台風15号 嘉麻市にも大きな被害 台風15号 嘉麻市にも大きな被害 台風

社会福祉法人
えがお
嘉麻市社会福祉協議会
〒820-0205 嘉麻市岩崎1143番地3 稲築住民センター内
TEL 0948-42-0751
FAX 0948-83-8005
http://kama.syakyo.com
[email protected]
https://www.facebook.com/kama.swc
発行日/2015.10.1
No.116
台風15号
嘉麻市にも大きな被害
平成27年台風第18号による大雨災害義援金の募集について
9月17日、本会に一通の封書が届きました。昨年まで嘉麻市内で地域支えあい事業や訪問介護事業を利用されながら在宅生
活を続けられ、現在は、市外の施設で暮らしているSさんからでした。
「茨城県常総市に送ってください。
これから先寒くなってきま
す。お願いします。」
という手紙とお金が同封されていました。テレビから流れる被災地の映像に心を痛められ、
「小さな贈り物で
す」
とあたたかいお気持ちを届けていただきました。
現在、福岡県共同募金会でも、被災された方々を支援するため、義援金を募集しています。嘉麻市支会では、稲築住民センター
内の事務局と山田ふれあいハウスに募金箱を設置し、義援金を受け付けておりますので、
ご協力をお願いします。
東日本豪雨で、たくさんの方が被害にあわれました。心からお見舞い申し上げるとともに被災地の一日も早い復興を心よりお
祈り申し上げます。
ヴォイス
Voice No.26
聞かせて・教えて あなたの思い
∼平成27年度 筑豊ブロック市町村社協連絡協議会 公開講演会∼
障がい者の差別と虐待を防止するために
9月2日(水)、嘉麻市なつき文化ホールで、飯塚市・嘉
麻市・桂川町社協主催の公開講演会を開催し、88名の
方が参加されました。特定非営利活動法人しょうがい生
活支援の会すみか代表理事の芹田洋志さんに、差別や
虐待を防止するためにはどうしなければならないのかを
伺い、誰もが安心して暮らせる地域づくりについて考え
ました。
し
ひろ
た
せり
これらのことで 、権 利 侵 害の
防 止 、人 権 尊 重の実 現に向けた
会にあ る ものと 考 えています。
は個 人にあ る ものではなく 、社
とは変わってきますので、障がい
われば、
できること、
できないこ
す。他にもいろんな 環 境 等が変
づらさ を 改 善 す る一つの 手 段で
バーサルデザインは 、その 生 き
例 え ば 、バリ アフリ ー やユニ
によって変わってくるものです。
と思います。それは、環境や文化
きづらさ ﹄を 感じることがある
り 安 心でき な かったりす る﹃ 生
参 加する 中で、不 便だと感じた
地 域で生 活する 、また社 会に
の中で気になることがあればま
う 言 葉を重く受け止めず、地 域
定 め られていますが 、通 報 とい
したら通報することが義務だと
関 す る 法 律 ﹂には 、虐 待 を 発 見
害者の養護者に対する支援等に
また、﹁障害者虐待の防止、障
のです。
すことができるために重要なも
もが社 会 参 加し、安 心して暮 ら
更、調整をするということで、誰
要性やその場の状況に応じた変
障 がいを もつ方一人 ひとりの 必
﹁合理的配慮﹂という考え方は、
の 条 約 の 中 に 定 め ら れて い る
障がいって何だろう?
