第1回 北海道呼吸ケアセミナー学術講演会・リハビリテーション講習会の

2015 年 7 月吉日
第1回 北海道呼吸ケアセミナー学術講演会・リハビリテーション講習会のご案内
謹啓
盛夏の候、皆様方にはますますご清栄の事と慶び申し上げます。
さて、慢性呼吸器疾患患者に対する在宅医療が推進されているなか、患者のQOL向上と社会復帰が一
層推し進められるようになりました。
この度、慢性呼吸器疾患患者のケアに関する知識と技術の習得を目的として北海道呼吸ケアセミナー
学術講演会、並びにリハビリテーション講習会を下記の要領で開催いたします。
この分野に興味をお持ちの医師、看護師、理学療法士、作業療法士、薬剤師、栄養士など、多数の
皆様のご参加をお待ち致しております。
謹白
北海道呼吸ケアセミナー 代表世話人
JCHO 北海道病院
秋山 也寸史
【学術講演会】
日
時
2015 年 8 月 22 日(土) 14 時 00 分~17 時 00 分
会
場
札幌市教育文化会館 講堂
札幌市中央区北 1 条西 13 丁目
講演内容
プログラム(別紙 1)ご参照願います。
参加費用
500 円
参加申込
参加申込用紙(別紙 2)にて,8 月 20 日(木)までにFAXにてお申込み願います。
【リハビリテーション講習会】
日
時
2015 年 8 月 23 日(日) 9 時 30 分~16 時 30 分
会
場
KKR札幌ホテル(3 階 鳳凰)
札幌市中央区北 4 条西 5 丁目 1 番地(南向き)
講習内容
プログラム(別紙 3)ご参照願います。
定
80 名
員
参加費用
7,000 円(テキスト代、昼食代を含む。当日申し受けます。
)
参加申込
参加申込用紙(別紙 4)にて、7 月 31 日(金)までにFAXにてお申込み願います。
※受付は定員になり次第終了させていただきます。
※申込み施設多数の場合、1 施設からの参加人数を制限させていただく場合がありますので、
あらかじめご了承願います。
問合せ先
帝人在宅医療株式会社 札幌支店 担当:菅野
電話 011-219-6663
FAX 011-219-7105
北海道医師会認定生涯教育講座
(別紙 1)
第1回 北海道呼吸ケアセミナー学術講演会
日
場
時: 2015年8月22日(土) 14:00~17:00
所: 札幌市教育文化会館 講堂
札幌市中央区北1条西13丁目
電話:011-271-5821
参加費: 500円 ※大変お手数ですが申込用紙をFAXにて送付お願い申し上げます
【開会挨拶】 JCHO北海道病院
副院長 秋山 也寸史 先生
【一般演題】(14:10~15:22)
座長
札幌医科大学医学部 呼吸器・アレルギー内科学講座
講師
千葉 弘文
先生
1.『じん肺患者の呼吸困難と対処行動の実態』
14:10~14:22
北海道中央労災病院 5病棟
○伊藤 千春 先生
2.『修正MRC息切れスケールのグレード0は健常者?』
14:22~14:34
北海道中央労災病院 治療就労両立支援センター
小宅 千恵子 先生
北海道中央労災病院 中央検査部 松山 俊介 先生
○宮本 顕二 先生
3.『2-4年目の呼吸器病棟看護師が行う終末期看護における課題 -指導する看護師の視点と比較して-』
14:34~14:46
札幌医科大学病院 第三内科看護室
○清水 佑衣 先生
4.『慢性閉塞性肺疾患における増悪頻度が運動耐容能に及ぼす影響と運動耐容能との関連因子』
14:46~14:58
JCHO北海道病院 リハビリテーション部
○尾山 陽平 先生
5.『長期人工呼吸患者に対する腹部圧迫呼吸介助』
14:58~15:10
北海道千歳リハビリテーション学院 ○森野 陽 先生
北海道医療大学 リハビリテーション科学部
高橋 尚明 先生
