ジョサイア・コンドル (Josiah Conder, 1852-1920) 略年譜1852 年 9 月 28 日 イギリスのロンドン、テムズ南岸ケニントンに生まれる。 1866 年 ベットフォードのモダンスクールに入学。 1869 年 サウスケンジントン・アートスクールおよびロンドン大学にて建築学 を学ぶ。 1873 年 建築学者ロージャー・スミスに学び、その後ウィリアム・バージェス 建築事務所の助手となる。 1875 年 バージェス建築事務所を退職、画家ロンスダールの助手となりステン ドグラスの製作を学ぶ。 1876 年 3 月 王立建築家協会主催設計コンペに応募してソーン賞受賞。 10 月 日本政府(工部省)と 5 年契約を結んで日本に出発。 1877 年 1 月 28 日 フランス・イタリア・中東・極東を経て横浜に来着。 工部省工作局に着任。工部大学校造家学科教師・工部省技術官。 麻布今井町の官舎に入居。 1881 年 河鍋暁斎に入門し日本画の実技を学ぶ。 1882 年 工部大学校より工部省営繕局に転出、専ら省庁・皇族の邸宅建築に携 わることとなる。 1883 年 11 月 28 日 鹿鳴館の開館式。 1886 年 帝国大学工科大学建築学科講師となる。 1891 年 『日本の生け花と生け花の技法』出版。 ニコライ堂竣工。 1893 年 『日本の山水式造園』出版。 前波くめと正式に結婚(長女へレン(ハル)を養女として入籍)。 1899 年 『日本の生け花芸術』出版。 1914 年 工学博士の学位授与。 1915 年 島津忠重邸(現清泉女子大学本館)竣工。 1920 年 6 月 20 日 夫人くめ死去。 6 月 21 日 麻布三河台の自宅で死去。 『河鍋暁斎』(岩波書店)より抜粋
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