また、どんな 支 援 者がいるかと
ず誰かに相談すること、それが、
取り組みが一層強化されます。こ
いうことでもその人が感じる困
虐 待が起こらない社 会をつくっ
本 人のことを 、呼びすてやあ
だ名ではなく、名 前で〇 〇さん
と呼ぶことなど、人権を大切に
すること、相手を尊重すること
誰もが安心して暮らせる
地域を作るために必要な
こと
ていくことにつながります。
りごとは変わります。
虐 待 、差 別 の 防 止 に 関 す
る国内法の整備
我 が 国 は 、2 0 0 7 年 に﹁ 障
害 者の権 利に関する 条 約 ﹂に署
名をしました。それに伴い、国内
法 が 整 備 され 、
﹁障害を理由と
する差別の解消の推進に関する
法律﹂が定められました。
で、虐 待につなが ることはなく
なると思います。
そして、人は一人ひとりに可能
性があり、世の中に役に立たな
い人 などいません。障がいをも
つ方 を﹁ 支 援 される 人 ﹂と 捉 え
るのではなく、その人が活 躍し
たり 支 え る 人 にな る とい う 可
能性を信じることが大切です。
また、他 人からは良かれと思 う
ことが本 人の幸せと一致するか
は分かりません。決して上から
目 線にな らず 、対 等 な 立 場 、あ
る いは 斜 め 後 ろ か ら 寄 り 添 う
関わりが必要だと思います。
2
えがお10月号
地域のホットニュース
新聞を通したつながりづくり
樋 渡 行 政 区では 、今 年 度
日に第 1 号 が 発
から行政区新聞を作りはじ
め 、7 月
は、﹁当面は、4か月に一回の
行政区長の藤春俊二さん
です。
を 出し合って、
コミュニケー
るそうです。
﹁みんなで知恵
次回は
ました。
15
ぜん
やす いち ろう
つい
く
よう
す
もう こう
があります 。この 煙 突 が 建
て られた 大 正 時 代 は 、窯で
米を蒸す際に石炭を用いる
こ と が 主 流 だった た め 、非
常に火 力 が 強 く 、大 量の煙
を 排 出 していました 。その
ため 、周 囲の 建 物 よりも 高
い所に排気口を設けなけれ
ばな らず 、とても 高い煙 突
と なった そ う で す 。この 煙
突は、半 世 紀 以 上 大 隈の街
並 みを 見 守り 続 け 、地 域の
方々に親しまれています。
永冨さんは、﹁これからも
煙突を大切にしていきたい
と思っています。しかし、老
朽 化 も 進 んでいる ため 、心
長い歴史を刻んで ∼大隈 梅ケ谷酒造∼
ぎょう
大 隈 地 区には、歴 史 あ る
酒 造 が 3 軒 あります 。その
1つ、梅ケ谷 酒 造 9 代 目 社
長の永冨保一郎さんに、酒蔵
の歴 史や煙 突のことについ
て伺いました。
天保5年からの歴史をも
つ梅ケ谷酒造の名前の由来
は、明 治 初 期の社 長が 代
横綱梅ケ谷藤太郎の大ファ
ンだった か ら だ そ う で す 。
今 も 店 内には 、昭 和 年に
梅ケ谷の追 善 供 養 相 撲 興
行 が あった 際に酒 を 贈った
写真が飾られています。
敷 地 内 には 、
﹁ ウメガ タ
ニ﹂と 書 かれた 大 き な 煙 突
配 しています 。﹂と 、話 して
くださいました 。また 、﹁ 昔
から梅ケ谷の酒を飲んでく
れて い る 地 元 の お 客 さ ん
を 、これか ら も 大 切 にして
いきたいと思います。﹂と語
られました。
15代横綱 梅ケ谷藤太郎
行されました。
新 聞 の タイ トルは﹁ ふれ
あい ﹂で す 。これには 、地 域
の 行 事 が 減 り 、住 民 同 士の
つな が り 、ふれあ う 機 会 も
少なくなっている中で、地域
内での出来事や問題などを
共有したいという思いが込
められています。
6名の編集委員のみなさ
ん が 情 報 を 持 ち 寄って 、作
成にあたっていますが、なか
発 行 です が 、情 報 が 集 まれ
ションでき る よ う な 新 聞に
う こ と で すね ﹂と 話 してい
ば 、発 行 回 数 を 増 やすこ と
していき たい ﹂とい う 目 標
なか情報が集まらないそう
も 可 能になりま す 。今 の 課
を 共 有 し 、編 集 作 業 を 続 け
日に発行す
題 はパソコンで 作れる 技 術
ています。
月
を 習 得 す る こ と と 、いかに
情報を収集してくるかとい
えがお10月号
3
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15
34
17
仕事や生活、家計のことで困ったら
まずは
かま自立相談支援センターへ
ご相談を!
