとなってございます。
次に、15 ページをお開き願います。
財産に関する調書でございますが、公有財産、物品についての増減はございません。
説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(中村 哲夫君)
説明は以上です。
これより、平成 26 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定についての質疑に入ります。
ご質疑はございませんか。
○小川 雄司君
11 ページで長寿命化計画策定業務が 635 万円出ておりまして、過日、その成果としての長寿命化計画につきま
しては、議会のほうにご説明いただきました。市民的、田尻町でいえば町民的な感情として、延長によるところの
投入金額が、それだけもかかるのかと、すぐ建て替えということのほうが、やはり安く済むのではないかとかいう
ご意見を直接いただいたりもしました。
そういうことについては、この場で全員協議会でも質問させていただいた中で、私も一定そうではないと、そ
うではないというのは、長寿命化計画を推進する方が得策であるというのを一定理解したようなつもりであります
けれども、市民的に、そういうことをご報告、それぞれの市町でして、理解を得るというようなことは必要ではな
いかというふうに思うわけですが、その辺はいかが考えておられるのか、お聞きしたいと思います。
○事務局次長(寺島 潔君)
昨年度、長寿命化計画を策定させていただきまして、この議会で議員の皆様に報告させていただきました。そ
れをもって、いいのかなというふうな考えがございますので、今、市民さん、町民さんに向けてのその説明をする
という考えはございません。以上です。
○小川 雄司君
僕は、管理者、副管理者に、特に泉佐野の分担分は多いわけでありますし、その辺はどういうふうに考えてお
られるのか、答弁をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○管理者(千代松 大耕君)
寺島次長が答えたとおりでございます。
○小川 雄司君
寺島次長が、まあ説明は特に考えてないと。
○事務局次長(寺島 潔君)
説明は議会で、この場で行ったことで終わったのかなというふうに思っています。何でも、どんな業務でもそ
うなんですけども、委託一つ一つ終わるごとに、住民さん、市民さんに対して説明というのは、従来、田尻町でも
そうやと思うんですけども、やられてないとは思います。当然、説明するときがあるならば、都計決定打った後の
その後の手続き上で必要なときというふうに考えていますので、今、長寿命化の委託を仕上げた段階では、特段そ
ういう考えはございません。
○事務局長(河井 俊二君)
今、議員さんがおっしゃいました前回の 6 月議会で、長寿命化の総額が約 80 億円という大金となってございま
す。それを全部、一旦するんかということになったら、当然そういうことはできません。市のほうでは中期財政計
画、町のほうでも、いろんな財政計画に基づいて、その 10 何年間で 80 億円というのは一切できないので、その中
で、どれをすべきかというのを、今後、課題として、来年、再来年ぐらいに、それをまとめ、そして最低限、これ
は必要ですというのを財政当局、市・町の財政当局と話をして進めていきたいなと考えてございます。
○小川 雄司君
この当施設組合も、法人格を有する、いわゆる自治体格としての議会と、また執行体制であるということから
鑑みれば、我々議会議員も、それぞれの泉佐野市、田尻町での説明責任があるということは、もとより考えており
ます。
そういう中で、こうやってインターネット中継もされておりますし、その努力はしつつ、この清掃施設組合と
しての一定の広報活動というのか、泉佐野市、田尻町の税を使っての説明は、それぞれのところでなされると思い
ますけれども、その広報活動については、どういうふうに考えておられるのかという点ですね。それは 80 億円、
長寿命化はかかりますから、その点を再度お答えいただきつつですね、私、今たって市民にさせていただくのは、
ちょっと先に進みまして、長寿命化を経て、新炉建設に当たっての、いろいろ計画策定、立地の検討などが進んで
おると思うわけですが、その状況についてご報告いただけませんでしょうか、まず 2 点、よろしくお願いします。
○事務局次長(寺島 潔君)
長寿命化の市民さん、町民さん向けへの公開については、データが非常に重たいもので、ホームページには載
せてはおらないんですけども、当然、情報コーナー、本組合でもございまして、2 階にございます事務所の前なん
ですけども、そちらのほうで長寿命化の資料ということで閲覧できる状態にはしておりますので、そちらで見てい
ただいたらいいかなと思っております。
2 点目のアセスに関しましては、現在、調査委託、予算をいただきましてやっているところですので、今この場
で報告するようなものはございません。
○小川 雄司君
そのアセスの終了は、この年度いっぱいということになろうかと思われますが、アセス以外で、自治体間での
協議、また勉強作業というようなことで、熊取町の本施設組合への参入であるとかという点はあろうかと思うんで
すが、そういう勉強会も含めての協議の状況について、平たくお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○事務局次長(寺島 潔君)
広域的な話とか、通常の事務方レベルで協議しておる、今おっしゃられた熊取さんを言われていたんですが、
事務方レベルでの協議の中ですので、当然、公開できるものは公開ですけども、今のところは、まだ協議中ですの
で、今時点で公開するようなものというのは特段ございません。
○議長(中村 哲夫君)
ほかにございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(中村 哲夫君)
ないようですので質疑は、これで終了いたします。
続いて討論を行います。討論ございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(中村 哲夫君)
ないようですので、これで討論を終了いたします。
続いて採決を行います。
認定第 1 号、平成 26 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について、原案どおり認定することに
賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(中村 哲夫君)
挙手全員であります。よって平成 26 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について、原案どおり
認定されました。
○議長(中村 哲夫君)
これをもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。
平成 27 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 2 回(10 月)定例会を閉会いたします。
閉会(午前 10 時 45 分)
平成 27 年第 1 回(6 月)臨時会 平成 27 年 6 月 16 日(火)開催
午前 10 時 開議
日程第 1 選挙第 1 号
議会議長の選挙について
日程第 2 選挙第 2 号
議会副議長の選挙について
日程第 3 議案第 2 号
監査委員(議会選出)選任についての同意を求めることについて
議員定数 10 名
出席議員 10 名
射手矢 真之(泉佐野市)
小川 雄司(田 尻 町)
金田 裕治(田 尻 町)
小林 健治(田 尻 町)
辻中
隆(泉佐野市)
中川 達夫(田 尻 町)
中村 哲夫(泉佐野市)
新田 輝彦(泉佐野市)
野口 新一(泉佐野市)
向江 英雄(泉佐野市)
議事説明員職氏名
管理者
千代松 大耕(泉佐野市長)
副管理者
原
会計管理者
射手矢 光雄(泉佐野市会計管理者)
事務局長
河井 俊二
事務局次長
寺島
参事
西
明美(田尻町長)
潔
繁次
開会(午前 10 時 00 分)
○事務局長(河井 俊二君)
それでは、皆様、おはようございます。
本日、会議に先立ちまして、議事の進め方等につきまして、事務局のほうからご説明申し上げ、ご理解を賜り
たいと思います。
本日は、泉佐野市並びに田尻町、両市町の本組合議会議員選出後におきます初めての議会でございますので、
まだ議長が決まってございません。したがいまして、議長が選出されるまでの間、地方自治法第 107 条の定める
ところによりまして、ご出席の議員さんの中から最年長者であられます中村 哲夫議員に臨時議長を務めていた
だくことになりますので、よろしくお願いいたします。
なお、正副議長の選挙につきましては、通例により、指名推選によりまして、議長は泉佐野市より、副議長は
田尻町より選出をしていただくこととなってございます。
また、監査委員につきましては、本年度は泉佐野市より 1 名を管理者から選任させていただき、ご同意を求め
ることになってございますので、よろしくお願いいたします。
それでは臨時議長・中村 哲夫議員さん、よろしくお願いいたします。
○臨時議長(中村 哲夫君)
ただ今、ご紹介に預かりました中村でございます。私が最年長のゆえ、甚だ僭越ではございますが、議会議長
の選挙が終了いたしますまで、臨時議長を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、議員の皆さま方は、泉佐野市並びに田尻町から選出され、今回、初めての議会出席でございますので、
各議員さん及び理事者の自己紹介を順を追ってお願いいたしたいと思います。なお議席につきましては、
「あいう
えお」の順になっておりますので、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。
それでは射手矢議員より、各自、自己紹介をお願いいたします。左側から射手矢議員、どうぞ。
○射手矢 真之君
おはようございます。泉佐野市議会議員の射手矢 真之と申します。よろしくお願いいたします。
○小川 雄司君
田尻町の小川 雄司でございます。よろしくお願いを申し上げます。
○金田 裕治君
田尻町の金田 裕治です。よろしくお願いします。
○小林 健治君
田尻町の小林です。よろしくお願いします。
○辻中 隆君
泉佐野市の辻中です。よろしくお願いいたします。
○中川 達夫君
おはようございます。田尻町の中川 達夫でございます。よろしくお願いします。
○新田 輝彦君
おはようございます。泉佐野市の新田でございます。よろしくお願いいたします。
○野口 新一君
おはようございます。同じく泉佐野市の野口 新一です。よろしくお願いいたします。
○向江 英雄君
おはようございます。泉佐野市の向江でございます。よろしくお願いいたします。
○臨時議長(中村 哲夫君)
改めまして泉佐野の中村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
次に、理事者の自己紹介を各自お願いいたします。管理者から。
○管理者(千代松 大耕君)
管理者を務めさせていただいております泉佐野市長の千代松でございます。よろしくお願いいたします。
○副管理者(原 明美君)
副管理者の田尻町長の原でございます。よろしくお願いいたします。
○会計管理者(射手矢 光雄君)
この 4 月から会計管理者を拝命しました射手矢です。よろしくお願いします。
○事務局長(河井 俊二君)
事務局長の河井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局次長(寺島 潔君)
同じく次長の寺島です。よろしくお願いいたします。
○参事(西 繁次君)
同じく事務局参事の西です。よろしくお願いします。
○臨時議長(中村 哲夫君)
ただ今より平成 27 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 1 回(6 月)臨時会を開会いたします。
議員定数 10 名中、全員出席しておりますので会議は成立しております。
次に、本臨時会の会議録署名議員といたしまして、射手矢 真之君、小川 雄司君のご両名を指名いたします。
よろしくお願いいたします。
次に、本臨時会の会期についてお諮りいたします。
本臨時会の会期は本日 1 日といたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○臨時議長(中村 哲夫君)
ご異議なしと認めます。よって本臨時会の会期は本日 1 日と決定いたしました。
次に、本日の議事日程について事務局より報告を求めます。
○事務局次長(寺島 潔君)
それでは、本日の議事日程を申し上げます。
日程第 1 選挙第 1 号
議会議長の選挙について
日程第 2 選挙第 2
議会副議長の選挙について
日程第 3 議案第 5 号
監査委員選任についての同意を求めることについて
でございます。以上です。
○臨時議長(中村 哲夫君)
これより議事に入ります。
日程第 1 選挙第 1 号 議会議長の選挙について
○臨時議長(中村 哲夫君)
日程第 1、選挙第 1 号、
「議会議長の選挙について」を議題といたします。
この場合、お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第 118 条第 2 項の規定により、指名推
選によりたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○臨時議長(中村 哲夫君)
ご異議なしと認めます。よって指名推選によることに決定いたしました。
なお、指名の方法につきましては、臨時議長において指名することといたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○臨時議長(中村 哲夫君)
ご異議なしと認めます。よって臨時議長において指名することに決定いたしました。
議会議長に、僭越ながら私、中村 哲夫を指名いたします。
お諮りいたします。ただ今、臨時議長において指名いたしました中村 哲夫を議会議長の当選人と定めること
にご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○臨時議長(中村 哲夫君)
ご異議なしと認めます。よって、ただ今指名いたしました中村 哲夫が議会議長に当選されました。
この際、事務手続きを行います。
(中村 哲夫君 事務手続き)
○臨時議長(中村 哲夫君)
ただ今、私、中村より議会議長就任受諾の回答を得ましたので、中村 哲夫が議会議長に決定いたしました。
この際、議長・中村より発言の申し出がありますので、これを許します。
○議長(中村 哲夫君)
改めまして、おはようございます。お許しをいただきましたので、一言ごあいさつ申し上げます。
ただ今、議員各位のご賛同を賜りまして、議会議長に就任することに相なりました。
何分微力ではございますが、本議会の運営が円滑に進みますよう最善の努力をいたす所存でございます。つき
ましては、議員各位並びに理事者の皆さま方の、より一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申
し上げます。
甚だ簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
(拍手)
○臨時議長(中村 哲夫君)
以上をもちまして、私の臨時議長としての職務が終了いたしましたので、これより議長を交代させていただき
ます。ご協力、誠にありがとうございました。
日程第 2 選挙第 2 号 議会副議長の選挙について
○議長(中村 哲夫君)
それでは次に、日程第 2、選挙第 2 号、
「議会副議長の選挙について」を議題といたします。
この場合、お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第 118 条第 2 項の規定により、指名推
選によりたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○議長(中村 哲夫君)
ご異議なしと認めます。よって指名推選によることに決定いたしました。
なお、指名の方法につきましては、議長において指名することといたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○議長(中村 哲夫君)
ご異議なしと認めます。よって議長において指名することに決定いたしました。
副議長に小川 雄司君を指名いたします。
お諮りいたします。ただ今、議長において指名いたしました小川 雄司君を議会副議長の当選人と定めること
にご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○議長(中村 哲夫君)
ご異議なしと認めます。よって、ただ今指名いたしました小川 雄司君が議会副議長に当選されました。
この際、事務手続きを行います。
(小川 雄司君 事務手続き)
○議長(中村 哲夫君)
ただ今、小川 雄司君より議会副議長就任受諾の回答を得ましたので、小川 雄司君が議会副議長に決定いた
しました。
この際、副議長・小川 雄司君より発言の申し出がありますので、これを許します。
○副議長(小川 雄司君)
本席より失礼でございますが、お許しをいただきましたので、一言ごあいさつ申し上げます。
このたび、皆さまのご推挙、ご賛同をいただきまして、副議長の職に就かせていただくことに相なりました。
誠にありがとうございます。
もとより微力ではございますけれども、この上は、中村議長の補佐を精一杯務めてまいりたいと存じます。
今後は、議員各位皆さまをはじめ、理事者の皆さま方のご協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。
簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。どうも誠にありがとうございました。よろ
しくお願いいたします。
(拍手)
日程第 3 議案第 5 号 監査委員(議会選出)選任についての同意を求めることについて
○議長(中村 哲夫君)
それでは次に、日程第 3、議案第 5 号、
「監査委員選任についての同意を求めることについて」を議題といたし
ます。
(辻中 隆君 退場)
提案者の説明を求めます。
○管理者(千代松 大耕君)
それでは、ただ今上程をされております議案第 5 号、監査委員選任についての同意を求めることについて、私
のほうから提案理由のご説明を申し上げまして、議員各位のご同意を賜りたいと存じます。
本組合の監査委員といたしましては、慣例によりまして、本年度は泉佐野市のほうから辻中 隆議員をお願い
申し上げたいと存じます。
辻中議員におかれましては、皆さまもご承知のとおり、地方行政、また環境・衛生行政につきましても大変精
通されており、卓越された見識と経験をお持ちでございます。監査委員としましては、まさに最適任者であろう
と存じますので、議員皆さま方のご同意をよろしくお願いを申し上げます。
○議長(中村 哲夫君)
この場合、地方自治法第 117 条の規定により、辻中 隆君が除斥されております。
お諮りいたします。監査委員に辻中 隆議員を選任同意することに賛成の諸君は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(中村 哲夫君)
挙手全員であります。よって監査委員に辻中 隆君を選任同意することに決定いたしました。
(辻中 隆君 入場)
○議長(中村 哲夫君)
これをもちまして、平成 27 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 1 回(6 月)臨時会を閉会いたします。
どうもご苦労さまでございました。
閉会(午前 10 時 17 分)
平成 27 年 3 月定例会 平成 27 年 3 月 2 日(月)開催
午前 10 時 開議
日程第 1 監査報告第 1 号
平成 26 年 9 月分より 12 月分の監査結果報告について
日程第 2 議案第 2 号
公平委員会委員選任についての同意を求めることについて
日程第 3 議案第 3 号
監査委員選任についての同意を求めることについて
日程第 4 議案第 4 号
平成 27 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計予算について
議員定数 10 名
出席議員 10 名
東
小夜子(田尻町)
伊藤 幸男(田尻町)
小川 雄司(田尻町)
坂口
実(田尻町)
髙道 一郎(泉佐野市)
辻野 隆成(泉佐野市)
土原 こずえ(泉佐野市)
西野 辰也(泉佐野市)
布田 拓也(泉佐野市)
山下 由美(泉佐野市)
議事説明員職氏名
管理者
千代松 大耕(泉佐野市長)
副管理者
原
会計管理者
勘六野 正治(泉佐野市会計管理者)
事務局長
河井 俊二
事務局次長
寺島
参事
西
明美(田尻町長)
潔
繁次
開会(午前 10 時 00 分)
○議長(辻野 隆成君)
皆さん、おはようございます。
それでは、ただ今から平成 27 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 1 回(3 月)定例会を開会いたします。
議員定数 10 名中、出席議員 10 名ですので会議は成立いたしております。
次に、本定例会の会議録署名議員といたしまして、布田 拓也君、山下 由美君、よろしくお願いいたします。
次に、本定例会の会期についてお諮りいたします。本定例会の会期は本日 1 日といたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ご異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日 1 日と決定いたしました。
次に、本日の議事日程について報告を求めます。
○事務局次長(寺島 潔君)
おはようございます。それでは、本日の議事日程を申し上げます。
日程第 1 監査報告第 1 号
監査結果報告について
日程第 2 議案第 2 号
公平委員会委員選任についての同意を求めることについて
日程第 3 議案第 3 号
監査委員選任についての同意を求めることについて
日程第 4 議案第 4 号
平成 27 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計予算について
以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(辻野 隆成君)
それでは、ただ今より議事に入ります。
日程第 1 監査報告第 1 号 監査結果報告について
○議長(辻野 隆成君)
日程第 1、監査報告第 1 号、
「監査結果報告について」を議題といたします。
この監査結果報告につきましては、お手元に配付いたしておりますとおり、監査委員から議長あてに報告があ
りましたので、ご報告いたします。この報告につきまして、ご質疑の点はございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので、これで質疑を終了いたします。
よって、監査結果報告につきましては、ご了承いただいたものといたします。
日程第 2 議案第 2 号 公平委員会委員選任についての同意を求めることについて
○議長(辻野 隆成君)
続いて日程第 2、議案第 2 号、
「公平委員会委員選任についての同意を求めることについて」を議題といたしま
す。提案者の説明を求めます。
○管理者(千代松 大耕君)
おはようございます。それでは、ただ今、上程されております議案第 2 号、公平委員会委員選任についての同
意を求めることにつきまして、提案理由のご説明を申し上げ、議員各位のご同意を賜りたいと存じます。
公平委員会委員として、道志 年彦さん、野田 英二さん、北谷 育代さんにお願いしたいと存じます。
現在の公平委員会委員でございます道志 年彦さん、野田 英二さん、山崎 暁子さんにおかれましては、本
年 3 月末をもちまして任期が満了となりますので地方公務員法第 9 条の 2 第 2 項の規定により、議会の同意を求
めるものでございます。
道志 年彦さん、野田 英二さんにおかれましては、引き続きお願いしたいと存じます。
また、北谷 育代さんにつきましては、住所は泉佐野市鶴原 525 番地の 1 でございまして、生年月日は昭和 24
年 1 月 2 日生まれの 66 歳でございます。
略歴等につきましては、昭和 62 年から平成 5 年まで医療法人に勤務され、その間、昭和 62 年には栄養士資格
を、平成 3 年には管理栄養士資格を取得されております。
平成 10 年 5 月に泉佐野市の市議会議員として初当選されて以来、4 期 16 年の長きにわたり行政の推進にご尽力
を賜り、その間、平成 17 年 5 月に第 62 代同市議会議長に就任されたのをはじめ、厚生文教委員会、総務産業委
員会、行財政委員会等、数多くの委員会の委員長や副委員長を歴任されました。
現在も泉佐野リトルシニア野球協会に会長として、青少年の健全育成にご尽力いただいており、その人格識見
