平成27年度 第1回都農町総合教育会議議事録 日時 平成27年4月22

平成27年度 第1回都農町総合教育会議議事録
日時
平成27年4月22日(水)13時30分開会
場所
都農町役場新館2階 会議応接室
(開会 13時30分)
○事務局(総務課長)
皆様、お疲れ様でございます。第1回目の都農町総合教育会議を開催いたします。ま
ず町長がご挨拶申し上げます。
○河野町長
皆様、改めてこんにちは。大変お忙しい中、記念すべき第1回目の都農町総合教育会
議にご参集くださいまして本当にありがとうございます。また、皆様方におかれまして
は、平素より本町の教育はもちろんでございますが、町政全般にわたりまして、ご理解
とご協力を賜っていますことを、この場を借りて深く感謝申し上げる次第でございます。
この件につきましては、もう説明するまでもないことでありますが、3月に改めて法
律の改正に基づく新たな制度について皆様方と、ここで意見交換をさせていただき、概
ね私の考えていることをご理解いただいた上で、本日を迎えられたと理解しております。
今日は、その新しいシステムについて、私どもの方で法令に基づき、要綱を制定し、
教育会議を設置して、これも法令に基づく大綱の策定についてですね、決定をさせてい
ただきたいということでございます。
ちょっとお時間をいただき、話は変わりますが、3月の宮日新聞にキウイのことが載
りましたが、2年がかりでこの事業を誘致してきました。農業振興、産業の振興だけで
はなくて、たぶん、日本国内では初めてだと思います。ニュージーランドの本社が来て、
日本国内で農業の直営事業をやるということですから、農業振興、産業振興はもとより、
外国から来ていただくことを利用して、国際人を育てていきたい。そういう事業にした
い。あるいは子供たちの語学の教育、そういうところにも今回の事業が寄与できたらと
思っているところでございますが、何せキウイの定植をしなければ始まりませんので、
今それにむけて、定植が6月に入ってからになるかと思いますが、それが終わったら、
いよいよ先ほど申し上げたようなこともやっていこうと思っています。
併せて、都農高校をどうやって存続していくかということについても、我々、これま
でもずいぶん議論してきた訳ですけれども、今回のキウイの事業を中心とする地方創生
事業の中で、都農高校をどうやっていくかという、政策を仕上げていきたい。都農町に
高校があるという、そこを前面に出したまちづくりを今後やっていかなければならない
と思っておりますので、今後とも皆様方にご協力賜りたいと思っております。少し長く
なりましたが、以上でございます。
○事務局(総務課長)
それでは、続きまして、構成委員を代表いたしまして都農町教育委員長であります萱
嶋様にごあいさつをお願いします。
○萱島教育委員長
皆様こんにちは。河野町長には、日頃から教育に対して深いご理解をいただいており
まして、この場をお借りしましてお礼を申し上げます。ありがとうございます。
私達、教育委員も新しい教育委員会制度に関しては、定例教育委員会で教育長から資
料をいただいて何回もご説明いただきまして、昨年の12月には宮崎県の教育委員会研
究大会で、新しい制度について細かく研修したところであります。それに基づきまして、
本日の総合教育会議を設置ということで、これまで河野町長におかれましては、教育委
員会に来ていただき、意見交換させていただいてきたところですけれども、本年度から
は総合教育会議ということで、もっと踏み込んで協議、調整事項を決定するということ
でございます。この教育会議が盛会に終わることを祈念いたしましてごあいさつに代え
させていただきたいと思います。
○事務局(総務課長)
それでは、会次第に基づいて進めてまいりますが、まず協議に入る前に、今回の設置
の根拠となります改正法に基づいて作成いたしました設置要綱について事務局からご説
明いたします。
○事務局(総務課長補佐)
私の方から要綱を簡単にご説明させていただきたいと思います。表紙の裏に「地方教
育行政の組織及び運営に関する法律」を抜粋で掲載しております。この法律に従って要
綱を定めるものであります。目的としましては、この法律に基づき、都農町の教育に資
するためこの会議を設置するということで規定しています。
第2条をご覧ください。所掌事務につきましては3号設けておりますが、これに係る
協議及び事務の調整等を行うということでこの会議で進めていきたいと思います。第1
号では、教育等に関する総合的な施策の大綱の策定、これは法律にも定めてあります。
第2号では、教育を行うための諸条件、また教育等の振興を図るため重点的に構ずべき
施策、第3号については、緊急の場合に構ずべき措置について、必要がある場合に会議
を開催することになります。
第4条に招集とありますが、この会議は町長が招集することになり、議長も町長にな
っていただくということで設けております。ただし第2項に教育委員会で必要がある場