稲築庁舎別館に開設している
『かま自立相談支援センター』は、失業して収入がなくなった、仕事がなかな
か決まらない、年金がわずかで生活が苦しいなど、様々な理由で生活に窮する方々の相談を幅広く受けつけ
ています。相談支援員が寄り添いながら、
どうしたらよいかを一緒に考え、問題解決までサポートしています。
お困りの方は一人で悩まず、
ご相談ください。
相談支援のながれ
たとえば、こんな場合は…
1
年金がわずかで、
生活が苦しい。
収入が保護基準を下回ってい
る場合は、生活保護へつなぎま
す。今日の食事もままならない
という場合には、センターで備
蓄している食品を提供します。
はじめに、相談支援員がお話をじっくりお聞きし、問題を整理します。
2
3
借金があり、公共料金
も滞納しているなど、
家計のやりくりができ
ない。
家計の見直しを一緒に行いま
す。その中で、必要があれば、
法テラスなどと連携し、債務整
理などにつなげます。
嘉麻市にお住まいの方で、経済的な理由
対象と などによる生活にお困りの方、仕事に就
なる方 く自信がない方や見つからない方など。
相談
窓口
(生活保護受給中の方は除きます)
仕事に就きたいが、
なかなか決まらず
生活が苦しい。
お金がなく、ハローワークへ行
くことさえ難しい場合には同行
します。また、ハローワークの求
人情報のほか、利用できる制度
などの情報を提供します。
月曜日から金曜日
(祝日・年末年始は除く)
午前8時30分∼午後5時まで
電話での相談は24時間365日対応し
ます。
TEL 0948-43-4751(直通)
※相談は無料、秘密は守ります。周りの方からの相談もお受けしています。
※センターは、生活に困っている方々の支援を通じて、同じような状況の方をうまない地域づくりを目指しています。
市民フォーラムのご案内
私たちが暮らす現代の社会には、高齢者や障がい者への虐
待、様々な手口による消費者被害など、権利を侵害される出来
事が数多く発生しています。
平成12年に成年後見制度が施行され、申立件数が増加す
る中で、後見人の受け皿づくりという課題が出てきていて、新
たな担い手としての「市民後見人」の活動に期待が寄せられ
ています。
そこで、
これからの成年後見制度と市民後見人の役割につ
いて学ぶフォーラムを下記のとおり開催します。ぜひご参加く
ださい。
●日時 平成27年11月13日
(金)10時30分∼12時
●場所 夢サイトかほ 嘉麻市大隈町1228番地1
●内容 みんなの力で地域を支え合うフォーラム
「市民後見人の役割と成年後見制度の行方
∼2025年問題を考える∼」
(仮題)
●講師 NPO法人 高齢者・障害者安心サポートネット
理事長 森山彰氏
成年後見制度 Q&A
Q
後見人の職務
である財産管理
とは、どのような
ことですか?
A
財産管理とは、
本人の財産を適正
に管理することです。
具体的には、
印鑑や貯金通帳の保
管・管理、
不動産の維持・管理、
保険金や年金
などを受領、介護サービス等の締結、必要な
経費の支出、生活資金捻出のための動産及
び不動産の処分など広範囲に
及びます。
また、本人が行った法律行為
について、その取消を求めるこ
とも、
重要な財産管理行為です。
えがお10月号
4
の
ブログ
参加者募集
在宅介護者の集い
在宅で介護をされている方々が、
いろんな情
報交換をし、楽しくリフレッシュしています。
月8日︵木︶
稲築住民センターにて︵岩崎1143番地3︶
月 日︵木︶
山田ふれあいハウスにて︵上山田502番地6︶
※時間はいずれも 時∼ 時までです。
15
ひきこもり家族の集い
13
自宅中心の生活を送っている方のご家族で、
いろんな 悩みを 話したり、情 報 交 換 をした
りしています。
月 日︵木︶
月 日︵木︶
※時間はいずれも 時 分∼ 時 分までです。
フリースペース
13
15
30
家 か ら一歩 外に出て自 由に過ごせる 居 場 所
です。話をしたり、
パソコンをしたり、と過ご
したいことを自分で決めています。
月1日、8日、 日、 日
月5日、 日、 日、 日
30
19 15
26 29
※ひきこもり家族の会、
フリースペースの開催場所
はいずれも寄ってこハウスで、
時間は 時 分∼
時 分です。
12
13
30
支えあいのまちづくりサポーター養成講座
嘉麻市社協が設立されて 周年の節目の講
座を開催しています。
第8回テーマ 水俣病と家族の歩み︵仮︶
講師 水俣病資料館 語り部
杉本肇氏
月 日︵水︶ 時 分∼ 時 分
稲築地区公民館
18
30
30
15
30
10
︽お問い合わせ先︾ 嘉麻市社会福祉協議会
☎0948︲42︲0751
13
Email:[email protected]
﹁読めば答えが見つかるかも﹂
社協だよりクイズ
﹁広報紙えがお﹂を読んで、次のクイズ
にお答えください。正解者の中から抽
選で2名の方に、図書券︵千円分︶をプ
レゼントします。
?????
問 題
障害者の権利に関する条約の中に定
められている 、障がいをもつ方一人ひ
とりに応じた変更や調整をするとい
う考え方を何と言うでしょうか?