ともに優れた方でございますので、公平委員会委員といたしましても適任者であろうかと存じます。
どうか議員各位におかれましては、ご同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(辻野 隆成君)
この場合、お諮りいたします。公平委員会委員に道志 年彦さん、野田 英二さん、北谷 育代さんを選任同
意することに賛成の方は挙手願います。
(挙手全員)
○議長(辻野 隆成君)
挙手全員であります。よって公平委員会委員に道志 年彦さん、野田 英二さん、北谷 育代さんを選任同意
することに決定いたしました。
日程第 3 議案第 3 号 監査委員選任についての同意を求めることについて
○議長(辻野 隆成君)
続いて、日程第 3、議案第 3 号、
「監査委員選任についての同意を求めることについて」を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
○管理者(千代松 大耕君)
それでは、ただ今、上程されております議案第 3 号、監査委員選任についての同意を求めることにつきまして、
提案理由のご説明を申し上げ、議員各位のご同意を賜りたいと存じます。
現在、組合の監査委員でございます紺谷 哲夫さんにおかれましては、本年 3 月末の任期満了に伴い退任のご
意向を示されており、後任の委員につきまして、地方自治法第 196 条第 1 項の規定により、議会の同意を求める
ものでございます。
後任委員としてのご同意をお願いいたしますのは、松田 正さんでございます。住所は和泉市いぶき野 5 丁目 2
番 1-1005 号、生年月日は昭和 45 年 8 月 31 日でございます。
松田様は、平成 10 年 3 月に甲南大学大学院を卒業され、同年 4 月に泉佐野市中町の竹野会計事務所に入所、平
成 14 年 11 月に税理士資格を取得され、現在に至っております。現在、松田様は満 44 歳ということで、まさに税
理士として第一線で活躍されており、その専門性、経験を十分に生かし、組合の財務管理、経営管理、その他の
行政運営について、広い視野を持って監査を行っていただくことに十分な資格を有しております。
また今後、新たに地方公会計制度の推進において、ご助言をいただく上でも、監査委員の職責を担うに的確な
人物であると存じます。
どうか議員各位におかれましては、ご同意を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(辻野 隆成君)
この場合、お諮りいたします。監査委員に松田 正さんを選任同意することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(辻野 隆成君)
挙手全員であります。よって監査委員に松田 正さんを選任同意することに決定いたしました。
日程第 4 議案第 4 号 平成 27 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計予算について
○議長(辻野 隆成君)
次に、日程第 4、議案第 4 号、
「平成 27 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計予算について」を議題といた
します。提案者の説明を求めます。
○事務局長(河井 俊二君)
それでは、平成 27 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計予算について、提案のご説明を申し上げます。
はじめに予算の概要につきまして、ご説明申し上げますので、平成 27 年度一般会計予算概要の 1 ページをお開
きください。
平成 27 年度予算の総額は、歳入歳出それぞれ 12 億 7,291 万 7,000 円で、前年度より 4,683 万 4,000 円、率に
いたしまして 3.82%の増となっております。
歳入予算の状況につきましては、第 1 表に示してございますとおりでございます。
まず、1.分担金及び負担金で 4,554 万 7,000 円の増、率にいたしまして 4.01%増の 11 億 8,145 万 9,000 円とな
っており、予算構成比は 92.81%であります。
次に、2.使用料及び手数料で 83 万円の増、率にいたしまして 0.93%増の 8,969 万 3,000 円となっており、予算
構成比は 7.05%であります。
3.諸収入は、増減がなしで 2 万 4,000 円でございます。
4.財産収入は 45 万 7,000 円の増で、率にいたしまして 35.59%の 174 万 1,000 円であります。
続きまして、歳出予算の状況でございますが、第 2 表にお示ししているとおりでございます。
1.議会費は 144 万 9,000 円の減で、率にいたしまして 52.71%の減の 130 万円となっており、構成比は 0.1%で
あります。
2.総務費は 809 万 5,000 円の増で、
率といたしまして 29.56%の 3,548 万 3,000 円となっており、
構成比は 2.79%
であります。
3.第一事業所費は 3,412 万 8,000 円の増、率にいたしまして 15.94%増の 2 億 4,823 万円となっており、予算構
成比は 19.5%であります。
4.第二事業所費は 638 万円の増、率にいたしまして 0.65%増の 9 億 8,636 万 7,000 円となっており、予算構成
比は 77.49%であります。
次に、5.公債費は 32 万円の減、率にいたしまし 23.58%減の 103 万 7,000 円、予算構成比は 0.08%であります。
6.予備費につきましては、前年度と同額の 50 万円であります。
続きまして 2 ぺ一ジをお開き願います。
歳出予算の性質別経費から見た状況は、第 3 表にお示ししたとおりでございます。
まず、1.消費的経費のうち、
(1)人件費につきましては 7,649 万 1,000 円で、前年度より 252 万円、率にいた
しまして 3.41%の増となっており、予算構成比は 6.01%であります。これは、議員報酬の改定及び泉佐野市派遣
職員の給料の減額率の変更によるものであります。
続きまして、
(2)物件費は 4 億 1,827 万 1,000 円で、前年度より 4,646 万 3,000 円、率にいたしまして 12.5%
の増となっており、予算に対する構成比は 32.86%あります。
次に、
(3)その他の消費的経費につきましては 4 億 7,424 万 7,000 円で、前年度より 2,558 万 3,000 円、率に
いたしまして 5.7%の増となっており、予算構成比は 37.25%であります。
次に、2.投資的経費につきましては、3 億 237 万 1,000 円で、前年度より 2,741 万 2,000 円、率にいたしまして
8.31%の減となっており、予算構成比は 23.76%であります。
3.公債費につきましては 103 万 7,000 円で、前年度より 32 万円、率にいたしまして 23.58%の減で、予算構成
比は 0.08%であります。なお、3 ぺ一ジ、4 ぺ一ジには、表 1 から 3 の内容を円グラフで表し、記載しておりま
す。以上が、予算の概要説明であります。
次に、平成 27 年度一般会計予算書についてご説明申し上げます。恐れ入りますが、予算書の 1 ページをお開き
願います。
第 1 条第 1 項では、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ 12 億 7,291 万 7,000 円と定めております。
第 2 項としまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、
「第 1 表 歳入歳出予
算」によると定めております。
第 2 条では、一時借入れの最高額は 2 億円と定めております。
第 3 条では、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めております。
それでは、先に歳出予算の詳細につきましてご説明申し上げます。ここでは増減の主なものについてご説明申
し上げます。
まず、はじめに 12 ページ、13 ページをお開き願います。
③第一事業所費・
(1)し尿処理費・1 し尿処理場運転費の第一事業所運営事業におきまして、11 需用費の光熱
水費等で、電気料金の大幅値上げによって 789 万 9,000 円の増、修繕費で現状に最低必要工事の増として 1,766
万 5,000 円を増額してございます。
また、13 委託料のし尿処理施設運転管理業務で、業務の内容の精査により 949 万 3,000 円の増となっておりま
す。
一方、減額となったものとしまして、11 需用費の消耗品費で、業務の見直しにより、使用薬品の単価減や数量
の見直しによる減で 195 万 1,000 円の減額となっております。
次に、14 ページから 15 ページをお開き願います。
④第二事業所費・
(1)塵芥処理費・1 塵芥処理場運営費・第二事業所運営事業・11 需用費の消耗品費で、これ
もまた薬品の単価減や数量の見直しにより、348 万 6,000 円の減、また光熱水費等で、先ほど申しました電気料
金の値上げによりまして、2,595 万 7,000 円の増、13 委託料の焼却残灰運搬業務と一般廃棄物埋立処分業務の単
価の値上げによりまして、1,586 万 9,000 円の増となっております。
一方、減額したものといたしましては、ごみ処理施設運転管理業務及び計量業務で業務の内容の精査により、
795 万 3,000 円の減額となっております。
次に、16 ページから 17 ページをお開き願います。
同じく 15 工事請負費で 3,725 万 7,000 円の減額となっております。これは工事の優先順位の精査を行いました
結果、過年度送りとした工事分が主な要因でございます。
同じく、
フェニックス事業計画負担金の 19 負担金補助及び交付金のフェニックス計画事業負担金で 207 万 1,000
円を計上しております。
これは埋立処分場の 2 期工事の受入期間が延伸されたことと 3 期事業の開始によるものでございます。
最後に、
(2)塵芥処理場建設費・1 塵芥処理場建設費・建設推進室運営事業・13 委託料次期ごみ処理施設整備
事業に伴う立地検討業務で 790 万円を計上しております。これは一般的には立地アセスと言ってございまして、
環境保全の観点から立地に関する検討計画業務であります。
続きまして、歳入予算についてご説明申し上げます。恐れ入りますが 4 ページ、5 ページのほうにお戻り願いま
す。
①分担金及び負担金・
(1)負担金・1 組合市町負担金で 4,554 万 7,000 円増の 11 億 8,145 万 9,000 円を計上し
ております。
内訳といたしまして、
泉佐野市が 10 億 8,812 万 4,000 円、
田尻町が 9,333 万 5,000 円の負担となっております。
続きまして、6 ページ、7 ページをお開き願います。
②使用料及び手数料で 83 万円増の 8,969 万 3,000 円を計上しております。
次に、③雑収入で 2 万 4,000 円は、自動販売機電気使用料であります。
次に、④財産収入・
(1)財産売払収入・1 物品売払収入でございますが、45 万 7,000 円増の 174 万 1,000 円を
計上しております。
以上が歳入予算であります。
なお、予算書の 18 ページから 20 ページには、給与費明細書、21 ページには、地方債の前々年度末における現
在高並びに前年度末及び当該年度末における現在高の見込みに関する調書を記載しておりますので、ご覧いただ
きますよう、よろしくお願いいたします。
説明は以上のとおりでございます。ご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(辻野 隆成君)
説明は終わりました。
これより平成 27 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計予算についての質疑に入ります。
ご質疑の点ございませんか。
○坂口 実君
17 ページの委託料で、立地アセスの分ですけども、どの辺あたりが、この予算で予定されているのでしょうか。
○事務局次長(寺島 潔君)
申し上げます。立地検討業務 790 万円に関することですが、立地アセスメントと申します。これは一般的には
環境アセスメントの 1 つで実施するものでございまして、環境アセスメントとは、開発事業の内容を決めるに当
たって、事業の必要性や採算性だけでなく、環境に及ぼす影響についても、あらかじめ調査、予測、評価を行い、
それらを踏まえて環境保全の観点から、よりよい事業計画をつくり上げていくという業務です。
その中で、立地アセスメントとは、実際に事業を実施する場所についての検討をする業務でございます。新施
設の候補地としまして、議員各位もご承知のとおり、平成 25 年度に作成いたしました本組合、泉佐野市及び田尻
町のごみ処理基本計画におきまして、りんくうタウン北地区の大阪湾に面した通称・三角地と呼ばれる広さ約 1.6
ヘクタール、現在の田尻町の第二処理場で約 1.1 ヘクタールですが、1.6 ヘクタールを建設予定候補地としてい
るところでございます。
一方、国では、東日本大震災の教訓から、平成 25 年度の 5 月 31 日に閣議決定しました廃棄物処理施設整備計
画の中で、廃棄物処理施設における災害対策の強化を新たな項目として打ち出し、廃棄物処理施設を通常廃棄物
と災害廃棄物の円滑な処理拠点として位置づけるとともに、大規模災害等に備えた広域連携体制の構築や災害に
より稼働不能とならない施設の強靱化及び一定程度、余裕を持った焼却能力の維持を図るべきとしたところでご
ざいます。
今回の立地アセスメントは、この災害対策の強化等の観点に沿って、新施設建設予定候補地としてのりんくう
タウン三角地を再評価することを主な目的として実施するものでございます。以上です。
○小川 雄司君
今の坂口議員への質疑応答で概略はわかりましたが、関連する中で、大阪府との協議が進んでおると聞いてお
るのは、平成 9 年 12 月 4 日に締結されております「泉佐野市都市計画ごみ処理施設建設事業等に係る基本協定書」
というのがございます。そこでは、第 5 の費用負担において、その負担が施設建設等において 6 というふうなこ
とが明記されております。
この間、私ども聞いておるのは、泉佐野市田尻町清掃施設組合に求められて、府のほうも見解を示されておる
のは、りんくうタウンから排出されるごみは、一定減ったからということで、この負担がゼロというようなこと
で府は考えているという話と、これは場所の問題と、場所も、この場所でOKなのかということを確認するとい
う話でありましたけど、場所と財政の問題、建設に当たって府の負担がどうなのかというようなこととセットで
話が進んでおるのか、その辺のところを確認させていただけますか。
○事務局次長(寺島 潔君)
ご質問のご指摘の平成 9 年に締結しました大阪府との協定書につきましては、現在、大阪府と継続協議中でご
ざいまして、大阪府からは事情変化を理由に協定の無効を主張されているところでございます。
我々は当然、見直しを検討するべき、大阪府の見解とは違いまして、引き続き協定書に基づいて協議をするべ
きものというふうに考えておりまして、今回、委託で 790 万円予算計上させていただいておるのは、それは委託
ということで、別というふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○小川 雄司君
わかりました。今、関連で質問した件は、また当該組合でも議論になろうかと思いますので、一旦置きますが、
1 点、強調するとすれば、りんくうタウンのごみが減ったからいうて、府の負担がゼロということにはならない
と思うし、そして、その協定書は効力を要しない、無効だという言い方も、あまりにも無謀だと思われますので、
当局におかれても、そういう見解をお持ちだろうと思いますので、それ以上申し上げません。
それで、この通称・三角地につきまして、津波浸水区域であると思うんですけれども、この点は、この場所を
決めるに当たって、どんなふうに考慮されていくことになるのか、その辺はいかがですか。
○事務局次長(寺島 潔君)
今回の委託で検討する業務の中の 1 つではあるんですが、総合的に判断するべきやというふうに考えておりま
して、当然、今おっしゃられた地震の対策とか、津波の対策とか、沿岸対策とか、いろんな項目がございます。
それらを積み上げていきまして事業費として、具体的に金額を出して、その立地、三角地における事業費が、ど
れだけの必要なのかということを、まずは出していきたいなというふうに思っております。
その中で、その三角地が立地に、大阪府のりんくうタウン内に設置することが適正かどうかということも踏ま
えて判断していきたいというように考えております。
○事務局長(河井 俊二君)
今、次長が申し上げましたのに補足しまして、三角地というのは、りんくうタウンの第一線で、一番高い堤防
の外側にあるということがございまして、全く津波対策等が対策されてない、そういう土地でございます。
ですから、その辺のことから、また始めていかなあかんのかなと、それについては、やっぱり事業費でもって、
どれぐらいかかっていくというのを算定していって、そして、その立地アセスを参考にしていくというふうに考
えてございます。
○小川 雄司君
私のほうから、もう 1 点、この件に関しましては、熊取町とごみを共同処理していくというようなことが語ら
れておりますけど、これは仄聞しておるところでは、熊取との正式協議に入ったというふうに聞いている向きも
ありますけれども、これが、ごみ焼却場次期施設を選定するに当たって、影響が及ぶのかどうか、その辺はいか
がですか。
○事務局次長(寺島 潔君)
広域のご質問に関しましては、この 2 月 24 日に熊取町とは第 1 回の検討会を開いたところでございます。今後
も適宜、検討会を開催し、広域連携の可否について、平成 29 年度に予定している「新施設整備に係る基本計画策
定」までに協議を進めていきたいなという考えがございますが、熊取町と具体的に合意を得たとか、正式に協議
に入ったというわけではございません。あくまで 10 月議会でも申し上げましたように、広域の検討会に入って、
年明け 2 月に第 1 回の検討会を開催したというところでございます。
○髙道 一郎君
同じ、この委託料の関係なんですけど、そもそも、この基本計画で想定していた、りんくうタウン内の三角地
というのは、長年の経過があって、そこに予定地ということで位置づけされていると思うんですが、りんくうタ
ウン内ということで、府との関係で協定書を締結された中で、なぜ、りんくうタウンになったのかという経過、
再度、私どもとしたら、もちろん、ごみ焼却場が増えるという中で新炉が必要だろうということはわかるんだけ
れども、内陸ではなしに、りんくうタウンになった経過ですね、そのあたりというのは、どういったものがあっ
たのか、再度、確認しておきたいんですが、そのあたり、どうでしょうか。
○事務局長(河井 俊二君)
その細かな詳細というのは、ちょっと状況的には存じてございません。その中で仄聞している中では、当初や
っぱり夢のような、りんくうタウンということで、そのごみ処理場の全体量の 6 割が、りんくうタウンから排出
されるということがございまして、やはりそういう場所は、りんくうタウン内に、やっぱりつくらざるを得んと
いうふうなことを聞いてございます。
当初の立地の場所といたしましても、これも昔の計画書を見てみますと、湾岸線を挟んで、両方に三角地のよ
うな形のがございまして、それで全体の大体 3 ヘクタール以上ですか、その計画地があったというふうに聞いて
ございます。
ですから、この泉佐野市、田尻町から出るごみの主な大きな要因として、りんくうタウンから排出されるのが
多いということに基づいて、りんくうタウンに、その計画されたのではないかなと、そういうふうに見ておりま
す。
○髙道 一郎君
経過的には、りんくうタウンのごみの量も相当な割合になるということで、施設そのものの建設費用も 6 割で
すか、府が見ようという協定書の中身になってきたということやと思うんですが、もちろん、りんくうタウン内
でのごみが増えるということはありますけど、やっぱり共存共栄というんかな、空港ができて、夢のような島が
できて、当然、内陸部についても、田尻も泉佐野も基盤的なものが整備をされると、そういうことの中の一環で、
いわゆる迷惑施設というんかな、その焼却場については造成したところに建て替えの折には移設していきましょ
うという、お互いの確認であったのではないんかなと私は思いますので、今度のこの委託料にかかわって、ちょ
っと心配するのは、その協定書そのものが上物の建設費用のことも無償提供で、このりんくうタウン内の土地を
提供しますよという姿勢も、これ、どちらももう無効なんだと、事情が変わったと府は言っているように説明を
受けたんですけど、この用地については、無償か有償かということがあったとしても、用地の提供については揺
るがない姿勢というのは府は持っているんではないんかなと私は思うんですけど、そういった過去の経過からい
うて、そのあたりは、どうなんですか。
○事務局長(河井 俊二君)
今、髙道議員さんがおしゃいましたように、この場所に、ごみ焼却場をつくるのであるならば、現実に計画決
定を打って、進めて行うということ、その時期になるならば無償で提供すると、その保証に関しては変わっては
ございません。以上です。
○髙道 一郎君
無償というのは変わってないという配慮なんですね。それでいきますと、上物の建設費用の負担についてのや
りとりというんか、そういうものは、まだ残っているということでの府とのやりとりなのかなと理解します。そ
れでよろしいんですか、現状は。
○事務局長(河井 俊二君)
もう一度申し上げますが、この場所に、ごみ処理場を建てるのであるならば、それ以外のものは、やっぱり考
えてないと、ごみ処理場を建てるのであるならば無償で提供する、そういうふうな条件を付けられております。
○髙道 一郎君
それでいきますと、やっぱり引き続き最有力の候補地だと、現状では思うんですよ。過去の経過なども考慮す
ればね。そういうことであるだけに、防災対策ということが求められると、新たな状況やというのは分かるんで
すけれども。
先ほど説明もありましたように、再評価というんか、ということを重点にした調査委託というんかな、検討委
託にすべきであって、対府との関係からいうても、府の責任をやっぱり、確かに、いろんな状況があるにしろ、
ここも全然だめなんだというようなことを前提にしたような検討というのは、ちょっと、どうなのかなと思いま
すので、改めて、ここで建設する場合の、いろんなもろもろの追加条件とか、そういうところの検討をやはり重
視をしていただきたいなということは要望しておきます。以上です。
○布田 拓也君
まず、議会費なんですけれども、議会いうのは、これは年間何日開催される予定での予算でしょうか。
○事務局次長(寺島 潔君)
定例の 2 回の議会と臨時が 1 回と、残りを含めまして合計で 8 回の予算計上を考えております。
○布田 拓也君
仮に 8 回以上に増えたとしても、補正予算か何かで対応はできると考えてよろしいでしょうか。
○事務局次長(寺島 潔君)
当然 8 回を超える 9 回以上になった場合は、補正ということになります。
○布田 拓也君
次に、工事請負費のほうでお聞きしたいんですけれども、この 2 億 9,000 万円というのは、大体、毎年これぐ
らいやったんかなと思うんですけれども、これは修繕とかにかかる費用と考えていいんかなと思うんですけど、
この金額の数字というのは、どこから出たものでしょうか、業者から「来年は、これぐらいかかりますよ」とい
うふうに出てきたものでしょうか。
○参事(西 繁次君)
この毎年の予算計上に関しましては、まず、メーカーとのヒヤリングを行って、前年度、平成 26 年度に工事し
た内容に次年度補修推奨項目という報告がありまして、それの積み上げによって、来年度、27 年度の予算を計上
させていただいております。
それと来年度につきましては、田尻町さんのほうの公共下水道の接続予定を考えておりまして、それも併せて
今回計上させていただいております。以上です。
○布田 拓也君
かなり金額が大きいなというふうに思うんですけれども、これは確か、去年の決算のときもお聞きしたような
気がするんですけれども、これは特に延命化を考えての改修とか、そういうものではないとおっしゃっていて、
大体、毎年これぐらいかかるものだというふうにお聞きしていたような気がするんですけれども、この金額とい
うのは、妥当性の担保とか、そのあたりは、どういうふうにお考えでしょうか、普通これぐらいかかるものなん
ですか。
○参事(西 繁次君)
一応、業者から毎年工事前におきまして、見積書の提出をいただいておるんですが、まあ請け負いベースで約
76%から 80%ぐらいで請け負いをやっていただいております。
