メキシコ教授を招いてメキシコの中小企業について講演を開催

メキシコ教授を招いてメキシコの中小企業について講演を開催
城北支会 藤井大介
東京支部国際部主催の『メキシコ中小企業につい
2.講演会
ての講演・交流会』が、神保町区民会館で 11 月
グアダラハラ大学教授のカルロス・フォング・
14 日(土)に行われました。メキシコの地域経済
レ イ ノ ー ソ 氏 よ り "La PyME en México:
の専門家であるグアダラハラ大学教授のカルロ
Oportunidades de Negocio con Japón"(メキシコ
ス・フォング・レイノーソ氏が講演者として、通
の中小企業:日本との取引の機会)というタイト
訳として同大学教授の岡部拓氏、そしてコーディ
ルでメキシコの中小企業の状況について講演して
ネーターとして中小企業基盤整備機構の福島章雄
頂きました。メキシコの中小企業の現状について、
氏をお招きし、東京支部の診断士 25 名を含めて総
統計データや、文化の比較などの内容を盛り込ん
勢 29 名で開催されました。また、特別参加として
だわかりやすい内容で説明し、また途中メキシコ
カルロス・フォング・レイノーソ氏の奥様もご参
独自の飴を配布するといったユニークさもあり、
加されました。
参加者の皆さんにとってとても満足した内容でし
た。講演後の質疑応答では、時間をオーバーして
しまうほどの質問が殺到し、参加された診断士各
位がどれだけメキシコの中小企業に関心が高いか
を示しました。
3.交流会
講演会後、交流会ということで近くの居酒屋で
行いました。合計 20 名程度の参加で、大変盛大に
盛り上がりました。講演会の場で質問ができなか
った診断士からは積極的に教授へ質問行く様子も
拝見され、活発な意見交換がされている様子でし
1.事前懇談会
午後 1 時半より 1 時間ほどお招きした 4 名と診
た。教授においては日本の居酒屋で飲むという機
会が得られ、大変満足した様子でした。
断士 10 名程を交えて、事前懇談会として日本の中
本勉強会と交流を通し、またこれに基づく今後
小企業診断士制度についてお話しました。これは
の交流を通して日本とメキシコの中小企業支援の
レイノーソ氏からのご希望で、メキシコにはない
世界が近くなったことを信じてやみません。
中小企業診断士制度について、現場にいる診断士
から意見を聞きたいということで開催されました。
はじめに城北支会国際部の伊藤先生より中小企業
診断士制度について 10 分程度お話していただき、
その後教授からのご質問に答えるがごとく、活発
な意見交換がされました。懇談会後、教授は「大
変貴重な生の意見を得られた」とご満悦でありま
した。