6.『当院における慢性呼吸器疾患看護認定看護師の役割と課題』
15:10~15:22
勤医協中央病院 医療安全室 慢性呼吸器疾患看護認定看護師
○大方 葉子 先生
【特別講演】(15:50~16:50)
座長
旭川医科大学 循環呼吸医療再生フロンティア講座
特任教授
長内 忍 先生
『新しい呼吸リハビリテーションの考え方と実際』
順天堂大学大学院医療看護学研究科臨床病態学分野呼吸器系
教授 植木 純 先生
【閉会挨拶】 北海道医療大学 リハビリテーション科学部
教授
高橋
尚明
先生
◇事務局 札幌医科大学医学部 呼吸器・アレルギー内科学講座 電話:011-611-2111
◇共 催 北海道呼吸ケアセミナー/エア・ウォーター株式会社
北海道エア・ウォーター株式会社/帝人在宅医療株式会社
◇後 援 北海道医師会/札幌市医師会/北海道看護協会/北海道理学療法士会
○本講演会は北海道医師会の承認を得て、北海道認定生涯教育講座(2.5単位)として開催致します。
カリキュラムコード : 45(呼吸困難) 80(在宅医療) 82(生活習慣)
○生涯教育制度の取得単位登録には、氏名以外に「医籍登録番号」が必要です。受付時に忘れずにご記入願います。
*ご記入いただきました情報は、本研究会実施報告書の作成以外には使用いたしません。
一般演題抄録
1.じん肺患者の呼吸困難と対処行動の実態
北海道中央労災病院 5 病棟 ○伊藤
千春 先生
入院中のじん肺患者を対象に、自宅でどのような動作でどの程度呼吸困難を感じているのか、またその対処行動について明らかにすることを
目的にアンケート調査を行った。結果、対象数 15 名。対処行動では ADL を著しく制限するような対処をしているものは少なく、
「なるべく動か
ないようにする」と回答していても、運動を行い、体力や筋力の低下予防を心がけていることがうかがわれた。
2.修正MRC息切れスケールのグレード0は健常者?
北海道中央労災病院 治療就労両立支援センター
小宅 千恵子 先生, ○宮本 顕二 先生
北海道中央労災病院 中央検査部 松山 俊介 先生
岩見沢市健康フェアに参加し、スパイログラフィを実施した58名に息切れについてアンケート調査をしたと ころ、15名が「普段、歩い
たり、体を動かした時に息切れを感じる」と回答した。その中に、修正MRC息切れスケールでグレード 0(激しい運動をした時だけ息切れ
を感じる)を選択したものが4名いた。本来、グレード0は健常者を意味するはずである。グレード0 の日本語表記が誤解しやすいためかも
しれない。
3.2-4 年目の呼吸器病棟看護師が行う終末期看護における課題 -指導する看護師の視点と比較して-
札幌医科大学病院 第三内科看護室 ○清水 佑衣 先生
当院の呼吸器病棟看護師 18 名を対象に半構成的面接を行い、終末期看護における 2-4 年目の看護師の戸惑いや課題と指導する看護師が考え
る 2-4 年目の看護師の戸惑いや課題をカテゴリー化し、比較検討した。その結果、患者、家族が辿る今後を予測した看護を行う事と早期から患
者、家族と信頼関係を築く事を課題としていた。
4.慢性閉塞性肺疾患における増悪頻度が運動耐容能に及ぼす影響と運動耐容能との関連因子
JCHO 北海道病院 リハビリテーション部 ○尾山 陽平 先生
本研究では COPD の増悪頻度が運動耐容能に及ぼす影響を調査した.平成 25,26 年度に当院入院した COPD 増悪症例に対し,栄養状態,下肢
筋力,ADL 能力等を抽出し,初回増悪(初回群)と複数回増悪(複数回群)で6分間歩行距離(6MWD)を比較した.全体で 69 例(平均 78.2±7.1 歳)
が該当し,初回群(32 例)と複数回群(37 例)で, 6MWD に有意差を認めた(295.0 vs, 217.1m,p<0.03).