その中では、メーカーとして更新してほしいような機器等もあるんですけども、一応、その辺につきましては、
うちの内部とか、運転管理を委託しております請負業者等いろいろ検討しまして、簡易な修正等で済むものは、
出来るだけ簡易で 1 年間はもつような方法を選択等しておりまして、実際、メーカーの推奨の見積もりでしたら、
この金額では収まらない、もうあと 5~6,000 万円以上はかかるような見積もり等を毎年受けております。
私どもも設計いたしておりまして、大体 3 億円弱に収まるような工事をさせていただいております。
延命化につきましては、どうしても、今しなければならない防水工事とか、建物の壁のクラックとか、ちょっ
と長期に放っておけないようなものに関して、とりあえず緊急的に工事をさせてくれというのが、26 年度までの
工事でございます。以上です。
○事務局長(河井 俊二君)
西参事の答弁の補足と申しましょうか、させていただくんですが、議員さんのほうから「通常は」とおっしゃ
られました。通常は恐らく、こんなにもかからないだろうと、やっぱり 30 年稼働しているものに関して、やっぱ
り、これらのものが必要になってくると、そういうふうに考えていただいたほうがいいと思います。
○布田 拓也君
かなり大規模な施設、清掃施設は、そういうものだと思うんですけれども、その入札時に、入札をやるときは
金額だけで決めてしまうのは、よくないと思っていて、金額が一番安いところを、とにかく、ほかの業者でも半
額ぐらいで取ったつもりでも、こういう修繕とか維持費に、かなりお金がかかって、結局、トータルで見たら、
むしろ高くなったとかいうのは、絶対に考えられる世界の話やと思うんです。焼却施設というのは。
このあたりの金額が本当に妥当なのかどうかということを見る目というのが、この施設組合の中にあるのかど
うかということが気になるんですけれども、大阪市なんかやったら、そういう専門家がすごくいらっしゃるとお
聞きしていて、そういうことをメーカーのほうも、簡単に気軽に高めの金額を出したりとかはできないというふ
うに聞くんですけれども、泉佐野市田尻町のこの施設組合の中で、そういう金額の妥当性を担保できるような「見
る目」というのがあるのかどうかという点に関してはいかがでしょうか。
○事務局長(河井 俊二君)
今年度、26 年度から、私ら毎日とっておるのが全員技術屋でございます。ですから、以前と比べれば、その目
は十分持っております。そして分からないところは、大阪市さんとかが属していただいてございますので、そう
いうところの先進都市に聞いて、それも十分勉強させていただきますので、その辺は普通よりも見る目はしっか
りしているかなと考えてございます。
○参事(西 繁次君)
私どもも技術職とはいいながらでも、土木の職種であったりとかですので、大阪市から現在 1 名、ずうっと、
ごみ処理施設の運営に携わっておられた方が、毎年 1 名、うちのほうに嘱託職員で来ていただいて、私も積算時
には、その方の価格の助言をいただいたりとか、そういうのを踏まえた上で積算させていただいています。
○布田 拓也君
そのあたり信頼させていただけると考えさせていただいて、今後、10 年ぐらい延命するとして、今後どれぐら
いかかってくるのかというところも気にはなってくるんですけれども。
この金額が 9 年目まで続くのか、それとも今後、減っていくのか、そういうのを、どこかで大きく、そういう
費用が積み上がってくるのか、そのあたりが、ちょっとやっぱり気になるところでして、決算のときには「長寿
命化計画を今立てているところです」とおっしゃっていたと思うんですけれども、それに関しては、もう出来て
いるんでしょうか。
○参事(西 繁次君)
現在、泉佐野市田尻町清掃施設組合第二事業所の長寿命化計画というのを委託に出しているところでございま
して、3 月 25 日までの工期になっております。
現在の進捗ですけれども、一応、現施設の機器の健全度までは全て調査を終わりまして、施設組合のほうにも、
中間報告という形で資料が上がって参っております。
今後、この 25 日までの間に各施設・設備の健全度に伴った形の平成 41 年の施設組合が新炉完成までの間の運
転費用の算出を伺うような形で、現在、委託を進行しておりますが、担当者の私の耳に入っているところにより
ますと、車と同じで新車のうちは、交換部品というのも少ない費用ですみますけども、だんだん 10 年とか経って
くると、根本的な重要な機器等の更新というんですか、交換も必要になってくるということで、年を重ねていく
ごとに、かなり費用のかかる基幹的な設備の更新も伴ってくるので、今みたいな費用では、ちょっと苦しいかな
というのは、コンサルタントの担当者のほうから報告を受けております。
○布田 拓也君
古くなるに従って、やっぱり苦しくなるというのはあると思うんですけども、10 年も経っているのに 9 年目ま
で大きな金額がかかるというのは、やっぱりあり得ないと思うんです。
やっぱり初期のころに、それなりの金額がかかって、最後のほうは、もうほんまにつぶすだけになってくるの
で、最後にまた 2 億、3 億円かけるというのは、多分そんな計画はあり得ないと思いますので、その辺はまた、
メーカー側の金額を鵜のみにするんではなくて、ぜひ皆さんも専門家だと思うので、見ていただけたらありがた
いなと思います。
その計画というのは、出来上がったときに、これは各議員には配付される予定でしょうか、どこかにアップさ
れるとか、そういう予定なんでしょうか。
○事務局長(河井 俊二君)
現在、西参事が申し上げましたように、3 月末に向けて精査させて調整しているところでございます。この長寿
命化計画は次の 6 月議会には、ご報告できるかなと考えてございますので、よろしくお願いいたします。
○布田 拓也君
あとですね、また、これも以前に言っていたのが、その積立金も検討しているというようにおっしゃっていた
んですけれども、これは今回、予算には入ってないと思うんですが、市のほうは、ちょっとそこまで見てなかっ
たんですけど、各市・町のほうで積み立てされているとか、今まだ検討中であるとか、そのあたり、どんな感じ
になっているんでしょうか。
○事務局次長(寺島 潔君)
10 月の議会で、そういう話があったと思います。その後、泉佐野市の財政当局と協議しておりまして、市の中
期財政計画も踏まえると、その後の進捗より、もう少し広域の枠や事業費の詳細が決まってからのほうがよいと
いう判断に至りまして、来年度予算計上はしておりません。今後、平成 29 年もしくは 30 年度には、開始の方向
で組合としては考えていきたいという考えでございます。
○小川 雄司君
15 ページで、確か、ごみ処理施設運転管理業務及び計量業務のところでいわれたと思うんですが、来年度予算
については 795 万円の減を見込めたというお話でありましたけれども、その減の中身はどうなっていますか。
○参事(西 繁次君)
毎年、運転管理につきまして精査している中で、最近では、ごみの量も減ってきまして、炉の停止が若干長く
できて工事に当てる時間ができたということもありまして、そのときにつきましては、積算上ですけれども、人
員を減らすことが可能やろうというような積算です。
それと実際の作業をされている中の人員等、これでよいかどうかいうのも、ちょっと判断させていただきまし
て、ちょっと下げる方向にて積算をさせていただいております。
○小川 雄司君
ごみ量減ということでありまして、これは事実に基づいてのことなので、どう考えているかというて聞いても、
なかなかというところがあると思いますけれども、併せて人員を減らすことも可能という方向で決めたいという
お話でありましたけども、公共業務にですね、いわゆる人件費の低額化というか、社会問題的にもなっておりま
すし、そういう道は避けるべきだなとも思いますけれども、気になるのは、安全運転で事故のないようにという
ことは、当たり前のようでありますけれども、予算議会でありますので、その点は確認させていただきたいと思
いますが、いかがでしょうか。
○参事(西 繁次君)
運転に支障になるような積算の仕方はしてございませんので、その辺は、今回の予算では額は下がっておりま
すけども、その辺については、特に問題はなかろうかと思います。
○小川 雄司君
今言った、これは運転管理も委託しておりますけれどもね、その辺についての公共からの発注によるところで
の人件費の、いわゆる最賃費といいますか、そういうような低廉化というんか、低額化というんか、そういうこ
とは避けるべきだと思いますけれども、それの一定の規律は守っていただいているかどうか、それを確認させて
いただけますか。
○参事(西 繁次君)
その辺までは設計の中で考慮しておりません。特に安全に運転管理できるような積算はしているつもりでござ
います。
○小川 雄司君
ちょっと今言われた、公共からの発注のところが見逃されがちという点がありますんで、やはり、それは請け
負いをしていただいている業者のもとで人件費が発生する人を雇うわけですから、そこは法的に適正に行われる
ように求めたいと思いますが、答弁お願いします。
○事務局長(河井 俊二君)
今、小川議員さんがおっしゃられたように、その辺は私ども十分心にとどめて積算してまいりたいと思います。
○髙道 一郎君
あと 2 点お尋ねします。
1 つは、13 ページの第一事業所の運営事業のうちの委託料で、し尿処理施設運転管理業務、これが業務の見直
しというか、精査した結果 949 万円、前年より増えたということなんやけども、これ普通、点検精査すると下が
る方向なのかなという感覚を持っている中で、逆に増えているというのは、何か業務上支障のあるところか何か
あったんか、人を、さらに置くような内容に変えなあかんというようなことなのか、ちょっとその辺の中身を教
えていただきたいのが 1 点と。
あと説明の中で、電気料金が非常に上がるというのが特徴やと思うんですけど、第一、第二合わせて、トータ
ルでどれぐらい電気料金が上がるのか、率ですね、それに対して、毎年毎年こういうことは起こらないのかと思
いますけど、何らかの対策ということも検討されているのか、その 2 点、答弁お願いします。
○参事(西 繁次君)
第一事業所の運転管理の件なんですけども、第一事業所におきましては、第二事業所ほど設備修繕等の工事費
につきましても、年間 5,000 万円程度で、あまり手をつけれておらないと言ったらおかしいんですけど、つぶれ
ない程度に補修工事をさせていただいております。
今回、増えた理由といたしましては、業務責任者、ここの所長ですが、職員に指示をする立場の責任者でござ
いまして、26 年度までは、土・日・年始 3 日、祝日を除いた日数にて積算させていただいておりましたが、昨年
度も結構、故障等ございまして、どうしても所長が休みの日とかでも出勤しておりまして、職員等に指示してい
るというような実情がございましたんで、日曜日と年始を除く日だけ業務責任者がいないということで、1 年間
のうち 310 日につきましては、在駐していると、ここに常駐しているというような積算体制をもって施設の運転
を監視していただくということで、今回、運転費の値上げといいますか、額が上がったというような形になって
ございます。
○事務局長(河井 俊二君)
この需用費の中の修繕費を見ていただいてもわかるんですが、やっぱり 1,000 万円ほど、是が非でもせなあか
んというような修繕がございまして、それを管理者等に十分説明いたしましたら、重点配分していただいたとい
うことでございます。
○事務局次長(寺島 潔君)
2 点目の電気に関することですが、全体的には関電の値上げ幅としましては、前年度比で 15%の増となってお
ります。ちょっと手元に詳細な資料はないんですが、約ですが、第一事業所で光熱水費としての上がり幅として
は約 800 万円、第二事業所でいきますと約 2,500 万円の上がりということになっております。以上です。
○髙道 一郎君
前段の質問の中身でいくと、修繕料も限られている中で、人で対策せなあかんという面があるということなん
ですが、これを計画的に修繕する中では、また、委託の中身も見直す場合もあるということで理解していいのか
というのが 1 つと。
後段のほうでは、これ大方 3,000 万円を超える電気料金のアップ、今後を予測しづらいと思いますけど、最近、
新炉を建設されたところなんかは、発電なんかも併せてやってはるような炉もありますけど、そういうことが現
状で難しい中で何らかの対策的なことも、節電対策というんですか、そういうことも検討すべきかなと思います
が、そのあたりは、どうでしょうか。
○参事(西 繁次君)
先ほど言われておった維持管理につきまして、第一事業所につきましては年間で 5,000 万円程度、今年度は臭
気ダクトといいまして、そこの現場を見ていただいたらわかると思うんですけども、各パイプが地上をずうっと
はっていると思うんですけども、あれが塩化ビニール製でございまして、もうかなり長い間、更新されていない。
紫外線等でかなり傷んでまして、もうぼちぼち交換時期かなと、今年度につきましては、それの費用としまして、
1,000 万円を計上させていただいております。
順次、安全に適正に運転できますように、変えらないかんところにつきましては、若干費用はかかりますけど
も、要望をさせていただくような形で、予算計上をさせていただいております。
関電の件なんですけども、関西電力のほうから値上げをお願いしたいということで、13%程度平均というよう
な説明を受けておりまして、第一事業所、第二事業所で 15%から 16%、特に第二事業所は、月に 1,200 万円程度、
電気代を支払っておりまして、これの 15%といいますと、かなりの額になるんかなというのは分かっていただけ
るかなと思うんですけども。
私が来てから省エネということで、前任者のときに一部破砕設備の高効率のインバーター化をした省エネタイ
プのモーターに付け替えさせていただいたりとか、蛍光灯とか水銀灯のLED化とかを進めてまいって、出来る
だけ職員も意識を持って使わない電気は消すようにというような、微々たるものですけども、省エネ化には努め
てまいっております。
また今後、機器が更新される時期につきましては、出来る限り高効率のインバーター化の省エネタイプの設備
に若干高くはなろうかと思いますが、そのようなことも考えて工事を進めていきたいなと思っております。
○議長(辻野 隆成君)
ほかにございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので、これで質疑を終了いたします。
続いて討論を行います。討論ございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので、これで討論を終了いたします。
続いて採決を行います。
議案第 4 号、平成 27 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計予算について、原案どおり決定することに賛成
の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(辻野 隆成君)
挙手全員であります。よって本案につきましては原案どおり決定いたしました。
これをもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。
ただ今をもちまして、平成 27 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 1 回(3 月)定例会を閉会いたします。
○議長(辻野 隆成君)○副議長(伊藤 幸男君)
この際、一言ごあいさつ申し上げます。
本日の 3 月定例会をもちまして、私と伊藤副議長が本組合議会の正副議長の任務を一応終わろうとしておりま
すが、この 1 年間、議員の皆様並びに理事者の方々のご協力を賜りまして、無事大過なく務めることができまし
た。これも一重に皆様方のお陰だと深く感謝し、心から御礼申し上げる次第でございます。今後とも、清掃施設
組合の円滑な運営管理に関しましては、何かとご高配のほどよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、皆様方の一層のご活躍とご健康をご祈念申し上げまして、簡単ではございますが、お礼
のごあいさつとさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
お疲れさまでございました。
閉会(午前 11 時 01 分)
平成 27 年 2 月臨時会 平成 27 年 2 月 16 日(月)開催
午前 10 時 開議
日程第 1 議案第 1 号
泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の
一部を改正する条例の制定について
日程第 2 議員発議第 2 号 泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員の議員報酬及び費用弁償についての条例及び
泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の
一部を改正する条例の制定について
日程第 3 議員発議第 2 号 泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員の議員報酬及び費用弁償についての条例及び
泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の
一部を改正する条例の制定について
議員定数 10 名
出席議員 10 名
東 小夜子(田尻町)
伊藤 幸男(田尻町)
小川雄 司(田尻町)
坂口
髙道 一郎(泉佐野市)
辻野 隆成(泉佐野市)
土原 こずえ(泉佐野市)
西野 辰也(泉佐野市)
布田 拓也(泉佐野市)
山下 由美(泉佐野市)
実(田尻町)
議事説明員職氏名
管理者
千代松 大耕(泉佐野市長)
副管理者
原
会計管理者
勘六野 正治(泉佐野市会計管理者)
事務局長
河井 俊二
事務局次長
寺島
潔
参事
西
明美(田尻町長)
繁次
開会(午前 10 時 05 分)
○議長(辻野 隆成君)
皆さん、おはようございます。
ただ今から、平成 27 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 1 回(2 月)臨時会を開会いたします。
議員定数 10 名中、出席議員全員でありますので会議は成立いたしております。
次に、本臨時会の会議録署名議員といたしまして、土原こずえ君、西野辰也君のご両名を指名いたします。よろ
しくお願いいたします。
次に、本臨時会の会期についてお諮りいたします。
本臨時会の会期は本日 1 日といたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ご異議なしと認めます。よって本臨時会の会期は、本日 1 日と決定いたしました。
次に、本日の議事日程について、事務局より報告を求めます。
○事務局次長(寺島 潔君)
それでは、本日の議事日程を申し上げます。
日程第 1 議案第 1 号 泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部
を改正する条例の制定について
日程第 2 議員発議第 1 号 泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員の議員報酬及び費用弁償についての条例及
び泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を改正する条例の制定
について
日程第 3 議員発議第 2 号 泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員の議員報酬及び費用弁償についての条例及
び泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を改正する条例の制定
について
以上でございます。
よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(辻野 隆成君)
これより議事に入ります。
日程第 1 議案第 1 号 泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を
改正する条例の制定について
○議長(辻野 隆成君)
日程第 1、議案第 1 号、
「泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部
を改正する条例の制定について」を議題といたします。
これより提案者の説明を求めます。
○事務局長(河井 俊二君)
それでは、議案書 1 ページ、議案第 1 号、泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償につ
いての条例の一部を改正する条例の制定についてをご説明いたします。
また、参考資料としまして、新旧対象表を配付しておりますので併せてご覧ください。
平成 23 年 6 月議会におきまして、管理者、副管理者の報酬額及び管理者の報酬期限の改正を実施し、さらに平
成 24 年 3 月議会では副管理者の報酬期限を改正いたしました。
このたび管理者、副管理者の改正期間の期限が近づいてまいりましたので、引き続き現行での期限延伸の改正を
行うものであります。
内容につきましては、付則に次の 2 項を加えるものとし、5.平成 27 年 5 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの
間、管理者の報酬については、第 2 条第 1 号に掲げる金額に 100 分の 60 を乗じて得た額とし、期末手当について
は、第 4 条の規定にかかわらず支給しない。
6.平成 27 年 5 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間、副管理者の報酬については、第 2 条第 2 号に掲げる金
額に 100 分の 60 を乗じて得た額とし、期末手当については、第 4 条の規定にかかわらず支給しない。
説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(辻野 隆成君)
これより、泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を改正する条
例の制定についての質疑に入ります。
ご質疑はございませんか。
○小川 雄司君
本議案につきましては、管理者が平成 24 年の時点で、
「管理者の任期中に限り」ということで 4 年間ということ
で、4 割カットということで、追って副管理者においても同じ措置がなされたということになります。4 年間の期
限は、平成 27 年の 4 月末、泉佐野市長と同任期ということで理解をしております。
そういうふうになりますと、4 月末に泉佐野市長選挙が行われるということでありますので、新しく再任された
後に、この議案を発議されるのであれば筋が通るとは思いますが、再任される以前の提案ということは、どういう
ふうに理解をしたらいいのかと。
併せて 4 年間ということであれば、平成でいえば 31 年の 4 月末というのが通常であるかと思いますけれども、
それも 1 年プラスアルファし、5 年間の、しかも 3 月 31 日ということで、年度末に設定をしてきたというのは、ど
ういうふうに理解をしていいのか、管理者に伺っておきたいと思います。
○事務局長(河井 俊二君)
管理者の前に私のほうから、ちょっと説明させていただきます。昨年 12 月の市議会で市長の給料の延伸という
のが決定されました。基本的には本組合も、市のその方針にのっとって、この条例等も制定してございますので、
その関係上、同様にさせていただくという提案でございます。
○小川 雄司君
そしたら伺いますが、泉佐野市において管理者の何割かカットですね、それが延伸されたというのは、泉佐野市
においては任期中に限るという規定ではないわけですか、その辺は、いかがになっておるんですか。やっぱり泉佐
野市と、こちらの当該施設組合議会、組合と同じ趣旨でというふうにお話しされましたけれども、いわゆる法人格
を有する議会、また当組合としては、泉佐野市とは、また違いますし、そういう意味から、泉佐野市で実際に延伸
されたのは、任期中に限りということであったのかどうなのか、5 年間という今回と同じようなことであったのか。
私は、ちょっと、この間、平成 24 年に改定されたのは「任期中に限り」というふうに聞いてございまして、期
限を明確に区切ったというものではありません。任期中といえば、やはりこの 4 月末ということでありますし、再
任されたのちに提案されるのが、しかるべきと思いますので、ちょっと筋が通ってないんじゃないかなというふう
に思うんですが、管理者いかがでしょうか。
○事務局次長(寺島 潔君)
申しわけございません。管理者ということですが、私のほうから先に説明のほうをさせていただきます。条例上
ですが、任期までという表現ではございません。4 月 30 日までと日にちを切ってやっておりますので、まず、その
