行動規範

行動規範
取引先向け基本原則
ディー・エイチ・エルはドイツポスト・ディー・エイチ・エル(DPDHL)のメンバーです。
ドイツポスト・ディー・エイチ・エル(DPDHL)はグローバルで多様な文化的バックグラ
ウンドを有するグループであり、世界中で郵便、エクスプレス、ロジスティクス、金融など
のサービスを提供しています。
私たちは、お客様、株主、社員、および事業を行っている地域社会に対して果たすべき責
任を十分に認識しています。そのため、商取引に関して厳しい倫理基準を「行動規範」とし
て自らに課しています。
私たちは、すべての取引先(DPDHLグループ会社と取引のある会社)に対しても、同様の
倫理基準に従うことをお願いしています。その目的で、DPDHLはこの「取引先行動規範」を
作成し、DPDHLグループ会社と取引を行う際の基準をご案内させて頂いております。
法令および倫理基準
取引先はビジネスに適用されるすべての法令を遵守します。取引先は、国連のグローバル
・コンパクト(持続可能かつ包括的なグローバル経済の実現を目指すこと)、世界人権宣言、
国際労働機関が1998年に採択した「労働の基本原則および権利に関する宣言」の原則、およ
び国内の法令・慣習を支持します。これは特に以下に適用されます。
児童労働
取引先は15歳未満の児童を雇用しません。それが義務教育や訓練の妨げとなり、健康や発達
に害を及ぼす場合、いかなるケースにおいても13歳から15歳の年少者の労働・雇用は認めら
れません。
国内の法令や規制が13歳から15歳の年少者の軽労働を許可している場合でも、この原則は
適用されます。
強制労働
取引先は強制労働をさせません。
報酬と労働時間
取引先は、労働時間、賃金、福利厚生に関する国内の法令と規制を遵守します。
差別
取引先は、人種、宗教、障害、性的指向、性別等に関して、社員の多様性と異質性を奨励
します。
安全衛生
取引先は、事故や怪我を防止するために、労働安全衛生に関する法令と規制を遵守し、安
全で衛生的な労働環境を提供します。
DPDHL Supplier Code of Conduct – Version 2014.3
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事業継続計画
取引先は、あらゆる事業の中断(例:自然災害、テロ、ソフトウェアのウィルス、疾病、
伝染病)に備えます。
不適切な支払い/
不適切な支払い/贈収賄
取引先は、国連のグローバル・コンパクトに規定されている国際的な贈収賄禁止の基準や、
各地域の不正行為防止および贈収賄防止に関する法令を遵守します。特に、DHLの意思決定
に影響を与えるために、DPDHL社員にサービスや贈答品、利益を提供してはなりません。
環境
取引先は、環境に関し適用されるあらゆる法令、規制、基準を遵守し、同時に環境への危
険を特定し取り除くための有効なシステムを導入します。
ビジネスパートナーとの対話
取引先は、主契約に定められた製品やサービスの提供に携わる請負業者やその他のビジネ
スパートナーに対して、この行動規範に示されている原則を伝え、同じ基準を守るよう働き
かけます。
取引先行動規範の遵守
DPDHLは、適切に通知を行うことにより、取引先行動規範の遵守状況を確認する権利を保
持します。DPDHLは取引先に対し、拘束力のある独自の倫理行動ガイドラインを導入するこ
とを推奨します。
反社会的勢力との関係
取引先は、暴力団及びその他の関係団体並びにこれらに類する団体やこれらの構成員とは
一切の取引関係や交際はなく、またその経営者、従業員には、これらの構成員を含んでいま
せん。
取引先は、自社のサプライチェーンの管理に責任を負うことに合意します。さらに、この
合意書の義務を履行する際に、自社が使用する物品・サービスの提供者に対して、倫理基準、
人権、安全衛生環境基準を守るよう推奨することに合意します。
取引先行動規範に規定されている義務に違反することは、取引先による重大な契約違反と
みなされます。
DPDHL Supplier Code of Conduct – Version 2014.3
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