75 - 学校法人 追手門学院

学校法人 追手門学院 事業報告書
Contents (目次)
02
■
理事長メッセージ
02
■
教育理念
❶
法人の概要
03
■
追手門学院の3つの基本目標
03
■
追手門学院新時代を拓く6つの提言
04
■
沿革
05
■
中期経営戦略
07
■
設置する学校・校地面積・設置する施設
08
■
建物面積・キャンパスリニューアル
09
■
役員・評議員・後援会組織
10
■
組織図
❷
事業の概要
OTEMON GAKUIN 2014
❸
データ集
42
■
学生・生徒・児童・園児数
42
■
教職員の概要
43
■
大学・大学院の入試結果
44
■
各校・園の入試結果
45
■
大学卒業者の進路
47
■
各校・園の進路
❹
財務の概要
48
■
消費収支計算書
49
■
資金収支計算書
50
■
貸借対照表
52
■
資産運用について
53
■
連続消費収支計算書
(2005年度から2014年度まで)
54
■
財務比率の推移
55
■
財産目録
11 1.追手門学院
13 2.追手門学院大学・大学院
学部
17
■
経済学部
経営学部
心理学部
社会学部
国際教養学部
基盤教育機構
26
■
経済学研究科
経営学研究科
心理学研究科
文学研究科
大学院
34 3.追手門学院中・高等学校
36 4.追手門学院大手前中・高等学校
39 5.追手門学院小学校
40 6.追手門学院幼稚園
41 7.おうてもんがくいんこども園
01
❺
監査の概要
56
■
監査報告書
57
■
2014年度監査部門監査報告
❻
59
出資事業会社
■
株式会社オーティーエム
2014年度事業報告にあたって
OTEMON GAKUIN 2014
2014年度は、2013年度からスタートした「中期経営戦略」の中盤戦であります。2016年の大学創立50周年、2018年の学院創立130周
年を前にして、学院発展のためのさまざまな事業目標を具体化させる重要な1年となりました。中期経営戦略は、学院全体で計画に基づ
く業務の遂行と指標に基づく成果の確認を行い、追手門学院のブランド力を高め、
「4つのミッション」
を実現することにあります。
学院を取り巻く状況は、厳しい環境ではあります。しかしながら、明確な目標設定と戦略により学院全体の価値を向上させることが不
可欠です。
2013年4月開園の認定こども園「おうてもんがくいんこども園」は、追手門学院幼稚園の地域での評価が高く、保育需要の高まりとと
もに順調な滑り出しができました。小学校も、競合校の増加とともに少子化の影響を受けていますが、東田校長が掲げる
「日本一小学校」
を目指す路線を堅持すべきです。大手前中高では、木内校長のもとで教育改革が進行し、その成果が期待されています。茨木の中高も、住
谷校長の陣頭指揮で教育力の向上を目指しています。両中高とも、
課題は中学入試です。
すでに中学生人口の減少が現実のものとなり、本
学両中学とも入学者数の減少という事態に直面しています。
生徒・保護者に選ばれる中学校となるためには魅力ある教育の提供が必要で
す。
また、小中連携の強化を推進することは重要なテーマとなります。
大学就学人口急減期を間近に控え、本学の大学改革は急ピッチで進められています。大学では、教学改革が進み入試改革が功を奏して
います。
A0入試と異なるアサーティブ入試を導入したことも大きな要因です。個別面談、グループミーティングにより志望動機の確認、
入学後の目的意識を顕在化させるなど、追大に入学したいという意欲ある志願者を受け入れようとするものです。
文部科学省による大学
教育再生加速プログラムのなかで、入試部門では私学で唯一本学が採択されました。本学の入試改革が功を奏し、すでに3年連続の志願
者増加を達成しました。そればかりか、今年の大学入試では志願者数の伸び率が全国トップになり、
マスコミでも大きく報道されました。
2015年4月から、地域創造学部も開設され6学部体制に入りました。大学では徹底した教学改革のもとに教育力の向上が求められてい
ます。
授業マネージメントを含め、教育環境の質的向上こそが追手門学院大学が勝ち残る唯一の手段です。
「想像もしなかった自分史がはじまる」というUI キャッチフレーズ。学生も、そして大学自体も、伸びしろを最大限活用できるよう奮闘
していきたいと思います。
学院事業戦略の要となる「大学新キャンパス用地」確保に向けての検討作業も、紆余曲折を経ながらも本
命へのアプローチを始めました。
私学は、建学の精神に基づいた教育を実践します。
心の教育・志の教育、グローバル化に対応する国際教育、人間教育としてのスポーツ強化。この指針に基
づき、
さらに教育力を上げていきたいと思います。
理事長
川原俊明
教育理念
どくりつじきょう
しゃかいゆうい
独 立自彊・社 会有為
追手門学院は、こども園から大学・大学院までの総合学園として、以下にあげる人物の養成を目標とし、地域社会、国家および国際
社会において、指導的役割を果たしうる人間の育成をめざします。
▶ 確固たる個性をもち、
自他の人格を尊重し、
節度をわきまえ、
社会の秩序と平安を乱す有形無形の暴力を排除する、
勇気ある民主的人物
▶ 美的、倫理的価値に対し、鋭敏で健康な感受性をもち、真に自由な精神と強い意志をもった責任感のある人物
▶ 豊かな一般教養を身につけ、深く高い知識と思考力をもって、人文、社会ならびに自然の諸科学の正しい発展に寄与できる人物
▶ 日本の歴史、文化および芸術に対する深い造詣と、母語に見識をもつ豊かな表現力のある人物
▶ 国際的視野と国際的社会性、および地球的観点をもち、人類の繁栄に寄与し、社会に貢献することのできる人物
02
❶
法人の概要
追手門学院の3つの基本目標
Ⅰ.学院の教育理念
「独立自彊・社会有為」にもとづく魅力ある私学教育の
実現
創立120周年記念事業の一環として、創設以来受けつがれてきた建学の精神を再検証し、学院の教育
理念として定めました。この教育理念を核として、こども園・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学・大学
院の各校園がそれぞれの伝統と独自性にもとづいた教育目標を明確化します。そして追手門学院の
教育の独自性と魅力を確立し、広く社会に対して発信していきます。
Ⅱ.全校園での教育力の向上・教員の意識改革 〜園児・児童・生徒・学生の目
線に立って〜
教育とはあくまで子どもが中心であり、子どもの目線に立って教育を充実し、教育改革を推進してい
かなければならないと、私たちは考えます。子どもの意識や実態をよく理解し、子ども・保護者の満足
と信頼を得るために、面倒見の良い、きめ細かな教育指導を行っていくとともに、子どもにとって豊
かな学習空間、安心できる学校空間づくりを推進していきます。学校法人として、各校園の教育につ
いて外部評価を積極的に受け、社会的説明責任を果たすよう、
努めます。
Ⅲ.学院財政基盤の強化
競争的環境の激化のなかで、魅力ある、評価される、そして選ばれる学校づくりを行い、さらなる入学
者・入園者の確保をめざします。募集力・広報活動の強化、学院のブランド力の向上などの策を学院を
あげて一層、推進していきます。また経費の節減や予算の抜本的な見直しを行うとともに、新規教育
事業の開拓など、多様な収入源を図る施策の策定を進めていきます。
追手門学院新時代を拓く6つの提言
■ 自校教育の推進を図る 〜オール追手門をめざして〜
■「心の教育」
「
、キャリア教育」
「
、国際教育」
を学院共通の教育目標として、
具
体化を図る
■ 新規教育事業を策定し、推進する
■ 学校評価・教員評価・研修制度の三位一体の改革を推進する
■ 組織体制の構築を図る
■ 中期計画及び財政計画を策定する
03
OTEMON GAKUIN 2014
■
沿革
1888
4月社団法人大阪偕行社により「大阪
(明治21)年
1940
偕行社附属小学校」として創設
創設者 高島鞆之助
1941
(昭和16)年
1945
1946
1947
(昭和22)年
8月 終戦により財団法人偕行社解散
教育事業は保護者の経営により継続
(平成7)
年
4月 追手門学院高等学部を開校
1951
3月私立学校法の実施により学校法人
追手門学院として組織変更
1966
4月追手門学院大学開学(経済学部、文
学部)
(昭和25)年
1967
(昭和42)年
1969
4月追手門学院幼稚園開園(豊中校地)
4月小・中・高等学部をそれぞれ学校と
改め各学部長は校長に就任
1973
4月 大学院文学研究科を開設
1979
4月大学院経済学研究科(修士課程)を
開設
(昭和48)年
(昭和54)年
初代学長 天野利武
4月大学改組転換により経営学部、
人間学部増設
4月大学院経済学研究科に経営学専攻
博士後期課程を開設
2000
4月大学院経済学研究科に経済学専攻
博士後期課程を増設
2004
9月 幼稚園新園舎竣工
(平成12)
年
(平成16)
年
2006
(平成18)
年
4月大学改組転換により心理学部、
社会学部増設
大学院経営学研究科増設
12月 大学中央棟・6号館竣工
2007
4月大学改組転換により国際教養学部
増設
2008
3月大手前中学校・高等学校本館竣工・
大阪城スクエア竣工
中学校・高等学校教室棟竣工
4月 大学院心理学研究科を増設
11月 学院創立120周年記念式典挙行
(平成19)
年
(平成20)
年
2009
1月 小学校西館竣工
8月 大学新1号館竣工
2010
6月両中・高創立60周年記念合同フェ
スタ開催
2013
4月認定こども園おうてもんがくいん
こども園開園
2014
1月トレーニングセンター竣工
(平成22)
年
(平成25)
年
創設者 高島鞆之助
1999
(平成21)
年
1971
(昭和46)年
1995
4月高等学部、大手前に一部残置し
茨木校地に移転
(昭和44)年
並びに同大手前高等学校と変更する
11月 学院創立100周年記念式典挙行
(平成11)
年
1950
(昭和41)年
1988
(昭和63)
年
1月 財団法人大手前学園設立
4月新学制実施により中学部を開設、
男女共学校となる
11月 財団法人追手門学院と改称
(昭和26)年
の名称を追手門学院大手前中学校
追手門学院中学校並びに同高等学
校を茨木校地に認可設立
4月戦時体制により大阪偕行社学院と
校名変更
2月 錦城育英会設立
4月 大阪偕行学園と改称
(昭和21)年
4月 追手門学院中学校並びに同高等学校
4月 大阪偕行社附属中学校開校
(昭和15)年
(昭和20)年
1980
(昭和55)
年
(平成26)
年
トレーニングセンター竣工
04
❶
法人の概要
ビジョン120にもとづき、
ミッションを 4つの
ミッション
①追手門学院大学の競争力再生
抜本的な入試改革や教学改革により志願者数減少・退学者数増加傾向に歯止めをかけつつ、創
立50周年を機に新学部設置や学部再編等により、大学の「新しい魅力」を創出する。
②両中・高の競争力強化
特待生制度や魅力的な進学コースの設置、少人数教育の拡充等により、両中・高の競争力を強化
する。
法 人
■
教育目標
礼節をわきまえた人材、創造性と国際感覚豊かな社会有為の人材の育成
■
経営目標
①大学志願者数1万人以上、②内部送出率30%以上、③各校帰属収支差額比率10%以上、④ステークホルダー満足度80%以上
1.
「追手門学院スタンダード」の確立
2.大学のガバナンス改革
3.コンプライアンスの徹底
4.組織の機能化
5.キャンパス整備の推進
6.経営資源の内部循環促進
7.ステークホルダーとの連携強化
8.広報活動の展開 追手門学院大学
■
教育目標
「生きる力」
(自己を理解し、社会人として自立する)
、
「学ぶ力」(自ら考え、判断し、表現する)、「考える力」(現代社会のさまざまな課題を発見し解決す
る)を備えた人材の育成
■
経営目標
①志願者数1万人以上、②偏差値50以上、③標準就学年限卒業率90%以上、④就職内定率100%、
⑤内部入学者数120人以上、⑥学生満足度80%以上、⑦帰属収支差額10%以上
■
基本戦略
「キャリア教育」
、
「国際教育」
、
「心の教育」を柱とし、真に学生の立場に立った教育と教職協働による徹底した学生支援を通じて、高い志のある人材を育成
するとともに、新学部設置や学部再編等により、「新しい魅力」を創出し、ステークホルダー※1に訴求していく。
1.
「追大学士力」の確立
2.国際教育の充実
3.一貫連携教育の拡充
4.教育制度の抜本的見直し
5.新学部設置、学部の再編
6.教育と連動した研究の展開
7.教育研究施設の充実
8.地域文化創造による地域貢献
9.教育による地域貢献
10.
研究による地域貢献
11.
学習・生活支援の拡充
12.
就職支援の拡充
13.
入試戦略の改革
14.
募集戦略の改革
15.
ユニバーシティ・アイデンティティ
(UI)
の推進
※1 在校生・卒業生、保護者、教職員、協力企業等の学院関係者
追手門学院中学校・高等学校
■
教育目標
自立・創造
■
経営目標
〈中学〉
①入学者数80人、②保護者推薦度※265%以上、③内部受入率※325%以上、④内部送出率※4100%
〈高校〉
①入学者数320人、②保護者推薦度60%以上、③内部受入率25%以上、④内部送出率30%以上
■
基本戦略
教育理念に基づく人間形成教育・「志の教育」 を踏まえ、「新しい学び」として、①学習力強化、②アウトプット教育の推進 ③国際教育の充実を重点テー
マに、教育の特色を打ち出す。特に、中学校において、難関国公立大進学を目標とする進学に 「超」 特化した特選SSクラスを新設し、学力上位者の確保、
本校受験偏差値の押し上げに努める。
※2 学校・園への入学を親戚、友人・知人に勧める度合(満足度は+20~30%になる)
※3 内部受入率:内部入学者数/学則定員
※4 内部送出率:内部進学者数/卒業者数
05
OTEMON GAKUIN 2014
明確にした中期経営戦略を掲げます。
③「追手門学院スタンダード」の確立
各校・園の教育を、こども園から大学・大学院、そして卒業後までもカバーする「一環連携生涯教育システム」として連結・統
合し、
「 追手門学院スタンダード」を確立する。
④「追手門ブランド」の再構築
ステークホルダーとの連携・対話を通じて①~③のミッションを推進するとともに、学院内外に積極的に情報発信し、
「 追手
門ブランド」を再構築する。
中期経営戦略の実現過程
■
追手門学院大学の
競争力再生
討委
革検
答申
改
教育
120周年
の
120
ョン
ジ
化
ビ
具現
2012
大学50周年
の
125周年
中期経営戦略
の策定
会
委員
推進 提言」
の
つ
「6
130周年
「追手門ブランド」
の再構築
戦略
経営
中期 実現
2018
2016
「追手門学院スタンダード」
の確立
2013
両中・高の
競争力強化
2010
事業計画⇒予算⇒事業報告の
PDCAサイクルの実質化
2008
追手門学院大手前中学校・高等学校
■
教育目標
高い学力と個性の尊重
■
経営目標
〈中学〉
①入学者数130人、②保護者推薦度60%以上、③内部受入率30%以上、④内部送出率100%
〈高校〉
①入学者数175人、②保護者推薦度60%以上、③内部受入率70%、④内部送出率30%以上
■
基本戦略
募集定員を中学は130人程度、高校は175人程度に抑制しつつ、経営資源を集中することで教育レベルを向上させるとともに、スーパー選抜コースの設置
等により医歯薬・難関国公立大学や関関同立大学入学指導を強化し、ブランドの回復、偏差値アップを図る。
追手門学院小学校
■
教育目標
敬愛・剛毅・上智
■
経営目標
①入学者数144人、②保護者推薦度75%以上、③内部受入率30%以上、④内部送出率30%以上
■
基本戦略
量を求めるのではなく、本校の「希少価値」をさらに高めることで、競争力を強化する。広報活動の強化や教育環境および教育サービスの充実等により志
願者200人を確保した上で、少人数教育の実現をめざして入学者数を削減する。一方で、経営改善を図り収支均衡を維持する。
追手門学院幼稚園
■
教育目標
ひろびろ、のびのび、いきいき
■
経営目標
①入学者数110人、②保護者推薦度75%以上、③内部送出率30%以上
■
基本戦略
認定こども園化によるサービス提供により、地域における乳幼児教育の拠点としての地位を確立する。また、段階的に少人数化し、教育環境のさらなる向
上をめざす。これらにより、追手門学院小学校進学者以外に対する訴求力も強化する。
06
❶
法人の概要
■
設置する学校
追手門学院大学・大学院
追手門学院中・高等学校
〒567-8502
大阪府茨木市西安威2-1-15
〒567-0008
大阪府茨木市西安威2-1-15
■
■
電話番号:072(641)9608
開設年度:1966(昭和41)
年4月
■
■
追手門学院大手前中・
高等学校
追手門学院小学校
〒540-0008
大阪府大阪市中央区大手前1-3-20
■
■
■
電話番号:06
(6942)2231
開設年度:1888
(明治21)年4月
〒560-0084
大阪府豊中市新千里南町1-3-3
〒560-0084
大阪府豊中市新千里南町1-3-3
電話番号:06(6871)2986
開設年度:1969(昭和44)
年4月
■
■
電話番号:06
(6871)1880
開設年度:2013
(平成25)年4月
校地面積
校地面積(A)
校地面積(B)
学舎
学校
千里
幼稚園・こども園
大手前
小学校・中学校・高等学校
茨木
中学校・高等学校・大学・大学院
校地面積
[公簿
(㎡)
]
校地
所在地
3,696.27
湯原校地
岡山県真庭市小童谷
19,148.58
蒜山校地
岡山県真庭市蒜山上福田
琵琶湖校地
滋賀県伊香郡西浅井町菅浦
155,085.85
校地面積
[公簿
(㎡)
]
4,549.35
3,348.00
29,162.00
設置する施設
追手門学院
大阪梅田サテライト
〒530-0012
大阪府大阪市北区芝田1-1-4
阪急ターミナルビル16階
07
■
おうてもんがくいんこども園
■
■
〒540-0008
大阪府大阪市中央区大手前1-3-20
電話番号:06(6942)2235
開設年度:
(中)
1947(昭和22)年4月
(高)1950(昭和25)年4月
追手門学院幼稚園
■
■
電話番号:072
(643)1333
開設年度:1980
(昭和55)年4月
追手門学院
大阪城スクエア
〒540-0008
大阪府大阪市中央区大手前1-3-20
(追手門学院大手前中・高等学校本館
6階)
追手門学院大学
地域文化創造機構 連携考房 童子
〒567-0816
大阪府茨木市永代町4-202
(阪急茨木市駅前
「Socio-2」
2階)
OTEMON GAKUIN 2014
■
建物面積
[大学]
(2014年5月1日現在)
建築区分
建物面積
(㎡)
構造
延床面積
(㎡)
建築区分
建物面積
(㎡)
構造
延床面積
(㎡)
大学1号館
鉄筋コンクリート・鉄骨造、陸屋根/地下1階付3階建
1,510.03
4,745.14
体育練習場
鉄骨造、亜鉛メッキ鋼板葺/平家建
164.03
164.03
大学2号館
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/地下1階付4階建
1,438.37
5,778.42
守衛室
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/平家建
106.20
106.20
大学3号館
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/3階建
724.67
2,193.91
管理センター
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/2階建
大学4号館
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/地下1階付5階建
811.33
3,784.85
将軍山会館
大学5号館
鉄骨・鉄筋コンクリート鉄骨造、陸屋根/地下1階付8階建
1,262.11 11,360.27
大学6号館
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/地下1階付3階建
1,471.37
3,006.73
中央棟
鉄骨・鉄筋コンクリート造、陸屋根/地下1階付11階建
653.74
5,884.20
研究棟
鉄筋コンクリート造、陸屋根/地下3階付7階建
471.71
3,509.26
第2研究棟
軽量鉄骨造、亜鉛メッキ鋼板葺/2階建
107.64
215.28
図書館
鉄骨・鉄筋コンクリート造、陸屋根/地下2階付4階建
696.94
体育館兼講堂
鉄筋コンクリート造、陸屋根/5階建
食堂
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/地下1階付3階建
日本文化研修道場(松籟庵) 木造、瓦葺/平家建
79.85
96.25
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/地下1階付2階建
287.35
669.09
グラウンド倉庫
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/平家建
355.55
355.55
体育館前倉庫
軽量鉄骨造、
亜鉛メッキ鋼板葺/平家建
53.91
53.91
倉庫
(陶芸釜置場) コンクリートブロック造、
鋼板葺/平家建
10.00
10.00
倉庫
(プロパン庫) コンクリートブロック造、
鋼板葺/平家建
14.06
14.06
グラウンド便所
コンクリートブロック造、
陸屋根/平家建
11.85
11.85
2,319.16
3号館南温室
アルミニューム造、
ガラス板葺/平家建
10.66
10.66
1,437.58
4,321.32
大学3号館前段差解消機 鉄筋コンクリート造、
ルーフィング葺/平家建
1,339.51
4,416.44
浄化槽
トレーニングセンター
70.11
70.11
学生会館
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/4階建
1,072.82
3,553.06
学友会センター
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/地下1階付5階建
1,104.02
4,635.50
第2学友会センター 鉄骨造、陸屋根/4階建
313.15
1,028.86
地域支援心理研究センター 鉄筋コンクリート造、ルーフィング葺陸屋根/3階建
224.95
656.16
4.08
4.08
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/地下1階付平家建
348.23
375.00
鉄骨造、
合金メッキ鋼版葺/3階建
276.55
791.80
66.60
66.60
地域文化創造機構 鉄筋コンクリート造/1階建2階部分
(阪急茨木市駅前
連携考房 童子
永代ビル地下2階付4階建の2階部分1室)
合計
16,498.97 64,207.75
※登記簿謄本にもとづく。
[中・高等学校/大手前中・高等学校/小学校/幼稚園/こども園]
建築区分
構造
建物面積
(㎡)
延床面積
(㎡)
1,458.06
5,646.57
西館
鉄筋コンクリート・鉄骨造陸屋根/地下1階付6階建
13.00
13.00
本館
鉄筋コンクリート・鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造/地下1階付6階建
2,197.47
6,884.44
守衛所
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/平家建
229.88
229.88
東館特別教室棟
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/地下1階付3階建
251.94
251.94
合計
1,994.22
2,199.31
中・高等学校
建築区分
構造
建物面積
(㎡)
延床面積
(㎡)
891.90
5,707.50
小学校
教室棟
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/4階建
