湯河原町個人情報保護条例の一部を改正する条例をここに公布する

湯河原町個人情報保護条例の一部を改正する条例をここに公布する。
平成27年
月
日
湯河原町長
湯河原町条例第
号
湯河原町個人情報保護条例の一部を改正する条例
第1条 湯河原町個人情報保護条例(平成17年湯河原町条例第2号)の一部を
次のように改正する。
第1条中「かんがみ」を「鑑み」に改める。
第2条第1号を次のように改める。
(1) 個人情報 生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれ
る氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することが
できるもの(他の情報と照合することができ、それにより特定の個人
を識別することができることとなるものを含む。)をいう。
第2条第5号中「用いる」を「利用する」に、「管理」を「保有」に改め、
同条第6号中「から識別され、又は識別され得る」を「によって識別される
特定の」に改め、同号を同条第8号とし、同条第5号の次に次の2号を加え
る。
(6) 特定個人情報 行政手続における特定の個人を識別するための番号
の利用等に関する法律(平成25年法律第27号。以下「番号法」という。)
第2条第8項に規定する特定個人情報をいう。
(7) 保有特定個人情報 実施機関の職員が職務上作成し、又は取得した
特定個人情報であって、当該実施機関の職員が組織的に利用するもの
として、当該実施機関において保有しているものをいう。ただし、行
政文書に記録されているものに限る。
第6条中「法令」を「法令若しくは条例(以下「法令等」という。)」に改
める。
第8条第2項第1号及び第4項中「法令」を「法令等」に改める。
第9条中「実施機関は、保有個人情報」の次に「(保有特定個人情報を除
く。以下この条において同じ。)」を加え、同条第1号中「法令」を「法令
等」に改め、同条の次に次の2条を加える。
(保有特定個人情報の利用の制限)
第9条の2 実施機関は、取扱目的以外の目的のために保有特定個人情報を
利用してはならない。
2 前項の規定にかかわらず、実施機関は、個人の生命、身体又は財産の安
全を守るために必要がある場合であって、本人の同意があり、又は本人の
同意を得ることが困難であるときは、取扱目的以外の目的のために保有特
定個人情報を利用することができる。ただし、保有特定個人情報を取扱目
的以外の目的のために利用することによって、本人又は第三者の権利利益
を不当に侵害するおそれがあると認められるときは、この限りでない。
(保有特定個人情報の提供の制限)
第9条の3 実施機関は、番号法第19条各号のいずれかに該当する場合を除
き、保有特定個人情報を提供してはならない。
第10条第2項に次のただし書を加える。
ただし、法令等の規定に基づき提供するときは、この限りでない。
第11条中「基づき、保有個人情報」の次に「(保有特定個人情報を除く。
以下この条において同じ。)」を加える。
第15条第2項中「法定代理人」の次に「(保有特定個人情報にあっては、
未成年者若しくは成年被後見人の法定代理人又は本人の委任による代理人
とする。第16条第1号及び第26条第2項において同じ。)」を加える。
第16条第1号ア中「法令又は条例(以下「法令等」という。)」を「法令
等」に改め、同号ウ中「第2条第2項」を「第2条第4項」に、「特定独立
行政法人」を「行政執行法人」に改める。
第26条第1項中「自己」を「、自己」に改める。
第32条第1項中「自己」を「、自己」に改め、「本人とする保有個人情報」
の次に「(保有特定個人情報を除く。以下この項において同じ。)」を加え、
同条の次に次の1条を加える。
(特定個人情報の利用停止請求権)
第32条の2 何人も、自己を本人とする保有特定個人情報が次の各号のいず
れかに該当すると思料するときは、この条例の定めるところにより、当該
保有特定個人情報を保有する実施機関に対し、当該各号に定める措置を請
求することができる。
(1) 当該保有特定個人情報を保有する実施機関により適法に取得された
ものでないとき、第9条の2の規定に違反して利用されているとき、
番号法第20条の規定に違反して収集され、若しくは保管されていると
き、又は番号法第28条の規定に違反して作成された特定個人情報ファ
イル(番号法第2条第9項に規定する特定個人情報ファイルをいう。)
に記録されているとき 当該保有特定個人情報の利用の停止又は消去
(2) 番号法第19条の規定に違反して提供されているとき 当該保有特定
個人情報の提供の停止
2 未成年者若しくは成年被後見人の法定代理人又は本人の委任による代
理人は、本人に代わって前項の規定による当該保有特定個人情報の利用停
止請求をすることができる。
第36条第1項中「当該保有個人情報」の次に「(保有特定個人情報を除く。)」
を加える。
第2条 湯河原町個人情報保護条例の一部を次のように改正する。
第2条中第8号を第9号とし、第7号の次に次の1号を加える。
(8) 情報提供等記録 番号法第23条第1項及び第2項に規定する記録に
記録された特定個人情報をいう。
第9条の2第2項中「ために保有特定個人情報」の次に「(情報提供等記
録を除く。以下この項において同じ。)」を加える。
第22条第1項中「保有個人情報」の次に「(情報提供等記録を除く。以下
この条において同じ。)」を加える。
第30条第1項中「保有個人情報」の次に「(情報提供等記録を除く。)」
を加える。
第31条中「提供先」の次に「(情報提供等記録にあっては、総務大臣及び
番号法第19条第7号に規定する情報照会者又は情報提供者(当該訂正に係る
番号法第23条第1項及び第2項に規定する記録に記録された者であって、当
該実施機関以外のものに限る。))」を加える。
第32条の2第1項中「本人とする保有特定個人情報」の次に「(情報提供
等記録を除く。以下この条において同じ。)」を加える。
附 則
(施行期日)
1 この条例は、平成27年10月5日から施行する。ただし、第2条の規定は、
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律
(平成25年法律第27号)附則第1条第5号に掲げる規定の施行の日から施行
する。
(経過措置)
2 この条例の施行の日(以下「施行日」という。)前にされた第1条の規定
による改正前の湯河原町個人情報保護条例第15条第1項、第26条第1項又は
第32条第1項の規定による開示の請求、訂正の請求又は利用停止の請求でこ
の条例の施行の際まだその処理がされていないものについては、第1条の規
定による改正後の湯河原町個人情報保護条例(以下「新条例」という。)第
15条第1項、第26条第1項又は第32条第1項の規定による開示の請求、訂正
の請求又は利用停止の請求とみなす。
3 この条例の施行の際現に実施機関が保有している個人が営む事業に関し
て記録された情報に含まれる当該個人に関する情報及び法人その他の団体
に関して記録された情報に含まれる当該法人その他の団体の役員に関する
情報であって、施行日以後新条例第2条第1号に該当することとなるものを
取り扱う事務に係る新条例第7条第3項の規定の適用については、同項中
「を新たに開始しようとするときは、あらかじめ当該個人情報取扱事務につ
いて」とあるのは、「について、湯河原町個人情報保護条例の一部を改正す
る条例(平成27年湯河原町条例第23号)の施行の日以後、遅滞なく」とする。