【時程】 8:00~ 2015年度 明星学園小学校・中学校 8:45~ 公開授業(1校時:中8:45/小8:50~9:35 2校時:中9:45/小9:50~10:35) ※下表中の傍線の授業が、分科会で話題にする「提案・関連」授業。( )内は授業者名です。 1-1 公開研究会 『意欲を引き出す授業とは』 小 学 校 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。また、平素は、本学園の教育につきまし て深いご理解をいただき、心からお礼申し上げます。 本校では、子どもたちが主体となる学びを追求しています。ご多忙とは存じますが、是非、 ご参会の上、ご意見をお聞かせください。 小学校校長:平田和孝 中学校校長:河住貴夫 中 学 校 ●日 時:2015年11月28日(土) 8:45~16:30 みょうじょう ●場 所: 明 星 学園小学校・中学校 (井の頭キャンパス:〒181-0001東京都三鷹市井の頭5-7-7) ・鉄道…京王井の頭線「井の頭公園駅」より徒歩10分/ JR線・京王線「吉祥寺駅」より徒歩15分 ・バス…小田急・京王バス「明星学園入口」より徒歩10分/ 小田急・三鷹バス「明星学園前」より徒歩1分 ●参加費:無料 ※資料をご希望の方のみ、資料代1,000円を当日受付にてお支払いください。 ◆昼食について: 学校周辺にはコンビニエンスストアはありますが、 昼食を持参されることをお勧めします。 受付 第 一 校 時 第 二 校 時 第 一 校 時 第 二 校 時 1-2 2-1 2-2 音楽 (長澤) 国語 国語 (高瀬) (根岸) 1-1 1-2 7-1 7-2 2-1 2-2 3-1 3-2 4-1 4-2 5-1 5-2 6-1 6-2 英語 算数 理科 算数 社会 算数 美術 工作 (入江) (大野) (大沼) (山本) (江口) (永沼) (坂本) (佐藤) 3-1 3-2 4-1 4-2 5-1 5-2 6-1 6-2 体育 算数 (剛力) (福田) 7-3 7-4 8-1 8-2 8-3 8-4 9-1 9-2 9-3 9-4 体育 英語 国語 体育 英語 社会 数学 理科 英語 国語 数学 理科 (高橋) (姜) (石川) (髙橋) (工藤) (高橋) (中西) (平山) (姫野) (山口) (新坂) (井上) 7-1 7-2 7-3 7-4 8-1 8-2 8-3 8-4 9-1 9-2 9-3 9-4 社会 数学 (繁田) (平野) 10:45~12:30 ≪特別講演≫ 全体会 慶応義塾大学教授 意欲を引き出す授業とは 佐久間亜紀氏 ―子どもの視点から学力を問い直す― いま、授業の変革が盛んに求められ、さまざまな学力論が提唱されて います。しかし、多くの学力論は主にこれからの社会がどんな人材を求 めているかという視点から語られていて、子どもがどんな社会や学力を 求めているかという視点が置き去りにされてはいないでしょうか。 今一度、子どもがどんな学びや授業を求めているのかという視点にた ちかえり、子どもの意欲を引き出す授業の姿や、子どもの学びを支える 大人の役割を考えたいと思います。 13:30~16:30 分科会 ※教科別に分科会を行います。各分科会の内容につきましては、次の紙面でご確認ください。 A:小学校算数「子どものつまづきから学ぶ〜分数のわり算〜」 ・講師:正田 良(国士舘大学教授) ・司会 秋田 敏文(世田谷区立弦巻小学校教諭) ・授業提案者:福田 純一(5年1組)/関連授業者:山本 幸子(4年2組) 小学校の中・高学年では、小数や分数(連続量)のかけ算、わり算が重要教材として位置づい ています。しかし、この連続量のかけ算・わり算、特に分数のわり算の指導については、頭を抱 えた経験のある方も多いかと思います。 指導上の難しさの一つは、教材選択の難しさです。ペンキ塗り、サツマイモの収穫、針金の線 密度など様々な実践が知られています。しかし、ペンキ塗りなどの場面は、子どもたちの実生活 とはかけはなれているために、イメージが持てません。 もう一つは、計算の仕組みを表す図の難しさです。小数ならば、実験で数値を示す事も可能で すが、分数はできません。ですから、何かしらの図で答えを割り出す必要があります。ところ が、その図が子どもたちにとって難しいのです。 この様な分数のわり算を子どもがすっきり理解するためには、どのようにしたら良いのでしょ うか。参加者の皆さんと検討したいと思います。 