点は、ご理解願いたいと思います。
○小川 雄司君
前回の提案が。
○事務局次長(寺島 潔君)
前回の提案がです。それに、さらに、この 12 月議会の市議会で上程されたものに関しましては、27 年 5 月 1 日
から 32 年 3 月 31 日までの間ということで、こちらも日にちを切っておりますので、任期までということではござ
いません。
任期の会計年度末までということで、4 月末ではなく、年度末の 3 月 31 日やということもご理解願いたいと思
いますし、この組合の条例は独立とはいえ、泉佐野市の条例に基づくというところで、準ずるというところがござ
いますので、考え方を統一しておりますので、よろしくお願いいたします。
○小川 雄司君
準じるとか、そんなん言うのはやめましょうや、ここは施設組合なんやから、なんでやめましょうかいうたら、
「一般質問をここでさせてくれ」というたら、いや、それはどうのこうの、ほかの議会でやられていることを、こ
こでやろうやないかというたら、それはどうのこうのと、都合の悪いことは拒否しておいて、都合のええ提案は準
じるいうて、これを辻褄合わせたらあかんいうてるのや、管理者いかがですか、もうええのや事務方は、管理者い
かがですか。
○管理者(千代松 大耕君)
事務局次長の言われたとおりです。
○小川 雄司君
今、私が言ったことね、都合の悪いことに答えへんやろう。だから議会の改革は、今回はテーマになっておるん
ですよ、後へ出てくる案件はね。だから、これ全員協議会にして毎月やったらええんや、皆さん、勉強したい声が
いっぱいなんやからね、毎月やったらええんや。実際に、それから一般質問も、ここはないんやから、したらいい
んや。ほんで視察にしても有益な視察は、きちっと組んでやったらいいんや、何も準じる必要はないんや。
ところが、都合のええことは準じる、都合のええことは、あなた方の都合のええようにやったらやな、大阪市か
どこか知らんけどやな、日額制、最近したかって、こんな資料を持ってくる。都合のええことばっかりするな言う
てんや、俺は。その辺の見解は、これは事務方で結構です、どうですか。
○事務局次長(寺島 潔君)
「準ずる」というのは条例上の表現でございまして、決して泉佐野市と同じようにするということではございま
せん。当然こちらにも議会がございますので、その中で審議して、または、議員協議会がございます。その中で、
小川議員のおっしゃられることを提案していただいて審議させていただいたらいいものかなというふうに思うて
おりますので、よろしくお願いいたします。
○小川 雄司君
あのね、
「準じる」は取ってもらわなあかん。正確には、ここはここなんや、
「準じる」は取ってもらわなあかん。
これは発言から削除してもらわなあかん。
「準じる」じゃない。ここは 1 つの当該法人格を有する施設組合であり、
組合議会なんや、
「参考に」だったらわからんことないで。
「準じる」いうたら、それを横線で引っ張ってくるいう
ことなんや。
「準じる」ではあかん。ここの施設組合の独自性が発揮できへん。いつまで経っても発揮できへん。
それは答弁ミスですよ。
「参考に」だったらわかるよ。
「準じる」はあかん。ここの独自性を発揮できへんやない
か。これはやっぱり逃しませんよ、これはしんどいけど。
「準じる」ではあかんよ、言うていることわかりますか。
「田尻町は、泉佐野市に準じる」というてごらん、そんな答弁、許せへんで、田尻町議会でいうたら。ごみの問題
でもそうや、
「泉佐野を参考に」だったらわからんことない、
「準じる」って「田尻町独自でないんかい」というよ、
どうですか。
○事務局次長(寺島 潔君)
おっしゃられることは、今回の日程第 1、議案第 1 号とは別の方向へ行っているのかなと思います。
○小川 雄司君
一緒やんか。
○事務局次長(寺島 潔君)
1 つの提案ということでお聞きしておりますので、また議員協議会などで、その点は、ご協議させていただきた
いなと思いますので、よろしくお願いいたします。
○小川 雄司君
だけど、そのことをもって準じる、ただ当該の本施設組合、施設組合議会でも、それを横滑りさせてくることは
駄目だという、それを考慮をしてだったらわかる。
「参考」でもわかる。しかし「準じる」ということは、ニュア
ンスが全然違うということや。
「それと順同等に」ということや、これはあかんいうてんや、そういう意味なんや。
だから、あなた方は言うでしょう、当該、施設組合は法人格を有する組合だと、だから今までも言ってきたし、
議会議員の経費にしたって何でもそうだ。今回の第 1 号議案についていうているんですよ。泉佐野は泉佐野、田尻
は田尻、ここはここや。泉佐野市が決めたことと、ここは関係ないがな、はっきり言わしておこう、どうですか。
○議長(辻野 隆成君)
小川君、提案してきているんやから、それを議論してくれたらええんや。
○小川 雄司君
いやいや、そんなこと言うてへん、一緒や一緒や、泉佐野の変えたことが引っかかって、横滑りで来ておるから、
俺は言うているのや。
○事務局次長(寺島 潔君)
説明が足らなかったのかもしれないんですけど、
議案書を見ていただいたら、
1 ページに書いてありますとおり、
どこにも「泉佐野市に準ずる」という表現はございません。今回の条例は、我々事務組合として、議案として提案
させていただいているものですので、よろしくお願いします。
(
「議事録からカットしておけよ」の声あり)
○髙道 一郎君
準ずる、準じないという議論してますけど、全く準じているんやね、これが。4 割カットそのものは継続という
中身ですけど、期間については 4 年前ですか、市長が管理者に就任されたときの任期中という扱いと変更になって
いるわけですね。
カットそのものは継続というのは理解できんわけではないですけど、期間については全く理解に苦しみますし、
これは泉佐野の議会でも議論させていただきましたけど、これは問題だというふうに、まず思います。これは、さ
っきにありましたので、もうよろしいけど。
2 点目は、4 割カットで約 4 年間ですか、経過をしてきたわけですね、副管理者と管理者については。それで中
身を見れば理解に苦しみますけど、継続してということで行くんであればね。
本則の月額を、なぜ下げないのか、これが、まず第 1 の疑問なんですよ。本則を下げれば、こんな期限を区切る
必要もないわけです。それが質問の 1 点目です。なぜ思い切って、こういう両議会の議員も出ているわけですから、
この 4 年間の経過を見て、管理者、副管理者などの本則でされるという方法を、なぜとられないのかが 1 点と。
もう 1 点は、第 4 条の規定にかかわる手当です。これについても、本則はあるけれども、管理者等の在任中を越
えて期限を区切って削るということですけども、4 年間、経過してきたわけですから、これも本則第 4 条そのもの
を廃止するということが、まず考えなあかんことじゃないのかなと思うんですが、この 2 点、答弁をお願いします。
○事務局長(河井 俊二君)
まず、地方自治法第 203 条において、普通地方公共団体は、その議員さんとか、特別職、そういう方々に、きっ
ちりとした報酬を支払わなければならないというのが、まず原則でございます。
そして先ほど、これも 12 月の市議会のほうで答弁されたと思うんですが、市の都合で非常にあれとは思います
が、中期財政健全化計画という、その 5 年間というのを一定の目処にして下げられておるというふうに考えてござ
います。
ですから、報酬自体の基本的なものを、それをガクッと下げていくというわけではなく、あくまでもカットとい
う形で当面の間、続けていければなと、そういうふうに理解してございます。
○髙道 一郎君
これは第 4 条についても同じ考えですか。
○事務局長(河井 俊二君)
そういうふうに私のほうは理解してございます。
○髙道 一郎君
そしたら管理者、副管理者にお聞きしますけど、本来は本則の月額、さらに手当は引き続き支給されるべきなん
やという立場ということでよろしいんですか。
○管理者(千代松 大耕君)
事務局長が申し上げたとおりだと認識しております。
○髙道 一郎君
合計 9 年間になるわけですね。こんなことが本則をさわらずに、臨時臨時で、特例特例で、結果的に 9 年続くと
いうのは、これは異常やと思いませんか。
○事務局長(河井 俊二君)
異常かどうかの判断は、個々の考え方によってくるのかなと。ただ、先ほども申しましたように、市さん、町さ
んには非常にご迷惑になっているかもしれませんが、大骨という中で、中期財政健全化の計画にのっとって、どう
してもいかざるを得ん状況というのがございますので、その辺はご理解のほう、よろしくお願いします。
○髙道 一郎君
中期健全化計画にのっとっていかなあかん状況と言い出すと、新炉建設とか、そういうこともある中で、そうい
うスタンスで具体的に進んでいくのかなという危惧を受けますね。
合計すると 9 年間、10 年近い特例というようなことをするというのは、ちょっと異常やと思いますし、事務方だ
けが考えることではないでしょうけれども、管理者、副管理者協議の上で、本来は本則をさわって、特例的にして
いるんだということを、これは、ある意味ではパフォーマンスに見えるわけですね、見方によればね。
この 2 月議会に臨時議会を開いているというのも、議長もいみじくも言われましたけど、大阪市の施設組合が日
額制になったらインパクトが少ないということ、これは議事録に載っているかどうかわかりませんけど、確か私は
聞きました。
そういうことばっかりしているような施設組合の議会でいいのかというように思います。今からでも本則をきち
っと下げると、下げるならね。2 月にも、もう 1 回臨時議会を開いたらよろしいがな、その 4 月以降、大々的に下
げてね。そういう対応を求めたいと思います。
○管理者(千代松 大耕君)
本則をいらうかどうか云々、パフォーマンス云々かどうかというのは、髙道議員の意見であるということで、と
らまえさせていただきますけれども、私どもが考えておりますのは、事務局長が申し上げたとおりでありますし、
また「泉佐野市に準ずる」というところでございますけれども、決して、この条例案が全て準じているわけではご
ざいません。うちの副市長は 35%カットでございます。
しかしながら副管理者とお話をさせていただいて、副管理者も、まあまあ 40%のカットを引き続いてせざるを
得ないというようなご理解を示していただいたということが、ただ方向性としては、泉佐野市の中期財政計画の 5
カ年間を区切ってやらせていただいているというのは、そういう状況だと。それと、また、新炉建設云々だという
のは、結びつけるのはおかしいと私は思っております。金額が全然違いますのでね。
○髙道 一郎君
新炉建設については、事務方の説明を聞く中で、財政状況ということが出てくるので、こちらの思いを表明した
までです。金額が違うとか、そういうことだけの問題ではないということは主張しておきます。
本当に、きちっと我々の報酬というものが、どうあるべきかということを見直すということであれば、後段でも
提案しますけど、月額制そのものを本則でさわるということが、なぜ管理者については、あるいは副管理者につい
ては行われないのかというのが不思議で仕方がないということを申し上げて質問とします。
○管理者(千代松 大耕君)
議員発議で提案されるようですけれども、その根拠となる 40%カットは、既に管理者の 40%カットに基づいた
ものじゃないんでしょうか。
○髙道 一郎君
ちょっと私、耳が悪いのか、聞こえないんですけどね。
○管理者(千代松 大耕君)
後半に議員発議で髙道議員さんと小川議員さんの議員発議によって提案されますけれども、その 40%カットの
根拠というのは、正副管理者の報酬、給与カットに、言われたら準じているわけですから、そういう部分での根拠
がやはり引き続き必要だと私は考えています。
(
「そのとおり」の声あり)
○髙道 一郎君
これは施設組合の決定に準じようという話ですから、田尻に準ずる、泉佐野に準じるという話ではないわけでし
ょう。
○管理者(千代松 大耕君)
違う、私が言うているのは、正副管理者の 40%のカットに準じているんじゃないですかという話です。
(
「そのとおり」の声あり)
そうでしょう、そういう根拠も必要じゃないですか、だから提案させていただいていると。
○議長(辻野 隆成君)
管理者自ら報酬カットを申し出ているのやから、それは皆さんで案配してくれたらええ。髙道議員が言うておる
ように、本則を上げえとか、本則自体がおかしいんで議論していただいたらいいと思います。
○山下 由美君
そもそも減額の目的が何で、それで現時点で、それがどこまで達成できて、あるいは達成できていないので、そ
れをさらに延ばすとかいう、そして、どういう目的についての達成度が到達すれば、これの減額を終わることがで
きるとかいう、その辺の説明が全くないと思うんですけれども、その判断というのは、どういうことが基準になっ
ているわけですか。
○事務局長(河井 俊二君)
その判断というもの自体なんですが、この一部事務組合は、市町両方の負担金という形で運営してございます。
やはり、この大屋根というか、そちらのほうの健全化が、ある程度一定進んで、他市並みというんでしょうか、町
さんのほうは十分なんですけども、そういうような健全化された段階が、一定の目安かなと、そういう形の上にお
いて、また報酬の復帰とか、復元とか、そういうことで考えていかなあかんと、全体的な負担金も、もうちょっと
新炉に向けて、先ほど髙道議員がおっしゃったような形で、どんどん、ええ形に持っていくのが一定の目安かなと。
それは、やっぱり大屋根、大骨がしっかりしていかなあかんということになっていくのではないかなと、そういう
ように考えてございます。
○山下 由美君
泉佐野市は早期健全化団体は脱却いたしましたけれども、まだ財政が健全化が必要やということをおっしゃって
いるのかと思いますけれども、次の、では判断基準というのは何なのかということと、それのどういう数字が出た
ら、一応健全化できたというふうに判断するのかということと、この 5 年間、さらに延ばすということの関連性は
どうなっているんですか。
○管理者(千代松 大耕君)
泉佐野市の議会ではないんで、申しわけございませんけども、泉佐野市の中期財政計画云々という話をされるん
でしたら、泉佐野でやっていただけたらというふうに思います。ただ中期財政計画期間中ということは、先ほど申
し上げたとおりでありますけれども、それをもって、どの数字だ云々だというような議論は、ここではすべきでは
ないと考えます。
○山下 由美君
事務局長が「大屋根の財政状況が」とおっしゃいますから、こちらは、そういう関連性があるのかということを
伺っているわけです。
○管理者(千代松 大耕君)
泉佐野市の中期財政計画というのは、もちろん、お隣の田尻町さんに関しては、そういう危機的財政状況云々と
いう話にはならないわけでありますので、それは、だから泉佐野市の状況で、どうなっていくかという話にもなっ
てこようかと思いますので、それが、この場だけで済むものではないんじゃないのかというふうに考えております
ので、よろしくお願いいたします。
○山下 由美君
そういうご説明でしたら、ますます、この 5 年間延長されるということの根拠がわかりませんということを申し
上げます。
○管理者(千代松 大耕君)
財政計画が 5 年間であって、泉佐野市としては、財政状況を今まで以上に改善してまいりたいというふうに考え
ておりますので、それは、いろいろ今までもやってきた議論なんですから、それは山下議員も泉佐野市議会で聞い
てきているはずであると私は思いますけども。
○議長(辻野 隆成君)
ほかにございませんか
(
「なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので質疑は、これで終了いたします。
続いて討論を行います。
討論ございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので、これで討論を終了いたします。
続いて採決を行います。
議案第 1 号、泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を改正する
条例の制定について、原案どおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(辻野 隆成君)
挙手全員であります。よって本案につきましては原案どおり決定いたしました。
日程第 2 議員発議第 1 号 泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員の議員報酬及び費用弁償についての条例及び
泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を改正する条例の制定に
ついて
○議長(辻野 隆成君)
次に、日程第 2、議員発議第 1 号、
「泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員の議員報酬及び費用弁償についての
条例及び泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を改正する条例
の制定について」を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
○土原 こずえ君
おはようございます。議案書 3 ページをお開きください。
議員発議第 1 号、泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員の議員報酬及び費用弁償についての条例及び泉佐野市
田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を改正する条例の制定について、説
明をします。
本日お手元に配付の資料 2 ページの新旧比較表をご覧ください。
泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員の議員報酬及び費用弁償についての条例、第 1 条第 1 号中「月額 18,000
円」を「日額 15,000 円」に改め、同条第 2 号中「月額 16,500 円」を「日額 14,0000 円」に改め、同条第 3 号中「月
額 15,000 円」を「日額 13,000 円」に改め、第 2 条で準用しておりました期末手当と費用弁償の支給の規定を削除
し、ごらんのとおり、新たに第 2 条で議員報酬支給方法を第 3 条で費用弁償を定めるものであります。
新旧比較表の 3 ページをごらんください。
続きまして、泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員の報酬及び費用弁償についての条例、第 2 条第 3 号ア中
「年額 20,000 円」を「日額 2,000 円」に改め、第 3 条中「月額で定めるものにあっては月末に支給する」を「月
額及び日額で定めるものにあっては組合職員の給料の支給曰に支給する」に改めるものであります。
議案書 3 ページにお戻りください。
なお附則として、1.この条例は平成 27 年 3 月 1 曰から施行する。
以上議員発議いたします。
平成 27 年 2 月 16 曰提出
提出者は、坂口 実議員と私、土原こずえでございます。
ご審議をよろしくお願いします。
○議長(辻野 隆成君)
これより泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員の議員報酬及び費用弁償についての条例及び泉佐野市田尻町
清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を改正する条例の制定についての質疑に
入ります。
ご質疑の点ございませんか。
○小川 雄司君
まず、端的に尋ねます。住民目線でございます。田尻町の投票所の投票立ち会い人の日額は 1 万 1,000 円でござ
います。今回の月額制から日額制に改めようという普通議員の日額は 1 万 3,000 円でございます。
たったこれ、たったいうたら失礼ですけれども、2 時間ほどの会議でですよ、13 時間も投票立ち会い人を拘束す
る、その費用が田尻町の場合で 1 万 1,000 円、泉佐野市の場合も、そう変わらないと思います。なのに議員は 2 時
間ほどの会議でやで、何で、これ 1 万 3,000 円も出すのや、おかしいやないかいと、こういう声が出てきたら、ど
うお答えしますか、土原議員にお尋ねいたします。
○土原 こずえ君
今言われているのは投票立ち会い人と私たち議員の仕事とは、私は個人的に、また違うと思いますので、そのこ
とを比較するということに対して、どうなんかなというふうに思います。
○小川 雄司君
いわゆる議員特権、我々で決める。我々で提案し我々で決める。都合のええように決めたらええ、これは議員特
権と世間で一般に言いますわな。比べるものがないいうたって、実際ですよ、投票立ち会い人は 13 時間、同じ所
に縛り付けられてですよ。
ほんで、ここに書いてある議員報酬の日額制についての参考、非常勤の職員に対する日額報酬の考えに準じるこ
とで住民に理解を得られると考えるということで土原議員も出しておられると私は理解しておりますけれども、同
等という点で見たら一緒やないですか、ほんで今言っている非常勤職員に対する日額報酬の考えに、これは準じる
と書いているから、準じているから提案されているんと違いますか。
ちょっと質問の趣旨を変えますよ、だから非常勤の職員に対する、投票立ち会い人は非常勤の職員ですよ。それ
に準じる考えで 13 時間拘束して 1 万 1,0000 円、議員さんの場合は、清掃施設組合は 1 日出たら 1 万 3,000 円もら
えるんやて、ええっ、そんなのおかしいんちがうん。もともと月給制やってな、もうほたら、あれかいな、議会に
ちょっと出るだけで 1 万 3,000 円くれるんか、議員さんは結構なもんやな、こんな声が起こりまっせ、どうします
か。
○議長(辻野 隆成君)
小川議員、議員の月額の給料制を日額にしようとしている提案なんでね。
○小川 雄司君
いや、金額が入ってないですやん。
○議長(辻野 隆成君)
金額は入ってますよ。
○小川 雄司君
金額のことについて聞いているんや、提案者の土原議員に聞いているんです。土原議員どないですか、議長提案
じゃないのでね。
○土原 こずえ君
でも月額というのは、月に出なくても今までいただいている。でも、今回は出た時だけ、日額にしていこうとい
う発議ですので、それは市民さんたちに対して説明はつくと私は思います。
○小川 雄司君
当施設組合議会に参集の 10 名の議員の皆さん、議長も含めてですよ。これから新炉建設に向かう、勉強せなあ
かんわな、いろいろ調べなあかんわなと、皆さん、抱負があると思うんですよ。それが研究・調査、これが議員の
仕事ですよ。
ほいで、いろいろ多種にわたる研究をして、いいものをつくっていく、そのためにはですよ、年に 3 回、春と夏
と秋か、寄っただけではすまんと私は思うんです。これからはね。やっぱり毎月 1 回とか、議員活動を強化しよう
やないかというのと、この日額制と、てれこになってくる。
強化しようと思うたら出てこなあかんわけや、出てきたら報酬を払わなあかん。1 万 3,000 円、2 日出たら 2 万
6,000 円、切ったときには月に 1 万 3,000 円ですむところを 2 万 6,000 円もらうことになる。いよいよ勉強せなあ
かんぞと思えば思うほど出てこなあかんわけですよ。
ここへ、みんな寄って知恵を集めなあかんのですよ。その知恵を集める機会を少なくするか、多く持つか、多く
持つんやったら月給制にしておいて、今、市長から応援答弁いただきましたよ、あんた方の提案にも根拠が必要で
しょうとおっしゃった。私は、これは応援と思いました。
○管理者(千代松 大耕君)
応援じゃない。
○小川 雄司君
違うんですか、まあ勝手な解釈で結構ですわ。それで期間の問題は別としても、この実際に首長が管理者提案で
すよ、4 割カットしている。これは 4 割カットで給料をですよ、月額制をカットするって後で提案しますけどね。
これこそ私はふさわしいと思うんだけど答えてくださいよ。
市民がですよ、13 時間じっと拘束させられて、昼飯出されて、晩飯出されて、えらいめするわな、議員さんはや
な、2 時間ほど出たら、ほんで 1 日で 1 万 3,000 円もくれるんやて、出たら出ただけもらえるんやて、ほんだら議
長さん、何遍も招集したらよろしいわな言う声、どうしますか、勉強せなあかん、あかんと思えば思うほど会議を
せなあかんじゃないですか、どなたの議員か、この間おっしゃっていた。これから、よく勉強したい言うていたや
ないですか、言うてはったでしょう。
そういうことになっていったらですよ。これは月額制がふさわしいということになってくると思うんだけども、
やっぱり比べますよ、市民目線は同じ拘束力、同じ賃金の払い方は一緒ですやん。
違うんやったら、そら議員特権以外の何でもない。我々が提案し我々で決める。こんな、あれやん、投票立ち会
