1 日本の生活文化とインテリア ―住文化 No.1 の国・日本 住まいのアイディアは本来、日本の生活文化に全て根付いていました。ミニ マリズム、サスティナブル、ヒューマンスケール、モジュールシステム、多 目的スペース・・・ 全てが失われた戦後日本で、住文化を再構築すべく奮闘し た講師と共に、我々の感性を取り戻し、インテリアデザインを考えます。 講 師 柄澤 立子 インテリアデザイン専門校 ICS カレッジオブアーツ創設者 日 時 土曜日 16:00 ∼ 17:30 ①12/19 ②1/23 プ ロ グ ラ ム( 予 定 ) ・イグサのサイズから生まれたプレファブリケーション ・一張羅から雑巾まで −「くりまわし」のデザイン ・折り畳み傘、座卓、秒拓 −折りたたみは得意技 ・インテリアデザインを生活に引き寄せる ・感性を養う −心で見て感じて接する ・人に喜ばれる徳を積む −現代日本が失った「恥」の心 ほか 2 西洋建築史 受講料 ライト、レーモンドをとりまく世界の巨匠 ①ライトは空白時代を超えて有名に ②ライトは世界の巨匠たちと交流を始める ③世界に拡大していった F.L. ライト讃 ④見学会/ A. レーモンド設計「聖アンセルモ教会 (1951) 」 ⑤A. レーモンドの戦前から戦後の交流 ⑥「麻布の自邸」を訪れた有名な人びと 全 2 回 5,580 円 今日の建築の源流をたどると、西洋建築の伝統にたどり着きます。中でも、 理想モデルとしてあり続けた神殿建築に代表される、古代ギリシャ・ローマ 時代を掘り下げます。各国の都市の地下深くに多く遺跡が残っているのは、 技術水準が高く堅牢で破壊が困難だからとさえ言われています。歴史上、度々 回帰しようとした原点を理解しましょう。 プ ロ グ ラ ム( 予 定 ) 講 師 建築史家 工学院大学建築学部准教授 日 時 土曜日 10:30 ∼ 12:30 ①10/24 ②11/28 ③12/12 ④1/23 ⑤2/20 ⑥3/19 受講料 ①古代ギリシャ・アルカイック期の建築 −パエストゥム ②古代ギリシャ・古典期の建築 −アテナイのパルテノン神殿 ③古代ローマの神殿建築 −ニームのメゾン・カレ ④古代ローマの世俗建築 −ローマのコロッセウム ⑤古代ローマの都市文明 −ポンペイ ⑥帝政末期の建築 −サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂 中島 智章 全 6 回 22,320 円 講 師 ライト建築の特徴である空間構成の素晴らしさを備えもつ建物 自由学園明 日館 。近代建築の先駆的存在であるライトの作品に、人々はなぜこれほどま でにひきつけられるのか、その魅力を紐解きます。彼が日本文化に触れたい きさつ、日本建築の何に関心を持ったか、ライト帰国後の日本建築界での受 容。ライトと日本の関係も見ていきます。 プ ロ グ ラ ム( 予 定 ) 建築家 中山章建築研究室代表 東洋大学人間環境デザイン学科非常勤講師 日 時 受講料 ①建築家の誕生 F.L. ライトはなぜ日本を選んだのか ②建築家の遺産 F.L. ライトは日本に何を残したのか ③建築家の作法 自由学園明日館をどのようにつくったのか ④建築家の変化 F.L. ライトはモダニズム建築の巨匠なのか 中山 章 水曜日 19:00 ∼ 20:30 ①11/25 ②12/16 ③1/27 ④2/17 全 4 回 11,160 円 日本近代住宅史 ―戦前期に活躍した建築家たち 明治末から住宅の洋風化が進む中で、大正から昭和初期の建築家たちはそれ までの伝統建築の単なる模倣から脱却し、新たに様式建築との融合をめざし 様々に活動します。その彼らが住まいの在り方に対して、 何を模索し何を求め、 提案してきたのか。作品に込められているその意図を み取っていきます。 美術館建築の楽しみ 4 歴史的建物を見て歩く ―日本近代建築史 満員御礼 あらゆる面で近代化を果たそうとした日本にあって、西洋建築に学ぶことか ら始まり、それまでの日本になかった新しい表現を模索・実現した歴史的建 物たち。その魅力を知るには、その空間に身を委ねるのが一番。