D:小・中学校 体育 「低学年への側転指導」 ・講師 山内 基広(愛知学泉大学講師) ・司会 未定 ・授業提案者:剛力 正和(2年2組)/関連授業者:高橋 三絵(7年1・4組) 学習指導要領におけるマット運動領域では、回転系の技と倒立系の技を習得し、それらを個人や 集団の連続技として表現する事が求められています。具体的な指導の順序や方法・場の工夫も研究 され、その成果は指導書やDVDにまとめられ全国に普及しています。私たちもこれらの研究成果 に学びつつも独自に実践・研究を深めてきました。その結果「側転は神経系の発達が著しい低学年 から指導した方が良い」という共通認識に至っています。私たちの研究によれば、器械運動の感覚 作り体操である「ネコちゃん体操(講師の山内先生が考案)」を準備体操に位置付け、転回系・ ロール系・バランス系の技が組み合わされた「お話マット」を典型に用いれば、低学年でも容易に 側転を習得することが出来ます。「側転」を基礎に系統的に発展させる中で表現の幅が広がり、そ の中で側転の質も高められていきます。学習の中にはロール系・バランス系で大切な感覚づくりも 同時に含んでいますので他の技の獲得も容易になります。研究会当日は2年生の集団音楽マットを 公開します。「(はじめ)水平バランス→前転→ジャンプ→側転」「(おわり)ホップ側転」の2 部構成を典型とし、それをグループで作りかえていきます。中学1年生のマット運動の授業も公開 し、小中連携の視点からも小学校のカリキュラムについて考えてみたいと思います。 B:中学校数学「3種類の文字の意味を明確に区別して教える重要性について」 ・講師:井上 正允(元佐賀大学文化教育学部教授) ・司会:榛葉 文枝(元和光中学高等学校教諭) ・授業提案者:平野 康弘(7年1組) 数学に無くてはならない道具である文字式。その文字式の中の『文字の意味』を中学生にどの ように認識させるべきか?また、どのように提示していけば混乱なく文字の意味の違いを捉えて くれるようになるのか?私たちは、任意定数・未知数・変数及び関数の3種類の文字の意味を明 確に区別して指導することが大事だと考えています。これらを明確に違うものとして出会わせ て、ひとつひとつの文字の意味について使い方をしっかり身に付けて、生徒自身の道具として使 えるようにした後に、統一をはかるというプランを提案します。それぞれの文字の意味をしっか り捉えられるようにする出会わせ方も提起します。生徒の認識に視点をあてた提案になりますの で、忌憚ないご意見と討議を期待しています。よろしくお願いします。 C:小・中学校 社会 「東アジアの視点を入れた日本近代史の授業をどのように作るか?」 ※小・中学校「理科」「美術・工作・木工・工芸」「音楽」と、 中学校「国語」「英語」は、教科ごとに授業の振り返りとして授業検討会を行います。 ※小学校「国語」「総合」は今年度は授業検討会を行いません。 【お問い合わせ先】 公開研究会事務局:長谷川元子(中学校TEL:0422-43-2196) 【お申し込み方法】 ・方法①…下枠内の情報をFAXする。 (FAX:0422-47-6905) ・方法②…本学園ホームページの「申し込みフォーム」に必要事項を入力する。 (HP:http://www.myojogakuen.ed.jp/index.html ) FAX.送信(0422-47-6905) ・講師:三橋 広夫(日本福祉大学教授) ・司会:渡辺 京(前明星学園中学校・高等学校 校長) ・授業提案者:繁田 真爾(9年4組)/関連授業者:高橋 珠州彦(8年2組) 明星学園中学校の社会科では現在、東アジアに力点を置いた歴史学習のカリキュラム作りを進 めています。そのねらいは、東アジア地域の歴史と現在が直面する課題について理解し、生徒た ち自身がその解決を目指して思考することができるような学びのきっかけを作りたい、というこ とです。 今回の研究テーマである近代史は、歴史認識問題に象徴されるように、東アジア諸国間でさま ざまな争点を含む特に重要な時代です。しかし通史的な学習では、その近現代史の学習に充分な 時数を確保できていないといった、難しい現状があります。午後の検討会では、近現代史のカリ キュラム案も提案しながら、近現代史の授業時数を充分に確保するための学習のあり方などにつ いて、参会者の皆さんと議論できればと思います。 みょうじょう ≪ 明 星 学園小学校・中学校公開研究会申込書≫ フリガナ ◆お名前( ) ◆ご所属( ) ◆ご住所(〒 ) ◆電話番号( ◆参加希望分科会( ) A:算数 B:数学 C:社会 ↑ いずれかに○をお付けください。 D:体育 )
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