ポンプ室
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/平家建
中高校舎
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/6階建
美術室
軽量鉄骨造、スレート葺/平家建
生徒部室
コンクリートブロック造、亜鉛メッキ鋼板葺/平家建
体育館
鉄骨造、亜鉛メッキ鋼板葺/2階建
合計
6,144.57 15,225.14
大手前中・高等学校
南館
鉄筋コンクリート造、
鉄骨造、
陸屋根
/地下1階付4階建
本館
鉄筋コンクリート造、
陸屋根/地下1階付6階建
倉庫
軽量鉄骨造、合金メッキ鋼板板ぶき/平家建
合計
653.98
3,303.74
1,604.50
9,794.05
35.54
35.54
2,294.02 13,133.33
2,473.76 10,019.98
7.75
7.75
621.51
2,564.35
3,994.92 18,299.58
幼稚園
園舎(管理棟・教室棟)鉄骨造、
合金メッキ鋼板葺、
陸屋根/2階建
959.77
1,983.66
合計
959.77
1,983.66
341.54
455.48
341.54
455.48
こども園
保育所
鉄骨造、
合金メッキ鋼板葺、
陸屋根/3階建
合計
※登記簿謄本にもとづく。
※大手前中・高等学校の本館は、学院所有の2,617.44㎡を含む。
■
キャンパスリニューアル
設備内容
完成年度
概要
構造
法人
大阪城スクエア
設備内容
2007
学院総合ゾーン、
多目的ホール、
サテライトオフィス
地下1階、
地上6階建
(6階)
大学
概要
構造
地上2層
中・高等学校体育館改修
2004
中・高等学校校舎建設
2007
中学・高校教室棟
地上4階建
2007
高校棟、
管理棟、
体育館、
学院施設
地下1階、
地上6階建
2011
南館第Ⅰ期
地下1階、
地上4階建
2012
南館第Ⅱ期
2008
一般教室、
特別教室、
スカイルーム
(ランチルーム)
地下1階、
地上6階建
2004
園舎全面建替
地上2階建
2012
認定こども園開園に伴う建設
地上3階建
体育館改修
2003
2004
耐震補強、
内装外装改修
地上4階建
地域支援心理研究
センター新築
2004
地域社会への心理臨床的支援、
高度に訓練された実践家の養成施設
地上3階建
大手前中・
高等学校改修工事
図書館改修及び
宮本輝ミュージアム
2005
耐震補強、
内装外装改修、
ミュージアムの新設
地下2階、
地上4階建
小学校
屋外エスカレーター設置
2005
ー
小学校西館建設
ー
幼稚園
2005
明確なゾーニング、
学生支援ゾーンの新設
中央棟・
6号館新築
2006
400人教室3室、555人教室1室の講義棟の 中央棟:地下1階、地上11階建
新築/研究室拡張、
学生サービス部門の拡充 6号館:地下1階、地上3階建
松籟庵改修
2006
茶室
(日本文化研修道場)
将軍山会館新築
2008
大学創立40周年記念としての
学生・卒業生の福利厚生施設
地下1階、
地上2階建
1号館建替
2009
組織改革・業務改革にあわせた設計
地下1階、
地上3階建
トレーニング
センター新築
2013
平家建
地上2階建
大手前中・高等学校
学生会館改修
グラウンド・
駐車場整備
完成年度
中・高等学校
大手前中・
高等学校校舎建設
幼稚園園舎建設
こども園
こども園園舎建設
地上3階建
08
❶
法人の概要
■
役員・評議員・後援会組織
法人役員・評議員(2014年5月1日現在)
理事
19名 理 事 長 川原 俊明
理
事 佐々木 実
理
事 中嶋 昌彌
理
事 吉武 博通
(初等中等室長)
監事
3名 常任監事 重松 伸司
評議員 42名 評議員会議長 能口 元良
理
事 坂井 東洋男 理
事 胸永 等
理
事 水藤 龍彦
理
事 住谷 研
理
事 中山 泰秀
理
事 羽田 清彦
監
事 蔭山 幸男
監
事 相馬 すみひこ
(学院長(兼)学長)
(常務理事)
(副学長)
(中・高等学校長)
評 議 員 川原 俊明
理
事 高橋 叡子
理
事 林田 隆行
評 議 員 坂井 東洋男 評 議 員 胸永 等
(学院長(兼)学長)
(常務理事)
(副学長)
(中・高等学校長)
(小学校長)
評 議 員 荒木 真貴子 評 議 員 蟻柴 潤一
評 議 員 坂上 佳隆
事 髙尾 典史
(理事長)
評 議 員 小坂井 俊夫 評 議 員 水藤 龍彦
評 議 員 大橋 陽一
理
(常務理事)
評 議 員 小畑 力人
(社会学部長)
評 議 員 住谷 研
評 議 員 乾 眞美
評 議 員 川﨑 昭一
(教務部事務部長)
評 議 員 東田 充司
評 議 員 岩本 徹
(高等学校教頭)
評 議 員 喜多 康紀
評 議 員 相模 祐紀子 評 議 員 志垣 陽
評 議 員 下村 忠功
評 議 員 田邊 雅一
評 議 員 辻本 容治
評 議 員 栃岡 章
評 議 員 西谷 雅之
評 議 員 平泉 憲一
評 議 員 藤村 敬
評 議 員 三原 敏彰
評 議 員 宮𦚰 善雄
(経営学部長)
(幼稚園長)
(学長室事務部長(兼)図書館事務部長)
(大手前高等学校教頭)
理
事 木内 淳詞
理
事 小坂井 俊夫
理
事 田口 順一
理
事 千葉 喬三
理
事 東田 充司
理
事 平野 昌雄
(大手前中・高等学校長)
(小学校長)
評 議 員 髙尾 典史
(常務理事)
評 議 員 平野 昌雄
評 議 員 浦 光博
(心理学部長)
評 議 員 木内 淳詞
(大手前中・高等学校長)
評 議 員 淺野 純一
(国際教養学部長)
評 議 員 大川 卓也
評 議 員 北村 寿彰
評 議 員 小林 雅美
評 議 員 杉田 圭一
評 議 員 滝川 晶代
(小学校教頭)
評 議 員 西出 勝三郎 評 議 員 橋本 淳之
(入試部長)
評 議 員 森島 覚
(経済学部長)
評 議 員 吉田 浩幸
(初等中等事務部長)
法人役員・評議員(2014年7月1日現在)
理事
9名 理 事 長 川原 俊明
理
監事
事 千葉 喬三
理
事 坂井 東洋男 理
事 髙尾 典史
理
事 林田 隆行
理
事 福島 一政
事 相馬 すみひこ 監
事 葉狩 陽子
(学院長(兼)学長)
3名 常勤監事 八木沼 圭司 監
評議員 25名 評議員会議長 千葉 喬三
評 議 員 林田 隆行
評 議 員 木内 淳詞
(大手前中・高等学校長)
評 議 員 東田 充司
(小学校長)
評 議 員 川原 俊明
(理事長)
評 議 員 福島 一政
(副学長)
評 議 員 迫田 実
(総務部長(兼)財務部長)
評 議 員 平泉 憲一
(専務理事)
理
事 胸永 等
(常務理事)
理
事 佐々木 実
(初等中等室長)
理
事 田口 順一
(副学長)
評 議 員 坂井 東洋男 評 議 員 髙尾 典史
(学院長(兼)学長)
評 議 員 岩崎 未絵
評 議 員 水藤 龍彦
(副学長)
評 議 員 藤尾 政弘
評 議 員 胸永 等
(専務理事)
(常務理事)
(心理学部長)
(こども園施設長)
(中・高等学校長)
(幼稚園長)
評 議 員 浦 光博
評 議 員 住谷 研
評 議 員 前田 建司
評 議 員 垣内 成子
評 議 員 田邊 雅一
評 議 員 松中 實淳
評 議 員 渡邊 睦翁
評 議 員 田口 順一
評 議 員 梶原 晃
(学長補佐)
評 議 員 中島 成和
評 議 員 村上 亨
(副学長)
名誉理事・名誉顧問(2014年5月1日現在)
名誉理事 後藤 幸男
名誉理事 齋藤 昭
名誉顧問10名 名誉顧問 赤井 義生
名誉顧問 荒西 昇
名誉顧問 小花和 昭介 名誉顧問 川人 公一
名誉顧問 遠山 嘉博
名誉顧問 中川 勉
名誉顧問 中山 正暉
名誉顧問 橋本 定也
名誉理事 後藤 幸男
名誉理事 齋藤 昭
名誉理事 巽 外夫
名誉顧問 荒西 昇
名誉顧問 小花和 昭介 名誉顧問 川人 公一
名誉顧問 小坂井 俊夫 名誉顧問 桜井 勲
名誉顧問 中川 勉
名誉顧問 橋本 定也
名誉理事 5名 名誉理事 大木
司
名誉理事 巽 外夫
名誉理事 戸塚 登
名誉顧問 桜井 勲
名誉顧問 佐野川谷 大治
名誉理事 戸塚 登
名誉理事 中山 泰秀
名誉理事・名誉顧問(2014年7月1日現在)
名誉理事 6名 名誉理事 大木
司
名誉顧問13名 名誉顧問 赤井 義生
名誉顧問 佐野川谷 大治 名誉顧問 遠山 嘉博
名誉顧問 中山 正暉
名誉顧問 平野 昌雄
後援会組織(2014年7月5日現在)
09
■
追手門学院教育振興会 ■ 追手門学院大学校友会 ■ 追手門学院大学教育後援会
■
追手門学院大学卒業生保護者の会 ■ 追手門学院校友会山桜会
■
追手門学院中・高等学校PTA ■ 追手門学院中・高等学校卒業生父母の会
■
追手門学院大手前中・高等学校PTA ■ 追手門学院大手前中・高等学校卒業生父母の会
■
追手門学院小学校PTA ■ 追手門学院小学校卒業生父母の会 ■ 追手門学院幼稚園PTA
名誉顧問 羽田 清彦
OTEMON GAKUIN 2014
■
組織図
経
理 事 長 室
総
財
大
学
務
務
部
部
院
経 済 学 研 究 科
経
済
学
専
攻
経 営 学 研 究 科
経
営
学
専
攻
心 理 学 研 究 科
心
理
学
専
攻
文
社
会
学
専
攻
学
研
究
科
営
戦
略
課
総
務
課
人
事
課
広
報
課
財
務
課
管
財
課
学
事
課
中 国 文 化 専 攻
英
経
済
学
部
経
文
学
済
専
学
攻
科
ヒューマンエコノミー学科
経
営
学
部
経
営
学
科
心
理
学
部
心
理
学
科
社
会
学
部
社
会
学
科
国 際 教 養 学 部
ア
マーケティング学科
ジ
ア
学
科
英語コミュニケーション学科
評議員会
基 盤 教 育 機 構
学
長
教
理事会 理事長
学
院
大
室
務
部
学
監事
評
価
推
進
課
学
部
設
置
課
教
育
支
援
課
教
務
課
入
試
部
入
試
課
学
生
部
学
生
課
就 職 セ ン タ ー
課外活動推進課
地域文化創造機構
学
生
相
談
室
一
貫
教
育
課
オーストラリア研究所
総合教育研究推進機構
ベンチャービジネス研究所
心の教育研究所
地域支援心理研究センター
教育開発センター
教 育 支 援 機 構
教職支援センター
中学校・高等学校
総合情報センター
学
大手前中学校・高等学校
国際交流教育センター
中・高 等 学 校 事 務 室
小
学
校
附
属
図
書
館
大手前中・高等学校事務室
幼
稚
園
初
等
中
等
室
小 学 校 事 務 室
こ ど も 園
一貫連携教育機構
内部監査室
習
支
援
室
一貫連携教育研究所
学 院 志 研 究 室
幼 稚 園 事 務 室
こども園事務室
(2014年5月1日現在)
10
❷
事業の概要
1
追手門学院
2014年度総括
・ 学
内・学外への広報活動において積極的な発信を行いました。広報誌LIBERTASのWEB掲載などによるリアルタイムの話題提
供に努めました。
・ 大
学院創立130周年の記念事業を推進する中、
全学院の教職協働をテーマに、
5月29日の創立記念日を
「追
学創立50周年、
手門DAY」
と位置づけ、
学院全体のベクトルを合わせることができました。
・ 全
現キャンパスの整備、
新キャンパスの全体イメージ、
コンセプトについて検討を進めました。
学キャンパス開発プロジェクトにおいて、
2014年度進捗状況
A:23%
C:8%
B:69%
D:0%
一環連携生涯教育
(1)
「 追手門学院スタンダード」の確立
■
一貫連携の拡充強化
■
機構会議を基盤として、
こども園・幼稚園から大学まで、
それぞれをつなぐ
事業・活動を連携事業計画書にまとめていくこと
で促進することができ、
取り組み数
(112)
が増加
しました。
一環連携生涯教育の仕組みづくり
学院内で児童・生徒・学生の情報を共有していくシステムを構築するため
に、各校の現状システムと、どんな情報を必要と
していくのか等の把握に努めました。また、関係
部署と目的の共有を図りました。
75%
50%
ガバナンス
(1)大学のガバナンス改革
■
教授会の規程見直し、評価制度の改革
・学
校教育法改正を受けた規程改正により諮問機関である教授会の位置づ
けを明確にし、
大学におけるガバナンス改革を推進しました。
・ 授業公開における専任教員の見学率の維持、
職員の授業公開見学率向上
‌
の取り組みを行うとともに、
授業アンケートの見直しを実施しました
(詳
細は
「FDの実質化」
に記載)
。
‌
点 検 評 価 制 度 を 確 立 させ、自己 評 価 の
・ 自己
PDCAサイクル機能の定着を促進しました。
75%
(2)コンプライアンスの徹底
■
監事機能、内部監査機能の強化
■
2013年度に完了。
100%
■
コンプライアンス研修等の充実
教職員のコンプライアンスに対する意識を高めるため、
「コンプライアン
ス・マニュアル」
の作成を進めました。
75%
≪本書の表記について≫
中期経営戦略の各項目に基づき記載しています。
■
2014年度総括グラフについて
A:3か年の中期経営戦略に対する2014年度末進捗度 100%達成
B:3か年の中期経営戦略に対する2014年度末進捗度 75%達成
C:3か年の中期経営戦略に対する2014年度末進捗度 50%達成
D:3か年の中期経営戦略に対する2014年度末進捗度 25%達成
11
経営管理体制の進化に対応した規程等の整理、
整備
学校教育法改正、公的研究費の管理・監査のガイ
ドライン改正に対応した、学内規則の整備を進
めました。
100%
OTEMON GAKUIN 2014
(3)組織の機能化
■
SDの推進
■
・S
DC研修として4名の1期生が修了し、一部の1期生と2期生については継続
して行っていきます。
・海
外アドミニストレーション研修については、一
定の成果を挙げたため終了とし、今後はUNGLへ
の参加をSD研修の一貫とします。
意思決定システム、
業務執行システムの最適化
理事、評議員の改選を行い、意思決定の迅速化および透明性の確保に努め
ました。
75%
100%
連携・ネットワーク
(1)経営資源の内部循環促進
■
総合学園としての人材育成
・ 教員語学研修については成果を上げており、
‌
今後は幼稚園も含めて拡大
していきます。
・ 大学教員研修については、
教育開発センターが
‌
中心となって実施していますが、
教育分野以外
の研修も必要であり、
引き続き連携して進めて
いきます。
75%
(2)ステークホルダーとの連携強化
■
卒業生の組織化の推進
■
校友会山桜会と大学校友会の卒業生データベースの統合が完了し、操作
性の向上、
データの有効利用について検討を進めました。
学院経営に対する卒業生、
PTAの支援強化
新しい寄付制度導入に向けて体制を整えました。また定期的な協議の実
施、広報物の配布を行いました。
75%
75%
(3)戦略的広報活動の展開
■
学内広報活動の展開
■
大学キャンパス内におけるUI連動のサインなどの設置、学生向け、教職員
向け広報誌の内容充実を進めました。
学外広報活動の展開
プレスリリースの積極的な発信、広報誌LIBERTASのWEB掲載のスター
トなど、学院の動きをリアルタイムで広報することに努めました。
75%
■
追手門学院/追手門学院大学
■
中期経営戦略書戦略分野名
中期経営戦略書戦略名
追手門学院中・高等学校/追手門学院大手前中・高等学校
追手門学院小学校/追手門学院幼稚園/おうてもんがくいんこども園
中期経営戦略書戦略分野名
中期経営戦略書中核施策名
追手門学院中学校
一環連携生涯教育
(1)
「 追手門学院スタンダード」の確立
■
75%
一貫連携の拡充強化
教育
■
機構会議を基盤として、こども園・幼稚園から
大学まで、それぞれをつなぐ事業・活動を連携
事業計画書にまとめていくことで促進するこ
とができ、取り組み数(112)が増加しました。
75%
授業力向上 全体研修として、1学期には『教授法チェック項目』、2学期には『パワーポ
イントの有効活用』を実施しました。また、昨年度に引き続き、外部予備校
研修、大学入試問題研究会、授業見学週間の設定、追手門学院小学校の見
学なども実施しました。授業アンケート(学力
伸長の満足度・生徒満足度)の結果を、
「 教科
リーダー」によるコーチングシステムと連関さ
せ、授業力の向上に継続的に取り組みました。
75%
2014年度事業報告内容
中期経営戦略書
中核施策名
2014年度進捗度目安(75%)
3か年の中期経営戦略に対する
2014年度末進捗度(%)
2014年度事業報告内容
3か年の中期経営戦略に対する
2014年度末進捗度(%)
2014年度
進捗度目安(75%)
12
事業の概要
❷
2
追手門学院大学・大学院
大学全体の取り組み
・ 教学面において、
1年生を対象に
「基礎学力の養成」
のため、
基礎学力測定試験を導入し、
新入生演習において実施することが確定しました。
・ 1年間の留学を義務づける学部横断のグローバルキ
ャリアコースを設け、
ネイティブスタッフが常駐する英語学習スペースとしてのEnglish Café at Otemonも順調に稼動し
ています。
追大学士力」
・「
の確立に向け、
「表現コミュニケーション」
「プロジェクト」
のテーマ・クラスを増加し、
就職に直結した科目を設定しました。
・ 地
2015年4月に開設することとなりました。
域創造学部の設置申請を行い、
・ 大学の教育
・研究活動成果の発表を支援するための
「追手門学院大学出版会」
も軌道にのりました。
また、
ゼミナール担当の教員と
2014年度進捗状況
連携して就職指導体制も強化しました。 ・ 公募推薦入試
・一般入試の日程を早めるとともに、
アサーティブ入試を新設しました。
この結果、
志願者数は対前年度比3割増となり、
志願者数の伸び率が全国1位となりました。
・ ユニバー
シティ
・アイデンティティ
(UI)
のスローガンである
「想像もしなかった自分史がはじまる」
、
キャッチコピー
「自分史上、
想像以上!」
を
学内・学外に浸透させました。
B:66%
A:22%
C:6%
D:6%
教育(教育内容)
(1)
「 追大学士力」の確立
「追大学士力」の明確化と共通教育の再構築
■
■
「表現コミュニケーション」
「プロジェクト」のテーマ・クラスを増やした
ほか、就職に直結した科目を設定するなどの再
構築を行いました。
学力に応じた教育の展開
1年生ゼミにおけるSPI試験の導入を決定しました。上級学年における継
続のための手段は検討中です。
100%
75%
(2)国際教育の充実
■
英語教育の充実
■
英語の専任講師を配置し、実用英語の内容充実に意を尽くしました。
2013年度グローバルキャリアコース生42名を海外留学に送り出し、
2014年度生の募集・選抜を実施しました。また、
規程の見直しや帰国後の「留学事後演習」など
コース教育の充実を図りました。
100%
100%
■
留学制度の充実
■
・ GCC生を対象にしたサマーセッションに17名が参加し、
IELTS実践ト
レーニングを行いました。
・ 海外大学4校と交流協定の締結を行いました。
・ GCCで42名の学生を海外に長期派遣しました。
75%
■
グローバルキャリアコースの確立
交流環境の整備
・E
-COでCoffee Talk、
English Practice、
Workshopなどの参加型イベントを
定期的に実施しました。
・E
GCC派遣学生を対象に留学に備える学習法の相談、
英語で
-COと連携し、
のディスカッション、
プレゼンテーション能力育成の準備講座を実施しまし
た。
・米
国バルドスタ州立大学の学生8名を4週間受け
入れ、
サマープログラムを実施しました。
75%
日本文化/異文化理解
受講状況は把握していますが、意義の普及についてはその方法を検討中
です。国際交流教育センターで実施してきた
Japan Program at Otemonについては2015年
度より単位化することとなりました。
75%
■
自立型学生の育成
・ 新 規事業として、
2015年度新入生向けの実習体験企画「合同企業懇親
会
(仮称)
」
を立案しました。
・ 従来の正課科目を改め認定インターンシップ
制度を構築しました。
・ 2014年度のインターンシップ実習生は、前年
度比20名
(約10%)
増の221名を派遣しました。
50%
■
基礎学力の養成
・ 1年生を対象とした基礎学力測定試験の内容・業者を決定しました。教
務課と連携し、
新入生演習での実施が確定しました。
・ 数的処理の正課授業をフォローするための正課外講座開設が決定しま
「非言語」および
「言語」分野に関す
した。
SPIの
る講座について、内容および実施時期を確定し、
担当教員と具体的な連携の進め方も確認済み
です。
50%
13
English Café at Otemon
OTEMON GAKUIN 2014
(3)一貫連携教育の拡充
「追手門コース」の受け皿確立
「スポーツコース」
の受け皿確立
■
■
高大連携プログラムとして、教務課、一貫教育課、大手前高校で協議を行
い、
2014年度からAP
(アドバンスト・プレイスメント)生の受け入れをス
タートしました。
高大連携プログラムとして、教務課、一貫教育課、大手前高校で協議を行
い、スポーツキャリアコースを設立し、2015年度から学生を受け入れま
す。
75%
75%
教育(教育制度、組織)
(1)教育制度の抜本的見直し
■
学部別集中改革計画(学部中計)の推進
■
各学部の志願者数、偏差値、退学率、留年率、就職内定率、授業評価平均ポ
イント等の具体的な目標値を把握すべく、データ構築に着手しました。
25%
■
FDの実質化
シラバス、
カリキュラム・マップ等の実質化
シラバス作成、カリキュラム・ポリシー作成についてそれぞれワーク
ショップ研修を実施しました。マップ作成に先立ち、開講科目の見直し
(コマ数削減含む)を各学部・基盤教育機構で検
討中です。
75%
■
・F
D活動の組織体制を改め、
「FD推進会議」を設置しました。
・ ‌授業公開における専任教員の見学率は、春79.9%、秋72.7%であり、ほ
ぼ80%を維持できました。
・ 職員の授業公開見学率は、増加前年比27.1%アップしました。
・ ‌授業アンケートは、
設問項目を全面的に見直し実施しました。回収率は、
約49%となり、
目標の50%をほぼ達成できました。
・ ‌教員評価制度については、新たな制度として
今年度から実施し、また、評価方法などの見直
しを行いました。
課外活動の活性化支援策の策定
今年度は、いくつかの団体で、指導者と学生の間でトラブルが発生し、そ
の処理のため積極的な支援ができませんでした。体育会所属のクラブ面
談を行いました。その中からできることから取り組み始めています。
75%
50%
(2)学部再編、新学部の設置
■
新学部学科改組の構想立案
国際教養学部の改組案は計画的に策定し、その
他の学部については検討部会を立ち上げ実施中
です。
■
75%
75%
新学部(地域創造学部)の設置
文部科学省の認可を受けて、地域創造学部地域
創造学科
( 入 学 定 員150人 )の 設 置 が 決 定 し、
2015年4月1日に開設する予定です。
学部再編の推進
・ 経済学部:2015年度から、6つのプログラム型学修システムを導入した
一学科化に向けて、文部科学省との折衝を行い、収容定員関係学則変更
認可申請書を提出し、2014年8月29日に認可されました。
・ 経営学部:部会開催の後、ワーキンググループを設置し、
改革に向けて検
討を開始しました。
・ 心理学部:2016年度から本格導入する「使える心理学」をコンセプトと
した(文部科学省への申請・届出を伴わない形での)改革に向けて検討を
開始し、2015年度から一部実施することが確定しています。
・ 社会学部:2016年度からの収容定員増
(現行150人→200~300人)に向
けて文部科学省との折衝を行い、
次年度の申請書提出準備に入りました。
・ 国 際教養学部:将来構想特別委員会での議を経て、
2017年度の新たな
国際教養学部発足に向けて文部科学省への提出書類作成等、具体化に向
けた検討を開始しました。
新学部の設置
スポーツ系学部、芸術芸能系学部等の構想につ
いて検討を開始しました。
■
■
100%
75%
研究
(1)教育と連動した研究の展開
■
研究活動支援
■
2015年度より若手研究者奨励費制度を新設しました。