近代建築黎 明期から現代にかけての名建築を訪ね、様々な視点から解説します。話のわ かりやすさも魅力の一つです。 プ ロ グ ラ ム( 予 定 ) ①国立博物館表慶館、東京藝大美術館陳列館など ②川越町歩き(埼玉りそな銀行、川越商工会議所、蔵造り資料館など) ③氷川丸、ホテルニューグランドなど 講 師 米山 勇 建築史家 江戸東京博物館研究員・博士(工学) 江戸東京たてもの園 日 時 土曜日 13:30 ∼ 15:30 ①11/7 ②12/5 ③1/9 受講料 全 3 回 11,160 円 教材費 見学時入館料実費 全 6 回 16,740 円 講 師 松 プ ロ グ ラ ム( 予 定 ) ①磯崎新の美術館 ②内井昭蔵の美術館 ③世田谷美術館見学 ④前川國男の美術館 照明 工学博士 日本建築意匠研究所代表 東京家政学院大学客員教授 武蔵野美術大学非常勤講師 日 時 <10 月火曜コース> ①10/27 18:30 ∼ 20:30 ②11/24 19:00 ∼ 20:30 <1 月水曜コース> 19:00 ∼ 20:30 ①1/20 ②2/24 ③3/23 受講料 10 月火曜コース 全 2 回 8,370 円 ( 特別講演料含む ) 1 月水曜コース 全 3 回 8,370 円 講 師 内田 青蔵 建築史家 神奈川大学工学部建築学科教授 工学博士 日 時 土曜日 13:30 ∼ 15:00 ①10/31( 見学 ) ②11/21 ③12/19 ④1/23 ⑤2/20 ⑥3/12 受講料 全 6 回 16,740 円 教材費 見学時入館料実費 講 師 樫田 清樹 建築家 谷口建築設計研究所ほか勤務の後、樫田建築設計事務所主宰 東京都市大学建築学科講師 ―プロトタイプを作った建築家 磯崎 / 内井 / 前川 美術館は一流の建築家が腕を振るった名建築の宝庫です。所蔵品、設立に至 る経緯、ランドスケープ、建築的しかけ、ビューポイントなど、建築に込め られた思いの層を開いていきます。モニュメンタルな造形、公園内美術館、 ブリックタイルの力強さなど、美術館のプロトタイプを編み出した建築家を 取り上げます。 第 4 回見学は土曜日 14:00 ∼ 15:30 受講料 プ ロ グ ラ ム( 予 定 ) ①見学会(葉山加地邸) ②武田五一 ③西村伊作 ④木子七郎 ⑤白鳳社 ⑥佐藤秀三 火曜日 19:00 ∼ 20:30 ①10/20 ②11/17 ③12/15 ④1/30( 見学 ) ⑤2/16 ⑥3/15 プ ロ グ ラ ム( 予 定 ) 10 月火曜コース ①三徳山三佛寺の歴史と建築 三佛寺の建築 ( 文殊堂、地蔵堂、投入堂 ) 三佛寺御住職特別講演 ②九州の山岳信仰建築・国東半島、龍岩寺奥之院、英彦山 1 月水曜コース ①東北の山岳信仰建築・出羽三山、金峯神社、立石寺 ( 山寺 ) ②北陸の山岳信仰建築・白山と立山 那谷寺、室堂、日石寺 ③山岳信仰建築の近世・江戸護国寺、寛永寺清水堂、旧正宗寺さざえ堂 3 F.L. ライトの業績と自由学園明日館 日 時 ―山岳信仰の建築・地方霊場の行場と建物 そぎ落とした美しさを持つ日本の古建築に、世界が注目しています。自然の 恩恵豊かな日本。その山の命を頂き、木を切り出して外来からの仏教建築を 建てる。山岳信仰の建築には、日本建築の独自性を理解する があります。 画像を多用して、その歴史を解説します。 三沢 浩 ㈱三沢建築研究所代表 (1966 年−現在 ) 東京藝術大学建築科卒 (1955 年 ) レーモンド建築設計事務所勤務 (1955−1963 年 ) カリフォルニア大学バークレー校・横浜国大・理科大など講師 プ ロ グ ラ ム( 予 定 ) 日本建築を知っていますか ―「建築」の起源:古代ギリシャ・ローマ 講 師 日 時 土曜日 14:00 ∼ 15:30 第 3 回見学は 14:00 ∼ 16:00 ①12/26 ②2/6 ③3/5( 見学 ) ④4/2 受講料 全 4 回 12,090 円 教材費 見学時入館料実費
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