い人さんはですよ、自分たちで提案して、自分らで決めますか、違う、役所が決めるんや、
「はい、ありがとうご
ざいました」と、もらうだけやん。うちらはですよ、我々が提案して我々が決めると、いうことでしょう、どうで
すか土原議員、答えてください。
○坂口 実君
このたびの日額制に変わるというのは、今まで月額で先ほど申し上げたとおり、年 3 回ないし 4 回でですね、年
間 25 万円という今まで報酬を頂戴していたということです。
私らも初めて、この施設組合の議員になりましたけども、今まで過去続けてきたことを日額制ということで、か
なりの大改革をこの際、今回しようと皆さん決議をいただいたと思っておりますので、それに対して提案をさせて
いただいたと思っております。以上です。
○東 小夜子君
先ほど小川議員が言われておりますけれども、これの元になっているのは、広域消防と広域水道企業団の議員の
日額が基準になっていると思います。
ですから、今回、日額が 1 万 3,000 円とこで出てきていると思っていますので、そのことに対して、いろいろ発
言されることは筋が違うと思います。
それと議員が何回も出てきたら、日額が何回ももらえるという考え方自体が、議員の仕事、私たちが何のために
議員になっているのかというところを忘れていると思うんですね。それは、そうじゃなくて、先ほどの特別職のと
ころでも言われていましたけども、同じ議会を開いても、言葉尻をとらえて、それに対する不満ばっかり言ってい
る。
そして、しているのでも、議会を開いているということになりますので、私たちは本来ならば、もっと議員自身
が自らをやっぱり研鑽を受けてしっかりとしていって、そして元の議員報酬は田尻町、泉佐野市でもらっている、
その中で、この施設組合、ということは、施設組合に参加していない議員が、この新炉とか建設の時に一切かかわ
っていないのかというたら、そうではないと思います。
ですから、日額ですること自体問題ないし、今まで自体が報酬プラス期末手当までももらっていたということ自
体に問題があるから、私たち議員が、こういう形にしていこうとなっていますので、何ら問題はないと思いますけ
れども。
○小川 雄司君
質問をしている趣旨はですね、私は極めて住民目線です。13 時間拘束される投票の立ち会い人で 1 万 1,000 円で
しょう。議員さんは、そら年間のあれか知らんけども、月額制をやめて、そやけども、日額、そんなこというたっ
て金額、うちらよりか多いやんかと 1 万 3,000 円、僕はね、百歩も千歩も一万歩も引いてでも、これ 1 万 3,000 円
提案される金額の道理は立たんと思いますな。
僕は、やっぱり 2 時間ほどの会議やて、はなから、これ 1 日するんやったら別ですよ。投票の立ち会い人みたい
にね、10 時から、昼食いただいて、夕方の 5 時まで会議をするんやったらね、やっぱり議員さん、しっかりやって
いると、これは理解を得られるかもしれん。2 時間ほど会議やってやね、投票立ち会い人 13 時間拘束する 1 万 1,000
円よりか高い、1 万 3,000 円もらえる。
これが、せめて 6,500 円やら 5,000 円の提案やったら、まだ僕は、あっ、これは東さんや提案者の土原さんの提
案というのを、まだ百歩も千歩一万歩も譲ってでも、これ理解できるか分からへんけど、理解できへん、市民目線
にしたら。そらね、僕は、そのことを、そこから避けて答弁されても困る。そこは最後まで、つきまわってきます
よと。
ほんで、もう 1 つの大疑問は、これから、いろいろ勉強せなあかん。それで、ここは言いましたやん、ここの清
掃施設組合は 1 つの法人格でしょう、だから、これは別、これはこれで別やから、10 人寄って学習して意見交換す
る機会は何回も出さないかん。そやから、そういうことで言ったら、これは矛盾してませんかということ。回数を
増やさなあかんのやから、出てきたら出てきただけお金をもらうんですから、疑問に感じませんか、意欲ある議員
さんほど僕は意欲を感じると思うんだけど、いかがですか、意欲ございませんか。そら年に 3 回行きよったら、そ
れで終わりと思うてますか、いかがですか。
○坂口 実君
小川議員にお答えしたいと思います。必ず出てきて仕事なり、研究・調査をしたいという私も意見をそう持って
おります。それを今回は、報酬月額から日額という形を変えて、今後、皆さんの協議の中で特別委員会なり考えて
いきたいとは思います。
それと、私まだ 4 年目の初めて議員になりましたけれども、小川議員に質問いたします。もう何期、何年されて、
この組合議会に議員に選出され、報酬はその間、お幾らぐらいもらいはったんでしょうか、それをお答えいただけ
ませんでしょうか。
○小川 雄司君
趣旨を、じゃ議長整理して頂戴。
○議長(辻野 隆成君)
一緒やがな。
○小川 雄司君
違うがな、これは提案者にするもんや。
○議長(辻野 隆成君)
月額を日額にしようかという提案、改革してくれているんやから、それに対して、今まで……。
○小川 雄司君
答えてもろうてないのに、大体がやな、投票の立ち会い人が 1 万 1,0000 円。
○議長(辻野 隆成君)
投票と議員とは、また違いますがな。
○小川 雄司君
ほんで、これ 1 万 3,000 円と、提案者に対して答えてもろうてないんや。だから、この住民の感覚と、まず答え
てもろうてからして頂戴な、そういう比較の仕方はあかん。
○布田 拓也君
ちょっと今、小川議員がおっしゃったことが全く理解できないので、ちょっと言いたいんですけれども、今の理
屈でしたら、時給 1,000 円とかにするのが、多分一番いい提案やと思うんです。小川議員が提案されるんであれば。
住民目線で考えると、1 日出ただけで 1 万 3,000 円もらえるんかというのは、もしかしたらあるかもしれません
けれども、今までのでいうと、1 日も出んでも 1 万 5,000 円もらえるんかというほうが、多分おかしな提案で、さ
らに、もう 1 ついえば、今、日額、1 日に 1 万 3,000 円にしようとしているところを 9,000 円に減らしてでも、1
日も出んでももらえる月額にしようかというほうが、恐らく住民目線からするとおかしな提案であって、もし住民
から、1 日出ただけで議員特権で 1 万 3,000 円をもらえるんかという、もし、そういう意見が出るようであれば、
そのときに小川議員から、議員提案をしていただいて、時給 1,000 円にしましょうと、もしくは無償にしましょう
ということをご提案していただいたらいいんじゃないかなと。
今の理屈でおっしゃっていることでいうと、そっち側の提案になるん違うんかなと思うんですね。
もっと勉強をして、もっと勉強したときにお金がかかることが駄目だというんであれば、もっと安くしたら、そ
れだけで済む話ですので、私たちの提案している内容としては、市議会議員、町議会議員として、そもそもこの清
掃施設組合のごみ問題とか、環境問題とか、そういうことは組合議員じゃなくても考えるべきことであると、そう
いう趣旨での提案だと思いますので、そこをもっと頑張ってやっていったらいいんじゃないんかなというふうに思
います。
○小川 雄司君
本会議で紹介したいですが、
大阪広域水道企業団議会議員の議員報酬が、
平成 25 年 4 月から平成 26 年 2 月まで、
11 カ月にわたって行われた会議では、本会議と議員全員協議会等の会議、議員派遣、これが対象となりまして、日
額として、14 カ月分支払われているということです。
それで、お伺いしたいんですが、本組合議会においても、本会議と議員全員協議会、それから議員派遣も含むん
ですか、ちょっとその辺のところが、この日額制に変えるという提案からは、どういう会議に支出されるのかが不
明確でありますので、それは端的にお答えいただけますか。
○土原 こずえ君
今は、その日額に変えるということで、今、小川議員が言われていることは、今後、私は検討していったらいい
ことではないかなと思いますし、議員協議会と、それと本会議を一括にするとか、そういう考え方をやっていった
らいいことだなというふうに思っています。
○小川 雄司君
ちょっと、ここは落ち着いてね。今おっしゃられたことは、土原議員ね、提案者として不十分な提案内容じゃあ
りませんか、もう日額まで出ているのに、どういう会議を対象にするかが決まってないというのは、議案提案され
るにふさわしく議案が成立してないと、議案提案されるにふさわしく議案が構成されてないというふうに、普通ど
なたもとるでしょう、それに反論できますか。
○事務局次長(寺島 潔君)
すみません、私が、ここで発言する場ではございませんが、議員発議をいただいた資料の中で条例を我々がいた
だくに当たって中身を……。
(
「提案者、提案者やがな」の声あり)
○東 小夜子君
今回、提案者が土原 こずえ議員と坂口 実議員になっておりますけれども、前の全員協議会の時に、その議員
の中で話し合いをして、今回、提案者を決めたと思うんです。
ですから小川議員が土原議員に責めてますけれども、ここにきちっと載ってますやんか、議員報酬は議長が定例
会、臨時会または委員会に出席を行った場合に日数に応じて支給するって、ですから、今ちょっと土原さんが考え
てきますって言われたんですけど、きちっとここに載っています。
ですから、そのことについて提案者を責める必要もありませんし、ほんで小川議員の考え方自体が、先ほど布田
議員も言われたんですけど、私たち聞いている議員自身が分からないんですよね、何を言っているのか。
だからね、その市民という目線でいけば、この次のところへ飛んでしまいますけど、小川議員たちが提案される
月額 9,0000 円ということ自体も、何が根拠で 9,000 円かというのも分からへんのです。
だから先ほど、ここにかまへんから、ちょっと訴えておきますけれども、言うていることが、もう小川議員の言
うていること自体が私たち議員に納得できませんし、ですから提案者に質問ばっかり求めてますけれども、そのこ
とについて、まず議員間で話し合いをしてますので、次のことに進んでいけばいいんだと私は思いますけれども、
いかがでしょうか。
○小川 雄司君
土原議員にお答えいただけますか、提案者は土原議員ですから、東議員ではありませんので。
○土原 こずえ君
今、東議員が言われたように、ここに書いているように、定例会または臨時議会または委員会に出席を行った場
合に日数に応じて支給するって、その時に、ちょっと余談ですけども、今、小川議員が、これから何回もせなあか
んとか、そういうふうにいうてはりますけども、それはそれで、まず今、月額から日額にするということが、これ
は広域消防とか、ほんで広域水道のほうのことを基準にして、私たちが提出させていただきました。
まず、この月額から日額に決めるということ自体が、今、坂口議員もいわれたように、私は議会改革だと思って
います。ただ、今後それを 1 万 3,000 円に決めて、月に 10 回寄ったらどうするんやとか、そういうことは、今後、
前向きに考えていったらいいことではないかなというふうに私は考えています。
○小川 雄司君
今いわれた定例会と委員会、臨時議会というご答弁いただきました。当施設組合議会において委員会を開いたこ
とがありますでしょうか、委員会という表現は、これもまた横から引っ張ってきただけで……。
○議長(辻野 隆成君)
揚げ足ばっかり取るようなことはせんといてくださいよ。
○小川 雄司君
いやいや、ほんまや、ほんまや、揚げ足もくそもないのや、これね、本会議、全員協議会やったんが委員会とい
われたでしょう、この当施設組合議会に委員会はあるんですか。
○坂口 実君
お答えいたします。委員会、現状は開かれてないと思います。今回、私も提案した中で、39 年以降に新炉建設を
予定、基本計画に入っております。その中で特別の建設委員会を設置させていただけないかということを私、ご提
案を申し上げた経緯もございますので、今条例に委員会を追加しております。以上です。
○髙道 一郎君
この改正の条例というのは、2 つの条例について、それぞれ該当部分を変更するということですね。1 つは、組
合議会の議員の特別職の職員等の中には、監査委員も議会選出で入ってきているということがあると思います。
もう 1 つは、議会議員の報酬についての費用弁償ということですけど、この改正表を見ても、特に特別職の職員
等の報酬のところから見ても、要は議会議員の部分については日額で、特別職については月額やということですね。
前段でカットの条例案が成立してますけどね。費用の弁償という点では、なぜ議会議員だけが日額なのか、そこ
から説明してもらえますか、特別職は、なぜ日額にならないんですか。
○事務局長(河井 俊二君)
先月の議員協議会のほうで若干、私、触れさせていただいたと思いますが、管理者、副管理者の特別職というの
は、日々やはり決裁等がございまして、常勤的な業務を行っていただいてございます。
ただ、この議員報酬に関しましては、何というんでしょうか、毎日どうのこうのではなくて、あくまでも出てき
た中での生活給には関係ない、その費用弁償という形で、現在は全国的に考えられているというのが現状でござい
ますので、その辺は、ご理解のほどをよろしくお願いします。
○髙道 一郎君
生活給とは、また別だというのは、そのとおりで、報酬というのは、そういう性格があるんですけど、管理者は
日々決裁しているというのは、ちょっと理由にならないと思うんでね。月例的な業務というのは当然あると思いま
すけどね。
私、言いたいのは、ここでいう、この組合議会議員というのは、非常勤じゃないということやと思うんですよ、
法律的にもね。常勤の特別職というか、議員という、まあまあ、我々のもともとの議会議員と同じことであって、
日額で物事を考えるというのは、そもそも報酬の性格に合わないと思います。
そういうふうに切り替えるんであれば、報酬はゼロで、費用弁償についての条例か何かにしないと、報酬を語り
ながら、こういった日額にするというのは、そもそもおかしいと思います。
もちろん、そういう点では組合議会の議員だけが、ごみ問題とか、施設組合の施設について、取り組んでいるわ
けではないというのは、そのとおりですけれども、少なくとも、ただ、これ時間の拘束ということも当然、組合議
会ですから当然発生するわけで、そのときだけのために、1 カ月、2 カ月、その案件のために、それこそ日々一定
時間、勉強もせなあかんと、そういうことをしなさいよということで月額報酬になっているんやと私は理解してい
るんです。
それが金額がどうなのかということは、社会情勢、市民目線も含めて、日々、毎年チェックは必要かと思います
けれども、なぜ、この常勤である議会議員の報酬というものが日額に変えれるという発想そのものに、ちょっと解
説をお願いしたいんですけど、議員提案でしょう。
○管理者(千代松 大耕君)
だから、申しわけございませんけれども、議員協議会をやっておられるんやったら、そういう場で、その発言を
してくださいよ。ここに上がる前の、やっておられるんでしょう、やってないんですか、参加してないんですか。
○髙道 一郎君
そういう流れで来ているんと違いますの。
○管理者(千代松 大耕君)
いやいや、そういう流れで来ているから、その場で発言してくださいよ。しかも、この条例が 2 つある云々とか
言われましたけれども、特別職じゃないですよ、これは。
そういう場で、そういう計画して、そこで議論していただいたら、そういうふうにしたらいいんじゃないですか
という話をして……。
○髙道 一郎君
それは去年来、ずっと、そういう議論をしてきたと思いますよ。同じことをやってきているでしょう。
○管理者(千代松 大耕君)
ほんだら答弁をしていただけますか、もし、あれやったら土原議員と坂口議員で、うちに聞いているような答弁
やったんでね。
○髙道 一郎君
だから私が聞いているのは、提案者に聞いているんで、管理者に聞いてませんよ。
○管理者(千代松 大耕君)
そういうふうに、さっき、うち答弁したじゃないですか、そういうように投げかけるような質問だったんでね、
確認させていただいたんですけれどもね。やっておられるんやったらやっておられるで……。
○髙道 一郎君
そういう発言はどうなんですか、議長。
○議長(辻野 隆成君)
今のは髙道議員のは討論で、質疑じゃなしに討論という感じで……。
○髙道 一郎君
いやいや解説してくれたらいいんやけど。
○管理者(千代松 大耕君)
髙道議員、私の発言は別におかしくはございませんけれども。
○髙道 一郎君
いやいや、その議員提案についてやりとりしておるわけでしょう。
○管理者(千代松 大耕君)
だから、もう、事務局は答弁せんでいいということですね。分かりました。
○小川 雄司君
そらそうやで、道理でいこう、道理で、提案者が説明したんでね。それこそ議員の質を高めることやないかい。
○議長(辻野 隆成君)
議会改革をしようとしてくれているのにやね……。
○小川 雄司君
俺らも一緒や提案しているで、次に提案しているで、改革の方向が間違うているんか、管理者。
○伊藤 幸男君
さっきから、えらい論戦してますけれども、これ 20 日の日に、皆さんと大体大詰めを詰めて、それで提案して
いるかと思うんですね。ほんで今年は、僕は、もともと、この議員報酬は要らないという考え方を持ってましたん
ですけど、4 年前に事務局が、ないというわけにいかんと、渡さないかんと、地方自治法云々ということで、まあ
僕は納得したんですけども、金額を見ますと相当高いんで、20 日の日に協議していただいて、この金額、まあ日額
であろうが、月額でもかまへんけどね、一応、日額でいこうということに決めたんやから、そのように僕、進んで
いっていただいたらいいと思いますよ。僕は、だから提案者の 2 人、非常にご苦労さんでございます。もう議長、
質問を打ち切って採決してください。
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので質疑を終了いたします。
続いて討論を行います。
討論ございませんか。
○小川 雄司君
討論を行います。これは 1 つは住民目線で見て、清掃施設組合議員が 3 月になんぼ支払われたと、4 月になんぼ
支払われた。それは分からんとなる。ベールに覆うことになる。それは日額制にするからです。ほんで今月は払わ
れてないな、ほんで定例の月だけ、こんだけ建て替え問題一生懸命せなあかんのに、みんな寄って相談してないの
と、ほんでこれ委員会とおっしゃったけど、これ正式には全員協議会やと思うけどね、委員会は今はないんやから、
だから僕は、今回の提案として日額制の提案は、ちゃんとした条理に基づいて構成されているとは、提案自体は思
っておりません。
ほんで、もう 1 つは、対価を出席だけにとどめることによって、議員の活動を低く見ることですよ。ほんで、そ
れはね、当該泉佐野議会、田尻町議会でやったらええやん、違いますか。ここに実際に選ばれて来ていたら、清掃
施設組合議会議員ですから、ここの議員が先頭を切って調査・研究せなあかん。
で、日々の調査・研究はせんでも、とにかく行ったら報酬をもらえるというふうにとどめてしまう議案が、これ。
で、市民の目線からも、予算編成上も年額なんぼ組んでおいたらええかいなと、当局も困るでしょう。3 回組んで
おって足らんようになったらどうしようと、僕やったら思うわな、ほんで実際、委員会とか何回開かれるか分から
へん。
そやから、僕が後で提案しますけども、今回、議長は 1 万 8,0000 円を 1 万 800 円、副議長は 1 万 6,500 円を 9,900
円、議員は 1 万 5,000 円から 9,000 円に、要するに、管理者と同等にカットして、これは本来は 4 年前にすべきで
ありました。
それをカットせずに来て、今回、いきなり日額制というのは、市民も、なかなか理解が大変でしょうな。ほんで、
これは自分らで提案して、自分らで決めるんですから、しかし、これの落とし穴は、大阪水道企業団議会議員に平
成 25 年 4 月から 26 年 4 月までに支払われたように、11 カ月に 14 日分の支給が払われたと、紛糾する事案があれ
ば、出席するわけですよ。ほんで議員は出席したのに報酬ないんかいということになるでしょうね。
僕は、それはちゃんとした対価を払うべきだと、それは、もう十分事務局も、日額制でやね、年 5 回しか取って
ないんですわ、勘弁してくださいとかなってやね、何か会議開くのがうとまれたりですよ、ほんで会議を開いたら
開いたでやな、報酬は増えるしやね、こんな変な話になるから、市民の目線から届きにくくなるんです。
市民から分かりやすいのは、月額で、こんだけでやってます。議員さんですから、日々やってもらいたいと思い
ますと、議会活動を強化するためには毎月、議員さんが寄ってもろうて、そういう議会活動に改善しておりますの
で、どうぞご安心、ご期待くださいと、こういうふうにもっていくのが私は筋だと思いますので、本日額制の提案
について、市民の目線に立って私は間違ったことは言うておりません。反対討論とさせていただきます。
○東 小夜子君
賛成討論です。この度のこの月額から日額にするというのは、私たち議員自らが今まで出て来ない月にも月額と
してもらっている。おまけに、まだ期末手当までもらっている。そのことに対して、私たち議員自らが改革してい
こうということで、この条例が提案されたと思います。
それと、ここに出て来ても、党利党略の発言の中で、もうほんまに、もう堂々巡りの質問ばっかり繰り返す。こ
んな時間が私たち時間を費やされるんやったら、ほんまに無駄な時間だと私は思っていますので、真剣に、この清
掃施設組合の議員として、住民さんから受けたことを、この場へ持って来て、そして、この議会のところだけで発
言するのが私たちの仕事じゃないと思います。
ちゃんと、きちっと事務局もあるので、日ごろでもあるので、そこのところに、こういうことで今、住民さんは
困られていますとか、そういうこともできますので、ただ、この月額を日額にする。
そして何を元にするかといったら、広域水道企業団と広域消防となっています。きちっとしたものがあります。
その中で出てきた条例の提案ですので、これには大いに賛成とさせていただきます。
○山下 由美君
ただ今議題となっております議案に対して反対の立場で意見を申し上げます。
まず第 1 に、条例改正の目的が財政上の問題による報酬額の引き下げにだけ重点が置かれ、組合議会議員の果た
すべき役割などについての議論が不十分であるという点です。
削減することを重要視するあまり、単純に月額制を日額制にするというのは、議員の仕事のあり方を軽視した乱
暴な方法といわざるを得ません。
会議に出席することだけが議員の仕事ではなく、日常的に不断に清掃施設組合にかかわる市民要求実現のために
調査・研究などを行うのが組合議会議員のあるべき姿ではないでしょうか、日額制にすることは、このことを否定
することにつながりかねません。
第 2 に、月額 1 万 5,000 円を日額 1 万 3,000 円とした場合、会議の開催日数によっては、報酬額の削減にならず、
むしろ多額の報酬額が発生してしまうという可能性もはらんでいるという点です。
今後、施設の建て替えという重大な課題を抱えていることからも、回数を増やして議会を開く必要性が高まるこ
とが考えられます。また、大阪府広域水道企業団組合議会で実際に起こった報酬額の増大という点からも十分考え
られることです。
報酬額の削減自体には賛成でありますので、月額制を堅持したもとで、その額を見直し、また一時金の廃止など
により、報酬額の上限を引き下げるべきものと考えます。日額制は、この上限額を定めようがないものです。
以上が、この議案に対する反対討論です。
○議長(辻野 隆成君)
ほかにございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので、これで討論を終結いたします。
続いて採決を行います。
議員発議第 1 号、泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員の議員報酬及び費用弁償についての条例及び泉佐野市
田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を改正する条例制定について、原案
どおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(挙 手 多 数)
○議長(辻野 隆成君)
挙手多数であります。よって本案につきましては原案どおり決定いたしました。
日程第 3 議員発議第 2 号 泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員報酬及び費用弁償についての条例及び泉佐野
市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を
改正する条例制定について
○議長(辻野 隆成君)
次に、日程第 3、議員発議第 2 号、
「泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員報酬及び費用弁償についての条例及
び泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償についての条例の一部を改正する条例制定に