若手研究者を支援することにより、若手の優秀な教員の確保を図ります。
75%
■
学内共同研究の推進
共同研究費、特色ある個人研究費を見直し、外部資金獲得のための足がか
りとなる制度に改変します(2015年度)。
75%
情報発信力の強化
2013年度末に設置した追手門学院大学出版会での刊行を展開、
また刊行に
あたっての出版社との関係を整備しました。
100%
14
❷
事業の概要
(2)教育研究施設の充実
■
教育研究施設の充実(将来構想の策定)
■
図書館機能の充実
学生、
教員の利便性に鑑み、
学外から図書館のデータベース利用・ILLネット
申込・オンデマンドプリント化の3つのサービスを実施しました。
・立
命館大、
関大等9大学の図書館の視察を実施しました。
学の場合はコンパクトな都市型キャンパスとなる可能性が高いため、
・本
ハード面はコンパクトであるが電子ジャーナル・電子書籍等の多用により
ソフト面は充実したものを構築します。
・2
つのキャンパスでの図書館の相互利用、補完
機能を構築します。
100%
25%
■
ICT*活用推進
*ICT(Information and Communication Technology)
:情報コミュニケーション技術
■
教育研究系システムリプレースを完了しました。
LMSについて、
予定通り秋学期から仮運用を行っており、
順調に稼働し、
教
員に対し利用推進を図っています。
※3月1日時点において、教員数:61名、学生数:1,749名
(テス
トアカウント含)の利用実績を確保しています。
■
・5
号館のトイレ改修を行いました。
墳整備を行いました。
・古
100%
75%
安全性、快適性の向上
■
・学
友会センター
(カーテン・換気扉改修、
1F窓格子設置)
の整備を行いまし
た。
・喫
(分煙化)
を行いました。
煙スペースの整備
教育研究施設の充実
・学
生会館の改修を行いました。
号館教室の固定椅子の改修を行いました。
・5
・ラ
ーニング・コモンズの設置を行いました。
100%
■
キャンパス整備
100%
新研究棟建設
今年度においては、
昨年度の研究棟改修で対応できた為、
進捗はありません。
100%
図書館内のラーニング・コモンズ
地域貢献
(1)地域文化創造による地域貢献
■
地域文化の再発見
■
・ 上町学プロジェクトの成果報告書を大学出版会より出版しました。
「文化復興と芸術創造に関する総合的研究」として、公開フォー
・ 機関研究
ラムを3回実施しました。1回目「震災・記憶・展示」
( 参加者数66名)、2回
目
「和食は誰のものか?」
(参加者数225名)、3回目「バスで行くいばらき
文学館めぐり」
を36名の市民の参加で実施しました。
・ 地域・社会連携の取り組みとして、茨木フェス
ティバル、童子まつり、鼓動初め、光の回廊を実
施しました。
75%
■
文化による地域活性化
・ おうてもんジュニアキャンパスとして夏のアート講座
‌
(参加者数110名)
、
冬
のスポーツ講座
(参加者数185名)
を計2回実施しました。
・ 地域文化創造セミナーとして、
前期講座
「上方文化とホスピタリティ」
を5回
‌
(参加者数350名)
、
後期講座
「運動・スポーツへの誘い」
を5回
(参加者数409
名)
、
明治安田生命との共催講座
「関西からおもてなし」
を10回
(参加者数
422名)
実施しました。
手門寄席を実施しました。
・追
(参加者数152名)
・ 和学講座6回
(参加者数282名)
、
卒業生シリーズ講座6回
(参加者数217名)
‌
を実施しました。
アドバンスト・リサイタルを10
回
(参加者数575名)
、
ファミリークラシックコン
サートを3回
(キャンドルナイトコンサート1回
含む/参加者数225名)
開演しました。
75%
15
新たな地域文化・都市文化の創造
新作狂言「茨木童子」を上演し、前日の「お練り」には茨木市民・子ども、追
手門学院中・高等学校教員の協力も得ました。
(公演参加者数235名)
75%
OTEMON GAKUIN 2014
(2)教育による地域貢献
■
サービス・ラーニング等の拡充
■
プロジェクト科目として9科目開講し、合計で151名の学生が履修しまし
た。
サービス・ラーニングへの発展という点では課題が見えました。
社会人教育の拡充
・ 市民向け学術講座(mini講座in童子)を2回実施しました。
‌
( 参加者数計
114名)
・「地域学入門1」
「地域学入門2」
「北摂を学ぶ」の
‌
公開授業を実施しました。
(参加者数計26名)
75%
75%
(3)研究による地域貢献
「心のクリニック」の活動充実
■
■
・ 分室
(サテライト)
の建築計画は2015年6月オープンに向け準備中です。
・ 追手門式療育モデルの確立の為、セラピーの記録機材を刷新しました。
・ 公開シンポジウム、
公開講座にてアンケートを行い地域のニーズを調査
しました。
COC
(Center of Community)
プロジェクトの推進
・見
山の郷プロジェクトとして、
おうてもん赤しそ塩あんぱんを共同開発し、
オープンキャンパス等で提供しました。
・「地域文化の創造とは何か」
をテーマにイタリア、
天草市から研究者、
関係者
を招へいし、
本学機構構成員等を含めた国際シンポジウムを実施しました。
(参加者数66名)
・ 大阪府中央卸売市場との連携として、
‌
いばらき
キッズ市場、
茨木市子どもまちづくり塾
(参加者
数41名)
等に参加・協力して実施しました。
75%
75%
学生支援
(1)学習・生活支援の拡充
■
経済的負担の軽減
既存制度の見直しを行い、新しい制度の素案を提示しました。成案とする
かどうか今後状況を見ながらさらに検討を続けることとなりました。
25%
(2)就職支援の拡充
■
マナー指導の強化
■
学生部職員による巡回の実施、学内手続きと学生団体と協議し喫煙場所
を三箇所に集約しました。学内はほぼ分煙化でき、受動喫煙の防止に取り
組みました。
・ 単 独企業説明会の開催を増加しました。企業数は計41社(前年度比13
社増)、内定者数は40名(前年度比15名増)。
・ 過去に採用で繋がりのあった上場企業および
卒業生が代表を務めている企業リストを作成
しました。
75%
■
就職活動実践力の向上
・
・
・
・
75%
■
75%
■
接対策講座 ⇒ 参加者:1,070名(76.4%)
面
グループディスカッション対策講座 ⇒ 140名(10%)※定員超過
1日完結就活講座 ⇒ 132名(9.4%)※定員充足率82.5%
SPI3試験対策講座 ⇒ 123名(8.7%)※定員超過
優良求人企業の開拓
課外講座による学習支援
・ 新学部開設およびグローバルキャリアコースに関連する新規講座を開設
しました。
・ 1年生対象キャリアガイダンスにおける講座説明会の開催を決定しました。
・ ‌数的処理の正課授業をフォローするための課外講座開設が決定しまし
た。SPIの「非言語」および「言語」分野に関する講座について、内容およ
び実施時期を確定し、担当教員と具体的な連
携の進め方も確認済みです。
75%
教員との連携強化
・2
014年12月に就職・キャリア支援委員を選出し、委員会を2回開催しま
した。
・ 3年生および4年生のゼミ教員に対する情報提供を実施。3年生の就職ガ
イダンス参加状況を2回、4年生の就職状況を2回提供しました。
・ 教員との意見交換会を開催し、3日間で計45名が参加しました。
「出前ガイダンス」を実施しました。
・ ‌ゼミ教室へ出向いての
(4年 生:4回・計60名 出 席 /3年 生:30回・計
356名出席/2年生:6回・計206名出席/1年
生:3回・計50名出席)
75%
16
❷
事業の概要
募集・広報
(1)入試戦略の改革
■
入試戦略の改革
一般入試の改革を行い、前年度より4,005名増の志願者数になりました。
また、アサーティブプログラム・入試を新設し、文部科学省
「大学教育再生
加速プログラム」
に採択されました。
75%
(2)募集戦略の改革
■
ダイレクトアプローチの強化
■
進学ブランド力調査における興味度の比率に着眼して施策を進めました。
2014年度の結果は、
2015年8月頃に公表されます。
資料請求者へのフォローや入試説明会の実施、地方へのアプローチを積
極的に行うことにより、オープンキャンパスの来場者数は前年度より
1,253名増となりました。
75%
■
ターゲットの掘り起し
75%
京阪神地区の志願者の掘り起し
新学部のPRとオープンキャンパスへの集客を念頭に、京阪神地区の高校
渉外活動を展開しました。
75%
(3)UIの推進
■
UIの推進
年間広報計画にしたがい、各種媒体を用いてUI
(ユニバーシティ・アイデ
ンティティ)
の浸透を図り、大学の認知度向上に努めました。
75%
学部
経済学部
2
‌ 015年度から新たにスタートする6つのプログラムについて、
プログラムリーダーを中心に進路を意識したプログラムごとの履修モデ
ルを作成しました。
この内容を盛り込んだ2015年度の新入生向けのプログラムに関する冊子を作成し、
説明会等で使用しプログラ
ムの理解を促します。
また、
新入生が全員履修する3科目について授業内容の共通化を図り、
一定のレベルの経済学の基礎・基本
を1年生で修得し、
2年生以上の専門科目に繋げることを決めました。FD懇話会などのFD活動、
欠席しがちな学生をケアする学生
対応は、
前年以上の取り組みを行いました。学部の課題等にグループで取り組み、
学部全体で進めました。
2014年度進捗状況
B:89%
D:0%
A:11%
C:0%
教育
■
進路に応じた履修モデルの提示
■
進路に応じた6つのプログラムを策定しました。
参加体験型授業の充実
高齢者、障害者との交流講義および施設訪問等を実施しました。
75%
■
学生によるプレゼンテーション(例 卒論の発表)
他大学と競うプレゼンの企画・実施を学生主体で行いました。
75%
17
75%
■
学内世代間交流の推進(社会人ゼミの継続・充実)
20名の社会人学生が自己の学習を修了しました。経済学部在学生との交
流学習を通して、双方が新たな見識、新たな意欲を得て学習に取り組みま
した。
100%
OTEMON GAKUIN 2014
■
きめ細やかな教育の推進
■
少人数でのゼミを実施しました。欠席が多い学生へのケアを行いました。
資格関係の単位認定拡充
目標の30件に対して11件でしたので、大幅な拡充には繋がりませんでし
た。
75%
■
75%
FD活動の活性化
FD懇話会を3回実施しました。ディプロマポリシーを作成しました。
75%
研究
■
経済学会・研究会の充実
研究活動の推進・活性化のため学生論集の発行、経済論集2回の発行を行
いました。
75%
募集
■
公務員試験受験者の支援
■
公務員志望16名を選定し支援を行いました。
学部教育の充実
履修要件の変更を行い、プログラムごとの履修モデルを作成しました。
75%
■
提携校(入試)の拡充
75%
■
提携校で模擬授業を行うなど経済学部の紹介を積極的に行いました。
指定校入試の見直し
見直しの結果、指定校入試の志願者が増加しました。
75%
75%
就職・進路
■
公務員試験受験者の支援
■
公務員志望者16名に試験科目の学習支援、講座受講の支援を行いました。
75%
就職状況の把握・連携・指導
担当部署と連携し、就職状況の把握、就職に関する指導を行いました。
75%
学内連携
■
副専攻の活性化
前年度より登録者数が減りました。今後は、充実した基盤教育課目の受講
へと方向転換します。
100%
併設校連携
■
選ばれる学部
模擬授業により、
経済学部の授業を体験する機会を提供しました。
75%
18
❷
事業の概要
学院外連携
■
北摂の老人大学との提携
■
提携講座を開設し、生涯学習の場の提供、学生と社会人との交流の場を設
定しました。
提携校
(入試)
の拡充
提携校で模擬授業を行うなど経済学部の紹介を積極的に行いました。
75%
75%
経営学部
2
‌ 014年度に中期経営戦略の見直しを実施したことに伴い、
当初の事業計画を大幅に修正・変更いたしました。各戦略分野の中核
施策については、
施策シートを確認しつつ詳細な検討の上、
統合を行い、
約半数に集約しました。新たな17の中核施策の進捗状況
は順調で、
すでに完了済の施策もあり、
2013年度に引き続き所期の目標を達成できたと考えております。
2014年度進捗状況
A:6%
C:0%
B:94%
D:0%
教育
■
中央卸売市場との連携
■
学生PBLによるオープンキャンパスにおける共同開発メニューの提供、
ならびに大学祭、一般授業日における共同開発メニューの販売を実施し
ました。
実践型学習プログラムの実施
PBLに関する授業を実施し、学生の創意工夫を活かした商品企画・販売を
実施しました。
75%
75%
事業継承プログラムと国際キャリア・資格取得プログラムの連携
(ビジネスゲーム等)
■
事業承継に関連したイベントをベンチャービジネス研究所と連携して実
施しました。
75%
■
基礎力を備えた経営人の育成プログラム
■
・欠
席しがちな学生への対応に関する取り組みを改善しました。
・ SPI対策等のWEBツールの継続的な改善を実施しました。
失敗克服を意識した資格試験受験
・ 会計研究会を中心とした会計系資格取得支援を行いました。
・ ITパスポート受験支援講座を実施しました。
75%
■
しつけ・マナー教育の実施
■
2015年度カリキュラムに「ビジネスマナー1」と
「ビジネスマナー2」を組
み入れました。講義内容について就職・キャリア支援課と継続的に協議し
ていきます。
75%
■
学生の修学状況のモニタリングと情報共有
欠席しがちな学生への対応を改善しました。
75%
19
75%
学部教育への参加と理解の促進
・基
礎演習選択ガイドを発行しました。
・ 経営学部ガイドの内容を改善しました。
75%
OTEMON GAKUIN 2014
研究
■
学部と大学院の架橋となる科目の設定
■
2015年度以降のカリキュラムに各メジャーの特殊講義を設定しました。
教育活動を含めた複数教員による研究・教育プログラムの奨励
経営論集と追手門経済・経営研究を発行しました。
100%
75%
募集
■
事業承継・資格取得を前面に出す戦略的広報
■
経営学部を広報するパンフレットを改善しました。
オープンキャンパス用リーフレットの作成
オープンキャンパスで配布する学生目線のパンフレットを作成しました。
75%
75%
就職・進路
■
就活・インターンシップの早期体験
1年生からのキャリア形成事業を実施しました。
75%
学内連携
ベンチャービジネス研究所との連携を通じた、
中高を対象とした実験的教育プログラムの実施
■
大手前での出張授業を実施しました。
75%
併設校連携
■
併設校からの内部推薦の積極的受け入れ
全学での取り組みとしてのAP科目により実施しました。
75%
学院外連携
■
卒業生実業家と学生との懇親会の開催
■
経営学部卒業生の実業家による講義を実施しました。
インターンシップ・就職で連携できる企業の増加
経営学部学生のインターンシップへの準備を支援する方法を検討しまし
た。
75%
75%
20
❷
事業の概要
心理学部
心
理学部の改革を2016年度に控え、
教育・指導体制の抜本的な見直しを行いました。
とりわけ、
改革のキーワードである
「使える心理
学」
の教育の実現にむけて、
基礎的な知識やスキルの教育を徹底し、
その基盤の上に専門的な学習を積み上げる形へと改編を進めて
います。
これによって、
人が社会で直面するさまざまな問題を構造的に捉え、
よりよく解決できる人材の育成を目指しています。
このような学
びの体系化によって、
多様なステークホルダーからの期待に十分に応えることが可能になります。
心理学部における2014年度事業は、
教育・募集・就職・進路・学院外連携という戦略分野の枠組みに捕らわれることなく、
各々の中核施策を超え、
個別事業の連携による相乗
効果を考え、
事業を展開・実施しました。
2014年度進捗状況
A:0%
C:0%
B:100%
D:0%
教育
■
教育制度の抜本的見直し
■
・ 心理学部改革に係るプロジェクト会議、各構成員の会議開催等推進作業
を実施しました。
・ 教 育理念・教育方針・3つのポリシーに基づいた心理学部の教育システ
ムとカリキュラムの検討・構築に係る作業を実施しました。
・ 心理学部の改革を目指し、基礎心理学系教員・発達心理学系教員・犯罪心
理学系教員の補充、実験実習系授業担当の特任
助教の採用計画を実施しました。
心理学教育のスタンダード構築
(心理学検定合格をめざして)
・ 心理学部卒業生として身につけさせたい能力を調査し、
‌
心理学教育のス
タンダードカリキュラム構築時の特定に係る作業を実施しました。
・ ‌心理学力を見極める学力試験(心理学検定)の合格は、心理学教育の質的
向上の成果であるとの広報を行いました。
75%
■
75%
ガイダンスと相談の充実
・ 一人ひとりの学生に対する個別対応としての相談の充実に係る面談等
を実施しました。
・ 修 得単位の少ない学生や留年生に対する支援に係る面談や授業の3回
連続欠席学生に係る面談等を実施しました。
・ 2014年度春学期・秋学期修学相談会を実施し
ました。
75%
研究
■
教育と連動した研究の展開
■
研究の推進・拡大と地域貢献
・地
域支援心理研究センター附属心のクリニックの相談活動を行いました。
種多様なテーマの公開シンポジウム・公開講座を積極的に開設しました。
・多
・地
「阪急茨木市駅前分室」
サ
域支援心理研究センター附属心のクリニック
テライトクリニックを開設しました。
・心
理学部教員の短期在外研究を実施しました。
・心
理学部の特色ある研究課題および研究活動の支援を行いました。
・ 心理学部教員の2014年度科学研究費助成事業への申請を行いました。
・ 心理学部紀要の教育機関等への利用を促進しました。
75%
75%
募集
■
保護者・卒業生との関係強化
■
・ 保護者・卒業生向け情報の発信方法の工夫を検討しました。
常的な地域との協働・連携作業を実施しました。
・日
・「保護者のためのオリエンテーション」
を実施しました。
‌
・ 教員と卒業生の交流を図るため
「ホームカミン
グ・デー」
に参加しました。
高大連携の拡大と強化
・ 追手門コースカリキュラムに基づき、追手門コース対象学生の授業等支
援を実施しました。
・ 出張模擬授業(高校生向けガイダンス)へ積極的に参加・出席しました。
・ 高 校におけるキャリア教育・心の教育の推進
に関する支援のための講演を実施しました。
・ 2014年度幼・小・中高・大連携事業計画書を作
成しました。
75%
75%
就職・進路
■
新たな資格取得支援
「主体性」
を身につける
■
精神科病院や診療所の臨床心理技術者、スクールカウンセラーや産業カ
ウンセラー等の資格的裏付けのキャリアパスの
就職への紹介等の就職支援を行いました。
75%
■
就職指導対策の充実
・ 学部卒業生、
‌
大学院修了生およびその他関係者との
「絆」を中心とした
OB・OGとのネットワークのデータベースを整備しました。
・ ‌教育活動の支援体制の整備、
2014年度から設
けられたTA制度を活用しました。
75%
21
進路選択、コース選択および適職適性等に役立てるために低学年からの
進路指導を実施しました。
75%
OTEMON GAKUIN 2014
学内連携
■
心理学部学生のためのキャリア支援
■
・ 心理学部学生の実態とニーズに適した就職支援を就職・キャリア支援課
との連携により学生対応を実施しました。
・ 学生の進路状況に関する情報の把握と適切な整理・分析を行いました。
「キャリア教育」のあり方への演習
・ 心理学部の
担当者としての協力を行いました。
学際性を重視した教育
・ 社会のニーズや学問の進展に応じた教育研究組織の編成・見直しを実施
しました。
・ 心理学部としての教養ゼミを開設しました。
75%
75%
併設校連携
■
学院における「心の教育」の推進
■
・ 体験学習法を用いた多様なプログラムの企画および提供を実施しまし
た。
・ 心理学部教員による保護者
「教育相談」を実施
しました。
「自校教育の展開」
・ 大学創立50周年記念講演会
‌
に参加しました。
・ 学院における「キャリア教育」のカリキュラム・プログラムの推進に係る
連携と支援を行いました。
・ ‌キャリアアドバイザーによる講演・講話、懇談
会等を実施しました。
75%
■
学院における
「キャリア教育」
の推進
75%
心理の追手門
・ 新入生対象に開催している心理学部プリエントランスを見直しました。
・ 心理学部学生のメンタルフレンドの取り組みを通した大学生と中学生・
高校生の交流を行いました。
75%
学院外連携
■
インターンシップ先の開拓と派遣学生の学力充実・徹底
■
・ 地域支援心理研究センターの機能を活用した地域連携を実施しました。
・ 教育委員会や各学校園等との連携強化のための「心理現場へのインター
ンシップ」
および教育ボランティア活動を実施しました。
・ 心理学部学生が幼稚園での教育保育の実務体
験、こども園での保育の実務体験を実施しまし
た。
社会活動と募集
・公
開講座、
特別公開講座開催および講座講師派遣を実施しました。
手門学院大学社会人教室
・追
「おうてもん塾」
を企画・開催し、
心理学科教員
が講師を務めました。
75%
75%
その他
■
心理学実験装置の充実および心理学的実験手法の習得
■
・ 心理学教育のための心理学実験装置
(認知脳科学系実験制御システム)
の充実を図りました。
・ 心理学的実験の基礎を学ぶための実験実習に
おける学習に必要な機器・材料の充実および基
礎的学力を測定できる検査を導入しました。
自主学習スペースおよびパブリックスペースの確保・整備
今後の研究施設等の整備に向けて、多くの知識を有効かつ効果的に利用
できるための促進の検討を実施しました。
75%
75%
社会学部
‌2
014年度事業に実施した諸施策のうち、全学対応の必要なものについては、
2013年度同様、
残念ながら達成度はやや低めとなりま
した。
これらについては、
2015年度を一つの区切りとして、
今後、
内容の再検討をするとともに、
必要な施策については、
他部局の理解を
得る努力を積み重ねながら、
目標達成に向けて努力する必要があります。
一方、
学部単独あるいは学部が主導で実施できる施策につ
いては、
おおよそ予定通りの成果を上げることができたと考えております。
とりわけ、
「初年次からのキャリアデザイン科目の開講」
や
「学び
のデザインシートの活用」
「学士課程教育の構築」
「プロジェクト研究成果の学生発表の場の実現」
などについては、
その傾向が顕著で
した。
来年度は、
「単位の実質化」
「学生の自主的学習」
の促進と具体化といった教育分野において成果を上げるだけでなく、
研究、
募
集、
学内連携等の諸分野においても、
担当者との意思疎通を図り、
所期の通りの成果を上げられるよう努めていきます。
2014年度進捗状況
A:17%
C:11%
B:72%
D:0%
教育
■
単位の実質化(ラーニングアウトカムの「見える化」)
「特定ゼミ科目の報告書」
「卒業論文要旨集」を作成しました。
100%
「学生の自主的学習」
の促進と具体化
■
・「自主企画演習」
「社会探偵学演習」などの演習科目の報告書を作成しま
した。
・ 卒業論文発表会を実施しました。
75%
22
❷
■
事業の概要
学士課程教育の構築
「学びのデザイン・シート」
の活用
■
・シ
ラバスの総点検を実施しました。
(集団的力量)の向上を行いました。
・ 教員の教育力量
「学びのデザイン・シート」実施ゼミ数は100%でした。
100%
■
初年次からのキャリアデザイン科目の開講
100%
■
・初
年次から始まる体系的なキャリア教育を構築し、
継続的なキャリア教育
を実施しました。
・学
生の進路・出口保障に向けた学部教育を整備
しました。
・2
014年度は2科目実施しました。
進路・就職を拓く一人ひとりの学生に届く支援と出口保障
・ 就職担当委員を置き、
‌
ピア・サポート組織の検討を含め、
学部単位として、
一人ひとりの学生に届く相談・指導体制の構築について検討しました。
・ ‌学 生 全 員 と の 面 接 を 実 施 し、就 職 内 定 率
