飯能市議会における タブレット端末導入について 平成26年8月 -1- 1.背景(飯能市の取り組み) 環境マネジメントシステム(ISO14001適合) 環境に配慮した活動推進 ①電気使用量削減 概ね目標達成 ②ごみ排出量削減 ③紙使用量削減:目標値 20,000 ㎏、実績 5,222 ㎏超過 ⇒H22 年度比 125 万枚削減必要 執行部対応策 ・ ミスプリント、プリントアウト抑制等 ・ペーパーレス会議推進 (H23 年度~ PCで行政経営会議等) -2- 2.議会の検討 タブレット有効活用 情報通信技術(ICT)活用による議会改革の推進 ⑴ 全員協議会ペーパーレス化(LAN) ⑵ 議会内の情報伝達(メール) 議員 ⇔ 事務局 各種文書送信 ⑶ 危機管理上の緊急連絡(メール) 災害等の緊急通信 ⑷ 政務調査活動(インターネット) 先進事例調査など ⑸ 各種資料の閲覧(LAN) 各種計画等、既存電子データ利用 -3- 3.費用(議会費) ( )内は決算額 ⑴ 導入費用合計:約 391 万円(346 万円) ① 初期費用約 217 万円 (205 万円) ネットワーク構築、備・消耗品費用 ② 維持費用約 174 万円 (141 万円) 通信費約 165 万円(24 台)、セキュリティソフト約 9 万円 ネットワーク保守委託約 11 万円(平成 25 年度~) ⑵ 1台当たり通信費:年額約 68,000 円、月額約 5,700 円 ⑶ 費用負担:(約 68,000 円の内訳) 公 費 4/6 約 45,300 円 政務活動費 1/6 約 11,300 円 自 己 負 担 1/6 約 11,300 円 ⑷ 端末機器費用:実質負担額0円(キャンペーン) -4- 4.導入効果 ( )内は24.25年度決算額合計 ⑴ 費用削減効果額 年間約 210 万円(443万円/2 年) ① 全員協議会資料削減額約 24 万円 ② 本会議会議録冊子廃止:印刷製本費約 186 万円 ⑵ 紙使用量削減枚数 年間約10万枚 ① 全員協議会資料約 24,000 枚削減 ② 本会議会議録冊子分 74,400 枚削減 ⑶ 上記以外の導入効果 ① 環境負荷低減 ② 経費節減、事務改善 ③ 情報伝達の迅速化 ④ 政務調査活動充実 ⑤ 危機管理対応の向上 -5- 参 考 他市との運用方法比較 〈飯能市議会〉 導入目的 システム面 ペーパーレス化 (経費削減) NAS 〈逗子市議会〉 ペーパーレス化 (IT化の推進) クラウドシステム (Network Attached Storage) データ取得 運用費等 本庁舎4階・5階 Wifi機能にて取得 通信料 ネットワーク保守料 セキュリティー料 -6- どこでも取得できる。 インターネット回線 通信料 クラウド契約料 5.利用のルール化 ⑴ 飯能市議会情報端末機使用基準 使用制限、禁止・遵守事項、セキュリティ対策、 飯能市議会IT会議設置等、必要な事項を規定 ⑵ 飯能市議会情報端末機使用範囲等 使用対象会議、ペーパーレス化対象会議等を規定 ⑶ 飯能市議会IT会議基準 端末機紛失・情報漏えい等重大な問題、アプリケーショ ンソフト、有効活用、問題の改善協議等を規定 -7- 6.タブレット導入後の課題等 ⑴ 利活用の推進 ① ペーパーレス化対象会議の拡大 ② 災害時の有効利用 ③ タブレット機能・アプリケーションソフトの有効利用 ⑵ システム等の見直し ① 高機能・効率的なシステム(端末含む)の研究 ② 使用基準等の見直し -8- 7.タブレット利用状況 平成24年6月定例会 本会議 一般質問 -9- 8.タブレット利用状況 平成24年8月 議会運営委員会・代表者会議 - 10 -
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