平成27年度 サービス提供責任者実務者研修 開催要項

平成27年度 サービス提供責任者実務者研修 開催要項
1.趣
旨
介護保険制度における居宅サービスの要とされるのは訪問介護サービスである。訪問介
護サービスの担い手である良質な介護員を確保し育成するには、サービス提供責任者の役
割が極めて重要であり、その者の資質が訪問介護サービスの内容、水準を左右するといっ
ても過言ではない。
訪問介護計画の作成などサービス提供責任者に課せられている業務内容に沿った実践
的な研修を実施し、訪問介護サービスの適正実施と質の向上を図ることを目的とする。
2.主
催
公益財団法人 秋田県長寿社会振興財団(LL財団)
3.会 場
秋田県中央地区老人福祉総合エリア(中央シルバーエリア)多目的ホール
(秋田市御所野下堤5丁目1-1)TEL 018-829-2777
4.開催日時
平成27年10月14日(水)~16日(金) 3日間
9:00~17:00(8:45~受付)
5.受講対象者及び要件
(1) サービス提供責任者としての実務につく予定の方(実務未経験者)、または概ね経験1
年未満の方で、すべてのカリキュラムを受講できる方
(2) サービス提供責任者の要件を満たし、サービス提供責任者として実務についている方
で、すべてのカリキュラムを受講できる方
6.募集人数
80名
7.受講料
5,000円(但し、資料代等として) 別途振込用紙を送付いたします。
8.研修内容
別紙カリキュラムの内容とします。
9.申込期間
平成27年9月 1 日(火)~9月18日(金)(必着)
10.申込方法
(1)提出書類
①所定の申込用紙 (必ず本人が記入)にて、所属機関・事業所を通してお申し込み
ください。(個人での申し込みは受付けません。)
同一事業所より複数の応募がある場合は、必ず申込書に優先順位を記入してくだ
さい。
②訪問介護員業務経歴証明書
③「サービス提供責任者の選任要件」を満たすことを証明する書類の写し
(A4サイズ)(介護福祉士登録証、訪問介護員養成研修修了証明書 等)
(2)応募者が定員を超えた場合は、調整した上で申込締切後10日以内に結果を通知しま
す。(サービス提供責任者として働いている方を優先します。)
(3)必要事項を記入し、郵送でお申し込みください。
12.修了証書の交付
所定の研修を全課程修了した者には、修了証書を交付します。
13.申し込み・問い合せ先
〒010-1412 秋田市御所野下堤5丁目1-1
公益財団法人秋田県長寿社会振興財団(LL財団)
TEL:018-829-2777 FAX:018-829-2770
研修・相談課 サービス提供責任者実務者研修担当 工藤・小野・高橋
~講師プロフィール~
因
利恵
(いん としえ)
日本ホームヘルパー協会
会長
福岡出身、主婦からホームヘルパーとなり、20 年の経験を持つ。ヘルパーの仕事の素晴
らしさに魅せられて現在に至る。四半世紀以前に「私達の仕事は法的根拠がある。社会
的なサービスには業務評価が必要だ」とアセスメント・計画・実施・評価プロセスの必要
性を仲間達に呼び掛けている、先輩の田中氏等と出会い志を共有する。大学で人材育成・
日本ホームヘルパー協会会長や職能団体の役職を担い、ヘルパーの社会的認知を高め、
専門職として働き続けられる環境を機会あるごとに訴え、全国のヘルパーの代表とし、
現場の状況や仲間の想いを行政(厚生労働省等)に情報提供と提言を行っている。
田中
典子(たなか
のりこ)
日本ホームヘルパー協会東京支部長
NPO 法人 東京ケアネットワーク研修室室長 日本ホームヘルパー協会副会長
葛飾区役所に入職、障害児・者、高齢者の訪問介護に約30年従事、この間故大橋佳子氏と
共に「東京在宅福祉研究会」で23区の訪問介護員有志と研究活動をすすめる。
「訪問介護は
社会的サービスであり、単なる家事手伝いではない」
「利用者の自立を支援するために行なわ
れる社会的サービスである」社会的な仕事として認知され、目的に整合した訪問介護を実施
するツールとして、訪問介護計画書が要となる。計画作成の重要性を訴え、実践的研修の講
師とし各地を飛び回っている。(日総研のセミナー講師等)現場経験に基づく講義は、「な
ぜ?」
「どうして・・」が解りやすく、受講者の共感を呼んでいる。
平成27年度サービス提供責任者実務者研修
科目
Ⅰ
・訪問介護の意義とサービス提供
訪問介護サービスの基本視点と
責任者の役割
時間
手法
90 分
講義
カリキュラム
到達目標
・運営基準の詳細を理解し、説明できる
・サービス提供責任者の業務・役割を理解する
制度・施策の全体像の理解
〈150 分〉
・介護保険制度について
60 分
講義
・地域包括ケアシステムとは