100%を目指しましたが、2014年度は95.2%
となりました。
75%
75%
研究
「科研費」への全員申請
■
■
2014年度も、社会学部専任教員全員による科研費申請を引き続き目指し
ました。
分野・課題別の産学官地連携によるプロジェクト研究の推進
2014年度は、
学部内での検討に終わり、
具体的な実施ができませんでした。
2015年度実施に向けて検討を開始しました。
75%
■
75%
プロジェクト研究成果の学生発表の場の実現
社会学部表現演習フィールドワークを、
2014年12月20日にUSJならびに
隣接ホテルにて実施しました。
USJの経営戦略、
ホスピタリティ・マネジメ
ントとは、クルーの
「役割・意志・能力」からキャ
リアを考えるをテーマに、
USJの本松氏
(CMP)
より講義を受け、参加者全員で質疑応答を行い
ました。
75%
就職・進路
募集
■
AO入試の実施・アサーティブ入試の実施を踏まえ、アドミッションポリシーの見直し
■
学生の出口保障のための支援体制構築
・ 学部単位で一人ひとりの学生に届く相談指導体制を構築しました。
・ 各学年のゼミ教育とともに、担当教員による面接を実施しました。
・ 卒 業生や経験者の協力を得て、個別の支援が
実施できるピア・サポートの実現をめざしまし
た。
独自に、
高い資質・能力を有する学生の受け入れについて、
入試説明会等を
通じて掘り起しを行いました。
75%
75%
学内連携
■
他学部受講の弾力化
■
・ 学士課程答申における学生の希望に応じた学部・学科の学びの構造の構
築と転部・転科を弾力化する制度変更を検討しました。
・ スポーツやグローバルキャリア等のプログラ
ムへの学生の参加を促しました。
75%
併設校連携
■
追手門進学クラスおよびスポーツ・表現コミュニケーションコースとの連携
・ 今後の検討をしました。
・ 追 手門進学クラスを対象にした、大学の情報教室、
CALL教室等での高
等学校の授業そのものを実施しました。
・ 既存科目の枠内で相互に訪問するプログラム
を実施しました。
75%
23
地域文化創造機構および地域創造学部との取り組みとの連携
・ 今後の検討をしました。
・ 学院外連携に関する諸事業および学内・法人内で連携する事業を、地域
文化創造機構と共同で取り組みました。
50%
OTEMON GAKUIN 2014
学院外連携
■
茨木「街づくり」の高大連携による展開組織の編成と取り組み
■
茨木
「街づくり」
連携のあり方、その組織のあり方について検討しました。
福祉施策への協力・地域福祉活動等への協力
ボランティア等を通した地域団体や行政・福祉施設等の事業への協力を実
施しました。
50%
■
75%
産学官地連携インターンシップの実施
学部学生が全員インターンシップあるいはフィールドワークを体験する
“仕組み”の創造と展開を行いました。
75%
その他
■
大学と連携するマスコミや芸能等との具体的な事業を通し、学部の新たな展開を広報
客員教授による特別授業を授業内で実施しました。
75%
国際教養学部
‌大学の教育・研究の質の向上に関する目標を達成するための措置として、事業計画の立案・実施にあたりました。概ね、中期経
営戦略における2年次事業における達成度は到達しており、
グローバル化が進む社会において本学部の海外体験学習プログラ
ムの充実とともに学習効果測定のためのアンケートを実施しました。
2014年度進捗状況
A:7%
C:20%
B:73%
D:0%
教育
■
カリキュラムマネージメント
■
教育課程の体系化の柱の一つであるディプロマ・ポリシーを見直し、カリ
キュラムチェックシートでディシプリン科目の整理を行いました。
語学能力向上
英語コミュニケーション学科生のTOEICⓇ受験者数278人、アジア学科生
は中国語検定試験の受験者数25人でした。
75%
■
海外フィールドワークの拡充
75%
■
2015年度のアジアフィールドワークの実施にあたり中華民国の高等教
育機関との連絡・調整を行いました。また、フィールドワーク(韓国・マ
レーシア)
参加学生は25名でした。
100%
海外留学の促進
現地演習(カナダ・バンクーバーセミナー、中国・南京セミナー)アジア
フィールドワーク(中国・北京、マレーシア、韓国、沖縄)の参加学生に語学
能力の向上、異文化理解の涵養を図りました。海
外留学の動機づけを促進した結果、5名が交換
(派遣)留学生となりました。
75%
研究
■
人物交流の促進
■
大学間学術交流協定に基づく連携事業で、外国人研究者を招へいして演
習、講義を実施しました。学生の成長と教育・研究の活性化を図るために、
アジア地域に限定して現地の高等教育機関と調
整を行いました。
50%
競争的資金の獲得
科研費申請数6件、採択数4件、継続6件でした。
75%
24
❷
事業の概要
募集
■
高等学校の調査・研究
■
ディプロマ・ポリシーの見直しで、国際社会に貢献できる人材育成、多文
化・多言語も受容できる人間育成、広い視野と異文化理解教育を主とする
教育を進める高等学校等に焦点をあて、入試課
と募集・広報戦略の協議を進めて募集にあたり
ました。
アジア学科、英語コミュニケーション学科の特色を活かして、大学での学
習を会得しました。
大学で学ぶ意義や進路に関するさまざまな情報の提供
として6校で出張授業を行いました。
75%
■
高等学校出張授業の拡大
75%
海外体験学習の成果報告会
アクティブラーニングの成果として、報告会の実施や一貫連携事業とし
て大手前中高生に対して1回の授業、高校出張授業やオープンキャンパス
を利用して7回実施しました。
75%
就職・進路
■
併設校連携
就職支援の強化
■
ゼミ担当教員と就職センターの意見交換では9名の教員が参加しました。
追手門コースの積極的な受け入れ
グローバル社会に主眼を置いた言語、地域文化等についてアクティブ
ラーニングを行い、本学部の魅力を伝えて3名が入学しました。
75%
地域貢献
■
75%
学生支援
研究成果公開
■
個人研究または共同研究の研究会を学内外において2回の実施・公表の準
備にあたりました。
明治村等一泊二日の研修旅行、歌舞伎見学を実施し、異文化間リテラシー
の涵養、また、学修効果を高めるために事前・事後研修の充実を図りまし
た。参加学生は31名でした。
50%
施設
■
日本人学生と外国人留学生の合同研修
75%
戦略広報
学部サロンの開設
■
大学入学時は、高校生活の共存的・共同的行動が減少して戸惑うことが多
いので、学生の居場所探しを支え、学生の健全な大学生活の充実と個の確
立にあたるためのニーズ調査票の構成にあたり
ました。
HPへの情報量強化
ホームページ等に学部の授業、研究会、アジアフィールドワーク、海外現
地演習等アクティブラーニングの魅力を強調して26,998件のアクセス
数となりました。
50%
75%
基盤教育機構
2013年度の継続課題として、実施上の深化が課題であるとしました。制度的な課題は、①学科卒業要件単位数の共通化につ
いて一部の学科を除き基盤教育科目の必要単位は30単位で統一することができました。②春学期、秋学期とも履修登録を可能に
することについては2014年度から実施しました。③1年春学期の履修単位数は18単位、2年次以降22単位で統一されました。④
学部・学科のコマ数の削減は、新任教員の多くが基盤教育機構に配属されたこともあり、削減は実現できませんでした。拡充・見直
しの面では、①教養ゼミの春学期
(10ゼミ)
・秋学期
(15ゼミ)
開講が実現できました。②教養科目の再構成では基盤教育科目の一
部に資格試験対策関連科目を置きました。科目の新設面では①「実用英語」の設置を実現し、②二つのタイプの「日本語表現」
を
18コマ開設し、③「オープンゼミ」の開設は2016年度からのため、現在「教養ゼミ」
との差別化について検討を重ねています。④自
校教育科目は
「学び論」
を
「追手門UI論」
とし月曜から金曜まで毎日3限に開講することとし、
さらにCAP制の適用を外し多くの新入
生の履修を促す施策が講じられました。⑤グローバルキャリアコース、
スポーツキャリアコースはともに順調に展開できています。
2015年度は、基盤教育科目の本格的実施に伴う課題の発見と新学部設置、改組に向けて基盤教育科目のさらなる展開の方向
を探ることが課題となります。
2014年度進捗状況
A:66%
C:17%
B:0%
D:17%
教育
■
初年次教育の充実
■
4教科5科目の初年次科目を設定しました。他に
「追大UI論」などの初年次
生向け科目も増コマしました。
100%
25
基盤教育を技能知領域(学ぶ力)、実践知領域(生きる力)、学問知領域(考える力)の3領域で再編成
3つの力を基礎に基盤教育科目群を設定しました。
100%
OTEMON GAKUIN 2014
■
自校教育科目の設置
■
追手門UI論の増コマ
(1コマ→5コマ)と開講曜日・時限を固定化しました。
学部横断型演習科目
(オープンゼミ)
の設置
オープンゼミと教養ゼミの差別化について議論を開始しました。
100%
■
基盤教育に関する意見交換会の実施
50%
「教養ゼミをどうするか」
意見交換会の開催
■
SCOT、新入生演習、日本語教育について5回の意見交換会を開催しまし
た。
標記テーマでは2013年度に実施、2014年度は他のテーマによる意見交
換会に集約しました。
100%
■
紀要・基盤教育研究年報(仮称)の発行
100%
■
第1号を発行、
第2号は2015年3月に発行しました。
学生主体型授業の展開
表現コミュニケーション、教養ゼミの開講数を増やしました。
100%
■
社会人ゼミとの交流
100%
■
「プロジェクト」
科目での可能性を検討しました。
イングリッシュクラスの開講
基盤科目での開講可能性を議論しました。
25%
■
25%
外国語教育の改革① 第2外国語(フランス語)教育の改革
カリキュラム改革は2015年度から実施、テキストの共通化は2014年度
から実施、
フランス語圏への夏期研修の調査は終了しています。
50%
学院内連携
■
一貫連携教育の実現
AP科目の拡大と受講生の拡大を実施しました。
100%
大学院
‌各
研究科においては、大学院の活性化に向けてさまざまな課題を設定し取り組んできていますが、大学院全体の重点課題としては「定員
の確保」
を最優先とする一方、教員の力量アップと教育方法の改革・改善を行い、質の高い大学院教育をアピールすることで社会人を含
めた志願者確保に繋げるべく取り組んでいます。特に、社会人の受け入れ体制を推進するため、昼夜開講や遠隔授業によるサテライト活
用の条件を整備しつつ、2015年度からは社会人にとって有用な
「長期履修制度」
と修士論文に代わる
「特定の課題についての研究の
成果」
を導入することとしました。
また、昨年度より学部・大学院5年一貫教育制度の導入を行ったことで、学部学生の進学意欲を高め、進
学後には、増設された英語による開講科目や生活支援のためのTA・RAの積極的活用により充実した履修や研究活動を可能としています。
今後はさらに質の高い教育を目指すため、外部との共同研究やJD・DDを視野に入れた海外との提携を積極的に行うことにより、教員の力
量を向上させ、外部の優秀な人材や留学生の確保にも繋げていきます。
2014年度進捗状況
A:14%
C:20%
B:52%
D:14%
経済学研究科
教育
■
教育条件改善のための自己評価活動
■
大学院生対象および担当教員対象のアンケートを実施しました。
FD会議
を2回実施しました。
75%
社会人のためのカリキュラム整理
社会人対応委員会で検討しました。準備としてニーズ調査実施、社会人大
学院訪問調査を実施しました(3大学院)。
50%
26
❷
■
事業の概要
教育条件改善のための調査活動と教員支援
■
英語による授業を2014年度から実施しました。
教員の共同研究と院生の研究活動支援
院生研究発表会の開催(1回3名)と、
「院生論集」を発行しました。
100%
75%
募集
■
募集のための研究科独自の調査活動
■
広報・調査を実施しました。募集・広報委員会で検討、広報活動訪問(国内2
大学、
海外1大学)
を実施しました。
募集のための研究科独自の活動
入学相談説明会を2回実施しました。生涯学習センター等にパンフレット
を設置しました。
75%
■
75%
就職・進路に関する情報の一元化と共有
就職・キャリア支援課との連携を強化し、
修了生進路先データの作成、
修了
生進路調査
(中国)
を実施しました。
75%
併設校連携
■
他研究科の取り組みと連携
■
他大学訪問、
パンフレット作成を実施しました。
非正規生もふくめた展開のための調査
校友会、山桜会との連携を強化しました。
75%
■
50%
TA・RA制度および長期履修制度の積極的利用
TA・RA制度、
長期履修制度を有効に活用しました。
75%
施設
■
社会人講演会の実施
講演会を2回開催しました。
100%
経営学研究科
教育
■
大学院教育資源の維持・充実化
■
大学院教育を充実させるため、大学院担当の専任教員の教育研究費を確
保し、
適切な利用実績を上げました。
年2回実施の院生研究会での発表を学生の学習成果測定の評価指標とし、
現行の自発参加を、修士論文の中間発表の場としてカリキュラムに組み
入れました。また院生論集も発行しました。
100%
■
修士論文の公開
50%
27
100%
■
修士論文、博士論文の審査期間中の自由な閲覧により、審査の透明性を担
保しました。
HPへの公開については関連部署と協議を実施しました。
院生研究会の定期的開催と院生論集の定期的刊行
アドバイザリー制度の導入
懇談会等の形式も含め、大学院の諸問題について検討の機会を設けまし
た。
25%
OTEMON GAKUIN 2014
■
オムニバス型の合同授業の導入
■
授業内容や方法の改善策を探求するため、オムニバス授業などで教員間
の指導の様子を点検します。
社会人向けカリキュラムの整備
理念の具現化の一つ、社会人の受け入れを促進し、教育体制を整備し、社
会人向けの授業を新たに開講しました。
50%
■
昼夜開講の仕組みの立ち上げ・教員の負荷軽減を行う
75%
■
社会人向け授業を開設し、土曜日の開講を実施しました。昼夜開講の仕組
みについては関連部署と継続協議を重ねました。
高度資格取得支援
ERPビジネスプロセス特論など、高度資格取得につながる正規授業を開
設しました。
75%
75%
■
英語による専門科目の履修
■
複数の教員がすでに試験的に英語での講義を展開しています。
英語による修士論文の作成とその為の支援の仕組みづくり
英語コミュニケーション学科教員と経営学部教員とで支援体制を検討し、
研究科横断的な英語科目を設置しました。
75%
75%
■
留学生の日本語能力の向上のための環境整備
■
オンライン教材の開発を目的として、経営学の日本語オンライン教材を、
中国語および英語対比で開発するための検討会を実施し、試験的に一つ
の授業についてコンテンツを作成中です。
修士論文の日本語校正支援
英語および中国語を理解できる学生スタッフの組織をつくるべく、準備
を重ねています。
75%
■
修士要件に日本語能力を入れ、厳格に運用することを検討する
50%
■
経営学研究科独自の日本語能力レベルを設定し、
基盤教育機構とその対策
授業の検討を行うべく、
準備をしました。
OB、
大学院生、
学部生の交流
院生研究会などのオープンな機会において、学部生や卒業生と交流を重
ねています。
50%
■
授業コンテンツ作成
100%
■
大学院全体に振り替えるも、研究科独自に、各教員のレベルでデジタル教
材の活用が始まっています。
大学院全体に振り替えるも、研究科では2015年度大学院受験者からこの
制度を利用した学生を1名輩出しました。
75%
■
TA制度
75%
■
大学院全体に振り替えるも、
経営学研究科で、
TA採用の実績を上げていま
す。
海外提携校・グローバル・MBA、ダブルディグリーの立ち上げの検討
大学院全体に振り替えるも、研究科独自で大学院委員と事務部門を含め
た検討を進め、現地での調査も実施しています。
25%
100%
■
5年一貫教育
経営学の日本語(中国語・英語対比)オンライン教材の開発
大学院全体に振り替えるも、試験的に一つの授業についてコンテンツを
作成中です。
50%
研究
■
海外との研究交流の推進
■
海外の大学と研究を進めている教員中心に推進のための研究会を立ち上
げました。
50%
社会人博士後期課程学生、
研究生に広く門戸を開く
社会人学生に門戸を広く開放すべく、博士後期課程の入試制度を改変し、
社会人入試カテゴリーを創設しました。
75%
28
❷
■
事業の概要
外部資金の獲得
■
受託研究員制度や連携のプロジェクトにより外部資金の導入を図りまし
た。
2014年度は研究科教員による2件の受託研究の実績がありました。
社会人向けカリキュラムは高度な内容が要求されますので、科研費獲得
や受託研究等により、それを支える研究の重点的実施に取り組んでいま
す。
75%
■
社会人向けカリキュラムと連動した研究分野の強化
75%
RA制度の活用
2013年度から4名在籍しているが、
2014年度は制度の利用希望はありま
せんでした。
75%
募集
■
説明会の開催と個別相談
■
説明会と個別相談を開催すべく、開催時期・内容、会場等に関し、検討、
2015年8月の開催を検討中です。
OB、
大学院生、
学部生の交流
大学院全体に振り替えるも、経営学研究科独自で、年2回の院生研究会で
の交流に加え、交友会との協働で中堅・中小企業経営特論を開講し、知的
交流の場を創設しました。
50%
75%
就職・進路
■
情報公開
■
学生の了解を得て、広報に繋がる情報に限定してホームページ上に公開
することの準備として、
修了生のキャリアパス調査を開始しました。
進路の把握とOBネットワークの整備
大学院全体に振り替えるも、経営学研究科独自で、校友会と連携し、教員
と卒業生の連携強化を進めました。加えて、2014年度より修了生のキャ
リアパス調査を開始しました。
50%
75%
併設校連携
■
ベンチャービジネス研究所との提携により、事業承継、起業分野の教育プログラムを開発する
■
ベンチャービジネス研究所と連携しての、事業承継、起業分野の教育プロ
グラム作成の一環として、中堅・中小企業経営特論の講義のDVD化、出版
プロセスを開始しています。
オーストラリア研究所との連携により、学生・社会人向けの国際化教育プログラムの開発を検討する
オーストラリア研究所と経営学研究科と検討会を立ち上げました。
25%
75%
学院外連携
■
SAP社の大学アライアンスプログラムの活用
■
SAP社のUAP
(大学連携プログラム)を活用し2010年度より授業を実施
しており、
高評価のもと、安定した受講者の受け入れを実施しました。
75%
■
国際的な研究・教育ネットワークへの参加の検討・推進
現在検討しているもの以外に参加可能なものを調査し、総合的に判断し
て参加を検討しました。
50%
学生支援
■
TA・RA制度の活用による研究教育支援
大学院全体に振り替えるも、研究科として優れた学生の研究教育支援と
入学促進を図るべく、
TA・RA制度による学生生活の支援を行いました。
75%
29
他大学
(理系を含む)
との戦略的提携
本学と連携可能な研究や教育コンテンツについて、経営戦略課と協議し
ました。
50%
OTEMON GAKUIN 2014
施設
■
設備の運用時間の見直し
■
大学院全体に振り替えるも、経営学研究科独自で社会人向け授業を開設
し、土曜日の開講を実施しました。昼夜開講の仕組みについては関連部署
と継続協議を重ねました。
ITインフラの整備
大学院全体に振り替えるも、経営学研究科として総合情報センターと連
携してITインフラの整備を学内全体で検討を進め、2014年度秋学期から
一部稼働を開始しました。
75%
75%
戦略広報
■
広報メディアミックスの推進
大学院委員会と入試センターおよびホームページ担当と、大学院入試広
報について協議しました。
75%
心理学研究科
教育
■
カリキュラムの見直し
■
各種試験の受験資格要件を満たすために必要な科目配置の点検、調整を
実施しました。
進路指導の充実
各種資格取得のための学習支援を行いました。
修士課程修了後の就職支援
を就職・キャリア支援課と協働して行いました。
100%
75%
研究
■
各教員の教育と連動した研究の展開
■
大学院生の研究テーマに関連した実践的な研究を展開しました。
教員と大学院生の共同研究の推進
教員の指導による院生を第一著者とする論文執筆の振興を図りました。
75%
■
75%
研究倫理の確立
倫理審査が必要な研究課題の全学倫理委員会による審査の奨励をしまし
た。
75%
募集
■
大学院生と学部生の接触機会の増加
TA利用を希望する学部授業のすべてに配置しました。
100%
就職・進路
■
資格試験対策
■
在学生および修了生を対象とする受験指導、研究会開催支援を行いまし
た。
(受験対策用図書充実など)
75%
公務員試験対策
心理学系公務員およびその他の公務員を志望する学生への支援を行いま
した。
75%
30
❷
■
事業の概要
博士後期課程進学希望者への対応
進学志望の院生に対して指導、支援を行いました。
50%
併設校連携
■
学院における「心の教育」の推進
地域支援心理研究センターを中心に、併設校の教職員等に対する心の教
育に関する研修および啓発、助言を行いました。
75%
学院外連携
■
地域支援心理研究センターとの協働
■
心のクリニックでの相談活動、発達相談事業、公開授業を開催しました。
医療機関、
教育機関との協働
大学院カリキュラム内の各実習先の連携の維持と院生の地域でのボラン
ティア活動の実態把握を行いました。
100%
100%
学生支援
■
ハード面の充実
大学院生自習室の改善、個人ブースの設置、
PCスキャナーの配備、年間コ
ピー枚数の制限撤廃ないし緩和を行いました。
75%
施設
■
大学院演習室・実習室の改善
■
箱庭療法室の改修・整備、観察室の改修・整備を行いました。
心理学実験室の改善
PCを用いた心理学実験室を整備しました。
75%
■
75%
心理学実験に係る実験機器の整備
認知脳科学系実験制御システムの充実を図りました。
75%
戦略広報
■
他大学への広報
■
著名な心理学者による講演会開催のポスター制作と配布を行いました。
100%
■
大学院修了生を通じての広報
心理学専攻修了生の同窓会立ち上げにむけた働きかけ
(ホームカミング
デーの利用、
名簿整備)
を行いました。
75%
31
本学心理学部生への広報
入試課との協働による学内説明会の充実を図りました。
(大学院広報印刷
物の配布、情報の周知)
50%
OTEMON GAKUIN 2014
文学研究科社会学専攻
教育
■
研究
カリキュラム改革
■
研究会の実施
研究会実施の必要性に関する共通理解を得るための準備をしました。
大学基準協会から指摘のあった重複履修問題を解決し、カリキュラム改
革
(2016年度から実施)
に着手しました。
25%
75%
募集
■
就職・進路
入学者の確保
■
2015年度入学者に関しては定量目標
(2名)を確保しました。また、2015
年度入試より第1期入試を実施することを決定しました。
進路支援
社会学専攻として院生を組織的に支援する体制の検討に着手しました。
25%
75%
学院外連携
■
学生支援
学院外連携の可能性を探る
■
学院外の研究機関や自治体等の組織との連携の可能性を模索・検討しま
した。
修学上の課題を組織的に支援する
社会学専攻として院生を組織的に支援する体制の検討に着手しました。
25%
25%
戦略広報
■
大学院案内の改善充実・在学生への広報
2015年度以降の広報戦略を検討しました。
75%
文学研究科中国文化専攻
教育
■
学科生への専攻ガイダンス(学部との連続性)
■
3月末の3年、
4年各ガイダンスの場を借りて
「大学院ガイド」を配布し、専
攻ガイダンスを実施する予定です。
入試科目等の見直し
社会人教育の観点から、修了要件として特定課題研究を認めることの適
否、修士論文の位置づけを専攻で検討しています。
75%
50%
■
サテライト等での開講の検討
文学研究科全体で検討しています。
25%
研究
■
文学研究科紀要創刊の検討
■
文学研究科全体で検討しています。
院生の研究活動の支援