ついて」を議題といたします。
提出者の説明を求めます。
○小川 雄司君
これにつきましては、ただ今、報酬改定が賛成多数によってなされました。その可否の動向は、それと準じるも
のと思いますけれども、きちっと説明提案させていただきたいと思います。
これは清掃施設組合議会議員の報酬及び費用弁償についての条例を議長については月額 1 万 8,000 円から 1 万
800 円に改めて、同条第 2 条中、副議長については月額 1 万 6,500 円を月額 9,900 円に改めるものです。議員につ
いては 1 万 5,000 円を 9,000 円に改めるものであります。
期末手当及び費用弁償について準用するを、費用弁償について準用するにとどめて、議長、副議長、議員には期
末手当を支給いたしません。
それから監査委員の議員さんについては年額 2 万円を 1 万 2,000 円に改めるということであります。
これは管理者が最初に可決されましたが、今後、5 年間 4 割カットを提案し、私どもも賛成し、それを満場一致
で可決されました。その管理者の提案とカット額と同一ということにするものでありまして、根拠のあるものであ
ります。
この条例は、公布の日から施行しますが、この条例の適用される報酬の支払いは、次の改選以降ということです
から、5 月以降ということになるものであります。
先ほど提案されて、可決されました議員発議について何か聞いたら、3 月から適用というふうに聞いております
が、それは非常に不自然なものでありまして、私どもの提案は改選後からと、新しい任期から発生するものであり
ます。
この提案の趣旨の第 1、議員の活動については正当に評価しつつも、しかし、昨今の議員報酬の削減で財政健全
化、財政支出抑制に貢献するという意味から、管理者がせっかく 4 割カットを提案しているわけでありますから、
私どもも、それに同調し、4 割カットをするものであります。
同時に日額制では出席日数対価と、それが基準でありますから、賛同議員の発言の中からは、出席する以外の仕
事については、当該泉佐野市議会議員、田尻町議会議員としての研修とかいうものが、もっぱらだというふうに受
け止める発言がございましたけれども。
私どもの月額制を堅持し 4 割カットにつきましては、議員の活動を正当に評価しつつ、むしろ、それをもっと組
合議会として引き上げて、確かに今は 3 月、6 月、10 月と 3 回しかやっておりませんけれども、そうじゃなしに、
本当の議員改革は毎月やろうと、毎月やって勉強会を重ねよう、全員協議会をやろう、せっかく報酬をいただいて
いるんだから、もっと、その報酬に応えるやり方をしようということで、より前向きな議会になる。日額制は後ろ
向きと私はとらえておりますので、この提案こそ市民目線に準じた議会活動を活発にするには、これしかありませ
んよと、積極にするものだと思っておりますので、大阪府下的にも、やはり、それが説得力を持っているんでしょ
う。
月額制を堅持しつつ、いわゆる議員の報酬カットしているところ、ほとんどの施設組合議会が、一時金について
は支給しておりません。それはきっぱりと支出をやめるということにしつつも、繰り返しますが、毎月、日額制の
皆さんのように、議会があることによったら、それ支出が抑制されるんじゃありません。
議会の改革として毎月寄って勉強を重ねる。全員が寄ってから、研修を研鑽するということになるわけですから、
それにふさわしく対価としては、やはり月額制の見地がふさわしいということの提案でありますので、先ほど賛成
された皆さんは、どうぞ再度考え直していただきまして、賛成いただきますようにお願いいたします。
○議長(辻野 隆成君)
説明は終わりました。
ご質疑はございませんか。
○坂口 実君
ちょっと事務局に法的の根拠をちょっと説明をいただきたいんですけれども、議員提案自体に日付が入ってない
もの、それと今、提案者は公布の日が 5 月 1 日と申しましたが、これ公布の日からという形になっております。こ
れ文書と答弁と法的には、どちらが優先されるんでしょうか。
○事務局長(河井 俊二君)
法的と申しましょうか、提出された、その文書のほうが取り上げられるべき案件だと思います。
○小川 雄司君
私、提案者やよってにな答えさせてもらわなあかんやろう。2 月 16 日を入れてやって、事務局に言うとったやろ
うがな、入れてないのは事務局のミスやないかい、な、はっきり入れておかなあかんやないか、事務局のミスでっ
せ、これ。
(
「わかっよ」との声あり)
ほんでね、これ条例は公布の日から施行する。
経過措置、この条例の施行の際、現に在職する議会の議長、副議長及び議会の議員の報酬並びに監査委員による
改正前の泉佐野市田尻町清掃施設組合議会の議員報酬並びに費用弁償についての条例第 1 条、第 2 条の規定及び改
正前の泉佐野市田尻町清掃施設組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償については、条例第 2 条第 3 号ハの規定を
準用する。要するに改選後から、これを適用させてもらいまっせという話でございます。
だから改選前には公布しとかなあかんよってにね。そういう意味でございますので、ご理解のほどよろしくお願
いをいたします。
○布田 拓也君
お考えをちょっと聞いておきたいなと思いますので質問させていただきます。月額制を残したいというお考えは
分かったんですけれども、その 1 万 5,000 円を 9,000 円に減額する理由として、もう少し教えていただきたいんで
すが、ちょろちょろっと財政支出に貢献するというお話もあったと思うんですが、9,000 円に下げる理由というの
は何なんでしょうか。
○小川 雄司君
私は、その時は在籍しておりませんでしたが、平成 24 年に管理者が、どんな理由であれ、千代松管理者、ほん
で当時の田尻町の副管理者が 2 割カットしたと、なんで議会は、それに従わへんのやと、議員のほうがぎょうさん
もろうとるやないか、これは絶対おかしいというてましたんや、そのころ私、議員じゃないから言われへん。そう
いう理由ですよ。
今回、千代松管理者は応援じゃないとおっしゃったけど、実際、応援してくれてますやんか、言うたかってな、
これ、この議会にやな出してくれているのやから。
前に聞いたらやで、私が再選してみんと分からへん言うておってやな、じゃ、ちゃんと出してくれているやんか、
これは応援以外の何でもないんですわ、そやから、これはもう 5 年間、4 割カットを続けるいうているんやから、
議員がやで月額制にしてやな、
管理者としてはぎょうさんもらうって絶対いかへん。
そら 4 割カットが当然ですよ。
何で 5 割カットじゃないんかっておっしゃるかもわからないので、先に言うておきまっせ、それは議員の皆さん
での合意が、そっちの方向まで進んでいないから、もっと議論をする。日額制を提案して、僕は時期尚早だと思っ
てましたよ。だって、完全な議案になっているとは私は思いませんでしたから、それから発議者の中から、どうい
う会議に適用されるかのご答弁も、最初出てこなかったですからね。
だから、そういうことから見て、いわゆる 9,0000 円にカットする理由は、4 割カットということと、9,000 円に
して、これ月額制ですから、さっき何遍も私、言いました。投票所の投票立ち会い人、日額 1 万 1,000 円、これよ
りか少なくなるでしょう、確かに、そういうことですよ。ほんで、やっぱり府下的な動向を見たら月額制を堅持し
つつ、やっぱり、どこもとも、やっぱり期末手当は出してませんからね、それは、もうもらうわけに、これはいき
ませんわ、そういう理由です。
○布田 拓也君
すみません。管理者よりも少なくするというお考えだとおっしゃるんですが、先ほどの管理者の減額に賛成され
ているんですけれども、それは、なぜなのか、財政じゃないんです。財政に貢献するということを、さっきおっし
ゃったのは、それは違うんですか。
○小川 雄司君
財政に貢献するって、管理者が高々4 割下げて、どんなに財政効果がありまんのや、心意気ですよ。これはな、
トップの心意気や、それを市職員に押し付けるかどうかは別やで、これは考えと違いまっせ。これは私がトップを
やっても同じことしまっせ、やっぱり管理者の心意気や。
どんだけ財政に貢献しますって、考えたら、その範囲で分かるやないか、知れたもんでんがな、それは、この心
意気にやな、どんな理由があってでもね、平成 24 年度の時にはやで、議員は議員であってな、こうやって顔をそ
むけてはな、それはおかしい言うてるのや、そやから今回はきちっと、管理者は、こうやって続けて提案してくれ
てるのやから、議会も、当たり前や、こんなん従うのはな、絶対、管理者よりかぎょうさんもらうわけにいけへん。
ほんでぎょうさん勉強せなあかんから、勉強するには日常の活動を評価するシステムを残さないといかん、日額
制は、それを評価するシステムじゃありません。言うておきます。
○布田 拓也君
小川議員と髙道議員の共同で提出されていますので、そういうお考えは、また、市議会に帰ってもやっていただ
きたいなと思うんですけれども、市議会のほうでは、ちょっと、いつも削減は反対されているので意外やったなと
思って質問させていただいたんですが。
もう 1 つお聞きしたいのは、9,000 円で毎月、日々ちゃんと働こうと、勉強しようということをおっしゃったん
ですけれども、月 9,000 円で、どれだけの仕事量をお考えでしょうか、どういうことを上げるから 9,000 円なのか、
どれぐらいしようとお考えなんでしょうか。
○小川 雄司君
よくお尋ねいただいてありがとうございます。やっぱり、それは毎月全員協議会せなあかんでしょう。そらそう
でんがな、毎月寄らなあきまへんで、その覚悟がありますか、毎月寄らなあきまへんで、そんなの、年に 3 回寄っ
ただけではあかんよ、そんなの、毎月寄らなあかん、どうですか。
○布田 拓也君
ぜひやらなあかんと思うんですけれども、もっと勉強する機会を増やしたらいいと思うんですけれども、ただ、
先ほどおっしゃった日当の時に、立ち会い人の人よりも多い給料とおっしゃったんですけれども、立ち会い人の日
当よりも少ない月額で、どれだけの仕事量をするのか、そこは多分、そもそも町議会議員であるということが、そ
の仕事をする存在であるということをお認めになられているから、その 9,000 円という月額で頑張ろうと思われて
いるんじゃないかなというふうに思うんですけれども。
それはなぜ、本当に、これは単体で存在するものであって、しっかり頑張らなあかんのやったら、例えば、月
10 万円、15 万円でも、それだけの仕事をするんやったらもらうべきものだと思うんですけれども、9,000 円を出そ
うというのは、そもそも私たちは町議会議員、市議会議員としてやらなあかん存在であるからということを認めて
いらっしゃるんではないんかなと思うんですけれども。
○小川 雄司君
これは、あくまで、管理者が 4 割カットをご提案いただいた、それに準じるものであります。それはそうですが
な、応援してもろうているから、それでね、それは議員の活動に、どれだけの対価がふさわしいか金額ではじけと
いうのは難しいですよ。難しいのは確かにあります。しかし、投票立ち会い人の日額の 13 時間拘束があって 1 万
1,000 円から、この日額 9,000 円というのは確かに低いでしょう。
あなた方、布田さんは賛成して今度態度を変えてくださいね。この 1 万 3,000 円いうたら、これ 1 万 1,000 円よ
りか多いやんか、布田さんは投票立ち会い人、あんたがもろうている報酬よりか、1 回行ったら、ぎょうさんもろ
うているでっていう話になりますやん。これが 1 つの基準ですよ。
ほんでね、もう 1 つの基準は、やっぱり府下の平均、確かに見たら、月額提案 9,000 円から安いところもありま
すよ。これは、よくよく議論されていると思いますわ。
だから僕は、この議会でも、よくよく皆で議論して、まずは布田議員が月額制に頭を切り換えていただいて、そ
こから、ふさわしい報酬、これも確かに 6,000 円とか 5,000 円とかありますやん。そういうところへ進むだったら
僕はかまわないけれど、それは、あくまで布田議員がおっしゃっている日々の清掃施設組合議員としての活動を、
ここに来て、事務方に説明を求める。ここに来て参考文献を取っていく、なんだかんだしてはりますやん。
布田議員もしているのと違いますか、それに対して、ちゃんとした評価を与えるシステム、月額制に布田議員も
態度を変えていただいた中で、議論がさらに進行していく中で、ふさわしい金額を決めていただいたら結構かと思
うております。以上です。
○管理者(千代松 大耕君)
小川議員さんの発言の中で、今回、正副管理者で報酬の改正を上程させていただいたのは、月額の 40%のカット
に対する応援だというような発言がありましたけれども、決して、そうではございませんので。
ご存じのとおり、きょう来させていただいたときには、この小川議員と髙道議員のここの議員発議という資料は
急遽出されてきたものでございますので、それまでにきちっと上程させていただいた中では、違う部分だとかいう
ところで、この出されてきた議員発議を見させてもらったら、40%カットの根拠は正副管理者に、まあまあ準拠し
ているのではないかと指摘をさせていただいたところでございますので、決して応援ではございませんので、よろ
しくお願いします。
○東 小夜子君
小川議員に質問させていただきます。布田議員も言われていましたけれども、月額が 9,000 円ということです。
それと 2 時間のこの議会に出席してくるだけで 1 万 5,000 円が選挙管理委員で拘束 13 時間されている 1 万 1,000
円に比べたら云々ということを常に発言されておられましたけれども、そしたら、例えば、月 1 回 2 時間の議会に
出席させていただいて 9,000 円ということは、13 時間で 1 万 1,000 円、市民目線から見たら高いという金額ではあ
りませんでしょうか。
先ほど準じるというのはおかしいとか言うておきながら、管理者の 4 割カットに準じて金額を決めてこられる。
これもおかしいと思います。そのことについてお答えしていただけますか。
○小川 雄司君
東議員が勝手だと、おかしいと思うのは東議員の私見でありまして、根拠は今まで述べたとおりでございますの
で、それ以外のなんでもありません。
それと我々の 9,000 円高いいうたら、東議員の日当制に賛成された 1 万 3,000 円の、それに天につばすることに
なりますんで、おやめになったほうがいいと思いますね。
私、9,000 円いうているのは、だから、もっとやろうじゃないかというたんや、もっと議会を開こうやないかい
うたんや、もっと全員協議会をやろうやないかというているわけですよ。そしたら、ほんだら議員の負託に応える
と、あなた方の日当制をもっとやったら、もっともらえる。もっとやったらもっともらえると、これはね、市民は
何かあるぞと、?マークを入れるんですよ、そういう日当制なんですよ。そこをよくご理解いただいて、日当制と
月給制、東議員が賛成された日当制の裏には、そういう裏があります。
現に広域水道企業団の議会が 11 カ月で 14 カ月取っているやないですか、おかしいやん。こういうことが、これ
から、うちの議会でもあり得る、議長の裁量で「あっ、それやったら開こうやないか」と、今月開いてないしね、
というふうなことでなってくる可能性もあり得ると、日当制は、そういう問題を含んでいる。市民的に理解される
ようで、実は、これはされないように進んでいくものです。私は、そんなふうに理解しますので、よろしくお願い
を申し上げます。
○東 小夜子君
私も全員協議会のときにも言わしていただきましたけれども、広域水道企業団が議員報酬のこととかで、議員自
らが会議を開いて、それにまだ日当をもらっている。そのやり方は絶対に、この施設組合ではしてはいけないと思
います。
重要な議案がある時には、今まで 3 回しか開いてないのに、毎月開いていかないといけないような議案が出てく
るとは考えられません。それはもう私、議員をさせていただいて、もう 16 年間経っていますけれども、今まで、
そんなん聞いたこともありません。
新炉建設といっても、今すぐに行われるべきことでもありません。ですから小川議員は私が言っていることが私
見といわれていますけれども、今まで長い時間述べられてきたのは全て小川議員の私見であるとおりのお話である
と考えております。
○西野 辰也君
前回も私、言わせてもらったんですけれども、小川議員のほうから「市民目線」という言葉があった時に、泉佐
野も市民目線で考えたら、ごみの無料化が第 1 であって、そして市民目線で考えるのであれば 1,000 円か、もうも
らわないと、そちらのほうで考えてもらったらどうですかということで、今回、楽しんで来たんですけれども、ま
た 9,000 円と、全然前回から変わってないので私は反対させてもらうんですけども、本当の市民目線、さっきの金
額、あれ、どうして前回は私に言われたのと、今回変わってないのか教えてください。
○小川 雄司君
実はひそかに西野議員に賛成いただけるんじゃないかなと思っていたんですけど、まあ、そういうことで反対さ
れたというふうにお聞きしました。はい、分かりました。
方向性はできておるわね、そう大きく違えてないんじゃないかなと私は思っております。ただ、確かに報酬ゼロ
でもいいんやないかという議論が共産党の中でもありました。しかし、今は大分統一したものになってきておりま
して、それというのは、やはり法律的には、やっぱり法人格を有する団体の議会議員に対しては、報酬をお支払い
することということがありますんでね、ゼロという報酬はないんですよね。
だから私は、先ほど申し上げたように、あくまで、この議会でも基準は何ですかと聞かれると思いましたんで、
これはあくまで管理者の 4 割カットに準じて 9,000 円ということで、4 割カットで 9,000 円ということで提案させ
ていただきましたけれども、皆さんが同じく月額制を維持していこう、やっていこうじゃないかというお話の中で
あれば、その金額につては府下的平均で値はもっと低いぞと、これはもっと下げようではないかと、また、ある意
味でいうては、有識者会議を、この議会が持ったらいいんですよ。持ったらいかんなんて、何も規定ないんだから
ね。
何人かで有識者会議をもって、ほんまは一番ええのは、当該施設組合の管理者、議員の報酬は、そういう有識者
会議のような会議を開いていただいて、第三者に適切に決めていただくという方向も私は、1 つはありかなと思っ
ておりますけどね。
残念ながら 1 つしか提案できませんので、そこはご容赦いただいて、今からでも遅くはありませんので、西野議
員は月額制に態度を変えていただいて一緒に検討をぜひしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○議長(辻野 隆成君)
ほかにございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので、これで質疑は終了いたしました。
続いて討論を行います。
討論ございませんか。
○髙道 一郎君
賛成討論を行います。私も、この議案の賛同者ということで提案させていただいている関係になります。もう前
段の管理者の報酬の時期から主張しているように、私どもとしては、2 元代表制の中で、市長・町長が月額制を維
持するもとで、この議会議員の選出の 10 名のこの施設組合議員について日額制に変えるというのは、これは理解
できないということと。
そもそも報酬というものの性格というのは、いわゆる賃金と違って、役務の提供ということで、これはいろんな
時間外を含めて、その職務について研鑽をしたり、研修をしたり、もちろん、この議会に参加をしたりと、出席し
たりというトータルの中での報酬だということで考えますと、月額制がふさわしいということです。
下げ幅については小川議員からもあるように、4 割カットを 4 年前からされている管理者、副管理者に準じたも
のであります。
そもそも月額から日額という議論よりも、その今の時代時代にふさわしい施設組合のあり方、業務のあり方を、
それが月に 1 回のペースがいいのかどうか分かりませんけれども、もっと増やして定例的な議会も開催をするとい
うことが、まず前段であるべきであって、この月額を日額というような見直しについては、基本的には市民の理解
というのは得られないと、先ほど賛成多数になりました 1 日、1 万 3,000 円ですか、そういった金額では理解は得
られないですし、不測の事態になれば連日会議ということだって起こり得る施設になろうかと思いますので、かえ
って支出が増えるわけですから、この月額での減額に賛成するものです。以上です。
○議長(辻野 隆成君)
ほかに討論ございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので、採決ですけども、議員発議第 1 号が可決いたしましたので、議員発議第 2 号は、一事不再議
として採決を要しないものと宣告いたします。
○議長(辻野 隆成君)
これをもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。
ただ今をもちまして、平成 27 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 1 回臨時会を閉会いたします。
どうもご苦労さまでした。
閉会(午前 11 時 41 分)
平成 26 年 10 月議会
平成 26 年 10 月 22 日(水)開催
午前 10 時 開議
日程第 1
日程第 2
監査報告第 2 号
平成 26 年 1 月分より 3 月分の監査結果報告について
監査報告第 3 号
平成 26 年 4 月分より 8 月分の監査結果報告について
認定第 1 号
平成 25 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について
議員定数 10 名
出席議員 10 名
東
小夜子(田尻町)
伊藤 幸男(田尻町)
小川 雄司(田尻町)
坂口
実(田尻町)
髙道 一郎(泉佐野市)
辻野 隆成(泉佐野市)
土原 こずえ(泉佐野市)
西野 辰也(泉佐野市)
布田 拓也(泉佐野市)
山下 由美(泉佐野市)
議事説明員職氏名
管理者
千代松 大耕(泉佐野市長)
副管理者
原
会計管理者
勘六野 正治(泉佐野市会計管理者)
事務局長
河井 俊二
事務局次長
寺島
参事
西
明美(田尻町長)
潔
繁次
開会(午前 10 時 00 分)
○議長(辻野 隆成君)
皆さん、おはようございます。
ただ今から平成 26 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 2 回(10 月)定例会を開会いたします。
議員定数 10 名中、全議員出席ですので会議は成立いたしております。
次に、本定例会の会議録署名議員といたしまして、坂口 実さん、髙道 一郎さん、よろしくお願いいたしま
す。
次に、本定例会の会期についてお諮りいたします。
本定例会の会期は本日 1 日といたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ご異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日 1 日と決定いたします。
次に、本日の議事日程について報告を求めます。
○事務局次長(寺島 潔君)
それでは、本日の議事日程を申し上げます。
日程第 1 監査報告第 2・3 号 監査結果報告について
日程第 2 認定第 1 号 平成 25 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について
以上でございます。
よろしくご審議のほど、お願いいたします。
○議長(辻野 隆成君)
それでは、ただ今より議事に入ります。
日程第 1 監査報告第 2・第 3 号 監査結果報告について
○議長(辻野 隆成君)
日程第 1、監査報告第 2・第 3 号、
「監査結果報告について」を議題といたします。
この監査報告につきましては、お手元に配付いたしておりますとおり、監査委員から議長あてに報告がありま
したので、ご報告いたします。
この報告につきまして、ご質疑の点はございませんか。
○小川 雄司君
おはようございます。去年の決算の議会での質疑の中で、私は、本施設組合の法人格を有する 1 つの自治体と
しての機能を持つ組合であるということを確認させていただいた上で、決算の内容につきましても、市・町議会、
自治体で報告されているような、一定詳細な監査結果の資料をつけてほしいというふうに申し上げましたところ、
検討させていただきたいというような、ご回答でありました。今回の決算の資料について、どのように反映され
ておるのか、伺いたいと思います。
○事務局次長(寺島 潔君)
お配りしました議案書 7 ページを見ていただきたいんですが、その 7 ページの中で、平成 26 年 9 月 29 日の監
査の会計報告としまして、4 番目のところに「審査の意見」ということで欄を設けておりまして、そちらのほう
