では、実際に、 ストレスチェックを やってみましょう。

では、実際に、
ストレスチェックを
やってみましょう。
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ストレスチェックの調査票について
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常時使用する労働者に対して、ストレスチェックを実施することが
事業者の義務※
※ 従業員数50人未満の事業場、当分の間努力義務
ストレスチェックの実施の頻度は、1年ごとに1回となる
ストレスチェックの調査票には、
 「仕事のストレス要因」
 「心身のストレス反応」
 「周囲のサポート」、3領域を全て含める
どのような調査票を用いるかは事業者が自ら選択可能だが、
国では標準的な調査票として
 「職業性ストレス簡易調査票(57項目)」を推奨
ストレスチェックの結果は実施者から直接本人に通知し、本人の
同意がない限りは事業者に提供してはならない
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NIOSHの職業性ストレスモデル(一部改変)
(NIOSH:National Institute for Occupational Safety and Health )
米国国立労働安全衛生研究所
「職業性ストレス簡易調査票」は
このモデルを参考に作成されている
個人要因
ストレス性疾患
ストレス要因
(刺激)
ストレス反応
仕事のストレス
・人間関係
・量
・質 など・・・
仕事以外のストレス
・心理的反応
・身体的反応
緩衝要因
周囲のサポート
ストレス症状
・心理的な症状
・身体的な症状
・行動の変化
ストレスチェックの
狙う範囲
★一次予防視点
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職業性ストレス簡易調査票とは

簡便に測定・評価可能


1995~1999年度、旧労働省 「作業関連疾患の予防に関する研究班」
ストレス測定研究グループが、労働省からの委託を受け、既存の多くのスト
レスに関する質問表を検討し、現場で簡便に測定・評価することが可能
であり、かつ信頼性・妥当性の高い調査票として開発された。
セルフチェックと、職場と職場間のチェックを同時に測定

特定の疾患を早期に発見するための調査票ではない

健康診断時の問診や保健指導の補助として利用可能

職場の環境改善の対策の補助として利用可能
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職業性ストレス簡易調査票による
職業性ストレスの測定(全57項目)

ストレス要因(ストレッサー)の測定:17項目=設問A

ストレス反応の測定:29項目=設問B

修飾要因の測定:11項目=設問C,D
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設問A:ストレス要因(ストレッサー)の測定:17項目
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ストレス要因(ストレッサー)の測定:17項目

仕事の負担(量)
15-(A1+A2+A3)

仕事の負担(質)
15-(A4+A5+A6)

身体的負担
5-A7

対人関係
10-(A12+A13)+A14

職場環境
5-A15

コントロール(裁量性)
15-(A8+A9+A10)

技能の活用
A11

適正度
5-A16

働きがい
5-A17
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設問B:ストレス反応の測定:29項目
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ストレス反応の測定:29項目

活気
15-(B1+B2+B3)

イライラ感
B4+B5+B6

疲労感
B7+B8+B9

不安感
B10+B11+B12

抑うつ感
B13~B18

身体愁訴
B19~B29
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設問C,D:修飾要因(周囲サポートなど)の測定:11項目
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修飾要因の測定:11項目

上司からのサポート
15-(C1+C4+C7)

同僚からのサポート
15-(C2+C5+C8)

家族や友人からのサポート
15-(C3+C6+C9)

仕事や生活の満足度
10-(D1+D2)
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ご参考)不安、悩み、ストレスについて
相談できる人の種類(複数回答)
(資料:厚生労働省:2012年労働者健康状況調査)
その他
4.7
衛生管理者または衛生推進者等
2.5
カウンセラー等
4.3
保健師または看護師
4.8
産業医以外の医師
5.2
産業医
8.3
73.5
上司・同僚
家族・友人
86.7
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100 %
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