個々の専攻生による博物館、施設などでの資料収集、現地調査等を経費面
で支援するための方策を検討しました。
25%
75%
32
❷
事業の概要
募集
■
進学相談・説明会(2回)
■
文学研究科共通の事業として、
1期・2期入試前の各1回、進学相談・説明会
を実施する予定です。
学科生への専攻ガイダンス
3月末の3年、4年各ガイダンスの場を借りて「大学院ガイド」を配布し、専
攻ガイダンスを実施する予定です。
50%
50%
戦略広報
■
大学院ナビを通しての広報
社会人志願の観点から、大学HPのほか、ナビ掲載による大学院
(専攻)広
報の可能性を検討中です。
25%
文学研究科英文学専攻
教育
■
卒業論文作成への指導強化
■
学科の学生に対して卒業論文に対する意欲を高めるためゼミ単位で指導
を行っています。
ゼミ指導教員の大学院での担当
3、4年生のゼミ担当の教員が大学院の授業科目も担当し、継続的に学生を
指導できるよう検討しています。
25%
■
入試科目等の見直し検討
50%
■
社会人にむけて、受験の機会をより広げるために、試験内容を検討してい
ます。
サテライト等での開講の検討
社会人にむけて、受験の機会をより広げるために、試験内容を検討してい
ます。
75%
■
75%
アカデミックイングリッシュのスキル養成
現在授業において、
学生の英語指導の強化を図っています。
75%
募集
■
進学相談:説明会
■
9月に一度、
2月入試前に説明会を実施しました。
大学院1期入試の実施
来年度より実施できるように、1期入試を追加しました。
75%
100%
戦略広報
■
大学院ナビを通しての広報
■
詳細について検討を始めました。
学部学生へ4+1の制度を周知すべく、ゼミ単位で教員による説明やガイ
ダンスを1回行いました。
25%
33
学内広報:学科生への専攻ガイダンス
100%
OTEMON GAKUIN 2014
■
学外広報:交友会、山桜会等での広報展開
■
詳細について検討を始めました。
公開講座などへの専攻としての参加
英文学を中心とした内容で、社会人むけの講座を5回行うことを決定しま
した。
25%
3
50%
追手門学院中・高等学校
本
年度は、
学院教育理念
「独立自彊・社会有為」
に基づく人間形成教育を基軸とし、
生徒の第一志望進路実現のために、
個人的・
組織的に、
「教育力
(特に教科指導力)
」
の向上を図ることに注力しました。
さらに新しい学びとして
「アウトプッ
ト教育」
の推進と
「国際教
育」
の充実に努めました。
また、
「総合学園」
として
「一貫連携教育」
の推進に意欲的に取り組みました。
2014年度進捗状況
A:0%
C:0%
B:91%
D:9%
追手門学院中学校
教育
■
授業力向上 ■
全体研修として、
1学期には『教授法チェック項目』、
2学期には
『パワーポ
イントの有効活用』を実施しました。また、昨年度に引き続き、外部予備校
研修、大学入試問題研究会、授業見学週間の設定、追手門学院小学校の見
学なども実施しました。授業アンケート
(学力伸
長の満足度・生徒満足度)の結果を、
「 教科リー
ダー」によるコーチングシステムと連関させ、授
業力の向上に継続的に取り組みました。
SSクラスの「アウトプット講座」
「 国際講座」についてはビブリオバトル
など、新しい試みを採り入れながら充実した取り組みを進めることがで
きました。中1Sクラスの「コミュニケーション講座」については高校表現
コミュニケーションコースの指導者が非常に丁
寧かつ有意義に取り組みを進めました。
75%
■
国際教育の充実
アウトプット教育の推進
75%
■
SSコースにおいて、昨年度から「国際講座」を継続するとともに、
JICA出
前講座や2学期合同の発表会を設けることができました。また、中2SSに
おいて韓国英語村研修を実施。中1についてはイングリッシュキャンプの
プログラムを一新し、国際色豊かな講師のもとで英語を学び、将来につい
てスピーチを実施しました。ユネスコスクールから認定を受けたので、次
年度はユネスコスクール教材やイベントを通してさらに充実した総合学
習・国際講座が展開できる見通しです。課題となっていた英語検定取得率
に関しては、中2SSにおいて3級取得が23人中
20人合格
(3名の内1名は2次試験欠席)
、目標の
100%には届きませんでした。
次世代ICTの推進
前年度同様、SSクラス中学1年生に一人1台iPadを購入し、
「国際講座」に
おけるプレゼンテーションファイル作成等にiPadを利用しました。また、
特に中2SSクラスについては韓国英語村研修にiPadを持参し、
SNSへの
投稿をはじめ、幅広くiPadを活用しました。ただし、今後の課題として、
iPadの保守に関する件が挙げられています。
75%
75%
「教育理念」に基づく人間形成教育・
「志の教育」の推進
■
教育理念に基づく
「実践目標」に対して教員・生徒ともに意欲的な姿勢を
持つことができました。全校生徒が
「追手門の歩み」
「追手門の履歴書」を
読み、志の教育作文コンクールを実施しました。
中1全員が青が散るAward表彰式に参加しまし
た。
75%
募集・戦略広報
■
進路
安定した募集人数の確保
■
オープンスクール参加者数は、
84組196名
(昨年比11組減、
45名減)でし
た。プレテスト受験者は実人数で133名であり、目標としていた200名に
届きませんでした。入学予定者数も50名となり、募集人数を大幅に下回り
ました。
75%
国公立大・進学シフトの強化
「学力向上メソッド」
「合格ストーリー」を意識しながら、日々の授業、反復
学習を実践しました。来年度から1期生が第2ステージに進級し、高校課程
の学習内容に入る予定です。新たな取り組みとしてはSクラスにおいて、
3年生は放課後の入試対策ゼミを早期に開始し(1学期中間考査後)学習プ
ログラムを強化しました。2年生、1年生についても、今年度から初めて放
課後に希望者対象のアドバンスゼミ(英語・数
学)を始めました。今後も、中学段階から国公立
大学を意識し、進学実績を高めていく取り組み
を実践していきます。
75%
34
❷
事業の概要
併設校連携
■
人事・組織
学院一貫連携の推進
■
教員育成研修部の設置
全体研修会、教科ごとの大学入試問題研究会、授業アンケート、教科リー
ダーによる授業見学など、授業力向上のための取り組みを行いました。
追手門学院小学校長より中1対象に特別授業を実施、また
「追手門の歴史」
講座を開催しました。
中1による追手門学院小学校の見学会を行いました。
75%
75%
施設・設備
■
新キャンパス計画の策定
学院総合プランと連動して、中高の新キャンパス計画を次年度以降に策
定する段階です。
25%
追手門学院高等学校
教育
■
授業力向上
■
全体研修として、
1学期には
『教授法チェック項目』
、
2学期には
『パワーポイ
ントの有効活用』
を実施しました。
また、
昨年度に引き続き、
外部予備校研修、
大学入試問題研究会、授業見学週間の設定、
追手門学院小学校の見学など
も実施しました。授業アンケート
(学力伸長の満
足度・生徒満足度)
の結果を、
「教科リーダー」
によ
るコーチングシステムと連関させ、
授業力の向上
に継続的に取り組みました。
75%
■
国際教育の充実
表現コミュニケーションコースの第1期生は、
「自分を知る」という1年間
のテーマの締めくくりとして、モノローグ「自画像」公演に取り組み、大好
評のうちに終えることができました。高1、高2の綜合学習については、現
在「表現講座」
「社会講座」
「数学講座」
「理科講座」
「国際講座」をコースごとに各タームでローテー
ションしていますが、さらなる改善に向けて検
討を進めています。
75%
■
オーストラリア語学研修に加え、
シンガポール海外研修を実施しました。
また、高1選抜クラスの
「プレゼンテーション@追手門」など新たな国際教育
の取り組みに着手することができました。
次世代ICTの推進
ベネッセ授業学校支援サービスのモニター校としてシステム実験を行い
ました。そして、次年度以降、授業管理や生徒個人カルテ等の面で利用を
進める上で、手応えを得ることができました。蓄
積されるデータベースの有効利用法について、
使用しながら検討していきたいと考えています。
75%
■
アウトプット教育の推進
75%
教育理念に基づく「人間形成教育」
・
「志の教育」の推進
学院理念に基づく
「人間形成教育」
「志の教育」の一環としてクラス・学年・
クラブで目標をたて、実践に努めました。また、
「志」作文コンクールを全
校で実施し、高2では、修学旅行の活動を通じて
「立志宣言」
「第1志望宣言」などを実施しました。
75%
募集・戦略広報
■
進路
安定した募集人数の確保
■
国公立大・進学シフトの強化
今年度、国立大学現役合格者数は京都大学をはじめ29名です。外部予備校
講師・京大自習サポーターについても円滑に運営することができ、生徒の
学力向上メソッドや合格ストーリーについても体系的なものが完成しま
した。また、今年度は、受験者数を増加させるた
めにカリキュラムの再編も行いました。来年度、
教員の授業力や進路指導力を向上させ、それら
を実践し検証を進めていきます。
計5回の入試広報イベント参加者数は、
2,126組3,633名
(昨年比19組減、
19名減)で、専願受験者は昨年並みでしたが、併願受験者が減少しました。
また、表現コミュニケーションコースの受験者が大幅に減少する結果と
なりました。
75%
75%
併設校連携
■
学院一貫連携の推進
■
生徒および保護者対象の追大説明会を行いました。大学との連携につい
ては中高大教職員交流会、高大連携推進チーム会議、
AP科目担当者会議、
スポーツ強化PJ会議を行いました。今年度は、内部推薦制度を利用して、
39名の内部進学者を送出することができまし
た。また、幼稚園に教員が見学に行き、来年度の
職業体験実施の道筋をつけました。
75%
35
スポーツコースの充実
優秀な入学生の確保ができました。
( アメリカンフットボール9名、女子
サッカー8名、女子ラグビー6名)計23名。
スポーツ総合学習の3年間のシラバスを作成しました。
75%
OTEMON GAKUIN 2014
■
表現コミュニケーションコースの充実
コースの年間シラバスを作成、実施しました。身体づくりからスタートし、
ドラマ的手法と身体表現に関する授業を実践し、学院主導のダンスフェ
スティバルの参加、自画像公演を通して、生徒の
成長は目を瞠るものがありました。
75%
人事・組織
■
施設・設備
教員育成研修部の設置
■
新キャンパス計画の策定
学院総合プランと連動して、中高の新キャンパス計画を次年度以降に策
定する段階です。
全体研修会、教科ごとの大学入試問題研究会、授業アンケート、教科リー
ダーによる授業見学など、授業力向上のための取り組みを行いました。
25%
75%
4
追手門学院大手前中・高等学校
理
念に基づき、
またその理念に
「時代」
という光を当てて、
具体的にどういう生徒を育てたいのか、
またその生徒にどういう力を獲得させ
たいのかということを明確にして、
取り組み内容に変更を加えたり、
新たな取り組みを考えたりしています。取り組みとしては進んでいます
が、
きっちりと成果を出していくことが問われます。個人の力ではなく、
全体の組織としての力で、
成果を上げ、
社会的評価を高めていきま
す。
2014年度進捗状況
A:0%
C:7%
B:93%
D:0%
追手門学院大手前中学校
教育
■
国際教育の充実
■
・ 北米大陸での語学研修を実施し、参加者は40名で、報告会を実施しまし
た。
高2オーストラリア修学旅行も実施しました。
・ ホームステイ受け入れ家庭登録も行いました。
・ ソロプチミスト関係の留学生との交流も実施
しました。
・ 全生徒を対象としたカウンセリングマインドを持った生徒指導を実践
しました。
・ 規律・礼節指導、特別教室の設置をしました。
75%
■
自校教育の充実
75%
■
・自
校教育テキスト・独自プリントによる指導を行いました。
・ 全体朝礼での講話を推進しました。
心の教育の充実
キャリア教育
「将来を考える日の取り組み」
「追手門コースでの各種取り組み」
「総合学
習等でのゲストティーチャーによる特別授業」を実施しました。
75%
■
学力の定着・伸長
75%
■
・ SSコースの、
特待生を中心とした成績上位層指導を行いました。
学びのあり方を検討しました。
・ 学習推進部の設置、
・ 放課後学習・自習クラブ・OJTによる授業改善
を推進しました。
部活動奨励
・全
体朝礼での表彰・成果報告を行いました。部活動加入率は80%です。
・ HPに活動記録をアップしました。
75%
75%
募集・戦略広報
■
入試イベントの充実
■
・ 教育の特色、
獲得させたい力の明確化に取り組みました。
・ 入学者・非入学者アンケートに基づいたイベント内容の改善に取り組み
ました。
75%
イベント告知・受験への誘導方法の改善
・塾
訪問の方法改善、時期に応じた対応を具体化しました。
・ 外部ブース参加者をHPへ誘導する施策を行いました。
75%
36
❷
■
事業の概要
HPを良質のメディアへと改善
HPが有効活用されていなかったため追加し、ブログ・クラブ活動報告・イ
ベント告知等で更新頻度をアップしました。
75%
併設校連携
■
一貫連携教育の基盤づくり(追手門学院大学と大手前中学校)
■
PTAの各会合や、
PTA総会での大学紹介、追手門学院大学の教学内容等を
紹介しました。
追手門学院小学校からの入学者数の拡大
・ 進学説明会での教育の特色アピールに努めました。
・ 小6担当の先生方との情報交換を実施しました。
・ 小6以外の生徒向けロボット教室を開催しま
した。
75%
75%
人事・組織
■
学校運営組織の充実
■
・将
来構想委員会・学習推進部を設置しました。
新しい組織体制への再編準備を行いました。
・ 各種会議の定例化や、
指導力のある教員の確保
・採
用説明会でのアピールポイントを明確化しました。
・ 教科担当教員との打ち合わせを綿密化し、外部情報収集にも努めました。
75%
75%
施設・設備
■
特色ある教育のための施設・設備活用
第2理科室の準備・特別教室の使用計画準備を実施しました。
50%
追手門学院大手前高等学校
教育
■
国際教育の充実
■
・ 北米大陸での語学研修を実施し、参加者は40名で、報告会を実施しまし
た。
高2オーストラリア修学旅行も実施しました。
・ ホームステイ受け入れ家庭登録も行いました。
・ ソロプチミスト関係の留学生との交流も実施
しました。
・ 全生徒を対象としたカウンセリングマインドを持った生徒指導を実践
しました。
・ 規律・礼節指導、特別教室の設置をしました。
75%
■
自校教育の充実
75%
■
「校長杯エッセイコンテスト実施」
「自校教育テキスト・独自プリントによ
る指導」
「全体朝礼での講話」などを実施しました。
心の教育の充実
キャリア教育
「将来を考える日の取り組み」
「追手門コースでの各種取り組み」
「総合学
習等でのゲストティーチャーによる特別授業」を行いました。
75%
75%
募集・戦略広報
■
入試イベントの充実
■
・ 教育の特色、
獲得させたい力の明確化に取り組みました。
・ 入学者・非入学者アンケートに基づいたイベント内容の改善に取り組み
ました。
75%
37
イベント告知・受験への誘導方法の改善
・塾
訪問の方法改善、時期に応じた対応を具体化しました。
・ 外部ブース参加者をHPへ誘導する施策を行いました。
75%
OTEMON GAKUIN 2014
■
HPを良質のメディアへと改善
HPが有効活用されていなかったため改善し、ブログ・クラブ活動報告・イ
ベント告知等で更新頻度をアップしました。
75%
進路
■
大学進学実績の向上
「進路シラバス作成」
「高3模試分析会の実施」を行いました。
75%
併設校連携
■
内部進学者特待生制度
■
・ 高校課程における特待生基準を見直し、現特待生は全員高校へ進学する
ように促しました。
・ 特待生との定期的な面談を実施しました。
75%
■
大学行事との連携強化
「高1全員が大学でのオープンキャンパス参加」
「PTAとの連携でのオープ
ンキャンパス参加」
「大学AP科目受講者成果発表会の設定」などを強化し
ました。
75%
追手門コースの取り込み
「大学との連携授業」
「AP科目受講」
「シンガポール総括研修の実施」
「進路
面談・保護者会のための大学からの講演・資料提供」などを強化しました。
75%
人事・組織
■
指導力のある教員の確保
■
・採
用説明会でのアピールポイントを明確化しました。
外部情報収集にも努めました。
・ 教科担当教員との打ち合わせを綿密化し、
75%
運営組織の充実
・将
来構想委員会・学習推進部を設置しました。
・ 各種会議の定例化や、新しい組織体制への再編準備を行いました。
75%
施設・設備
■
特色ある教育のための施設・設備活用
第2理科室の準備・特別教室の使用計画準備を実施しました。
50%
ロボット作りは「人づくり」“洪庵講座”
中学3年生伝統行事の学習登山
38
事業の概要
❷
5
追手門学院小学校
志
高き追手門教育の継承を学校経営目標に、
魅力ある追手門教育の実践、
志の教育の実践、
時代に即応した教育の推進、
規律
正しく安全な学校生活、
安定した児童募集の重点課題を設定し、
必要な施策を推進しました。次世代のリーダー育成を目指す日々の魅
力ある教育を推進し、
本校独自の実践をさらに広報する施策を進めることで募集競争力を強化していきます。
2014年度進捗状況
A:8%
C:0%
B:92%
D:0%
教育
■
学校教育方針の理解促進
■
学校報、学校通信などの他、年2回の全校保護者会においてパワーポイン
トなどを使用し、校長をはじめとする各部門責任者による説明を行いま
した。
給食の充実
月1回の委員会を通じて献立の検討を行いました。新メニューやデザート
を導入するほか、給食だよりなど広報にも力を入れました。
75%
75%
募集・戦略広報
■
学外での学校説明会・教育講演会による入試広報展開
■
10月の入試終了後、
年中児まで対象の学校説明会を実施完了しました。
西宮市・芦屋市を重点的に実施しました。
75%
75%
■
阪神間の園・塾等への広報強化
プレゼン資料の充実
プレゼン用の画像編集PC、短焦点プロジェクタを導入し、動画資料の編
集作業を行いました。
75%
進路
■
進学指導相談体制の充実
第1回進学説明会を5年次3月に前倒し開催しました。
5年個人懇談、教科
懇談において進学相談を行いました。
75%
併設校連携
■
担当教員の連絡緊密化
■
追手門学院大手前中学校スーパー選抜コース、追手門学院中学校特選ク
ラスのさらなる魅力充実のため、担当者間の打ち合わせを定例化し実施
しました。
100%
■
幼稚園への説明会・出前授業強化
年中対象説明会を実施し、約80%の保護者が参加しました。国語の出前授
業を年3回実施し、
新たに理科出前授業にも取り組みました。
75%
39
両中学説明会への教員参加、
両中学への出前授業強化
本校対象の両中学入試説明会について、本校教員が積極的に参加しまし
た。校長による中1国語の出前授業を各1回実施しました。
75%
OTEMON GAKUIN 2014
人事・組織
■
副担任の配備
■
全学年に副担任を配置し、各学年の状況に対応した教員の配置を行いま
した。
心理教育相談の充実
相談実績の豊富な臨床心理士と契約を継続し、年間35回の相談日を設定
し、講演会や学年教員との打合せにも参加しました。
75%
75%
施設・設備
■
運動場等整備(人工芝化および理科園移設)
2015年夏の竣工をメドに、運動場等整備委員会による検討を経て具体的
な工事計画を進めました。
75%
年3回の大阪城活動では下校班による縦割り交流
6
放課後活動(サッカー)で元気に走る児童たち
追手門学院幼稚園
この1年間、
‌
総合学院の一員である幼稚園としての利点を活かしつつ、
地域に開かれた幼稚園として教育保育活動に取り組んでき
ました。結果、
今まで以上に幼稚園の教育保育活動に理解を得ることができ評価も高くなっています。在園保護者・園児に対する教
育保育活動についても学校評価の結果を真摯に受け止めより良いものにするための努力により、
昨年度得ることのできた過去最
高の評価数値76.5%を上回る81.1%の評価を得ることができました。来年度からは新制度の下に幼保連携型認定こども園として
新しい教育保育を提供していくことになりますが、
現在の幼稚園に対する保護者・地域の期待に応えられる園であり続けられるよう教
職員一同一層研鑽に努めます。
教育
■
2014年度進捗状況
A:37%
C:26%
B:37%
D:0%
募集・戦略広報
年間カリキュラムの見直し
■
幼稚園主任・学年主任を中心にカリキュラム検討委員会を設置し、冊子化
に向けて準備を進めました。
安定した入園児数の確保
学校案内の配布場所等を増やす積極的な広報活動を行い、昨年と同等の
入園児数を確保しました。カリキュラムおよび行事の再考を行い、広報活
動に活かせるよう進めました。
75%
75%
併設校連携
■
追小への内部進学説明会の強化
「こども園」
から
「幼稚園」
への教育接続
■
小学校進学者数は昨年より減少しました。小学校と幼稚園が連携し、さら
なる交流を深め、
良さを理解してもらえる説明会を検討しました。
50%
行事以外にも日常保育で交流を深めることにより、18名中の15名が幼稚
園に入園しました。来年度はこども園保護者への説明会を開催する検討
をしました。
100%
40
事業の概要
❷
人事・組織
■
心理ケアの充実
心理カウンセラーが決まり、相談方法等も決定しました。
4月より開始で
きる準備を行いました。
50%
施設・設備
■
預かり保育室の充実
■
4月初旬までに預かり保育室の拡張工事は完了予定で、預かり園児増や長
時間保育に対応できるようになりました。
新制度移行に伴い、2号認定子どもの水・土・長期休業期間の給食提供方法
が決定しました。通常給食の温メニューの充実
や預かり保育児のおやつ内容の工夫を検討しま
した。
75%
100%
■
給食に関する改善
2015年度から本格実施される「子ども・子育て関連3法」への対応
2015年4月より新制度へ移行します。移行へむけての手続き等はほぼ完
了しました。
100%
7
おうてもんがくいんこども園
「お
うてもんがくいんこども園」
は開園2年目の今年度も学院・幼稚園と連携を図りながら総合学院の保育部門として地域の大きな信
頼を得ています。豊中市北東部における待機児童は、
いまだ解消されておらず、
「おうてもんがくいんこども園」
に対する行政・地域の期
待は高まっています。今後も地域の期待に応え、
子育て支援の一翼を担える園であり続けるため、
学院教育理念の下、
教職員一同は
一層研鑽に努めます。
2014年度進捗状況
A:33%
C:0%
B:50%
D:17%
教育
■
2歳から3歳への接続カリキュラムの作成
■
幼稚園各主任・こども園各主任で構成する委員会は時間の制約により、実
施回数は限定されました。
他の保育所との差別化、区別化を図るため専門教育・保育を導入する
総合学園のメリットを活かし、学院内連携により人的・物的資源を活用し
た行事を行いました。
75%
募集・戦略広報
■
100%
併設校連携
入園児の安定的確保と保護者満足度の維持
■
こども園保護者対象説明会の実施
こども園の保護者対象に幼稚園への理解を深める説明会を検討中。
見学者に対して、保育維持・幼稚園部分との接続について理解を得る説明
会を行いました。
25%
75%
施設・設備
■
給食に関する改善
■
保育士と栄養士で会議を行い、給食を充実させることができました。
75%
41
学院新規事業
「おうてもんがくいんこども園」
(保育所)の新設
2013年4月1日こども園開園
100%
❸
データ集
■
学生・生徒・児童・園児数
OTEMON GAKUIN 2014
(毎年5月1日現在)
追手門学院大学
(学部)
収容定員
2014
810
570
814
812
820
614
410
530
5,380
学科
経済学科
ヒューマンエコノミー学科
経営学科
マーケティング学科
心理学科
社会学科
アジア学科
英語コミュニケーション学科
合計
経済学部
経営学部
心理学部
社会学部
国際教養学部