合は、招集を求めることができるということを設けております。
第6条をご覧ください。会議の公開とありますが、この会議は、原則公開とします。
また第7条については、この会議は、議事録を作成し、それも公表するものとしていま
す。今回の会議は録音させていただいておりますので、後で議事録を作成し、公表の方
法としまして、都農町公式ウェブサイトに掲示することとしていますので、ホームペー
ジ上に掲載することといたしました。
第8条では、町政結果の尊重、第9条では庶務を総務課において処理することを規定
し、附則において、この要綱は4月1日から施行するものといたしております。以上で
す。
○事務局(総務課長)
この会議の設置根拠といたしております要綱については、今ご説明したとおりでござ
います。それではさっそく協議事項に移らせていただきます。議長は要綱第4条の規定
により町長が務めさせていただきます。
○河野町長
それでは、私の方で進めさせていただきます。教育に関する大綱策定方針等について
事務局の方から説明をお願いします。
○事務局(総務課長補佐)
3ページです。教育の振興に関する施策の大綱ということで、表紙に理念を掲載して
おります。4ページに都農町教育基本方針といまして、ご覧のとおり掲載しております。
5ページには、都農町教育ビジョンとして理念とスローガン、それから計画の理念を達
成するための3つの基本目標として、学校教育の充実、教育環境の充実、社会教育・家
庭教育の充実の3本を目標とし、大綱とするものです。
○事務局(総務課長)
事務局としては3月に協議がされていることを聞いておりますので簡単に説明させて
いただきました。補足させていただきますが、この大元であります政府が作成しました
教育振興基本計画に基づいた形で、生きる力、それと先ほど町長が申しましたグローバ
ルな人材育成ということを掲げて方針とさせていただいております。以上説明を終わり
ます。
○河野町長
はい。ありがとうございました。教育基本法、あるいはそれに基づく基本的な計画、
県の計画、町のこれまでやってきたこと、そういうものをふまえて作成したと考えてお
ります。一度協議したものでありますが、改めて皆様方からご意見を伺いたいと思いま
す。よろしいですか。これまでやってきたことと、あり方については、何ら変わるもの
ではありませんが、法律に基づき総合教育会議で決めるということですから、我々とし
ては町長の立場としては又ひとつ荷が重くなったという気もしていますが、一方で、先
ほど教育委員長からお話があったような、我々町長部局と意思の疎通という点では今ま
で以上に素晴らしいものになるのではないかと思っております。大綱については、以上
でよろしいでしょうか。ありがとうございます。それでは本日をもって正式に大綱とさ
せていただきます。大綱に基づきまして、素晴らしい、具体的な政策をとっていきたい
と思っております。予定した議案は以上です。
○江谷教育長
ひとつ補足させていただいてよろしいでしょうか。
○河野町長
はい。どうぞ。
○江谷教育長
5ページの3つの基本目標について、今教育総務課と社会教育課で細かく作成してい
ますので、これもホームページ上で公表したいと思います。ありがとうございます。
○河野町長
協議事項は、これで終わります。
○総務課長
設置要綱については、我々が決めたことですから、説明させていただきましたが、そ
れも含めて何かご質問ございませんか。よろしいでしょうか。
○町長
当初予算のことでも良いですよ。予算については、ここ数年学校に特に力を入れてや
ってきたので、少し一息つかせてほしい。施設整備、ソフトも今後やっていきますが。
どうしてもこれだけはすぐにやってほしいということがあれば。
○萱嶋
充分、これまでもやっていただいておりますが、町長もご存知と思いますが、学力向
上の地域指定も2年目で、講師の先生も配置いただいてますが、ホップステップの2年
目ですから、3年目に花開くようにやっていきたいと思います。
○教育長
公開で県下からたくさん見えますので、また何がしか相談することがあるかもしれま
せん。
○町長
正直言って、学校に特に力を入れてやってきたのですけれども、財政的な余裕が出たこ
ともあって、産業を強くしなければ人口の減少を止められないと、子育て支援だけでは厳
しいと、それでやはり学校と産業振興に頑張ってきたのですね。若干、無理したとは言い
ませんけれども、自分たちのペースよりも早いペースで走ってきたというところで、一息
つかないと財政的にも心配というか、息を整えましょうという感じなのですね。今年は町
長選挙の年ですので、新規事業は基本的にやっていないので、ここを乗り切れば、また通
常に戻ると思いますので、選挙後、後半に要望については応えていきたいと思います。
○事務局(総務課長)
それでは、以上をもちまして総合教育会議を終了いたします。
(閉会 13時50分)