に意見を表記させていただいております。以上です。
○小川 雄司君
そうしますと、今回 25 年度の決算の資料の作成に当たっては、監査委員の意見が新たに付け加わったというこ
とですか、監査に当たっての、これ以外の資料、図表だとか、そういうものについては、どうなっていますか。
○事務局次長(寺島 潔君)
例年どおり、お渡しした資料の中で、決算資料ということでお渡ししておりますので、そちらのほうでご確認
できればと考えております。以上です。
○議長(辻野 隆成君)
ほかに質疑ございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので、質疑は、これで終了いたします。
よって、監査結果報告につきましては、了承願います。
日程第 2 認定第 1 号 平成 25 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について
○議長(辻野 隆成君)
次に、日程第 2、認定第 1、
「平成 25 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について」を議題とい
たします。
提案者の説明を求めます。
○事務局長(河井 俊二君)
それでは議案書 5 ページ、認定第 1 号、平成 25 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算の認定について
でございますが、はじめに決算概要につきまして、ご説明申し上げます。
決算書の 1 ページ、2 ページをご覧ください。
一般会計におきます予算総額は、歳入歳出それぞれ 11 億 4,805 万 8,000 円でありますが、決算額は、歳入歳出
それぞれ 10 億 8,616 万 1,191 円であります。
平成 22 年度決算より、剰余金を発生することのないよう市・町負担金を市・町それぞれに返納し、決算額を確
定しております。
歳入といたしましては、①分担金及び負担金で 9 億 9,034 万 7,174 円、②使用料及び手数料で 9,010 万 2,670
円、③諸収入で 377 万 1,077 円、④財産収入で 194 万 270 円となっております。
次に、3 ページ、4 ページをお開き願います。
歳出といたしまして、①議会費で 263 万 1,834 円、執行率は 91.8%でございます。
②総務費で 2,635 万 9,803 円、執行率は 74.8%でございます。
③第一事業所費で 1 億 9,011 万 628 円、執行率は 93.9%でございます。
④第二事業所費で 8 億 6,463 万 9,474 円、執行率は 95.6%でございます。
⑤公債費で 241 万 9,452 円、執行率は 99.9%でございます。
続きまして、平成 25 年度一般会計決算を歳入歳出決算事項別明細書に基づきご説明申し上げます。
なお、説明事項といたしましては、歳入につきましては、特に説明を要すると思われることについて、歳出に
つきましては、節ごとに 100 万円を超える不用額が生じたもの、そして全く支出していないものを中心に、ご説
明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
それでは歳入から、ご説明申し上げます。
歳入歳出決算事項別明細書の 1 ページ、2 ページをご覧ください。
①分担金及び負担金につきましては、組合市町負担金で、調定額、収入済額ともに 9 億 9,034 万 7,174 円とな
っております。
その負担割合は、泉佐野市が 8 億 9,484 万 6,046 円、田尻町が 9,550 万 1,128 円の負担額となっております。
②使用料及び手数料につきましては、調定額、収入済額ともに 9,010 万 2,670 円となっております。
まず、(1)使用料の 31 万 3,460 円は、第二事業所敷地内の使用料として、自動販売機並びに電柱などの設置料
でございます。
続きまして、(2)手数料で、ごみ処分手数料としまして 8,978 万 9,210 円を収入いたしております。
③諸収入につきましては、調定額、収入済額とも 377 万 1,077 円で、雑入としましては、自動販売機の電気代
として 2 万 8,235 円、そして自動車損害共済災害共済金等 70 万 463 円でございます。
④財産収入につきましては、調定額、収入済額とも 194 万 270 円で、古着、アルミなどの売却代金でございま
す。
以上、歳入合計額は 10 億 8,616 万 1,191 円となっております。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。
3 ページ、4 ページをご覧ください。
①議会費につきましては、概ね予算どおりの執行となっております。
次に、5 ページ、6 ページをお開き願います。
②総務費につきましても、概ね予算どおりの執行となっておりますが、人件費事業の給料と職員手当と共済費
におきまして、合計 709 万 8,448 円の不用額が生じております。これは人事異動に伴う正規職員 3 名が正規職員
2 名と再任用 1 名になったことによって生じた不用額でございます。
また、(1)総務管理費の 1 一般管理費、総務事務費事業で、10 交際費の 1 万円、22 補償補填及び賠償金の 10 万
円は全額未執行となっております。このことは必要とする事項が生じなかったためでございます。
続きまして、2 公平委員会費の 9 旅費でございますが、出張がなかったため全額未執行となっております。
同様に、(2)監査委員費の 9 旅費につきましても、出張がなかったため全額未執行となっております。
次に、7 ページ、8 ページをご覧ください。
③第一事業所費、(1)し尿処理費、1 し尿処理場運営費、第一事業所運営事業の 11 需用費で 1,094 万 8,133 円の
不用額が生じております。その内訳の主なものといたしまして、消耗品費と修繕料となってございます。
消耗品費につきましては、処理に要する薬品の落札差額によるものに加えて、運転方法の工夫、薬品の注入率
の再確認による使用量の削減等によって効果が現れたものでございます。
そして運転方法の工夫、設備の低負荷運転等の使用量削減も関係しているものでございます。
修繕料につきましては、突発的な故障が少なかったことや老朽化している部分は極力機器補修工事の中で修繕
を行ったためであります。
続きまして、9 ページ、10 ページをご覧ください。
④第二事業所費、(1)塵芥処理費、1 塵芥処理場運営費、人件費事業の 3 職員手当等で 145 万 6,216 円の不用額
が生じております。これは人事異動に伴う給料の減により生じた不用額でございます。
次に、
4 共済費で 157 万 3,672 円の不用額が生じてございますが、
これもまた人事異動に伴うものでございます。
次に、第二事業所運営事業の 11 需用費の 1,551 万 75 円の不用額でございますが、その内訳として、消耗品費
の減が主な要因となってございます。消耗品費は、薬品の入札減によるものが中心となってございます。
13 委託料の 1,399 万 5,182 円の不用額は、主に、ごみ処理施設運転管理業務及び計量業務の落札減によるもの
でございます。
次に、11 ページ、12 ページをご覧ください。
2 施設整備費、続いての⑤公債費は、概ね予算どおり執行いたしております。
⑥予備費で 50 万円が全額未執行となってございますが、
特に使用すべき事項が生じなかったためでございます。
次に、13 ぺージをご覧ください。
実質収支額は 0 となってございます。
次に、14 ぺージでございますが、まず、ご説明の前に、そのページで数値の錯誤がございました。これは土地
の面積でございますが、差し替え分を 1 枚で配付してございますので、よろしくお願いいたします。差し替えは
14 ページのみでございます。
それでは、財産に関する調書でございますが、土地につきましては、第二事業所で実施された国土調査、これ
は田尻町におきまして地籍調査の結果に伴った実測で、面積の増加でございます。
建物、物品等については増減はございません。
説明は以上でございます。ご審議の上、ご承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(辻野 隆成君)
説明は以上です。
これより、平成 25 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定についての質疑に入ります。
ご質疑はございませんか。
○小川 雄司君
議員報酬のところで管理者の見解を伺いたいと思うんですが、議員報酬はご承知のように平成 23 年の 6 月議会
で、管理者が 1 万 9,000 円であったところを 1 万 1,400 円、副管理者が 1 万 8,000 円だったところを 1 万 800 円
というふうに改正をされております。
これは、正副管理者報酬の期限付改正ということで、議会のほうは、期限付だからということで改正見直しは
見送ったという経緯があるように聞いております。
それにしてでも、今いただいております私どもの報酬は、議長が 1 万 8,000 円、副議長が 1 万 6,500 円、議員
が 1 万 5,000 円でありまして、いずれも管理者、副管理者の報酬を上回っておるということになると思います。
それで、期限付ということでありましたら、来年が管理者・泉佐野市長の改選がありますし、来年の 11 月末を
もって田尻町の町長の改選があるというふうに認識しております。
私、考えますのに、今の時節、これまで昨年と今年に当たって、昨年度から、ずっと議員報酬について協議会
やなんか開かれて、府下の資料を見ますと、この管理者、副管理者の 4 割カットというのは、一定、当時の状況
も反映して妥当であると、しかし、議長、副議長、議員については、さらに、その時になぜ 4 割カットしなかっ
たのかというのが私は、やっぱりついて回るというふうに思うわけです。
先ほど申し上げたように、来年の改選で今の千代松市長が継続される。また、新しい市長になられた、どちら
にしてでも、元のとおりに戻すというのは、なかなか政治判断として難しいんではなかろうかと、田尻町長にお
いても同じことがいえると思います。
そうなれば来年の 3 月当初予算の時に、私は、管理者と副管理者と同様の金額 4 割カットですね、議長は 1 万
800 円、副議長は 9,900 円、議員は 9,000 円になりますが、府下の状況を見てみても、いただいた資料の 10 の清
掃施設一部事務組合のうち 6 つまでが、一時金は出ておりません。そういうことでありますので、一時金もなく
すというのが妥当ではなかろうかというふうに思われるのでありまして、これは議長、それからまた事務局長、
事務方においては答弁は、なかなかしにくかろうと思われますので、管理者の見解を伺いたいと思いますが、い
かがでしょうか。
○管理者(千代松 大耕君)
一部事務組合とはいえ二元代表制ということでございますので、議会は議会のご判断であるというふうに考え
ておりますので、私からの答弁はあえてひかえさせていただきたいと思います。
○小川 雄司君
そんなふうにご答弁いただくかなと思いましたので、私は管理者としての見解として、政治判断として、管理
者あなたが来年、市長選挙で再選される。また、違う方が市長になられたにしてでも、今の政治状況を見て、元
の 1 万 9,000 円、副管理者が 1 万 8,000 円に戻すということは、政治判断としてなかなか厳しいんじゃなかろう
かと思われるというふうに考えるわけですが、厳しいとお考えになりませんか、その辺はいかがですか。
○管理者(千代松 大耕君)
それは小川議員さんの見解であって、また、そのときに新しい体制の中でご提案されるというように思います
ので、よろしくお願いいたします。
○小川 雄司君
やっぱり市民的に見ても、繰り返しますが、管理者が 1 万 1,400 円、副管理者が 1 万 800 円の中で、議長が 1
万 8,000 円、副議長が 1 万 6,500 円、議員が 1 万 5,000 円いただいておるというのは、どう考えても、やはり市
民的に見てもおかしいんじゃないかと、私は、そう思うわけでありまして、管理者と同等のカットと一時金のカ
ットを求めておきたいと思います。よろしくお願いします。
○東 小夜子君
監査委員の意見書の中で、ごみの減量化に対する総合的かつ計画的な施策の推進に努められるよう、最小の経
費で最大の効果を目指して円滑な遂行に努められたいという旨がありますけれども、今、田尻町、泉佐野市さん
でも、分別収集というのをしております。
ですけれども、その中で今現在、レアメタルなどの有用金属とか、そういうものを分別収集というのはされて
いないと思います。これは小型家電リサイクル法が平成 25 年 4 月 1 日で自治体の中でも、それに取り組んでおら
れるところもあるようですけれども、今のところ、この施設組合としては、されていないと思うんです。
ここで見させていただいたら、粗鉄・アルミニウム売却代として入っていますけど、その中にレアメタルとい
うのが入ってないんですね。希少金属として、今すごく不燃ごみ収集の中で多分されていることだと思います。
使用済み小型電気機器などの金属類や資源回収品目、小型家電金属類というのが、最近だんだん各自治体でも
減ってきておりますし、その効果といたしましたら、不燃ごみの削減と売益?の発生ということで、ここの中の
財産収入の中のところが増えると思いますので、そういう田尻町だけで、それを運営収集しても、元のところが
同じになりますし、そして、やっぱり、そういう使用されているというのも泉佐野市さんのほうも多いと思いま
すので、そういう方向で考えていただくことができるかどうかという点で。
そして、やはり、レアメタルというのは、有用金属が携帯とか、いろいろパソコンとかが需要が伸びている割
に、今現在は輸入に頼っていてて不安定な供給体制になっておりますし、国外に存在する使用済み製品に含まれ
る有用金属の総量が海外の大鉱山に匹敵するとまで言われています。
1 年間に発生する使用済み小型電気機器などの有用金属というのが、国内で環境省さんでは 27.9 万トン、金額
換算すると 844 億円といわれておりますので、やはりこれは、ただ単に、ごみにするのではなく、きちっと分別
収集して、それを売却する。そういうような形で取り組んでいただけるかどうか、すぐにできるかどうかは、ち
ょっと分かりかねますけれども、その方向で進んで行かれるかどうか、その点についてお聞きしたいと思います。
○事務局長(河井 俊二君)
東議員さんのおっしゃるとおり、私どものほうで調査いたしました点でも、全国で年間約 28 万トン、そのレア
メタルというのが埋め立て処分されてございます。
金額にしますと、今おっしゃられた 844 億円というのが埋め立て処分になって無駄になっていると、そういっ
た中で私ども、その小型家電リサイクル法に基づいて、そういうようなルート、特に一番大事なのは販売ルート、
その再生ルート、それをこの泉佐野市、田尻町、その中で、どういうふうなルートを確立してできていくかとい
うふうなルートを見つけていって、それで、そういうような形で小型家電の再利用というふうな形をもって考え
ていきたいと思います。
○布田 拓也君
人件費事業なんですけれども、先ほど不用額 709 万円とおっしゃっていて、正規職員 3 名が、正規職員 2 名と
再任用 1 名というご説明だったかなと思うんですけれども、ちょっと不用額が大きいのかなと思いまして、これ
は、どういう形になっているんでしょうか。
○事務局次長(寺島 潔君)
正職が 3 名、24 年度までいてまして、25 年度との違いは、1 名が主幹です。
○事務局長(河井 俊二君)
付け加えまして、補足いたします。昨年度、一昨年ですね、主幹級が 1 人再任用となりまして、一般職の形に
なりますので、その分、約 700 万円ぐらいの人件費の差が出ております。
○布田 拓也君
人は代わってないということでよろしいですか。
○事務局長(河井 俊二君)
人間も、そのときは代わってなかったんですが、今年の 4 月に、また異動がありまして、他所で今、勤められ
てございます。
○布田 拓也君
それは、じゃ、いいとして。第二事業所の工事請負費の焼却炉整備工事で 2 億円があるんですけれども、この
内容を少し教えてください。
○参事(西 繁次君)
まず、第二事業所の工事の内容なんですけども、まず毎年、定修工事といわれる、毎年最低必要限なメンテナ
ンス工事を行っております。その中で、それ以外で共通設備といいまして、建物関係とか、そういうふうな全体
にかかわる部分の中で外壁の塗装工事、雨漏り補修も含んだ形で一部北面ですから、大阪側になるんですけども、
そちらの塗装と目地の改修を行っております。
それとハイピット、フェニックスさんに、うちが灰を搬出しているんですけども、そちらの水切り状況が少し
悪くなりまして、フェニックスさんからも、水切りに対して何か対策をお願いしたいというような意向がありま
して、水はけの改善を行う工事を 25 年度に行っております。
それと計装設備、電気の関係の計装設備なんですけども、機器も相当古い、10 年以上越している機器がござい
まして、そちらの分についてメーカーと協議の上で、計装機器の更新も一部行っております。
ですので、通常のメンテナンス工事プラス新しく更新した工事、及び外壁の塗装、漏水も含めて 25 年度には行
いました。以上です。
○事務局長(河井 俊二君)
補足でございますが、お配りしてございます決算資料の 17 ページに平成 25 年度工事費内訳ということで一覧
表にしてございますので、それを参照していただければと思います。
○布田 拓也君
これは大体、毎年の、ここに出てくる金額と、ちょっと変わらない内容なんでしょうか、それとも、長期の延
命化というものも含めたような内容になっているんでしょうか。
○参事(西 繁次君)
まず、予算なんですけども、毎年、定期補修工事の枠内で、先送りできるところについては、先送りさせてい
ただいて、その中で内壁の関係とか、ハイピットの水切り対策とかは緊急性がありますので、そちらのほうを先
にさせていただいてますので、特に延命化で、これが要るよというような形では要望しておりません。
○布田 拓也君
監査の意見のところで、第二事業所における工事修繕費の減少ということであるんですけれども、これは、ど
の部分が減少しているんでしょうか。
○参事(西 繁次君)
工事の落札減と 1 つ工期的に排水設備のほうの鉄骨梁が工程の中に納まらないというような設計が出まして、
そちらについては今年度予定で考えておりますので、その 1 つ工期的に間に合わない工事が 1 カ所ございました
のと、落札減という形でお願いします。
○小川 雄司君
平成 25 年度の決算の一番大きな特徴と思われるのは負担金ですね。この 24 年度の決算のときは、泉佐野市が 9
億 4,941 万 8,951 円で、この 25 年度の決算が 8 億 9,484 万 6,046 円、田尻町が 24 年度の決算のときは 1 億 1,472
万 9,798 円だったのが、9,550 万 1,128 円ということになってございます。
先ほども負担金の低減についてのお話がありましたけれども、市民的によく分かるように、それは、どういう
ところの作業が大きく減ったといえるのかと、ご説明を再度いただきたいと思います。
○事務局次長(寺島 潔君)
ご存じのように負担金に関しましては、運営費と建設費の合計ということで、それぞれ市と町に負担していた
だくということに人口割の規約の中で振り分けております。
24 年度と 25 年度との違いを言いますと、当然、歳入、入ってくる量も、もちろん、そうなんですが、歳出の建
設費としまして、建設費の内訳は、工事費、フェニックスの負担金、公債費がございます。
それぞれ工事費も、フェニックスの負担金も、公債費も 24 年度と比べて 25 年度が下がったということに、歳
出が下がりましたので、それに伴って負担金も、それぞれ減ったということでございます。中身の率に関しまし
ては変わっておりません。以上です。
○小川 雄司君
いつも決算のときにお聞かせいただくんですけど、いわゆるランニングコストは人口割で、新しいものの建設
については、また、それは人口割を加味して考えると、しかし、その修繕については昭和 40 年のときの、この施
設を立ち上げたときのそのままで行くというようなこと、まあ改善はしたいという話はずっとありますけれども、
泉佐野市と田尻町と事務方の協議によって進めていきたいというお話、現状に沿って進めていきたいというお話
がありますけども、25 年度の決算を今迎えておりますが、この当該年度は、どのような協議なりがあったのか、
その辺はいかがですか。
○事務局次長(寺島 潔君)
一昨年も同様の質問をしていただいたんだと思うんですが、その回答の中で今年度もやっておるんですが、25
年度の予算、決算からは、第一事業所の工事費で予算を計上しておったものを修繕のほうに振り分けております。
ということで、今後も見直していく考えは変わりございませんので、よろしくお願いいたします。
○小川 雄司君
ちょっと分かりにくかって、第一事業所の工事費を振り分けている、それは、どういうことですか。
○事務局次長(寺島 潔君)
説明があれやったんですが、以前から、新炉の建設に伴う、もしくは基幹に伴うということで、修繕も含めて
工事請負費ということで、建設費のほうで計上させていただいておったんですが、昨年度からの議会の場とか、
事務方との協議の中で、適正に建設費を修繕は平素の修繕に関しましては、建設費に含むべきではないというこ
との議論の中で、工事費を修繕のほうに、その分を見直ししまして、修繕のほうに振り分けておるということで
ございます。
○髙道 一郎君
ちょっと基本的なことをお聞きしますけど、差し引きゼロになるような決算に最近切り替えたというような説
明があったと思うんですけど、その最終の調整は負担金で返納しているというお話でしたけど、泉佐野、田尻と
も、その返納金額というのは幾らになるんでしょうか。
○事務局次長(寺島 潔君)
返納額に関しましては、合計で約 6,200 万円ということになっております。以上です。
○髙道 一郎君
ちょっと、なぜ残高が残ったらあかんのかなというように素朴に思う面がありまして、これは、それぞれの市
も町も財政に余裕があるわけではないと、そういうことで、こういう決算の打ち方をされたのかなとは推測する
んですけど、こういう必ず差し引きゼロにするような決算というのは、この近隣の施設組合でもされておるんで
しょうか。
○事務局長(河井 俊二君)
申しわけございません。その辺は、まだちょっと調べてはございません。ただ、22 年度から、そういうような
形で戻せるものは出来るだけ戻してほしいというふうな市・町の意見がございましたので、そういうふうな形を
させていただきました。
○髙道 一郎君
この施設組合も、いわゆる出納閉鎖期間というのがあるんですか、5 月末まで。
○事務局長(河井 俊二君)
5 月末でございます。
○髙道 一郎君
実際の運転資金とかは、26 年度の予算に基づくものも入ってくるから、運転資金的なものは、そういうところ
から賄えるのかなと思うんですけども、近々、数年以内には、やっぱり新炉の建設事業などにも着手せなあかん
と思われる中で、施設組合としての努力で経費を節減しながら、その新炉の建設にも備えるというようなものも、
やっぱりあってもしかるべきではないのかなというように思うんです。
ほんだら、どんどん負担金をもらうだけもろうて貯めろという趣旨じゃないんですよ。一定、予算として、そ
れぞれの議会でも承認されているものなわけですから、その中で繰り越しするものについては、そういった大き
な費用も近々予定されている組合なわけですから、そんなことも決算の打ち方として、ぜひ事務局から一度、両
自治体に相談をかけるというようなことも一回やってみてもらいたいなとは思います。
○事務局長(河井 俊二君)
今、髙道議員さんからおっしゃられた内容ですが、去年までは本丸が大変やったと、早期健全化団体を脱却し
たということで、管理者のほうからもご意見いただきまして、財政当局と、よく詰めて、そういうような積立金
を考えていくべきじゃないかということで来年度から、財政当局との話になってくるんですが、そういう形をと
っていきたいな、東議員も去年言われた内容と一緒と思いますが、そういう形をとっていきたいなと考えてござ
います。
○髙道 一郎君
ぜひ、よろしくお願いします。それと今、布田議員からもありましたけど、工事費、第二事業所のほうで 2 億
7,000 万円という大きな額やと思うんですけど、これが延命的な工事ではなしに、あくまでも最低必要限のもの
やと、これは過去 5 年間ぐらいでは、大体 2 億数千万円ぐらいの規模で執行されているんでしょうか。
○参事(西 繁次君)
すみません。詳しい数字までは、ちょっと今、手元に資料がございませんで、毎年若干ずつは下げております。
といいますのも、私がこちらに異動させていただいた中ででも、原材料費という枠を設けさせていただいて、過