2014
964
676
970
952
971
722
466
618
6,339
2013
959
669
960
946
956
709
472
612
6,283
学生数
2012
959
685
946
941
964
699
481
603
6,278
2013
7
1
31
4
35
0
3
1
82
学生数
2012
8
2
26
3
36
0
3
1
79
2011
999
710
993
935
989
702
483
642
6,453
2010
1,028
728
1,014
925
976
724
490
641
6,526
(毎年5月1日現在)
追手門学院大学
(大学院)
経済学研究科
専攻
経済学専攻
経営学研究科
経営学専攻
心理学研究科
心理学専攻
社会学専攻
中国文化専攻
英文学専攻
合計
文学研究科
収容定員
2014
30
9
30
9
50
10
10
10
158
博士前期課程
博士後期課程
博士前期課程
博士後期課程
修士課程
修士課程
修士課程
修士課程
2014
4
1
34
5
32
0
4
0
80
2011
5
1
31
4
34
0
4
0
79
2010
4
1
28
4
34
0
6
0
77
(毎年5月1日現在)
収容定員
2014
1,200
414
240
414
810
475
35
3,588
併設高等学校・中学校・小学校・幼稚園
追手門学院高等学校
追手門学院大手前高等学校
追手門学院中学校
追手門学院大手前中学校
追手門学院小学校
追手門学院幼稚園
おうてもんがくいんこども園
■
合計
2014
1,295
575
193
321
887
358
35
3,664
2013
1,259
552
238
361
898
339
35
3,682
生徒・児童・園児数
2012
1,043
547
233
394
907
345
2011
901
518
265
427
918
339
2010
945
498
242
466
922
372
3,469
3,368
3,445
教職員の概要
(常勤役員)
(2014年5月1日現在)
理事長
1
専務理事
0
常務理事
2
合計
3
(教員)
■ 大学・大学院
(2014年5月1日現在)
区分
追手門学院大学
学長
副学長
経済学部
経営学部
心理学部
社会学部
国際教養学部
基盤教育機構
地域文化創造機構
オーストラリア研究所
心の教育研究所
教育開発センター
経済学研究科
経営学研究科
心理学研究科
文学研究科
追手門学院
大学大学院
合計
教授
2
17
18
9
15
11
7
1
1
1
(11)
(17)
(7)
(17)
82
准教授
11
15
6
7
9
3
(5)
(13)
(6)
(7)
51
専任
講師
研究員
1
小計
1
2
30
37
19
24
23
13
1
1
1
1
1
153
2
4
4
2
3
3
(2)
18
非常勤
26
34
28
17
47
24
1
1
4
1
183
合計
1
2
56
71
47
41
70
37
1
1
1
1
1
1
4
1
336
※大学院専任教員は学部専任教員が兼任
※副学長は基盤教育機構教授から除外
※地域文化創造機構教授は、特別教授を含む
※客員教授は非常勤に含む
42
❸
データ集
■ 高校・中学校・小学校・幼稚園
区分
追手門学院中・高等学校
追手門学院大手前中・高等学校
追手門学院小学校
追手門学院幼稚園
おうてもんがくいんこども園
合計
(2014年5月1日現在)
専任
75
45
37
20
11
188
非常勤
61
47
27
10
9
154
合計
136
92
64
30
20
342
(職員)
(2014年5月1日現在)
区分
専任
45
91
6
3
5
12
3
0
165
法人
追手門学院大学・大学院
追手門学院初等中等室
追手門学院中・高等学校
追手門学院大手前中・高等学校
追手門学院小学校
追手門学院幼稚園
おうてもんがくいんこども園
合計
※こども園は保育士の人数
非専任
14
31
0
8
4
3
1
2
63
合計
59
122
6
11
9
15
4
2
228
※法人に理事長室、
内部監査室、
一貫連携教育機構を含む
■
※追手門学院初等中等室に一貫教育課を含む
※追手門学院初等中等室に各学校・園事務室は含まない
大学・大学院の入試結果
※非専任職員の内、
学生アルバイトは含まない
(1)
大学の志願者
学部
経済学部
経営学部
地域創造学部
社会学部
心理学部
国際教養学部
(毎年3月31日現在)
学科
経済学科
ヒューマンエコノミー学科
計
経営学科
マーケティング学科
計
地域創造学科
計
社会学科
計
心理学科
計
アジア学科
英語コミュニケーション学科
計
合計
入学定員
2015
290
ー
290
200
200
400
150
150
150
150
200
200
100
130
230
1,420
入学者数
2015
360
ー
360
235
244
479
184
184
176
176
247
247
127
152
279
1,725
2015
2,459
ー
2,459
2,237
1,941
4,178
1,578
1,578
1,125
1,125
2,080
2,080
927
1,231
2,158
13,578
2014
1,837
431
2,268
1,702
867
2,569
ー
ー
1,423
1,423
2,002
2,002
430
881
1,311
9,573
志願者数
2013
1,329
375
1,704
1,199
728
1,927
ー
ー
1,222
1,222
2,179
2,179
295
528
823
7,855
2012
1,090
302
1,392
1,189
645
1,834
ー
ー
810
810
1,623
1,623
279
462
741
6,400
2011
1,362
327
1,689
1,156
665
1,821
ー
ー
1,012
1,012
1,809
1,809
378
588
966
7,297
(入学者数は5月1日現在)
(2015年3月31日現在)
経済学部
入 試 種 別
ヒューマン
経済学科
エコノミー学科
アサーティブ入試
0
ー
AO入試 自己推薦方式
46
ー
AO入試 商工・総合学科方式
2
ー
スポーツ推薦入試
(第1期)
10
ー
スポーツ推薦入試
(第2期)
1
ー
海外帰国生徒
0
ー
社会人
0
ー
外国人留学生
3
ー
内部推薦
12
ー
指定校推薦
67
ー
海外帰国生徒指定校推薦
0
ー
外国人留学生指定校推薦
1
ー
外国人留学生指定校推薦(南京大学)
0
ー
公募制推薦A日程
(スタンダード方式)
426
ー
250
ー
公募制推薦A日程
(高得点セレクト方式)
公募制推薦B日程
174
ー
一般入試A日程
(3科目方式)
555
ー
一般入試A日程
(高得点2科目方式)
450
ー
一般入試S日程
(前期)
129
ー
一般入試S日程
(後期)
91
ー
一般入試B日程
(3科目方式)
59
ー
一般入試B日程
(2科目方式)
37
ー
一般入試B日程
(高得点2科目方式)
40
ー
小論文入試A日程
22
ー
小論文入試B日程
10
ー
チャレンジ入試・3月日程
27
ー
センター試験利用A日程
38
ー
センター試験利用B日程
9
ー
合 計
2,459
0
編入学
0
0
編入学指定校推薦(短期大学・専門学校)
0
2
合 計
0
2
経済学専攻
大学院
(第1期)
0
ー
大学院
(学内推薦)
0
ー
大学院
(学内修士推薦)
0
ー
大学院
(第2期)
0
ー
大学院
(社会人)
1
ー
大学院
(外国人留学生)
ー
ー
大学院
(博士後期課程)
0
ー
合 計
1
総 合 計
2,460
2
43
地域創造学部
経営学部
マーケティング
経営学科
地域創造学科
学科
8
16
11
50
58
45
4
5
2
13
4
4
2
6
2
2
0
0
0
0
0
8
1
0
25
21
6
57
48
39
0
0
0
ー
1
ー
0
0
ー
497
452
315
225
132
70
123
123
163
485
439
441
278
199
166
131
117
116
65
64
82
54
51
52
63
64
30
29
24
13
43
43
9
15
14
6
30
27
6
25
31
ー
5
1
ー
2,237
1,941
1,578
2
0
ー
1
3
ー
3
3
ー
経営学専攻
3
ー
ー
1
ー
ー
0
ー
ー
5
ー
ー
1
ー
ー
ー
ー
ー
1
ー
ー
11
2,251
1,944
1,578
社会学部
心理学部
社会学科
心理学科
5
10
ー
12
2
0
0
0
10
19
0
ー
0
249
163
50
199
196
43
31
25
17
17
21
1
12
38
5
1,125
0
0
0
社会学専攻
ー
ー
ー
1
0
1
ー
2
1,127
45
ー
ー
1
0
0
1
3
40
36
0
ー
0
390
295
100
376
347
111
56
57
19
49
59
12
27
44
12
2,080
2
0
2
心理学専攻
25
ー
ー
21
ー
ー
ー
46
2,128
国際教養学部
合計
英語コミュニ
アジア学科
ケーション学科
2
4
91
11
22
242
ー
ー
13
1
6
51
2
3
18
1
0
3
0
0
1
2
0
17
6
10
130
24
18
308
0
0
0
1
ー
3
0
0
0
240
341
2,910
77
168
1,380
86
100
919
147
162
2,804
98
105
1,839
94
104
845
43
47
479
24
27
349
21
28
279
10
13
195
19
18
234
5
3
66
3
14
146
8
27
211
2
11
45
927
1,231
13,578
0
0
4
0
0
6
0
0
10
中国文化専攻 英文学専攻
0
ー
28
ー
0
1
ー
ー
0
0
1
28
0
0
2
1
ー
2
ー
ー
1
1
1
62
928
1,232
13,650
OTEMON GAKUIN 2014
(2)
大学院の志願者
(毎年3月31日現在)
研究科
入学定員
2015
入学者数
2015
2015
2014
2013
2012
2011
博士前期課程
15
1
1
1
3
4
3
博士後期課程
3
0
0
0
0
1
0
ー
1
1
1
3
5
3
15
8
10
16
20
14
18
3
1
1
2
2
0
0
ー
9
11
18
22
14
18
25
13
46
52
56
66
47
ー
13
46
52
56
66
47
専攻
経済学専攻
経済学研究科
計
博士前期課程
経営学専攻
経営学研究科
博士後期課程
計
心理学専攻
心理学研究科
修士課程
計
文学研究科
志願者数
社会学専攻
修士課程
5
2
2
3
0
0
1
中国文化専攻
修士課程
5
1
1
2
1
1
1
英文学専攻
修士課程
5
1
1
0
0
1
0
ー
4
4
5
1
2
2
76
27
62
76
82
87
70
計
計
(入学者数は5月1日現在)
(2015年3月31日現在)
経済学研究科
経営学研究科
心理学研究科
経済学専攻
経営学専攻
心理学専攻
文学研究科
社会学専攻
中国文化専攻
合計
英文学専攻
大学院1期
0
3
25
ー
0
ー
28
大学院2期
0
5
21
1
0
1
28
大学院学内推薦
0
1
ー
ー
ー
0
1
大学院学内修士推薦
0
0
ー
ー
ー
ー
0
博士後期課程
0
1
ー
ー
ー
ー
1
ー
ー
ー
1
1
ー
2
1
1
ー
0
0
0
2
1
11
46
2
1
1
62
大学院外国人留学生
大学院社会人
計
■
各校・園の入試結果
学校・園別志願者
(毎年3月31日現在)
2015
追手門学院高等学校
923
2014
2013
2012
2011
1,055
1,440
1,361
1,154
追手門学院大手前高等学校
267
279
233
245
213
追手門学院中学校
121
142
191
154
201
追手門学院大手前中学校
228
268
231
280
222
追手門学院小学校
181
161
198
190
169
追手門学院幼稚園
(年少)
139
136
110
133
110
1,859
2,041
2,403
2,363
2,069
計
2015年度学校・園別入学定員・志願者数・入学者数
(2015年3月31日現在)
入学定員
高等学校
中・高等学校
中学校
志願者数
400
923
入学者数
254
80
121
50
高等学校
138
267
182
中学校
138
228
91
小学校
135
181
144
幼稚園(年少)
125
139
116
ー
ー
16
1,016
1,859
853
大手前中・
高等学校
こども園(0・1・2歳児)
計
44
❸
データ集
■
大学卒業者の進路
(1)
就職・進路状況
(大学)
学科
性別
経済学科
ヒューマンエコノミー学科
経営学科
マーケティング学科
心理学科
社会学科
アジア学科
英語コミュニケーション学科
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
(2015年3月31日現在)
基礎データ
卒業者数
172
17
189
131
19
150
161
51
212
125
78
203
87
129
216
64
83
147
65
31
96
72
49
121
877
457
1,334
進学(大学院)
就職活動者数
就職者数
127
13
140
103
17
120
126
41
167
104
67
171
56
75
131
45
60
105
52
19
71
59
33
92
672
325
997
125
13
138
98
16
114
122
41
163
99
65
164
55
75
130
44
56
100
52
18
70
58
32
90
653
316
969
進学者数
大学・短大
1
就職・進学以外の者
専門学校
科目等履修生・
各種学校
研究生
1
1
1
専攻
課程
性別
経 済 学 経 済 学 博士前期
経 営 学 経 営 学 博士前期
経 営 学 経 営 学 博士後期
文 学 中国文化 修 士
文 学 英 文 学 修 士
心 理 学 心 理 学 修 士
計
45
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
男
女
計
1
1
1
1
3
7
10
1
1
2
1
1
1
1
1
1
4
9
13
1
1
3
1
4
2
1
3
2
8
10
1
1
1
1
2
2
7
10
17
1
2
2
(2)
就職・進路状況
(大学院)
研究科
留学
1
(2015年3月31日現在)
基礎データ
修了者数
2
1
3
15
4
19
0
1
1
0
2
2
0
0
0
7
11
18
24
19
43
就職活動者数
進学(大学院)
就職者数
進学者数
大学・短大
就職・進学以外の者
専門学校
科目等履修生・ 各種学校
研究生
留学
1
1
1
6
1
7
1
6
1
7
0
1
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
1
1
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5
5
7
7
14
5
5
7
7
14
0
2
2
3
0
3
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
0
0
OTEMON GAKUIN 2014
(3)
主な就職先一覧
大和ハウス工業株式会社
株式会社AOKI
三和ペイント株式会社
タマホーム株式会社
はるやま商事株式会社
ソフトバンク株式会社
サンヨーホームズ株式会社
株式会社ユニクロ
株式会社三井住友銀行
株式会社ヤマダ・エスバイエルホーム
株式会社レナウン
株式会社ゆうちょ銀行
日本エスリード株式会社
株式会社東京スタイル
北おおさか信用金庫
日本道路株式会社
株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド
大阪シティ信用金庫
中井エンジニアリング株式会社
株式会社赤ちゃん本舗
京都中央信用金庫
株式会社ラミーコーポレーション
東京シャツ株式会社
尼崎信用金庫
株式会社日伝
日本マクドナルド株式会社
水島信用金庫
ウライ株式会社
トップ産業株式会社
大阪厚生信用金庫
太平ビルサービス株式会社
株式会社関西メディコ
近畿産業信用組合
帝燃産業株式会社
ダンロップタイヤ近畿株式会社
野村證券株式会社
伊丹産業株式会社
大阪鋼機株式会社
日本アジア証券株式会社
株式会社関西丸和ロジスティクス
株式会社玉造
SMBC信用保証株式会社
株式会社伊藤園
阪急電鉄株式会社
日本賃貸保証株式会社
旭食品株式会社
近畿日本鉄道株式会社
イズミヤ株式会社
日本食研ホールディングス株式会社
西日本旅客鉄道株式会社
株式会社平和堂
大阪デリカフーズ株式会社
株式会社ハートフレンド
株式会社ライフコーポレーション
カネカ食品株式会社
わらべや関西株式会社
株式会社万代
近畿中央ヤクルト販売株式会社
株式会社トヨタレンタリース大阪
大阪よどがわ市民生活協同組合
大黒天物産株式会社
日産大阪販売株式会社
株式会社日本旅行
ユナイト株式会社
大阪トヨペット株式会社
株式会社阪神ホテルシステムズ
日本カルミック株式会社
大阪日野自動車株式会社
ホテルグランヴィア大阪
住友三井オートサービス株式会社
株式会社京滋マツダ
日本郵便株式会社
MIDファシリティマネジメント株式会社
西日本三菱自動車販売株式会社
日本郵政株式会社
小池産業株式会社
滋賀ホンダ販売株式会社
京都市農業協同組合
日清鋼業株式会社
三菱ふそうトラック・バス株式会社
茨木市農業協同組合
株式会社アルカ
株式会社合通
グリーン大阪農業協同組合
星和電機株式会社
株式会社阪食
独立行政法人自動車事故対策機構
株式会社スーパーツール
サンコーインダストリー株式会社
独立行政法人国立病院機構
ワタキューセイモア株式会社
井上定株式会社
法務省(法務教官)
住友不動産販売株式会社
西尾レントオール株式会社
法務省(刑務官)
リコージャパン株式会社
株式会社LIXILビバ
防衛省(自衛隊)
鉱研工業株式会社
株式会社大塚商会
豊中市役所
住電商事株式会社
株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー
篠山市役所
都市クリエイト株式会社
株式会社アルカ
大阪府教育委員会
株式会社ニッセイコム
ホシザキ京阪株式会社
大阪府警察本部
青山商事株式会社
高松建設株式会社
兵庫県警察本部
46
❸
データ集
■
各校・園の進路
(1)追手門学院高等学校・追手門学院大手前高等学校の2015年度大学入試合格者数
追手門学院高等学校
追手門学院大学
76
国公立大学
京都大学
大阪大学
大阪府立大学
大阪市立大学
大阪教育大学
奈良教育大学
和歌山大学
滋賀大学
滋賀県立大学
兵庫県立大学
福井大学
富山大学
金沢大学
広島市立大学
高知大学
徳島大学
宮崎大学
神戸市外国語大学
岡山県立大学
長岡造形大学
1
1
1
3
4
1
3
2
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
1
1
私立大学
関西大学
関西学院大学
同志社大学
立命館大学
京都産業大学
近畿大学
甲南大学
龍谷大学
早稲田大学
明治大学
大阪医科大学
摂南大学
神戸学院大学
大阪工業大学
大阪経済大学
(2015年3月31日現在)
現役・浪人合格者延べ人数
追手門学院大手前高等学校
72
33
8
31
68
120
7
92
1
1
3
29
10
22
13
関西外国語大学
京都外国語大学
同志社女子大学
京都女子大学
神戸女学院大学
武庫川女子大学
甲南女子大学
中央大学
法政大学
大阪薬科大学
神戸薬科大学
神戸親和女子大学
千里金蘭大学
園田学園女子大学
神戸女子大学
梅花女子大学
神戸松蔭女子大学
びわこ成蹊スポーツ大学
朝日大学
神戸芸術工科大学
京都ノートルダム女子大学
兵庫医療大学
桃山学院大学
福山大学
京都光華女子大学
大阪産業大学
京都医療科学大学
岡山理科大学
太成学院大学
大手前大学
尚美学園大学
玉川大学
畿央大学
大阪歯科大学
佛教大学
崇城大学
大和大学
帝塚山大学
椙山女学園大学
金沢工業大学
藍野大学
大阪国際大学
11
8
4
10
9
22
43
1
1
1
2
1
6
3
6
9
15
2
3
1
1
2
6
1
3
14
1
1
1
1
1
1
1
1
5
1
5
2
1
1
2
1
吉備国際大学
大谷大学
関西国際大学
大阪大谷大学
大阪成蹊大学
大阪電気通信大学
京都橘大学
神戸山手大学
大阪青山大学
大阪学院大学
1
1
3
7
12
3
2
1
1
6
追手門学院大学
46
国公立大学
大阪大学
大阪府立大学
大阪教育大学
首都大学東京
宮崎大学
鳥取大学
静岡県立大学
奈良県立大学
1
2
2
1
1
1
1
1
私立大学
酪農学園大学
奥羽大学
慶應義塾大学
中央大学
東洋大学
日本大学
金沢工業大学
愛知学院大学
身延山大学
大谷大学
京都外国語大学
京都産業大学
京都精華大学
京都造形芸術大学
京都橘大学
京都ノートルダム女子大学
同志社大学
佛教大学
平安女学院大学
立命館大学
龍谷大学
大阪大谷大学
大阪学院大学
大阪経済大学
大阪経済法科大学
大阪芸術大学
大阪工業大学
※掲載大学のうち医歯薬系
医学部 京都大学(1)
薬学部 大阪大谷大学(3)、大阪薬科大学
(1)
、
神戸学院大学
(3)
、
神戸薬科大学
(2)
、
摂南大学(1)、姫路独協大学
(1)
、
兵庫医療大学
(3)
、
武庫川女子大学
(1)
歯学部 朝日大学(3)、大阪歯科大学
(1)
1
1
1
1
1
4
2
1
1
1
2
13
2
3
4
1
11
1
1
11
17
7
3
1
1
6
12
大阪歯科大学
大阪樟蔭女子大学
大阪商業大学
大阪体育大学
大阪電気通信大学
大阪薬科大学
関西大学
関西外国語大学
関西福祉科学大学
近畿大学
四天王寺大学
摂南大学
千里金蘭大学
帝塚山学院大学
梅花女子大学
桃山学院大学
森ノ宮医療大学
大和大学
関西学院大学
甲南大学
甲南女子大学
神戸海星女子学院大学
神戸学院大学
神戸芸術工科大学
神戸国際大学
神戸松蔭女子学院大学
神戸女学院大学
神戸薬科大学
兵庫医療大学
畿央大学
奈良大学
徳島文理大学
長崎国際大学
私立短期大学
創価女子短期大学
常磐会短期大学
武庫川女子大短期大学部
白鳳女子短期大学
追手門学院高等学校
追手門学院大手前中学校
46
私立校
関西大倉高等学校
帝塚山学院高等学校
芦屋学園高等学校
大阪桐蔭高等学校
星瑳国際高等学校
関西福祉大学金光藤蔭高等学校
1
1
1
1
1
1
追手門学院大手前高等学校
追手門学院高校
1
1
1
1
1
2
1
1
1
1
1
1
1
海外
グレース クリスチャン アカデミー(台湾)1
オーバーシーズ ファミリー スクール(シンガポール) 1
公立校
大阪府立南高校
神戸市立科学技術高校
47
追手門学院大手前中学校
追手門学院中学校
追手門学院幼稚園
17
2
私立校
私立校
日本航空高等学校(石川県)
向陽台高等学校(宝塚音楽学校)
大阪産業大学附属高校
大阪商業大学高校
大阪偕星学園高校
関西大倉高校
プール学院高校
桃山学院高校
履正社高校
甲南高校
清風高校
飛鳥未来高校
NHK学園高校
(2015年3月31日現在)
追手門学院小学校
92
1
1
1
上宮中学校
関西大学第一中学校
関西大学中等部
四天王寺中学校
樟蔭中学校
開明中学校
関西大倉中学校
近畿大学附属中学校
金蘭千里中学校
高槻中学校
清風中学校
清風南海中学校
関西学院千里国際中等部
大阪桐蔭中学校
大阪星光学院中学校
大谷中学校
帝塚山学院中学校
同志社香里中学校
明星中学校
箕面自由学園中学校
小林聖心女子学院中学校
関西学院中学部
甲南中学校
神戸女学院中学部
甲陽学院中学校
松蔭中学校
親和中学校
灘中学校
白陵中学校
1
1
2
1
※掲載大学のうち医歯薬系
歯学部 大阪歯科大学
、
愛知学院大学
(1)
(1)
