平成27年6月29日 産業雇用安定センター 役員の選考経過・選考理由

平成27年6月29日
産業雇用安定センター
役員の選考経過・選考理由について
公益財団法人
産業雇用安定センター(以下、
「センター」という。)は、平成27
年6月24日定時評議員会を開催して役員選任を行い、同日の理事会において理事長
(代表理事)・常務理事(業務執行理事)を選定した。
新役員に係る情報、選考経過及び選考理由については、次のとおりである。
1.新役員に係る情報
役職名
氏
名
所属団体等・役職名
備考
会長(非常勤)
矢野 弘典
公益財団法人産業雇用安定センター 会長
再任
理事長
太田 俊明
(元)厚生労働省 厚生労働審議官
新任
(前)東京海上日動火災保険株式会社 顧問
常務理事
小野 和男
(元)株式会社東芝 横浜事業所長
新任
(前)公益財団法人産業雇用安定センター 総務部長
理事(非常勤) 加藤 篤志
全国中小企業団体中央会 理事・事務局長
再任
理事(非常勤) 山根
一般社団法人セメント協会 総括審議役
再任
哲
理事(非常勤)
秋葉 義明
一般社団法人全国銀行協会 総務部長兼銀行倶楽部支配人
再任
理事(非常勤)
川村
忠
東京発電株式会社 代表取締役社長 ※2
新任
理事(非常勤)
杉原
克
日本化学繊維協会 理事
再任
理事(非常勤)
大上
工
一般社団法人日本自動車工業会 理事・事務局長
再任
理事(非常勤)
生方健二郎
日本製紙連合会 労務部長
再任
理事(非常勤)
桐明 公男
一般社団法人日本造船工業会 常務理事
再任
理事(非常勤)
脊戸 雄功
一般社団法人日本鉄鋼連盟 経営政策本部長
新任
理事(非常勤)
赤木 恭夫
電機・電子・情報通信産業経営者連盟 専務理事
再任
理事(非常勤)
小菅 重男
日本紡績協会 専務理事
新任
監事(非常勤)
藤井 角也
東武タワースカイツリー株式会社 代表取締役・専務※3
新任
監事(非常勤)
福田 雄一
一般社団法人日本建設業連合会 常務執行役
再任
1
※1 非常勤役員(会長を除く)については、いずれも外部理事・外部監事
2
平成 27 年 7 月 1 日付
3
平成 27 年 8 月 1 日付
2.選考経過
(1)
当センターでは、選任に係る透明性・公平性を図る観点から、平成27年3
月17日理事会において、「常勤役員候補者選出委員会規程」を制定した。
(2)
同規程に基づき設置した「常勤役員候補者選出委員会」(以下、「委員会」と
いう。)は、外部委員1名、当センター評議員2名の3名で構成し、本年3月2
4日に委員会を開催した。
同日開催の委員会において選考基準(選考方針)・選考方法等を審議の結果、
理事長候補者については、公募を行うこととした。
(3)
理事長候補者の公募は4月1日から4月28日まで行い、2名の応募者があ
った。
(4)
本年5月27日開催の同委員会において、応募者から提出された履歴書、職
務経歴書、自己アピール文書等に基づく書類審査及び面接審査を経て、慎重に
審議を行い、候補者を選出し理事会に推薦した。
(5)
本年6月9日開催の理事会では、同委員会から推薦された理事長候補者と併
せ、内部登用による常務理事候補者、経済団体・産業団体から推薦のあった非常
勤理事・非常勤監事について、評議員会に諮る候補者推薦に係る審議(議案「定
時評議員会招集の件」)を行い、承認された。
(6) 本年6月24日開催の評議員会審議により、新役員を選任(再任含む)
、また、
同日開催の理事会において、理事長(代表理事)・常務理事(業務執行理事)を選定
した。
3.選考理由
委員会の審議結果については、次のとおりである。
(1)
審議の方法
委員会では、事務局から委員会開催に至った経緯の説明を受け、かつ、関係
規程を確認した後、選考基準(選考方針)
・選考方法等を踏まえて実施した公募
2
での応募者2名から提出された履歴書、職務経歴書、自己アピール文書、確認
書等に基づく書類審査・面接審査を実施した。
(2)
審議の結果
当センターは、経済団体・産業団体、厚生労働省との密接な連携のもと、国
の雇用セーフティーネットの一翼を担う機関として『失業なき労働移動』を実
現するために設立された公益法人であり、全国47都道府県事務所の全国ネッ
トを通じ、事業主からの依頼によって従業員の送出・受入等の人材情報を収集
し、情報提供、相談、助言、斡旋を無料で実施するなどにより、雇用の安定確
保と産業経済の発展に資する目的を有している。
斯かる組織にあって、理事長(代表理事)には、
①
当センターの社会的な責務・役割を十分に理解し、その適切な運営に積極
的に取り組む意欲を有すること
②
役員等として勤務した経験を有していること、また、センターの業務・実
務を十分理解し、組織を管理する十分なマネジメント能力を有すること
③
団体・企業、関係行政機関等との円滑な渉外交渉を行い調整できる十分な
経験と能力を有すること
などが求められる。
今般、応募者2名について、書類審査及び面接審査を実施した結果、センタ
ーの社会的な責務・役割を十分に理解し各種実施事業と関連する労働・雇用等
各分野に関する豊富な知識・経験、洞察力を有し、大規模組織の役員としての
豊富な経験から十分なマネジメント能力や全国的な経済団体・労働団体等との
豊富な渉外交渉経験を有するとともに、センターの今後に向けた的確な課題・
ビジョンを持っていると思料されることなどから、太田俊明氏を理事長候補者
として、理事会に推薦することが適当であると委員全員一致で認めた。
なお、同委員会から推薦された理事長候補者と併せ、事業規模拡大に伴う体制整
備・強化の観点などから、当センターの業務・実務に熟知している小野和男氏を内
部登用により、また、経済団体・産業団体から推薦のあった非常勤理事・非常勤監
事について、評議員会あて候補者推薦をした。
3