去は工事の中で急遽いるような部品関係は工事の中で買っていたんですけども、一応原材料費という項目を設け
させていただいて、先に材料を買うという形でいきますと、工事の中で発生する経費自体も削減されますので、
そのような細かい微々たるものですけども、少しずつは改善していっているような形でやっております。
当初 3 億円ぐらい、工事だけでも 3 億円弱ぐらいから始まっておったのではないかなと頭の中で記憶はあるん
ですけども、毎年々々若干ではございますが、工事請負費に関しては下げていっているような形、ただ、今年度、
第二事業所の長寿命化計画というのを今年度委託しているんですけども、その中で新炉建設までに向けての延命
化 40 年稼働を目指してますんで、その中で、また、今はメンテナンス工事しか行っていませんけども、40 年動
かすための、また別途予算が必要となってきますんで、それに関しては、また、この長寿命化計画の委託の報告
が上がった時点で、また予算については要望していきたいなと考えております。以上です。
○髙道 一郎君
まあ 2 億円を超える工事費が続いているんだろうと思うし、新年度で延命化計画をつくるということなんです
ね。ただ、かなり以前から、その建て替え問題を財政が、それぞれ厳しい中で議論していた時期があると思うん
ですけど、これ管理者にお聞きしたいんですけど、これ 40 年という寿命というのかな、炉の寿命からいうと、も
う今年、来年ぐらいには、その建て替え計画にも着手をせなあかんのかなと思うんですけど、そのあたりの見通
しというんか、管理者どうですか。
○管理者(千代松 大耕君)
もちろん、そのつもりでございますし、その点については、今までいろいろと検討もしてまいりましたけれど
も、これから新炉の建設に向けて、先ほど事務局長も言いましたように、積み立ても始めていくし、また具体に、
どういった形でやっていくとか、また、その都度、きちんと決まった時点で議会にはご報告をいろいろ考えてい
るというところでございますので、きちんと決まり次第、方向性が出た次第で議会にお示しさせていただきたい
というように考えております。
○髙道 一郎君
1 点だけ、これは噂なのか何か分かりませんけど、泉佐野市・田尻町の 2 行政自治体で組合方式でやっているわ
けですけど、近隣の熊取町さんも、炉の寿命があるというようなことで、その新炉建設のときには熊取町も参加
した形でというようなことの動きがあるやに、ちょっと、ちらっと仄聞するんですけど、その辺りは現状はどう
なんですか。
○事務局長(河井 俊二君)
熊取町さんは、この組合の新炉建設のときには、35 年という年数が経ってくるので、この辺で意見交換という
形で今はさせていただいてございます。
私らも新炉のために熊取町さんが、どういうふうな組織でやっているのかという形で勉強会をやったりとか、
お互いの意見交換はやってございます。それ以後の話は、今後また考えていかなあかんのやというふうに考えて
ございます。
○髙道 一郎君
これは、市長、町長も含めて意見交換中ということですか。
○事務局長(河井 俊二君)
まだ事務方レベルで、ある程度の問題提起もして、そして最終的には政治判断という形にはなるのかなと、そ
こまでは、まだまだ事務方同士の勉強会をちゃんとしようやないかというふうに考えてございます。
○髙道 一郎君
ということでいうと、熊取町さんの思いというんか、意見というのは我々も、ようつかんでないので断言もで
きませんけど、そういうことも、あり得るというのが今の状況というとらまえでいいんですか。
○事務局長(河井 俊二君)
それは全く、まだ白紙の状態ですので、その辺は、また方向性が決まり次第、またご報告させていただきたい
と思います。
○髙道 一郎君
それと、また単純なことをお聞きするんですけど、歳入のところで、このフェニックス建設負担金還付金とい
うのが 303 万 8,000 円ありまして、出のところで、同じ項目でフェニックス計画事業負担金 45 万 4,000 円という
のがあるんですけど、これは、この建設負担金というのは、一体どういう性格で、なぜこの還付金というのが、
全然別のものなのか、そういうことも含めて、ちょっと説明いただけますか。
○事務局次長(寺島 潔君)
ご質問の部分は、事項別明細書の 2 ページの歳入で、フェニックス建設負担金還付金 303 万 8,000 円と同じ冊
子でいきますと、12 ページの歳出でフェニックス計画事業負担金 45 万 4,000 円と、この 2 つのことをご質問さ
れているのかなというふうに思います。
このフェニックス負担金に関しましては、大阪湾の埋立地に処分しておるんですが、その処分量に応じて各自
治体が振り分けられた負担というのが、契約に基づいて決まっております。毎年負担するべきものが決まってお
ります。
それに基づいて 25 年度は、12 ページにありました 45 万 4,000 円を、この組合としてフェニックスに対して負
担しておる分でございまして、2 ページの歳入の還付金の戻りに関しましては、産廃の処分量などが民間委託な
ど変更が事業計画の変更に伴って、フェニックスから契約変更に基づいて還付された処分量に基づいて金額が決
まってくるんですけども、その処分量が減りましたので、お金が、その分委託しているんですけど、委託金が戻
ってきたということで 303 万 8,000 円でございます。以上です。
○事務局長(河井 俊二君)
あと少し補足をさせていただきます。この戻り還付金でございますが、平成 24 年に大阪のフェニックス計画の
計画変更がございました。その変更内容というのは、一般廃棄物量を産廃のほうに回してくれというのがござい
まして、当初計画からは、一廃、その市町村がちゃんと処理せなあかん一般廃棄物分の量を産業廃棄物分に回し
てほしいということで減量されています。
その減量に対して、合計的には 6,000 立方メートルぐらいですが、その分の差額ということで 300 万円が返っ
てきているという形でございます。
○髙道 一郎君
それは過去の分量を基にした、要はフェニックスを使わせてもらう費用負担というのは、その年、その年の分
量で計算して支出をしてきたんじゃないんですか、何か、あらかじめ、この何年間かは、泉佐野は、これだけ必
要でしょうと、その枠に応じて一旦払っていたわけですか。
○事務局次長(寺島 潔君)
当然、処分地におきましては、受け入れる絶対量というのが決まっておりますので、そこの絶対量の中で年々
予定されておる各自治体の処分量を足し込んで何年間もつということでフェニックスのほうで計算された結果、
毎年受け止められる量、すなわち金額が、もう確定してくるということになっておりますので、約 20 年、30 年
の計画の中で毎年負担する金額というのは、もう決まっておりまして、その分を毎年負担していっている。
それぞれの自治体といいますか、処分するところが負担していっているということでございます。大阪府だけ
ではなく近畿一円、かなりの数でございますので、よろしくお願いいたします。
○髙道 一郎君
ちょっと毎年々々金額が決まっているにもかかわらず、その 300 万円というのは返還金でしょう、一旦払うて
いたということでしょう。今の説明では、ちょっと要領を得ないというんか、要は、払い過ぎていた部分がある
ということですか、毎年々々のごみ量に基づく分で。
事務局長(河井 俊二君)
このフェニックスに関しましては、建設負担金といって処分料というのがございます。そして平成元年より建
設負担金を払っておりまして、平成 25 年度末で 1 億 4,163 万円を支払ってございます。そのうち平成 24 年度で
計画変更があったんで、それで、まあ言うたら取り過ぎがあったんで返しますという形をとってございます。
それから、第 2 期工事においての建設負担金というのは、今後、わずかですが量的には数 10 万円というので払
っていきますが、大きなものは大体終わってございます。
ただし、3 期工事というのが、もうやっていかな間に合いませんので、今度はそっち側の建設負担金になってこ
ようかなと考えてございます。処分費は、これは処分費で払っていますので、それは別枠と考えていただきたい
と思います。
○髙道 一郎君
参考までに、この 1 億 6,000 万円というのは、いつごろ、この組合予算というか、組合のほうの名義で負担し
たんですか、今から何年前ぐらいですか。
○事務局長(河井 俊二君)
それは、ちょっと申しましたが、平成元年よりという形で、ちょっとデータでしか分かりませんがデータで残
っていると思います。それの毎年の積み上げで合計で 1 億 4,000 万円、年間大体 2,000 万円ぐらいずつ払ってい
たような感じです。
○髙道 一郎君
もう最後にしますけど、一般の焼却灰の枠を産廃の枠に切り替えてくれということもあって、その 300 万円ほ
どが返ってきたということやと思うんですけど、現状の灰の量からいうて、フェニックスが、それを変更しても、
この泉佐野・田尻で出てくる埋め立てする灰については、十分埋め立て地が確保できているということでいいん
ですか。
○事務局長(河井 俊二君)
これに関しましては、その当初計画、一般廃棄物に関しまして、今後ごみの減量化により受け入れ量が、どう
も 3 アールなんですけども、計画量より下回るというふうな想定をぴしっとされましたので、その反面、経済情
勢によって産廃が増えてくるんで、産廃なら民間処分という形になってございますので、その分、どうにか増や
してくれと、それは十分私どものほうも減量化というのを、やっぱり目指してますので、全体的な推定では減る
んではないかと、その額で今は十分だと考えてございます。
○布田 拓也君
先ほど新炉の建設という話もあったんですけれども、今の泉佐野市、田尻町の負担割合と新炉を建設する際の
建設に関する負担割合というのは、どうなんでしょうか、一緒ですか。
○事務局長(河井 俊二君)
これも今後、白紙の状態から考えてございますので、今現在あるような形ではなくなるのではないかなと、そ
の 40 年前、30 年前のその人口を使ってどうのこうのという形では恐らくなくなるんだろうなというふうに考え
てございます。
○布田 拓也君
熊取町も一緒にやるということは、双方にとってメリットが大きいと思うので賛成なんですけれども、ぜひや
っていただきたいなと思うんですが、熊取町がもし加わったときに、この負担割合というのは、また、いろいろ
考えないといけないこともあると思いますし、今ちょっと思う負担割合というのは、それぞれの市、それぞれの
町が単独でつくった場合にかかるコストの負担割合というのが、本当に適正な負担割合と違うんかなと思うんで
すけれども。
そうなったときに、今から積み立てておくという考え方が、積み立てるということは今の負担割合で残ったお
金を積み立てることになるので、本当に、それが適正なのかなというふうに感じるんですが、だとすれば、各市・
町で基金として積み立てるほうが、将来的に新炉を建設する際には、ちゃんとしたお金の出し方ができるんじゃ
ないかなと思うんですけれども、その積み立てに関する考え方はいかがでしょうか。
○管理者(千代松 大耕君)
確かに布田議員のおっしゃるとおりでありますので、そういう手法も考えてまいりたいと思います。
○議長(辻野 隆成君)
ほかにございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので質疑は、これで終了いたします。
続いて討論を行います。討論ございませんか。
(
「なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ないようですので、これで討論を終了いたします。
続いて採決を行います。
認定第 1 号、平成 25 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について、原案どおり認定することに
賛成の方は挙手願います。
(挙手全員)
○議長(辻野 隆成君)
挙手全員であります。よって平成 25 年度泉佐野市田尻町清掃施設組合一般会計決算認定について、原案どおり
認定されました。
○議長(辻野 隆成君)
これをもちまして、本日の議事日程は全て終了いたしました。
平成 26 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 2 回(10 月)定例会を閉会いたします。
閉会(午前 10 時 57 分)
平成 26 年 6 月臨時会 平成 26 年 6 月 16 日(月)開催
午前 10 時 開議
日程第 1 選挙第 1 号 議会議長の選挙について
日程第 2 選挙第 2 号 議会副議長の選挙について
日程第 3 議案第 2 号 監査委員(議会選出)選任についての同意を求めることについて
議員定数 10 名
出席議員 10 名
東
小夜子(田 尻 町)
伊 藤 幸 男(田 尻 町)
小 川 雄 司(田 尻 町)
坂 口
実(田 尻 町)
髙 道 一 郎(泉佐野市)
辻 野 隆 成(泉佐野市)
土 原 こずえ(泉佐野市)
西 野 辰 也(泉佐野市)
布 田 拓 也(泉佐野市)
山 下 由 美(泉佐野市)
議事説明員職氏名
管 理 者
副 管 理 者
会計管理者
事 務 局 長
千代松 大 耕(泉佐野市長)
原
勘六野 正 治(泉佐野市会計管理者)
河 井 俊 二
事務局次長
寺 島
参
西
事
明 美(田 尻 町 長)
潔
繁 次
開会(午前 10 時 00 分)
○事務局長(河井 俊二君)
皆さん、おはようございます。
会議に先立ちまして、本日の議事の進め方等についてご説明させていただきます。
本日は、泉佐野市並びに田尻町、そして両市町の本組合議会議員選出後におきます初めての議会でございますの
で、まだ議長が決まってございません。したがいまして、議長が選出されるまでの間、地方自治法第 107 条の定め
るところによりまして、ご出席の議員さんの中から最年長であられます伊藤 幸男議員に臨時議長を務めていただ
くことになりますので、よろしくお願いいたします。
なお、正副議長の選挙につきましては、通例によりまして、指名推選によりまして、議長は泉佐野市より、副議
長は田尻町より選出していただくこととなってございます。
また、監査委員につきましては、本年は田尻町より 1 名を管理者から選任させていただきたく、ご同意を求める
ことになってございますので、よろしくお願いいたします。
それでは臨時議長・伊藤 幸男議員、よろしくお願いいたします。
○臨時議長(伊藤 幸男君)
ただ今、ご紹介に預かりました伊藤でございます。私が最年長のゆえ、甚だ僭越ではございますが、議会議長の
選挙が終了いたしますまで、臨時議長を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、議員の皆さま方は、泉佐野市並びに田尻町から選出され、初めての議会でございますので、各議員さん及
び理事者側の自己紹介を順を追ってお願いいたしたいと思います。なお議席につきましては、
「あいうえお」順に
なっておりますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
それでは東議員より、よろしくお願いします。
○東 小夜子君
おはようございます。田尻町の東 小夜子でございます。よろしくお願いいたします。
○小川 雄司君
おはようござすます。田尻町の町会議員の小川 雄司でございます。よろしくお願いをいたします。
○坂口 実君
おはようございます。田尻町の坂口 実でございます。よろしくお願いします。
○髙道 一郎君
おはようございます。泉佐野市の髙道 一郎です。よろしくお願いいたします。
○辻野 隆成君
おはようございます。泉佐野市の辻野 隆成でございます。よろしくお願いします。
○土原 こずえ君
おはようございます。泉佐野市の土原 こずえでございます。よろしくお願いいたします。
○西野 辰也君
おはようございます。泉佐野市の西野 辰也です。よろしくお願いいたします。
○布田 拓也君
おはようございます。泉佐野市の布田 拓也です。よろしくお願いします。
○山下 由美君
おはようございます。泉佐野市の山下 由美です。よろしくお願いいたします。
○臨時議長(伊藤 幸男君)
改めまして田尻の伊藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
次に、理事者側の自己紹介を各自お願いいたします。管理者から、どうぞよろしくお願いします。
○管理者(千代松 大耕君)
管理者を務めております泉佐野市長の千代松 大耕でございます。よろしくお願いします。
○副管理者(原 明美君)
おはようございます。副管理者の田尻町長の原でございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
○会計管理者(勘六野 正治君)
会計管理者の勘六野でございます。よろしくお願いいたします。
○事務局長(河井 俊二君)
この 4 月より事務局長を拝命しております河井でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○事務局次長(寺島 潔君)
事務局次長の寺島です。どうぞよろしくお願いいたします。
○参事(西 繁次君)
事務局参事の西です。どうぞよろしくお願いします。
○臨時議長(伊藤 幸男君)
どうも、ありがとうございました。
○臨時議長(伊藤 幸男君)
ただ今より平成 26 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 1 回(6 月)臨時会を開会いたします。
議員定数 10 名中、出席議員数は 10 名でありますので会議は成立しております。
次に、本臨時会の会議録署名議員といたしまして、東 小夜子君、小川 雄司君のご両名を指名いたします。ど
うぞよろしくお願いいたします。
次に、本臨時会の会期についてお諮りいたします。
本臨時会の会期は本日 1 日といたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○臨時議長(伊藤 幸男君)
ご異議なしと認めます。よって本臨時会の会期は本日 1 日と決定いたしました。
次に、本日の議事日程について事務局より報告を求めます。
○事務局次長(寺島 潔君)
それでは、本日の議事日程を申し上げます。
日程第 1 選挙第 1 号 議会議長の選挙について
日程第 2 選挙第 2 号 議会副議長の選挙について
日程第 3 議案第 2 号 監査委員選任についての同意を求めることについて
でございます。
以上です。
○臨時議長(伊藤 幸男君)
これより議事に入ります。
日程第 1 選挙第 1 号 議会議長の選挙について
○臨時議長(伊藤 幸男君)
日程第 1、選挙第 1 号、
「議会議長の選挙について」を議題といたします。
この場合、お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第 118 条第 2 項の規定により、指名推選
によりたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○臨時議長(伊藤 幸男君)
ご異議なしと認めます。よって指名推選によることに決定いたしました。
なお、指名の方法につきましては、臨時議長において指名することといたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○臨時議長(伊藤 幸男君)
ご異議なしと認めます。よって臨時議長において指名することに決定いたしました。
議会議長に辻野 隆成君を指名いたします。
お諮りいたします。ただ今、臨時議長において指名いたしました辻野 隆成君を議会議長の当選人と定めること
にご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○臨時議長(伊藤 幸男君)
ご異議なしと認めます。よって、ただ今指名いたしました辻野 隆成君が議会議長に当選されました。
この際、事務手続きを行います。
(辻野 隆成君 事務手続き)
○臨時議長(伊藤 幸男君)
ただ今、辻野 隆成君より議会議長就任受諾の回答を得ましたので、辻野 隆成君が議会議長に決定いたしまし
た。
この際、議長・辻野 隆成君より発言の申し出がありますので、これを許します。
○議長(辻野 隆成君)
皆さん、おはようございます。お許しをいただきましたので、一言ごあいさつ申し上げます。
ただ今、議員各位のご賛同を賜りまして、議会議長に就任することに相なりました。
何分微力ではございますが、本議会の運営が円滑に進みますよう最善の努力をいたす所存でございます。つきま
しては、議員各位並びに理事者の皆さま方の、より一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上
げます。
甚だ簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
(拍手)
○臨時議長(伊藤 幸男君)
以上をもちまして、私の臨時議長としての職務が終了いたしましたので、これより議長を交代させていただきま
す。ご協力、誠にありがとうございました。
(臨時議長 伊藤 幸男君 議長席 退席)
(議
長 辻野 隆成君 議長席 着席)
日程第 2 選挙第 2 号 議会副議長の選挙について
○議長(辻野 隆成君)
それでは次に、日程第 2、選挙第 2 号、
「議会副議長の選挙について」を議題といたします。
この場合、お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第 118 条第 2 項の規定により、指名推選
によりたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ご異議なしと認めます。よって指名推選によることに決定いたしました。
なお、指名の方法につきましては、議長において指名することといたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ご異議なしと認めます。よって議長において指名することに決定いたしました。
副議長に伊藤 幸男君を指名いたします。
お諮りいたします。ただ今、議長において指名いたしました伊藤 幸男君を議会副議長の当選人と定めることに
ご異議ございませんか。
(
「異議なし」の声あり)
○議長(辻野 隆成君)
ご異議なしと認めます。よって、ただ今指名いたしました伊藤 幸男君が議会副議長に当選されました。
この際、事務手続きを行います。
(伊藤 幸男君 事務手続き)
○議長(辻野 隆成君)
ただ今、伊藤 幸男君より議会副議長就任受諾の回答を得ましたので、伊藤 幸男君が議会副議長に決定いたし
ました。
この際、副議長・伊藤 幸男君より発言の申し出がありますので、これを許します。
○副議長(伊藤 幸男君)
お許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、皆さま方のご賛同をいただきまして、副議長の栄職に就かせていただくことになりました。この上な
い光栄と存じ誠にありがとうございます。
もとより微力ではございますが、この上は、専心努力をいたしまして、辻野議長の補佐を務めさせていただきた
いと思います。
今後は、議員各位をはじめ、理事者の皆さま方のご協力のほど、よろしくお願いを申し上げまして、簡単ではご
ざいますが、就任のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
(拍手)
日程第 3 議案第 2 号 監査委員(議会選出)選任についての同意を求めることについて
○議長(辻野 隆成君)
それでは次に、日程第 3、議案第 2 号、
「監査委員選任についての同意を求めることについて」を議題といたしま
す。
(坂口 実君 退場)
提案者の説明を求めます。
○管理者(千代松 大耕君)
それでは、ただ今上程をされております議案第 2 号、監査委員選任についての同意を求めることについて、私の
ほうから提案理由のご説明を申し上げまして、議員各位のご同意を賜りたいと存じます。
本組合の監査委員といたしましては、慣例によりまして、本年度は田尻町のほうから坂口 実議員をお願い申し
上げたいと存じます。
坂口議員におかれましては、皆さまもご承知のとおり、地方行政、また環境・衛生行政につきましても大変精通
されており、卓越された見識と経験をお持ちでございます。監査委員としましては、まさに最適任者であろうと存
じますので、議員皆さま方のご同意をよろしくお願い申し上げます。
○議長(辻野 隆成君)
この場合、お諮りいたします。監査委員に坂口 実君を選任同意することに賛成の諸君は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○議長(辻野 隆成君)
挙手全員であります。よって監査委員に坂口 実君を選任同意することに決定いたしました。
(坂口 実君 入場)
○議長(辻野 隆成君)
これをもちまして、平成 26 年泉佐野市田尻町清掃施設組合議会第 1 回(6 月)臨時会を閉会いたします。
どうもご苦労さまでございました。
閉会(午前 10 時 17 分)