、
奥羽大学(1)
(1)
、
大阪薬科大学(2)
薬学部 静岡県立大学
、
神戸薬科大学
(1)
(2)
、
摂南大学(5)
神戸学院大学
、
大阪大谷大学
(3)
兵庫医療大学
(1)
、
徳島文理大学
(1)
海 外 フロリダ州立セントピーターズバーグカレッジ
(米国)
(1)
ワシントン州立シアトルセントラルコミュニティカレッジ
(米国)
(1)
UCA芸術大学
(University for Creative Arts)
(英国)
(1)
ブライトン大学
(英国)
(1)
、
ノッティンガムトレント大学
(英国)
(1)
追手門学院中学校・追手門学院大手前中学校、小学校、
(2)
幼稚園の進学状況
追手門学院中学校
1
2
1
2
1
2
23
4
3
46
1
22
1
1
1
10
3
1
6
9
3
1
5
1
2
5
2
1
3
1
3
1
1
1
3
1
11
1
2
1
2
4
6
7
7
1
6
5
3
2
5
2
1
2
3
6
2
2
1
1
4
1
武庫川女子大学附属中学校
報徳学園中学校
帝塚山中学校
東大寺学園中学校
西大和学園中学校
京都女子中学校
同志社国際中学校
同志社女子中学校
同志社中学校
立命館中学校
洛南高等学校附属中学校
近畿大学附属和歌山中学校
1
1
8
3
2
3
1
7
1
1
3
1
公立校
5
追手門学院小学校
25
国立大学附属校
大阪教育大学附属池田小学校 7
私立校
関西大学初等部
関西学院初等部
雲雀丘学園小学校
立命館小学校
小林聖心女子学院小学校
城星学園小学校
同志社小学校
大阪帝塚山学院小学校
洛南高等学校附属小学校
箕面自由学園小学校
京都女子大学附属小学校
建国小学校
公立校
5
1
4
2
2
2
1
1
1
1
1
1
76
おうてもんがくいんこども園
追手門学院幼稚園
千里敬愛幼稚園
せんりひじり幼稚園
公立・社会福祉法人保育所
14
1
1
2
❹
財務の概要
■
消費収支計算書
OTEMON GAKUIN 2014
(単位:千円)
科目
学生生徒等納付金
手数料
予算
決算
差異
8,635,598
8,571,103
64,495
234,520
260,187
△25,667
寄付金
405,320
384,706
20,614
補助金
1,543,949
1,804,793
△260,844
292,892
283,517
9,375
0
163,490
△163,490
348,908
291,517
57,391
消
費 資産運用収入
収
資産売却差額
入
の 事業収入
部
雑収入
帰属収入合計
245,239
289,582
△44,343
11,706,426
12,048,898
△342,472
基本金組入額合計
△771,634
△534,773
△236,861
消費収入の部合計
10,934,792
11,514,125
△579,333
人件費
(内、
退職給与引当金繰入額)
6,298,663
6,246,589
(273,965)
(396,359)
(△122,394)
(0)
(3,765)
(△3,765)
(6,024,698)
(5,846,464)
(178,234)
4,879,212
4,879,212
(960,139)
(961,299)
(内、
役員退職給与引当金繰入額)
(内、
経常人件費)
教育研究経費
消
費 (内、
減価償却額)
支
管理経費
出
の (内、
減価償却額)
部
資産処分差額
1,705,795
1,592,158
(202,046)
(201,392)
52,074
0
(△1,160)
113,637
(654)
50,002
57,922
△7,920
徴収不能引当金繰入額
0
2,694
△2,694
徴収不能額
0
476
△476
12,968,365
12,779,054
189,311
当年度消費収支差額
△2,033,573
△1,264,928
△768,645
前年度繰越消費収支差額
△2,855,874
△2,855,874
〔予備費〕
消費支出の部合計
34,692
基本金取崩額
翌年度繰越消費収支差額
34,692
248
6,467
△6,219
△4,889,199
△4,114,335
△774,864
△1,261,939
△730,156
△531,783
△10.8%
△6.1%
△4.7%
補助金は、決算額が18億400万円となり、予算と
比べ2億6,000万円の増となりますが、これは主に
大学の経常費補助金における改革総合支援事業タ
イプⅠが通過したことによる増と大学改革推進等
補助金の獲得と施設整備費補助金の獲得による増
及び大阪府の経常費補助金の生徒1人あたり単価
の引き上げによる小学校、高等学校、大手前高等学
校での補助金額の増によるものです。
資産売却差額1億6,300万円は予算では予定して
いませんでしたが、保有していた外国公社債の期限
前償還による差益が発生したものです。
教育研究経費の決算額は48億7,900万円となり、
今年度は予備費を使用したため差異が0円となり
ました。この主な要因は、大学におけるシステムリ
プレースにおける機器構成等の変更による用品費
の増、スクールバスの便数増による経費増と、吉本
興業との事業提携、アサーティブ入試新設による入
試システム改修、地域創造学部の設置認可が遅れた
ことによる入試システム改修等による支払手数料・
報酬の増などと大学における国際共同演習・海外セ
ミナー・フィールドワークなどの不催行や参加者減
による旅費交通費の減、大学、中・高等学校、大手前
中・高等学校における対象者の減による奨学費の減
などとの差引によるものです。
財務比率としては、人件費を帰属収入合計で割り
戻した比率で50%以下が好ましいと考える人件費
比率は51.8%、同様に30%以下が好ましいと考え
る教育研究経費比率は40.5%、10%が好ましいと
考える管理経費比率は13.2%となり、高めの数値
となっています。
注記 千円未満切捨てのため、合計金額は一致しないことがある。
帰属収支差額
帰属収支差額比率
消費収支計算書の概要
帰属収入合計は120億4,800万円となり、
ここから基本金組入額の5億3,400万円を差し引い
号館のタイル改修工事が打診検査の結果2014年度に実施しないことになったことなどを中
た消費収入の部合計は、
予算と比べ5億7,900万円増
(5.3%増)
の115億1,400万円となります。
心に、
2億4,300万円の組入減としたことによるものです。
帰属収入合計が予算と比べ3億4,200万円増
(2.9%増)
の120億400万円となる要因は、
補助
一方、
消費支出の部合計は127億7,900万円となり、
予算と比べて1億8,900万円(1.4%)の支
金、
資産売却差額、
雑収入、
手数料で予算より増となったことによるものです。
大きく増加した
出減となりました。
この減の要因は、
人件費と管理経費の減によるものです。
科目は、
補助金及び資産売却差額となります。
また、
雑収入では予算時に9名と予定していた退
人件費は決算額が62億4,600万円となり、
予算と比べ5,200万円(0.8%)の減となりました。
職者が、
決算では27名となり、
18名の増となったことに伴う退職金財団交付(給付)金の増など
退職給与引当金繰入額を除く経常人件費は58億4,600万円で予算と比べて1億7,800万円
により特に大学で増額し、
合計3,300万円の増となりました。
の減となりました。
経常人件費減の要因は、
本務教員を大学で154人として予算を計上してい
一方、
学生生徒等納付金は、
決算額が85億7,100万円となり、
予算と比べ6,400万円の減とな
ましたが、
予定通りの採用に至らず6人減の148人となったこと、
大手前中・高等学校で50 人を
りました。
この減の主な要因としては、
大学における学生数増と中・高等学校、
大手前中・高等学
予算計上していましたが、
7人減の43人となったことなどによる減と本務職員は学院全体で予
校、
小学校、
幼稚園、
こども園での生徒・児童・園児の減との差し引きによるものです。
学生生徒
算では195名を計上していましたが9名減の186名になったことによる減と、
大手前中・高等学
等納付金の基礎となる各学校の学生・生徒・児童・園児数を見てみると、
まず新入生数は大学で
校、
小学校での兼務教員人件費の増との差引によるものです。
は1,600名
(対予算82名増)
となり、
中学校は49名(同31名減)、
高等学校は360名
(同20名増)、
大
管理経費の決算額は15億9,200万円となり、
予算に対し減価償却額を除く純粋な経費額で
手前中学校は106名
(同24名減)
、
大手前高等学校は199名
(同24名増)
、
小学校は148名
(予算
は1億1,200万円の減となり、
比率では6.6%の減となりました。
この主な要因は、
大学における
と同数)
、
幼稚園は117名
(対予算3名減)
、
こども園35名
(同1名減)
とした結果、
各学校の総人数
地域創造学部を含む募集広報のための広報費の増、
法人部門での新聞広告掲出並びに阪急梅
は、
大学6,167名
(同9名増)
、
中・高等学校1,488名
(同13名減)
、
大手前中・高等学校896名
(同16
田駅前の看板掲出による広報費の増、
大学での業務委託化推進による業務委託費の増、
大学で
名減)
、
小学校887名
(同7名減)
、
幼稚園355名
(同11名減)
、
こども園35名
(同1名減)
の計9,828
のオープンキャンパスのためのスクールバス増便による経費の増を除いて、
大学での事務シ
名となり、
学院全体としての人数は予算と比較して39名の減となりました。
ステムリプレース経費の削減や各学校・園でも経費の削減に努めた結果ほとんどの科目で決
基本金組入額5億3,400万円の内訳は、
主に第1号基本金となります。
内容としては、
大学の
算額が予算額より減となったことによるものです。
システムリプレース関連で3億6,000万円、
トイレ改修等5号館工事に係るものとして6,300万
円、
遺跡整備関係で1,600万円となります。
中・高等学校では、
駐輪場増設560万円、
大手前中・
結果、
消費収入の部合計から消費支出の部合計を差引いた当年度消費収支差額
(単年度収
高では安全対策として防犯カメラ290万円、
小学校では放送室設備更新で416万円、
幼稚園で電
支)
は、
予算と比べると7億6,800万円の好転となっており、
前年度繰越消費収支差額を加味し
話交換機更新129万円となります。
こども園については初めて4号基本金を360万円組入れま
た翌年度繰越消費収支差額は41億1,400万円の支出超過
(予算と比べると7億7,400万円の好
した。
また予算との差異2億3,600万円の組入減の要因は、
大学において、
当初予定していた5
転)
、
経営指標となる帰属収支差額比率は△6.1%と予算と比べて4.7%好転しました。
48
❹
財務の概要
■
資金収支計算書
(単位:千円)
科目
学生生徒等納付金収入
手数料収入
予算
決算
差異
8,635,598
8,571,103
64,495
234,520
260,187
△25,667
寄付金収入
403,637
375,344
28,293
補助金収入
1,543,949
1,804,793
△260,844
資金収入の部
資産運用収入
292,892
283,517
9,375
資産売却収入
100,000
1,200,000
△1,100,000
事業収入
348,908
291,517
57,391
雑収入
245,239
289,582
△44,343
1,336,673
1,461,033
△124,360
311,354
前受金収入
その他の収入
資金収入調整勘定
当年度収入合計
前年度繰越支払資金
収入の部合計
6,051,314
5,739,960
△1,536,683
△1,719,504
182,821
17,656,047
18,557,535
△901,489
4,483,876
4,483,876
22,139,923
23,041,412
△901,489
162,912
資金支出の部
人件費支出
6,376,513
6,213,601
教育研究経費支出
3,919,073
3,919,073
0
管理経費支出
1,503,749
1,392,026
111,723
施設関係支出
268,416
178,182
90,234
設備関係支出
502,378
454,606
47,772
資産運用支出
2,693,767
2,857,538
△163,771
その他の支出
4,078,907
4,363,481
△284,574
△784,909
△953,365
168,456
18,622,825
18,425,145
197,679
3,517,098
4,616,267
△1,099,169
22,139,923
23,041,412
△901,489
〔予備費〕
資金支出調整勘定
当年度支出合計
次年度繰越支払資金
支出の部合計
64,929
64,929
前受金収入が増となる主な要因は、大学において
2015年度の新入生数を予算では学部生・編入生・大
学院生合計で1,570名と見込んでいましたが実際に
は1,759名となり189名の増となったことで授業料
及 び 入 学 金 前 受 金 収 入 等 が 増 と な っ た こ と と、
2015年度入学の大学学部生より初年度納入金を値
上げしたことに伴う施設設備資金前受金収入の増
の合計によるものです。
その他の収入が減となる主な要因は、退職給与引
当特定資産からの繰入収入が昨年度の退職者数が
多かったために予算より2億3,100万円増となるこ
とと通過勘定である預り金受入収入において予算
より2億600万円増となることと、施設設備引当特
定資産からの繰入収入において予算より7億7,800
万円減となることの差引によるものです。
資産運用収支の増の主な要因としては、施設設備
引当特定資産への繰入支出、施設建設引当特定資産
への繰入支出の増などで、施設設備引当特定資産へ
の繰入支出は、主に収入の部の資産売却収入で述べ
た運用中資産の売却分を、再び施設設備引当特定資
産として組入れたことと今年度分の積み増しによる
ものです。施設建設引当特定資産への繰入支出の増
は、各学校での施設建設引当特定資産への今年度分
としての新たな積立を行ったことによるものです。
注記 千円未満切捨てのため、合計金額は一致しないことがある。
資金収支計算書の概要
資金収入の部において、当年度収入合計は185億5,700万円となり、これに前年度から
資金支出の部については、資産運用支出とその他の支出で増となりますがその他の科
繰越してきた支払資金44億8,300万円を加えた収入の部合計は230億4,100万円、予算
目で減となったことから、当年度支出合計は予算と比べ1億9,700万円減(1.1%減)の
と比べ9億100万円の増、
率にして4.1%の増となります。
184億2,500万円となります。
資金収支特有科目について支出が増加した主な要因は、ま
差異の要因は、消費収支と同じ科目については同じ理由により増となります。資金収
ず、資産運用支出は予算と比べ1億6,300万円増の28億5,700万円となったことによる
支特有科目では、前受金収入において決算額は14億6,100万円となり予算と比べ1億
ものです。その他の支出では決算額が43億6,300万円で予算と比べ2億8,400万円の増
2,400万円の増となります。資産売却収入においては決算額12億円となり予算と比べ
となります。その主な要因は通過勘定である預り金支払支出において予算より2億
11億円の増となりますが、予算時には計画していなかった早期償還、期限前償還による
6,100万円増となったことによるものです。
ものです。また、その他の収入では決算額は57億3,900万円で予算と比べ3億1,100万円
の減となります。資金収入調整勘定では1億8,200万円の増(調整勘定なのでこの科目が
結果、収入の部合計から当年度支出合計を差引いた次年度繰越支払資金は、予算額を
増となると収入的には減)となりますが、これは予定外退職者の発生に伴う退職金財団
10億9,900万円上回る46億1,600万円となりました。
交付(給付)金や、大学のICT 活用推進事業の補助金等を期末未収入金に計上したことに
よるものです。
49
OTEMON GAKUIN 2014
■
貸借対照表
2015
(平成27)
年3月31日現在
(単位:千円)
資産の部
科目
本年度末
固定資産
42,914,199
有形固定資産
21,293,780
土地
2,186,328
建物
14,586,264
構築物
1,138,956
教育研究用機器備品
711,686
その他の機器備品
166,208
図書
2,502,886
車輛
1,449
その他の固定資産
21,620,419
電話加入権
3,715
施設利用権
7,406
有価証券
140,000
長期貸付金
190,596
退職給与引当特定資産
1,953,641
愛校預金引当特定資産
2,400
奨学費等引当特定資産
61,518
施設建設引当特定資産
5,472,908
施設設備引当特定資産
6,971,334
キャンパス整備引当特定資産
6,000,000
大学創立50周年記念事業引当特定資産
87,808
将来構想準備資金引当特定資産
91,270
第3号基本金引当資産
614,210
保証金
23,608
流動資産
5,108,658
現金預金
4,616,267
未収入金
319,781
短期貸付金
24,157
前払金
3,758
立替金
927
修学旅行費預り金引当特定資産
135,931
貯蔵品
7,835
資産の部合計
48,022,858
負債の部
科目
本年度末
固定負債
2,561,191
退職給与引当金
2,558,791
愛校預金預り金
2,400
流動負債
2,716,710
未払金
924,634
前受金
1,461,033
預り金
195,111
修学旅行費預り金
135,931
負債の部合計
5,277,902
基本金の部
科目
本年度末
第1号基本金
39,438,834
第2号基本金
6,000,000
第3号基本金
614,210
第4号基本金
806,246
基本金の部合計
46,859,291
消費収支差額の部
科目
本年度末
翌年度繰越消費支出超過額
4,114,335
消費収支差額の部合計
△4,114,335
科目
本年度末
負債の部、基本金の部および消費収支差額の部合計
48,022,858
前年度末
43,877,695
21,870,054
2,186,328
15,268,957
1,268,616
508,142
122,500
2,512,619
2,890
22,007,641
3,715
8,432
140,000
215,464
2,119,072
3,100
61,518
4,845,947
7,837,914
6,000,000
44,419
91,270
614,210
22,576
5,093,767
4,483,876
411,034
20,226
28,731
504
145,449
3,945
48,971,463
増減
△963,496
△576,274
0
△682,693
△129,660
203,544
43,708
△9,733
△1,441
△387,222
0
△1,026
0
△24,868
△165,431
△700
0
626,961
△866,580
0
43,389
0
0
1,032
14,891
132,391
△91,253
3,931
△24,973
423
△9,518
3,890
△948,605
前年度末
2,528,903
2,525,803
3,100
2,967,449
1,216,548
1,398,834
206,616
145,449
5,496,352
増減
32,288
32,988
△700
△250,739
△291,914
62,199
△11,505
△9,518
△218,450
前年度末
38,928,771
6,000,000
614,210
788,004
46,330,986
増減
510,063
0
0
18,242
528,305
前年度末
2,855,874
△2,855,874
前年度末
48,971,463
増減
1,258,461
△1,258,461
増減
△948,605
有形固定資産減の要因は、大学でのシステムリプ
レースや建物関係の各種工事、中・高等学校での駐
輪場増設工事などによる増加額より、減価償却やこ
れらのリプレースや工事に伴う建物・教育研究用機
器備品等の除却額の方が上回ったこととなります。
その他の固定資産は、特定預金への積立て減など
により減となっています。
注記 千円未満切捨てのため、合計金額は一致しないことがある。
貸借対照表の概要
資産総額は480億2,200万円、負債総額は52億7,700万円であり、差引正味資産(自己
産が固定化しているように見えますが、その他の固定資産の特定資産の中には流動資産
資金:基本金+消費収支差額)は、427億4,400万円となります。前年度と比較すると、資
に近いものがあるため、これを含めた流動資産的な内容は262億円となり資産総額の
産総額は9億4,800万円(1.9%)の減、負債総額は2億1,800万円(3.9%)の減、差引正味資
54.5%となります。
産は7億3,000万円(1.6%)の減少です。
負債の部合計は前年度より2億1,800万円(△3.9%)の減となりますが、この主な要因
資産総額の内訳を見ていくと、固定資産は429億1,400万円となり前年度に比べ9億
は期末未払金の減によるものです。
6,300万円(2.1%)の減、内、有形固定資産は212億9,300万円となり前年度と比べ5億
基本金の部合計は、大学でのシステムリプレースや建物関係などの各種工事、中・高等
7,600万円
(2.6%)の減となります。その他の固定資産は3億8,700万円(1.7%)の減とな
学校での駐輪場増設工事などにより5億2,800万円
(1.1%)
の増となります。
ります。流動資産は1,400万円(0.2%)の増で、現金預金は46億1,600万円で前年度と比
べ1億3,200万円(2.9%)の増となります。固定資産が資産の部の89.3%を占めており資
結果、
本年度末の消費収支差額の部合計は、
前年度比44%の減となりました。
50
❹
財務の概要
(貸借対照表の注記)
1.
重要な会計方針
(1)引当金の計上基準
徴収不能引当金…未収入金・貸付金の徴収不能に備えるため、個別に見積もった徴収不能見込額を計上することとしている。
退職給与引当金…①教職員:大学部門については期末要支給額 2,506,330千円の100%を基にして、私立大学退職金財団に対する掛金の累積額と交付金の累積額との繰入れ
調整額を加減した金額の100%を計上している。
上記以外の部門については期末要支給額 1,267,046千円から大阪府私学総連合会退職資金事業部よりの交付金相当額を控除した金額の100%を計上している。
②役 員:役員については期末要支給額 14,639千円の100%を計上している。
(2)その他の重要な会計方針
有価証券の評価基準及び評価方法…… 移動平均法に基づく原価法である。
減価償却の方法について……………… 残存価額を1円とする定額法による減価償却を実施している。
耐用年数は学校法人委員会報告第28号による耐用年数を採用しており、
主な耐用年数は以下のとおりである。
建 物 50年
構 築 物 15年
機器備品 5年又は10年
減価償却資産の計上基準について…… 取得日後1年を超えて使用する有形固定資産(土地、図書、建設仮勘定を除く)のうち、1個又は1組の金額が20万円以上のものを減価償却
資産として計上している。ただし、学生生徒が使用する机・椅子等の少額重要資産については、交換用を除き取得価額の多寡に関わらず教
育研究用機器備品に計上している。
2.
重要な会計方針の変更等
無し
3.
減価償却額の累計額の合計額
18,148,625千円
4.
徴収不能引当金の合計額
33,737千円
5.
担保に供されている資産の種類及び額
無し
6.
翌会計年度以後の会計年度において基本金への組入れを行うこととなる金額
0千円
7.