・制度の運⽤状況や介護保険制度における訪問介
護の位置づけを理解する
・地域包括ケアの実現に資する訪問介護のあり⽅を
理解する
Ⅱ
・訪問介護サービスのプロセス
90 分
講義・演習
訪問介護サービス提供プロセス
・居宅サービス計画と介護過程、訪問介護計
画の関係性を理解する
の理解
〈180 分〉
⾃⽴⽀援に資するアセスメント
90 分
講義・演習
・⾃⽴⽀援に資するアセスメントについての視点を学
・コミュニケーションスキルについて
60 分
講義
利⽤者及びその家族とのコミュニケ
60 分
グループワーク
利⽤者及びその家族とのコミュニケーション⽅法・技術
90 分
グループワーク
・訪問介護員とのコミュニケーション⽅法の視点を理
び、具体的なアセスメント手順を理解する
Ⅲ
・コミュニケーションの基礎知識を修得する
利⽤者・家族、訪問介護員
他、多職種との連携における
コミュニケーション技術について
〈300 分〉
ーション
・訪問介護員とのコミュニケーション
を修得する
解するとともに、報告・連絡・相談、記録等の具体
的なコミュニケーション⽅法・技術を修得する
多職種連携におけるコミュニケーシ
90 分
グループワーク
ョン
・フォーマル、インフォーマル問わず多職種・多機関との
連携を⾏う視点および具体的なコミュニケーション⽅
法・技術を修得する
Ⅳ
・医療に関する知識と介護・看護
医療に関する専⾨的な知識
90 分
講義
等との連携
・疾病、障害等の理解と訪問看護、訪問リハとの連
携の視点を理解する
〈90 分〉
Ⅴ
・認知症の理解
90 分
講義・演習
・リスクマネジメントと苦情対応
90 分
講義・演習
認知症に関する知識 〈90 分〉
Ⅵ
・認知症に関する基礎的な知識(パーソン・センター
ド・ケア等)を修得する
・リスク管理の視点を学び、ヒヤリハット、事故報告書
リスクマネジメント、緊急時対応
を活⽤することができる
および苦情対応について
・利⽤者や家族からの苦情に適切に対応することが
〈150 分〉
できる
・緊急時の対応
60 分
講義
感染症や災害、事故等の発⽣時に適切に対応する
ための視点、取り組みについて説明できる
Ⅶ
・サービス担当者会議、訪問介護計画書、手順書の
訪問介護計画書の作成
・訪問介護計画書の作成
60 分
講義
・訪問介護計画作成演習
300 分
グループワーク
作成プロセスを理解する
〈360 分〉
・事例を通じて訪問介護計画を作成することができる
・作成した訪問介護計画書に基づき、訪問介護員
に説明できる
Ⅷ
スーパービジョン
振り返り
合計時間
・部下への指導法
60 分
グループワーク
〈60 分〉
〈60 分〉
・スーパービジョンの基礎を理解し、訪問介護計画を
通じた訪問介護員の指導を理解する
60 分
24 時間
グループワーク
平成27年度サービス提供責任者実務者研修
訪 問 介 護 員 業 務 経 歴 証 明 書
公益財団法人 秋田県長寿社会振興財団
理 事 長
柴田 博 様
平成27年
月
日
施設又は事業所名
所 属 長
氏
名
印
下記の者の訪問介護員としての業務経歴は、以下のとおりであることを証明します。
フリガナ
氏
性
名
別
生年月日
男・女
年
昭・平
齢
年
歳
月
〒
住
所
TEL:
優先順位
(同一事業 所よ
り複数名の 応募
がある場合 のみ
記入)
施設又は
事業所名
〒
所 在 地
TEL:
FAX:
①サービス提供責任者業務
昭・平
年
月
~
昭・平成
年
月
ヵ月
年
月
ヵ月
年
月
ヵ月
年
業務内容
業務従事
期
間
②訪問介護員業務
昭・平
年
月
~
昭・平成
年
②その他介護業務
昭・平
年
月
~
昭・平成
年
日
平成 27 年度 サービス提供責任者実務者研修 受講申込書
申込期間
平成27年9月1日(火)~9月18日(金)必着
フリガナ
性
氏
生年月日
名
別
男
昭・平
・
年
女
月
日
〒
自宅住所
TEL:
FAX:
同一事業所で複数お申
込みの場合は優先順位
をお書き下さい。
勤務先名称
〒
勤務先住所
TEL:
職
種
FAX:
専門資格
職務内容
質問等
ありました
らお書きく
ださい。
サービス提供責任者の業務内容と役割を理解していますか?
・理解している
・よくわからない(具体的に:
・だいたい理解している
)
本研修に期待すること、現在お困りのことなどを具体的にお書きください。
※申込書は1人1枚とし、必要に応じてコピーしてください。
※書類の写し(A4サイズ)(介護福祉士登録証、訪問介護員養成研修修了証明書
必ず同封して下さい。
※ここに記載された、個人情報は本研修以外に使用しません。
※受講決定通知を送付いたします。受講当日受付にお出し下さい。
等)を