ティンキャンプ・クリーク・プロジェクト U プロジェクトの概要 ダーウィン ティンキャン プ・クリーク キャサリン アリゲーター・エナジー社の基幹プロジェクト、ティンキャンプ・クリークは、世 界有数の大規模高品質ウラン地帯であるアリゲーター・リバー地方に位置し ています。この地方からは、1980年以来これまでに300 Mlbの U3O8が輸出され ています。 ダーウィンの西275km、リオ・ティント社のレインジャー・ウラン鉱山の東40km に位置するティンキャンプ・クリークは、アリゲーター・エナジー社の子会社が 98%所有、残り2%はアボリジニの先住地権者が所有しています。 テナントクリーク アリススプリングス 0 ガスパイプライン 主要町村 2012年4月、同社は同プロジェクト中のキャラマル鉱床にて、JORC予測資源量 943,905t (0.31% U3O8、資源量にして2,934t U3O8)の資源を公表しました 同プロジェクトは現在のところ、282km2 に及ぶ探査免許を取得しています。同 社はこの地方でさらに15件、面積にしてのべ1000km2 の探査免許を申請中で す。同社は世界的ウラン鉱業者カメコとの間でジョイントベンチャー契約を締 結、ティンキャンプ・クリークの南隣にあるカメコのビートリス・プロジェクトに も参入しました。 100 km 幹線道路 鉄道 会社概要 アリゲーター・エナジー社は株式公開してい るウラン探査会社であり、ノーザンテリトリー の大ウラン地帯に主要な未探査区域を持っ ています。 ASX:AGE 株式時価総額 2015年6月4日現在1,245万豪ドル 発行済み株式数: 2015年6月4日現在311,200,459株 ウェブサイト:www.alligatorenergy.com.au 資源:ウラン 連絡先 アリゲーター・エナジー社 ロバート・ソワービー CEO兼取締役 電話:+61 7 3852 4712 Eメール:[email protected] ノーザンテリトリー政府 鉱山エネルギー省投資誘致部 フィオナ・パーク 投資誘致部長 電話:+61 8 8999 1385 Eメール:[email protected] 当プロジェクトおよびノーザンテリトリーのそ の他のプロジェクトについての詳細は以下の ウェブサイトをご覧下さい。 www.core.nt.gov.au オーストラリアのノーザンテリトリーは、長年に及ぶウラン採鉱の歴史を持って います。ノーザンテリトリーでは、小規模から超大規模まで様々なウラン鉱床 があり、過去30年間に0.95Mt 以上の U3O8 を産出してきました。 ノーザンテ リトリーの現存資源は、 U3O8 にして0.3 Mtと予想されています。 ダーウィン 港は、オーストラリアで二つしかないウラン輸出免許を持つ港です。 地質学およびこれまでの探査活動 ティンキャンプ・クリークは、不整合性ウラン鉱地であるアリゲーター・リバ ー・ウラン地帯にありますが、同地帯には大小さまざまのウラン鉱床が存在し ており、含有 U3O8 量にして数トンから100,000tまで、品質も0.2~2% U3O8とば らつきがあります。 これらの鉱床は主に古原生代Cahill基底層内の地殻化岩石接触部に見ら れ、特に大規模なものは、上層Kombolgie副群(マッカーサー盆地基底)との 不整合に近い新始生代基盤岩との地殻化接触部付近に存在しています。この 地帯の大鉱床が、これまでのウラン生産の96%、ノーザンテリトリーの調査済 みウラン埋蔵量の95%を占めています。2010年にこのプロジェクトを買収して以 来、アリゲーター社は延べ20,000 mを超えるリバースサーキュレーションおよ びダイヤモンドコア試掘を実行し、高品位ウラン資源を定義したり新たな鉱物 化地区を発見したりする成果を挙げました。これまでの作業で、いくつかの有 望地に高品位ウラン鉱物化が存在することが明らかになり、さらにまだ試掘さ れていない候補地もいくつかあります。 インフラストラクチャー • このプロジェクトは閉山したナバーレク・ウラン鉱山の南20km、操業中のレ インジャー・ウラン鉱山の東40kmのところにあります。最寄りの町はジャビ ルーです。オーストラリアで二つしかないウラン輸出免許を持つ港、ダーウ ィン港まで舗装されたアーネム・ハイウェイが通っており、製品輸送に便 利です。 プロジェクトの経済性 • 2011年の東日本大震災に伴う福島原子力発電所事故を境に、世界の原子 力発電は、それ以前と比べて15%、電力にして330TWh分も減少しています。 そればかりでなく、スイスやスペインをはじめ、いくつかの国では新規原 子力発電所の建設が中止されました。それにもかかわらず世界全体の生 産量・販売量は減っておらず、供給過剰と在庫膨張をきたし、価格が低下 しています。 • しかし、国内消費電力の75%を原子力でまかなうフランスをはじめとして、 韓国、ロシア、中国、アメリカ合衆国などは原子力発電を継続する意志を明 らかにしており、福島の事故を受けて定められた新基準に準拠する新しい 原子炉の建設や計画が始まっています。これらの新設原子力発電所の稼 働開始に伴い、ウラン需要は回復するものとみられ、2017年にも需給逼迫 による価格上昇が考えられます。 プロジェクトの現況と開発タイムライン • 2015年 – 現地調査・試掘プログラムの継続 • 2016年5月 – 現在遂行中の不整合性関連ウラン鉱床を目的とする新探査 技術の研究開発の達成目標日 投資機会 アリゲーター・エナジー社は小規模資本投資および将来的オフテイク契約を 希望しています。 JORC資源予測 2012年4月19日に発表されたキャラマル鉱床の予測資源量 (ローカットオフ 0.1% U3O8)は以下の通りです。 トン 944,000 グレード U3O8 含有 U3O8 0.31% 6.5 Mlb ローカットオフ トップカットオフ 0.1% 1.4% 3100 ppm 2950 t 1000 ppm 14,000 ppm 免責事項: この文書には第三者から提供された情報が含まれています。それらの情報は一般的性格のものであり、あくまで参考のためのものです。ノーザンテリトリ ー政府は第三者から提供された情報の真正性・正確性を保証しません。情報を利用するにあたっては独自に相当の注意を払う必要があります。独立した専 門家に相談することを推奨します。 © Northern Territory Government 2015
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