その他財政及び経営の状況を正確に判断するために必要な事項
(1)有価証券の時価情報
(単位:千円)
種類
貸借対照表計上額
4,050,820
(575,820)
1,914,015
(514,015)
5,964,835
(1,089,835)
時価が貸借対照表計上額を超えるもの
(うち満期保有目的の債券)
時価が貸借対照表計上額を超えないもの
(注1)
(うち満期保有目的の債券)
合計
(うち満期保有目的の債券)
当年度
(平成27年3月31日)
時価
4,887,240
(689,068)
1,834,273
(498,777)
6,721,514
(1,187,846)
(注1)他社株転換社債(貸借対照表計上額500,000千円、
時価460,700千円および差額△39,300千円)
が含まれている。
(2)学校法人の出資による会社に係る事項
当学校法人の出資割合が総出資額の2分の1以上である会社の状況は次のとおりである。
①名称及び事業内容 株式会社オーティーエム 清掃・警備・設備関連業務、
保険代理店業、
物販他 ②資本金の額 20,000千円
③学校法人の出資金額等及び当該会社の総株式等に占める割合並びに当該株式等の入手日
平成19年3月1日 20,000千円 400株
総出資金額に占める割合 100%
④当期中に学校法人が当該会社から受け入れた配当及び寄附の金額並びにその他の取引の額
寄付金の受入 6,022千円 業務委託料等の支払 788,512千円
⑤当該会社の債務に係る保証債務 学校法人は当該会社について債務保証を行っていない。
(3)所有権移転外ファイナンス・リース取引
通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を行っている所有権移転外ファイナンス・リースは次のとおりである。
平成21年4月1日以降に開始したリース取引
リース物件の種類
教育研究用機器備品
51
リース料総額
25,407千円
未経過リース料期末残高
19,196千円
差額
836,420
113,248
△ 79,741
(△ 15,237)
756,679
(98,011)
OTEMON GAKUIN 2014
■
資産運用について
1. 資産運用管理体制
本学院では2003年度迄は金融資産の全てを預金で運用していました。しかし、それでは低金利の下非効率で、インフレによる目減りを防ぎ、収入
の先細りも補いたいとの理由で、資産運用規定・資産運用基準を策定の上、2004年度からリスクを取る運用にも踏み出しました。
現在、運用に当たっては、全て常任理事会の承認を得た上で投資し、毎月、収益状況・リスクの所在等の現況報告を行っており、得た収益は学院の教
育事業へ還元しています。また毎期初めには、年間運用方針の確認も行っています。
資産運用に当たっては、リスクを極力小さくするべく次の3 点を基本方針としています。
① リスクを取る運用は全金融資産の4分の1の60億円に止めています。
② 単年度の収益には拘らず、5年単位の長期のトータル収益を目指しています。
③ 個々の商品には波があるので、様々な商品を組み合わせたポートフォリオ運用としています。
商品別(60億円)
構成内訳(261億円)
(2014年度末、単位:億円)
投資信託
44
仕組債
16
平均年数(60億円)
(2014年度末、単位:億円)
その他
15
(2014年度末、単位:億円)
普通預金
133
1年
13
株式
31
債券
14
5年
47
定期預金
68
投資信託
仕組債
普通預金
定期預金
債券
株式
その他
1年
5年
2. 資産運用の現状
リスクを取る運用を開始した当初10年間(2004年度~2013年度)の運用実績は1,788百万円となりました。そして、2014年度~2018年度を次の
5年計画と位置づけ上記基本方針に則り運用しております。初年度である2014年度の運用益は396百万円となり、評価益も756百万円と好調に推移
しております。主な要因はやはりアベノミクス効果による円安・株高が大きく起因しているものと思われます。一方で、今後のリスク要因としては、
消費税の増税に伴う日本経済成長の減速懸念や米国の利上げ時期等の金融政策の動向などがあり、それらに注視しながら商品構成の見直しをおこ
なっていきます。
金融資産運用益
すべて預金で運用
リスク運用後実績
(当初10年計画)
リスク運用後実績
(本5年計画)
(単位:百万円)
2001年度
25
2002年度
19
2003年度
18
2004年度
69
2005年度
246
2006年度
289
2007年度
94
2008年度
150
2009年度
152
2010年度
165
2011年度
159
2012年度
200
10年間実績累計
2013年度
264
1,788百万円
2014年度
396
:
:
52
❹
財務の概要
■
連続消費収支計算書(2005年度から2014年度まで)
(単位:千円)
2005年度
(H.17)
2006年度
(H.18)
2007年度
(H.19)
2008年度
(H.20)
2009年度
(H.21)
2010年度
(H.22)
2011年度
(H.23)
2012年度
(H.24)
2013年度
(H.25)
2014年度
(H.26)
8,485,058
8,672,429
8,802,856
8,941,242
9,166,796
9,139,766
9,001,821
8,788,924
8,806,690
8,571,103
手数料
289,365
296,916
287,968
281,328
269,706
253,477
233,285
255,859
247,154
260,187
寄付金
557,627
499,997
673,417
452,463
339,871
335,767
300,494
294,024
315,678
384,706
補助金
1,202,759
1,352,421
1,299,918
1,539,111
1,386,774
1,316,358
1,208,723
1,417,451
1,508,104
1,804,793
資産運用収入
228,156
380,736
313,968
112,795
193,462
304,420
277,792
284,037
337,633
283,517
資産売却差額
63,396
43,439
45,959
80,694
43,165
40,783
163,490
事業収入
210,276
217,314
204,908
239,277
241,452
330,122
233,647
231,466
299,946
291,517
雑収入
250,487
306,419
343,066
190,735
353,164
442,354
350,661
369,717
430,096
289,582
帰属収入合計
11,287,124
11,769,671
11,972,060
11,837,645
11,994,394
12,122,268
11,606,427
11,641,481
11,986,088
12,048,898
基本金組入額合計
△1,548,402
△2,822,567
△1,592,529
△1,219,095
△37,390
△536,586
△3,589,126
△3,349,220
△589,872
△534,773
消費収入の部合計
9,738,722
8,947,104
10,379,531
10,618,550
11,957,003
11,585,682
8,017,300
8,292,260
11,396,215
11,514,125
人件費
5,065,119
5,144,100
5,386,595
5,249,824
5,578,585
5,780,426
5,757,694
5,950,610
6,369,191
6,246,589
科目
学生生徒等納付金
消費収入の部
(内、
人件費)
(内、
退職給与引当金繰入額)
教育研究経費
(内、
教育研究経費)
消費支出の部
(内、
減価償却額)
管理経費
(4,805,569) (4,981,286) (5,068,625) (5,172,401) (5,310,164) (5,359,486) (5,493,307) (5,598,438) (5,774,594) (5,846,464)
(259,550)
(162,814)
(317,970)
3,098,700
3,377,823
3,733,117
(77,423)
4,217,961
(268,421)
(420,940)
(264,387)
(352,168)
(594,595)
(400,124)
3,801,114
3,700,567
3,610,248
3,530,303
3,775,576
4,879,212
(2,324,380) (2,591,982) (2,883,691) (3,258,169) (2,773,030) (2,618,412) (2,584,609) (2,570,814) (2,829,495) (3,917,913)
(774,320)
853,127
(785,841)
(849,426)
(959,792) (1,028,084) (1,082,155) (1,025,639)
(959,489)
(946,081)
(961,299)
1,017,468
1,291,802
1,209,274
1,289,845
1,268,084
1,592,158
1,197,018
1,176,243
1,130,156
(内、
管理経費)
(749,205)
(898,766) (1,164,615) (1,025,491) (1,014,605)
(949,285)
(942,600) (1,101,306) (1,070,874) (1,390,766)
(内、
減価償却額)
(103,922)
(118,702)
(127,187)
(183,783)
(182,413)
(226,958)
(187,556)
(188,539)
(197,210)
(201,392)
304,845
252,177
770,151
107,550
233,917
163,585
125,389
69,316
96,785
57,922
24,836
2,154
3,457
5,812
2,934
657
2,694
209
476
資産処分差額
徴収不能引当金繰入額
徴収不能額
2,358
1,297
3,048
2,040
278
1,326
149
9,324,149
9,792,865
11,184,713
10,811,485
10,813,070
10,825,607
10,629,450
10,843,010
11,510,502
12,779,054
当年度消費収支差額
414,573
△845,761
△805,182
△192,935
1,143,933
760,074
△2,612,149
△2,550,749
△114,287
△1,264,928
前年度繰越消費収支差額
930,001
1,506,162
660,401
△144,781
237,138
1,491,500
2,251,575
△348,374
△2,884,888
△2,855,874
基本金取崩額
161,588
574,854
110,428
12,199
14,235
143,300
6,467
237,138
1,491,500
2,251,575
△348,374
△2,884,888
△2,855,874
△4,114,335
消費支出の部合計
翌年度繰越消費収支差額
1,506,162
660,401
△144,781
注記 千円未満切捨てのため合計金額は一致しないことがある。
人件費の「内、退職給与引当金繰入額」
には
「役員退職給与引当金繰入額」
分を含む。
帰属収支差額
帰属収支差額比率
53
1,962,975
1,976,806
787,347
1,026,160
1,181,324
1,296,661
976,977
798,471
475,586
△730,156
17.4
16.8
6.6
8.7
9.8
10.7
8.4
6.9
4.0
△6.1
OTEMON GAKUIN 2014
■
財務比率の推移
消費収支計算書関係比率
本学院(%)
比率
学生生徒等納付金比率
寄付金比率
補助金比率
人件費比率
教育研究経費比率
管理経費比率
帰属収支差額比率
算式×100
学生生徒等納付金
帰属収入
寄付金
帰属収入
補助金
帰属収入
人件費
帰属収入
教育研究経費
帰属収入
管理経費
帰属収入
帰属収入-消費支出
帰属収入
評価指標
2010年度
(H.22)
2011年度
(H.23)
2012年度
(H.24)
2013年度
(H.25)
2014年度
(H.26)
全国平均
(%)
-
75.4
77.6
75.5
73.5
71.1
70.9
↑
2.8
2.6
2.5
2.6
3.2
3.6
↑
10.9
10.4
12.2
12.6
15.0
13.8
↓
47.7
49.6
51.1
53.1
51.8
54.1
↑
30.5
31.1
30.3
31.5
40.5
28.6
↓
9.7
9.7
11.1
10.6
13.2
9.4
↑
10.7
8.4
6.9
4.0
△ 6.1
5.1
貸借対照表関係比率
本学院(%)
比率
固定比率
固定長期適合率
流動比率
負債比率
総負債比率
基本金比率
算式×100
固定資産
自己資金
固定資産
自己資金+固定負債
流動資産
流動負債
総負債
自己資金
総負債
総資産
基本金
基本金要組入額
評価指標
2010年度
(H.22)
2011年度
(H.23)
2012年度
(H.24)
2013年度
(H.25)
2014年度
(H.26)
全国平均
(%)
↓
98.9
98.4
98.3
100.9
100.4
97.4
↓
92.2
92.4
92.6
95.4
94.7
90.8
↑
217.5
229.4
220.4
171.7
188.0
263.6
↓
14.4
12.8
12.7
12.6
12.3
13.3
↓
12.6
11.4
11.3
11.2
11.0
11.8
↑
99.9
100.0
100.0
100.0
100.0
97.7
注記 本学院の2010(平成22)年度~2014
(平成26)年度は全て決算額によるものである。
全国平均は「今日の私学財政」
(日本私立学校振興・共済事業団)
による文他複数学部2013年度数値である。
54
❹
財務の概要
■
財産目録
2015
(平成27)
年3月31日現在
(単位:千円)
摘 要
数 量
1.基本財産
21,246,115
土地
177,930.70㎡
茨木校地
155,085.85㎡
870,118
19,148.58㎡
1,236,762
3,696.27㎡
28,067
大手前校地
千里校地
建物
2,134,948
113,099.33㎡
14,586,264
87,912.38㎡
11,938,659
図書館
2,319.16㎡
236,072
講堂・体育館
7,476.53㎡
371,218
15,391.26㎡
2,040,314
881点
1,138,956
校舎
その他
構築物
教育研究用機器備品
20,855点
711,686
2,308点
166,208
図書
574,748冊
2,502,886
車輌
13台
1,449
その他の機器備品
電話加入権
3,715
2.運用財産
26,776,743
現金預金
4,616,267
退職給与引当特定資産
1,953,641
施設設備引当特定資産
12,444,243
奨学基金引当特定資産
特定目的引当資産
土地
500,000
6,493,139
51,380
施設利用権
7,406
長期貸付金
190,596
短期貸付金
未収入金
貯蔵品
有価証券
前払金
24,157
319,781
7,835
140,000
3,758
立替金
927
保証金
23,608
3.負債額
5,277,902
固定負債
2,561,191
未払金
0
退職給付引当金
特定目的預り金
2,558,791
2,400
流動負債
2,716,710
前受金
1,461,033
未払金
924,634
預り金
331,042
4.基本財産+運用財産
48,022,858
5.純財産(4-3)
42,744,956
注記 千円未満切捨てのため、
合計金額は一致しないことがある。
55
金 額
❺
監査の概要
■
監査報告書
OTEMON GAKUIN 2014
監事監査報告書
学校法人 追手門学院
理 事 会 御中
評 議 員 会 御中
独立監査人の監査報告書
平成27年5月23日
常勤監事 八 木 沼 圭 司 ㊞
監 事 相馬すみひこ ㊞
監 事 葉 狩 陽 子 ㊞
私たちは、私立学校法第37条第3項の規定に基づき、平成26年度の学
校法人追手門学院の業務及び財産の状況について監査を実施しました。
1. 監査方法の概要
理事会及び評議員会並びにその他重要な会議に出席するほか、理
事から業務の執行状況を聴取し、また内部監査室と密接に連携の上、
重要資料を閲覧し、さらに会計監査人とも連携して財産の状況を監
査した。
2. 監査の結果
業務又は財産の状況に関して、法令及び寄附行為に違反する重大
な事実はなく、
適正と認める。
以 上
学校法人 追手門学院
理 事 会 御中
平成27年5月27日
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員 公認会計士 石田 博信 ㊞
業 務 執 行 社 員
指定有限責任社員 公認会計士 大谷 智英 ㊞
業 務 執 行 社 員
当監査法人は、私立学校振興助成法第14条第3項の規定に基づく監査
報告を行うため、昭和51年7月13日付け文部省告示第135号に基づき、
学校法人追手門学院の平成26年度(平成26年4月1日から平成27年3月
31日まで)の計算書類、すなわち、資金収支計算書(人件費支出内訳表を
含む。)、消費収支計算書、貸借対照表(固定資産明細表、借入金明細表及
び基本金明細表を含む。)、重要な会計方針及びその他の注記について監
査を行った。
計算書類に対する理事者の責任
理事者の責任は、学校法人会計基準(昭和46年文部省令第18号)に準
拠して計算書類を作成し適正に表示することにある。これには、不正又
は誤謬による重要な虚偽表示のない計算書類を作成し適正に表示する
ために理事者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含
まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の
立場から計算書類に対する意見を表明することにある。当監査法人は、
我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監
査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類に重要な虚偽表示が
ないかどうかについて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、
これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、計算書類の金額及び開示について監査証拠を入手す
るための手続が実施される。監査手続は、当監査法人の判断により、不正
又は誤謬による計算書類の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて
選択及び適用される。監査の目的は、内部統制の有効性について意見表
明するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際し
て、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、計算書類の作成と
適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、理事者が採
用した会計方針及びその適用方法並びに理事者によって行われた見積
りの評価も含め全体としての計算書類の表示を検討することが含まれ
る。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手
したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の計算書類が、学校法人会計基準(昭和46年文部
省令第18号)に準拠して、学校法人追手門学院の平成27年3月31日を
もって終了する会計年度の経営の状況及び同日現在の財政状態をすべ
ての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
学校法人と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の
規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
56
❺
監査の概要
■
2014年度監査部門監査報告
はじめに
Ⅰ.監査部門の特徴
学校法人追手門学院における監査の特徴は、
第一に、
妥当な判断に基づくリスク・マネジメントを前提とした
「組織価値の維持・向上」
を目的とするアプローチにある。
組織価値の維持・向上の支援こそ監査部門の存在意義と考え、このフィロソフィーは部門是として、常にスタッフの目に留まるようオフィスにも掲示されている。
「攻めのガバナンスに呼応した前向きの監査」を目指していると言ってもよい。学院の価値を、最低でも維持し、できれば向上させようと常に心掛け、執行部門の目標
達成を支援する、
監査をも巻き込むまさにオール追手門の価値創生活動である。
さらに第二の特徴は、
学院内の監査部門のたてつけにある。
追手門学院では、監事(常勤)が理事長の下にある内部監査室を業務統括し、監事と内部監査室を併せて「学院の監査部門」と呼んでいる。そのメリットは、まず
(1)
内部監査室が、
他部門のみならずトップマネジメントからも一定程度独立するため、ガバナンス監査を含む高い目線での監査が可能となることである。
その結果、
監
事の指導による経営人材育成の機会も生まれる。また、これこそが重要であるが(2)そもそも内部監査室とは経営者の自浄作用の現れであるが、一方でそのスタッ
フは経営者に対し雇用契約によって従属的立場にある。その支配からは逃れ難いのが日本の現状であり、極論すれば、経営者の倫理次第で善にも悪にも成り得る。
追
手門学院では、
その倫理に関する姿勢を、監事に内部監査室を託すことで表明していると言える。内部監査機関の設置から十数年を経ているが、いわば三様監査の進
化形である。
(因みに監事をサポートする内部監査室の管理職人事等に関しては、
これまでも担当理事から適宜の相談があり、
事実上、
監事の同意権が成立していると考えられる。
)
Ⅱ.監査環境の整備
監査環境の整備については、本年度の重要課題として取り組んできた。
「監査の命は独立性」である。これは前述の通り、監事のみならず内部監査室にとっても言える。その意味は二つあり、一つは任命権者(理事長)からの独立、もう一
つは情報入手における独立である。
一点目については、
例えば会社法において監査役の選任権は経営陣ではなく株主総会にある。また国立大学でも文部科学大臣が監事の任命権者となる。
一方、
私立
学校では理事長が任命権者であり、これらの違いは私学特有の背景事情・課題のみならず、対象となるステークホルダーの違いにも由来すると思われる。その結果、
私立学校における監事の独立性を担保すべき最たる存在は任命権者である理事長本人となる。よって「理事長始め理事者の倫理姿勢(公正性)の表明こそが監事の実
質的独立性の担保」
となり、
監事の忌憚ない意見陳述のための監査環境整備につながる。この観点において追手門学院のこれまでの組織風土は、前述の監査部門のた
てつけを含め健全と言える。
二点目について、監事の存在意義は「妥当適切な判断に基づく意見表明」にある。そのためには、組織内外から独立するだけではなく、
「判断の根拠となる有用な情
報の迅速かつ正確な入手機会・経路の確保」が不可欠である。もし理事者からの一方的な情報しか入手できなければ、多角的に業務執行をモニターし、適切な判断を
下すことは不可能であろう。まさに上記理事者の姿勢や前述の内部監査室の独立性とも関係することである。他方で監事の組織への知見や経験が問われるかもしれ
ないが、
いずれにしても理事長以下理事者の協力なくしては成し得ないことである。
以上の点を踏まえ、
今後は理事者と更に意見交換の上、必要に応じて規程改正などを含めた整備を要請する予定である。
2014年度部門報告
1.監事監査について
(1)基本方針(2014年9月12日 監事会決定)
本学院では私立学校法第37条第3項を寄附行為に流用しており、監事は業務と財産の状況を監査する、としている。
監事会では、独任制の考えに基づき、個々の監事が各々の観点から監査することを原則としながら、併せてそれぞれの選任理由となる専門性に基づき、重点監
査項目を設定した。
‌ 相馬監事には、理事長室長や中高の校長を歴任された実績からその専門性を生かし、
「事業報告書に集約される中期経営戦略との整合性と幼小中高の運営に
おける理事者の業務執行」とした。
葉狩監事には、
弁護士としての専門性に基づき、
「理事者の忠実義務および業務執行におけるコンプライアンス」とした。
八木沼監事は、
経営経験を含めて「組織運営全般、特に常勤監事としての日常的助言」とした。
(2)監査概要
①常勤監事は、
日常的に常任理事会やリスク管理委員会等の主要会議に出席して、理事の職務執行を監査し、意見を述べた。
②‌理事会、
評議員会、
監査協議会に出席して、意見を述べ、
理事の職務執行を監査し、意見を述べた。また、必要に応じて理事との面談および意見交換を行った。
③内部監査室、
会計監査法人と連携し、情報共有ならびに効率的な監査を実施した。
特に内部監査室とは密接に連携し、情報の共有ならびに意見交換などを行った。
④監事会を4回実施し、
必要に応じて業務および会計の報告を受けて、監事同士の意見交換や情報共有を行った。
⑤トップマネジメントセミナーを実施し、ガバナンスのあり方や内部統制などについて、常勤理事と常勤監事の間で意見交換を行った。
⑥‌理事の職務執行の適切性判断のため、リスクアンケートおよびインタビューを監査手続きの一環として実施し、リスク認識とその対応について確認した。
併せて、
リスク管理委員会での開示により、
経営陣の戦略方針との整合性に対する部門長の意識啓発を、内部監査室とともに行った。
(3)監査結果
監事全員の共通意見として、これまでのところ健全な事業運営(による学院価値の維持・向上)を阻害する特別な事象は確認されていない。
57
OTEMON GAKUIN 2014
2.内部監査について
内部監査は、過去の検査型ではなく、追手門学院に価値を付加することを念頭におき、内部統制の有効性に着目しながら、学院の改革路線に呼応した、積極的な監
査を心がけている。
監査対象については、
リスクベースの監査を行うため、リスクの発生可能性、影響度の高いところに着目して選別している。
また、
内部監査室の管理職が、理事会、評議員会、常任理事会や大学教育研究評議会などの主要会議に陪席し、学院の方向性を常に把握しながら、監事とも緊密に連
携して監査にあたっている。
毎年度、
大きく分けると部門別監査とテーマ別監査の2種類の監査を実施しており、2014年度の監査概要は以下のとおりである。
なお、
詳細は、
書面で監事および理事長に報告している。
(1)部門別監査
年間4部署程度を監査する。2014年度は以下の各部署に対して監査を実施した。
①財務課…………………………… 内部統制、業務の効率性・効果性
②大手前中・高… ………………… 内部統制、業務の効率性・効果性、組織力向上への取組状況
③経営戦略課……………………… 中期経営戦略に関する運用状況
④株式会社オーティーエム……… 内部統制、業務の効率性
その結果、
いずれも特に重大な問題は発見されなかった。
(2)テーマ別監査
①科学研究費助成事業
2013年度および2014年度分、合計118件から94件を抽出し監査を実施した。
その結果、
監査対象事業の管理・運営状況について、重大な問題につながる事項は発見されなかった。
②情報セキュリティー
個人情報管理・情報セキュリティー対策状況についてのアンケート調査と、両中・高を対象とした情報セキュリティー管理状況調査を実施した。
・ 個人情報管理・情報セキュリティー対策状況に関するアンケート結果から、
これらに対する意識は概ね高いと考える。
・ 両中・高の情報セキュリティー管理状況の調査については、
大きなリスクや緊急性のある事項は無かった。
③ITガバナンス監査
ITガバナンスについての体制整備を促進すべく、監査部門として取り組んでいる。
2014年度は予備調査を行った。
この案件については今後も監査部門として注目していきたい。
以 上
58
❻
出資事業会社
■
株式会社オーティーエム
−学校法人追手門学院出資事業会社−
貸借対照表
損益計算書
2015
(平成27)
年3月31日現在
(単位:千円)
資産の部
科目
【流動資産】
現金及び預金
売掛金
貸倒引当金
商品
貯蔵品
未収入金
2014
(平成26)
年4月1日から2015
(平成27)
年3月31日まで
(単位:千円)
負債の部
金額
科目
355,650
215,648
133,734
【流動負債】
246,647
買掛金
220,669
未払金
3,641
未払法人税等
3,530
未払消費税
8,657
22
前受金
7,725
1,669
預り金
336
仮受金
2,087
△ 812
5,388
科目
金額
金額
【売上高】
売上高
828,271
売上高合計
828,271
【売上原価】
仕入高
714,228
仕入高合計
714,228
期末商品棚卸高
5,388
売上原価
708,839
売上総利益金額
119,432
【販売費及び一般管理費】
【固定資産】
3,104
【固定負債】
3,171
【有形固定資産】
3,032
リース債務
工具器具備品
2,302
負債の部合計
リース資産
3,258
減価償却累計額
△2,527
3,171
249,818
純資産の部
【株主資本】
108,936
販売費及び一般管理費合計
受取利息
33
雑収入
14
営業外収益合計
72
資本金
20,000
【営業外費用】
電話加入権
72
利益剰余金合計
88,936
寄付金
100
【投資その他の資産】
0
その他利益剰余金
88,836
長期前払費用
0
繰越利益剰余金
88,836
(うち当期純利益金額)
23,118
資産の部合計
358,755
純資産の部合計
108,936
負債及び純資産合計
358,755
46,182
【営業外収益】
【無形固定資産】
利益準備金
73,249
営業利益金額
47
13,961
営業外費用合計
13,961
経常利益金額
32,268
税引前当期純利益金額
32,268
法人税・住民税及び事業税
当期純利益金額
9,149
23,118
(1)
今期の業況
第9期決算における株式会社オーティーエムの業況については、前年と同様に追手門学院全てのキャンパスにおける建物総合管理を主とし、
新たに取組んだ企画関係および小学校、大手前中・高、茨木中・高の給品部運営管理と、昨年度から取組んでいる業務委託、機器・什器・消耗品販売
と、従前からの損害保険代理店業、幼稚園・小学校における放課後活動支援やピロティクラブ運営、学院オリジナル水販売と合わせ、学生サービ
スの一環として、スーツ販売・下宿斡旋・ドライビングスクール・レジャー施設・卒業袴レンタル・クレジットカード・旅行業者等各社と提携し業
容拡大を図り、2期連続で増収増益を計上するとともに、人員も35名から61名となりました。
(2)
売上高、
経常利益
今期、売上高は828,271千円となり、対前年比122,788千円 17.4%の増加となりました。要因としては、機器・什器・消耗品販売で59,171千
円、業務委託で69,940千円、企画関係で10,488千円、手数料その他で2,834千円増加し、キャンパス建物管理で13,664千円、スポットキャンパ
ス管理で3,835千円の減少となりました。
経常利益は、建物総合管理で3,586千円、人材派遣で885千円、給品部で1,051千円の減少分を、機器・什器・消耗品販売で7,293千円、業務委託
で16,821千円、企画関係で5,350千円、手数料その他で2,834千円の増加で補い、32,268千円を計上し、対前年比6,352千円 24.5%の増加とな
り、売上・利益ともに過去最高額を計上しました。
(3)
寄付金
今期、寄付金額は13,961千円となり、対前年比9,441千円(208.8%の増加)となり、累計額では46,827千円となりました。
(4)
その他
来期については、規程の整備を徹底し社内体制の更なる強化を図り、売上及び適正利益の確保を通して、追手門学院の業務効率の向上および
ステークホルダーへのサービスの強化に寄与していくよう尽力します。
59
交通アクセス
■
茨木キャンパス
■
大手前キャンパス
追手門学院大学・大学院
■
〒567-8502 大阪府茨木市西安威2-1-15
http://www.otemon.ac.jp/
■
追手門学院中・高等学校
■
〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
http://www.otemon-jh.ed.jp/
■
追手門学院大学 地域文化創造機構 連携考房 童子
〒567-0816 大阪府茨木市永代町4-202
(阪急茨木市駅前「Socio-2」2 階)
追手門学院大手前中・高等学校
〒540-0008 大阪市中央区大手前1-3-20
http://www.otemon-js.ed.jp/
追手門学院小学校
〒540-0008 大阪市中央区大手前1-3-20
http://www.otemon-e.ed.jp/
■
追手門学院 大阪城スクエア
〒540-0008 大阪市中央区大手前1-3-20
追手門学院大手前中・高等学校本館6階
http://www.otemon-osakajo.jp/
安威郵便局
至京都
谷町筋
追手門学院
案内表示
アルプラザ
大和製罐
171
至京都
テレビ
大阪 日本経済新聞社
パナソニック
医誠会病院
大手前高
上町筋
国民会館
茨木
I.C.
小学校
大阪歯科大病院
大手前病院
大阪
合同庁舎
税務署
大和紙器 171
JR東西線
本線
京阪
OMMビル
天満橋駅
至箕面
大阪城北詰駅
天満橋駅
名
神
高
速
道
路
安威団地
地下鉄谷町線
大学・大学院
中・高等学校
大手前中・高等学校
大阪城スクエア
大阪城
至西宮
阪
急
京
都
茨
線
木
市
駅
東
海
茨
道
木
本
駅
線
地域文化創造機構
連携考房 童子
豊中キャンパス
■
大阪梅田エリア
追手門学院幼稚園
■
〒560-0084 大阪府豊中市新千里南町1-3-3
http://www.otemon-youchien.ed.jp/
■
おうてもんがくいんこども園
追手門学院 大阪梅田サテライト
〒530-0012 大阪市北区芝田1-1-4
阪急ターミナルビル16階
http://www.otemon.ac.jp/umeda/
〒560-0084 大阪府豊中市新千里南町1-3-3
http://www.otemon-youchien.ed.jp/kodomoen/
新御堂筋
千里中央駅
至萱野
中国自動車道
大阪モノレール
線
大阪中央環状
大阪梅田サテライト
第九中
千里青雲高 千里南町
公園
幼稚園
こども園
南丘小
大丸
ピーコック
二ノ切池公園プール
行
阪急
台駅
北大
桃山
消防署
道
遊歩
至阪急豊中
ABC‒MART
梅田ビル
至茨木
千里中央駅
至池田
至南千里
至梅田
2015年7月
発行 学校法人追手門学院 理事長・学長室
〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
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Otemon Gakuin Annual Report 2014