5.長期人工呼吸患者に対する腹部圧迫呼吸介助
北海道千歳リハビリテーション学院 ○森野 陽 先生
北海道医療大学 リハビリテーション科学部 高橋 尚明 先生
本研究では、長期人工呼吸患者に対し腹部圧迫による呼吸介助(腹部介助)を行った際の一回換気量について検討した。対象は気管切開下、
SIMV モードで 1 ヶ月以上管理された患者 18 名。安静時ならびに胸郭圧迫による呼吸介助(胸郭介助)時よりも腹部介助時の一回換気量は大で
あり、また一回換気量に関連する指標は胸郭介助時と腹部介助時で異なることが明らかとなった。
6.当院における慢性呼吸器疾患看護認定看護師の役割と課題
勤医協中央病院 医療安全室 慢性呼吸器疾患看護認定看護師 ○大方
葉子 先生
当院は 450 床を有する急性期である。慢性呼吸器疾患看護認定看護師として、呼吸器ケアの質向上を目指して院内外活動を行っている。院内
活動は RST(呼吸サポートチーム)を中心として、人工呼吸器装着患者のラウンド院内や研修会、呼吸器ケアに関しての相談や指導を行っている。
院外活動では、関連病院への教育活動、患者会活動などが中心である。今後の課題として院内教育の充実が急務である。
第1回 北海道呼吸ケアセミナー学術講演会申込用紙
(別紙 2)
■日時 : 2015年 8月 22日(土) 14:00~17:00
■会場
札幌市教育文化会館 講堂
札幌市中央区北1条西13丁目
電話:011-271-5821
■申込要領
FAXでのお申込みをお願い申し上げます。
011-219-7105へFAXにてお送り下さい。
■申込締切
2015年 8月 20日(木)
■問合せ先
帝人在宅医療株式会社 札幌支店
札幌市中央区北1条西2丁目1番地 札幌時計台ビル7階
電話:011-219-6663 FAX:011-219-7105
【FAX送信先:011-219-7105】
施設名
申込日
2015年
月
日
所在地
連絡先
電話:
参加者氏名
(
)
FAX:
所属
(
)
職種に○
フリガナ
医師 ・ 看護師 ・ 理学療法士 ・ 作業療法士
薬剤師 ・ 栄養士 ・ その他 (
フリガナ
)
医師 ・ 看護師 ・ 理学療法士 ・ 作業療法士
薬剤師 ・ 栄養士 ・ その他 (
フリガナ
)
医師 ・ 看護師 ・ 理学療法士 ・ 作業療法士
薬剤師 ・ 栄養士 ・ その他 (
)
フリガナ
医師 ・ 看護師 ・ 理学療法士 ・ 作業療法士
薬剤師 ・ 栄養士 ・ その他 (
ご記入いただいた個人情報は、本セミナーお申込みへの対応上必要な手続きにのみ使用させていただきます。
これらの個人情報は適切な安全対策の下に管理し、事前にお客様の同意なく第三者への開示・提供は致しません。
)
(別紙 3)
第1回北海道呼吸ケアセミナー リハビリテーション講習会
10:00-10:30
開会の辞 【JCHO北海道病院 : 秋山 也寸史 先生】
呼吸生理 【JCHO北海道病院 : 秋山 也寸史 先生】
酸素療法+パルスオキシメーター 【北海道中央労災病院 : 宮本 顕二 先生】
10:30-10:45
休憩
10:45-11:15
11:15-12:15
患者教育
【勤医協中央病院 : 大方 葉子 先生】
呼吸リハビリテーション+解剖 【北海道医療大学 : 高橋 尚明 先生】
12:15-13:15
昼食
13:15-16:15
実習
9:30
9:30-10:00
山下 康次 先生 【市立函館病院】
菅野 敦哉 先生 【札幌医科大学付属病院】
三浦 利彦 先生 【NHO 八雲病院】
本間 優希 先生 【NHO 八雲病院】
高橋 正浩 先生 【市立札幌病院】
尾山 陽平 先生 【JCHO北海道病院】
荒谷
隆 先生 【KKR札幌医療センター】
森野
陽 先生 【北海道千歳リハビリテーション学院】
高橋 尚明 先生 【北海道医療大学】
大方 葉子 先生 【勤医協中央病院】
16:15-16:30
16:30
修了証授与
閉会の辞 【JCHO北海道病院 : 秋山 也寸史 先生】
日時
2015 年 8 月 23 日(日)9:30-16:30
会場
KKR札幌ホテル(3F鳳凰)
札幌市中央区北4条西5丁目1番地(南向き) 電話 011-231-6711
共催
北海道呼吸ケアセミナー/エア・ウォーター株式会社
北海道エア・ウォーター株式会社/帝人在宅医療株式会社
後援
北海道理学療法士会
(別紙4)
第1回 北海道呼吸ケアセミナーリハビリテーション講習会申込用紙
【FAX送信先:011-219-7105】
【申込締切日:2015 年 7 月 31 日(金)】
(フリガナ)
(
)
お 名 前
職
種
医師・看護師・保健師・理学療法士・作業療法
その他(
)
経験年数
年
医療機関
所
属
勤務先住所 〒
-
電話
FAX
(
(
)
)
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内線
(
必要事項をご記入の上、FAX にてお申し込み下さい。
・申 込 先
北海道呼吸ケアセミナー申込窓口(帝人在宅医療株式会社 札幌支店)
担 当:菅野 謙一
FAX 011-219-7105 (電話 011-219-6663)
)