拝島高校発行：東京都立拝島高等学校発行日：2013．10. ８ (火) 広報紙第 33 号「今再び繋がるいのち」伝統の巨大貼り絵、15 歳になりました抜けるような青空の下、多くのご来校の皆様と共に今年の巨大貼り絵、「ミケランジェロ・天地創造」を除幕・公開できました。15 年目の節目、生徒達は早くから「今までにないものを！」と意気込んでいました。春まだ浅い 3 月 11 日には教員と卒業生の代表が宮城県農業高校を訪問、今後の交流を約し合い題材を検討。今年も宮農との共同制作となる事を踏まえ、生徒はその後 1 ヶ月以上話し合い、上記のテーマと題材にしぼられました。ところがこの報告を宮農生徒会にすると、最初当惑の反応でした。「特定の宗教画」「全裸の青年像」等が、彼等を躊躇させたようです。しかし拝島高校の生徒は、この声に雄々しく反応。決して特定の宗教観ではなく、新しいいのち、新天地の創造を共に目指す意味だと強調し宮農に訴えました。結果、宮農生も大きく共鳴。全クラスで画面の中央、最も大切な創造主とアダムの触れ合いそうな手の部分を制作してくれたのです。さらに宮農生徒会が交流している福島県立磐城桜が丘高校生徒会も制作に参加。貼り絵は被災地に大きく波動しました。除幕式当日は宮農生徒代表三名も共に。最後の「東京と宮城と福島！私達の新しい天地創造の完成です！」の声は、彼等の心にいつまでも残る事と思います。ご声援いただきました皆様に、心から感謝申し上げるものです。恒例の昭島市役所での公開は、市役所市民ロビー用のサイズの貼り絵を制作、11 月 25 日（月）～12 月 20 日（金）の開庁時間に展示予定です。どうぞご期待ください。芸術科（美術）松岡健太郎９月９日「救急の日」に昭島消防署長から「感謝状」が授与されました！！９月９日「救急の日」に、拝島高校に昭島消防署長から「感謝状」が授与されました。拝島高校では過去に心肺停止になった生徒を、AED で蘇生させた経験があります。この経験から、応急救命処置を学ぶことの大切さを改めて認識し、昭島消防署の協力を得て、1 年生対象の宿泊防災訓練では、AED 使用・心肺蘇生ならびに応急手当の講習を実施しています。この実績が、「感謝状」の授与となりました。これかも、昭島消防署と連携し、救命措置の普及に努めてまいります。校長幸田諭昭各部門最優秀賞団体清流祭大賞３－１「ポップコーン」３年生にとって高校生活最後の大イベント、清流祭が終了しました。３年１組は「最後の文化祭を最高の文化祭にしたい」という実行委員の純粋な熱意に引っ張られ、クラスが心を１つにし、本番に向けて例年に無く早い時期から準備を進めてきました。トトロの森の装飾にこだわり、２日間ともポップコーンを完売できた時には、全生徒が達成感に満ち溢れていました。閉会式ではありがたいことに清流祭大賞という“大きなオマケ”を頂くことが出来ましたが、それよりも、当日を含めクラスメイトとともに汗を流し、過ごした時間が生徒たちにとっては“最高の文化祭”の思い出になったことと思います。（３年１組担任蓮見）模擬店部門３－４「カレーライス」展示部門２－４３年４組はカレーの販売を行いました。今年度から２日とも一般公開ということで、清流祭に来場する人数が倍増しました。来場者の方と全校生徒のお腹を満たす量のカレーをいかに素早く提供できるかが課題でした。仕入れ金で９万円。売れなかったら自腹。目標 650 食。徒達も真剣勝負です。内装のクオリティを上げることは勿論、接客の打ち合わせも徹底し、当日は朝の 7:30 から仕込みをしました。３年生は最後の文化祭ということで生徒達も気合が入り、無事に完売することができました。（３年４組担任松留）「プラネタリウム」公演部門１―５電気を一切使わず、光を吸収して暗闇でも発行する特殊なシールを使って教室いっぱいに星空を作りました。完全に光を遮った中で、壁・天井・床にも星が光り、方向感覚が無くなってちょっとした浮遊感が味わえる空間が作れました。ポイントは、完全な暗闇を作ることで、高い所の作業は男子が、細かい作業は女子が活躍し、廊下の装飾や当日の呼び込みなどクラスみんなが協力し合えたようです。（２年４組担任中島）「体育館公演」証明完了。良い意味で担任は必要ない。１年５組はダンス３曲を踊りきりました。担任はほとんど口出しをしていません。自分達でフォーメーションなどを考え、工夫して準備していました。閉会式で最優秀賞が発表されたとき、みんなビックリした表情でした。清流祭を通して一体となり、感動し、自信を得て、５組はどんどん成長します。それを間近で見ていられる、この上ない楽しみです。（１年５組担任西）清流祭に、多くの方々のご来校ありがとうございました。〔１０月の予定〕・10/11(金)~12(土) 宿泊防災訓練・10/16(水) 開校記念日・10/22(火)~25(金) 中間考査宮城県、福島県の高校との合同制作による「巨大貼り絵」をはじめ、クラス参加の模擬店、展示、1 年生の体育館公演等と年々盛んになる拝高生の活動をご覧いただけたでしょうか。今年は PTA の協力の下、宮城県農業高校の生産品も販売しました。生徒も、教職員も、保護者も一丸となった清流祭でした。もうひとつの広報は、学校ホームページ www.haijima-h.metro.tokyo.jp/ みてね！