︵1︶合理的権利
︵2︶合理的配慮
︵3︶合理的義務
●応募方法 ①クイズの答え、②広報
紙 の 感 想 、③ 郵 便 番 号・住 所 、④ 氏
名 、⑤ 年 齢 、⑥ 電 話 番 号 をご記 入の
︵必着︶
までにハガキ、
ま
上、 月 日
たはEメールにてご応募ください。
●送付先 〒820 ー0205
嘉麻市岩崎1143番地3
嘉麻市社会福祉協議会
E-mail:[email protected]
●前号のクイズの答え ︵1︶
第4回支えあいのまちづくりサポータ
ー養成講座で講演してくださったアー
サー・ビナードさんは
﹁ピカドン﹂という
言葉を使ってみて、変わることを実感
したのは、﹁自分の立ち位置﹂
でした。
応募のあった方から社協だよりの感想
をいただきましたので、紹介します。
・高 齢 者にとって快 適に生 活できていっ
たら助かりますね。
・
﹁ 地 域 支えあい事 業 が 利 用しやす く
なりました﹂
の表は、保存しておきま
す 。今 月の一冊﹁お医 者さんは神 様で
はない﹂
を買って読みます。
※当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
えがお10月号
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11 10
11 10
11
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■
■
■
■
ひゃっ けん はい すい ぐち
百間排水口
ほっとはうすの
みなさんで描かれた絵
今日は、10周年記念事業事前学習のフィー
ルドワークを水俣で行いました。
初めに、水俣病原点の地である百間排水口を
見学し、その後、水俣病歴史考証館に行きまし
た。考証館では、たくさんの資料を見せていただ
き、水俣病の歴史を振り返りました。また、職員の
永野さんから、水俣病の患者であることをなかな
か言えなかったことや、今、なお、声に出せない複雑な
思いを抱えておられる方が多いことも伺いました。
次に、社会福祉法人さかえの杜「ほっとはうす」に
おじゃましました。ここは、水俣病の患者さんや障が
いを持つ方が働き、集い、交流する場です。ちょうど
宗像中学校の生徒さんが来られていて「水俣病から
宝物を伝えるプログラム」で6名の方から話を伺いま
した。水俣病の辛い経験だけではなく、今を生き生き
と過ごしておられること、同じ病気で困っている方を
思いやる気持ちも語られました。
人と人がつながることの大切さと支えあうことの
尊さを教えていただいた貴重な時間となりました。
かま自立相談支援センターに、
「今
日食べるものがなく困っている」と
いった相談が寄せられました。そこ
で、軽費老人ホーム稲穂園(山野)
に
協力をお願いし、お弁当を作ってい
ただきました。
また、
「数日間きちんとした食事が
とれていない」との相談もあり、8月
7日
(金)
と10日
(月)
には、障がい者
支援施設清浄学園(漆生)でも作っ
ていただきました。受け取った方々
は、栄養バランスのとれた豪華なお
弁当に、
とても喜んでおられました。
9月10日(木)
2015年
8月13日(木)
2015年
本会では、日々の活動を紹介したり、いろいろな福祉情報を素早くお届けしたいという思
いで、
ホームページで、
日記『嘉麻市社協のブログ』
を書いています。そこから抜粋してきた
記事をご紹介します。
ぜひご覧下さい。 http://kamasyakyo.chobi.net/worldpress/
嘉麻市社協
台風15号 災害救援ボランティア活動
8月25日
(火)の早朝に最接近した
活動の様子
台風15号は、嘉麻市にもたくさんの
被害をもたらしました。
これに伴って、台風通過直後から、
本会のコミュニティソーシャルワーカ
ーが担当地区をまわり、被害状況を
確認するとともに、被災された方々の
困りごとなどを訪ねて回りました。
また、被災された方で不安なことや
困りごとのある方は災害ボランティア
センターに相談いただけるように、
チ
ラシを配布し、20件の相談が寄せら
水路にたまった砂や葉などを取り除くボランティアのみなさん
れました。
通路に落ちたトタンの撤去や、倒れた倉庫の片付けなどについて、
センターに登録されているボランテ
ィアさんに協力を依頼し、活動を行いました。
災害はいつ起こるかわかりませんので、嘉麻市で被害が発生した場合に、協力していただけるボランテ
ィアを募集しています。特に技術や経験は必要ありません。
ぜひセンターにご登録ください。
ボランティア情報
イベント情報
運動会のサポート
精神障害者家族・当事者の
相談員による相談会
∼福岡県立嘉穂特別支援学校運動会∼
日 時
平成27年10月17日
(土)
8時45分∼12時30分
※雨天の場合は18日(日)に延期となります。
会 場
嘉穂特別支援学校運動場
内 容
テント内での児童・生徒の見守り
や道具の出し入れの補助
募集人数
精神障害に係る医療・福祉サービス・生活全般につい
て、障害者をかかえる家族・当事者の相談員(嘉麻市精
神障害者相談員)が、同じ悩みをもつものとしてお話を
うかがい、共に考えます。相談スペースは広い和室なの
でよろしければ障害当事者の方の同伴もどうぞ。個人
情報やお話の内容など、秘密を厳守します。予約は不
要。相談無料です。
と き
毎月第4土曜日13時30分∼16時
5名
と こ ろ
山田生涯学習館(上山田駅跡地)和室
募集締切
10月14日
(水)
問合せ先
そ の 他
当日は動きやすい服装でお願い
します。
昼食は主催者で準備します。
嘉飯山地区精神障害者家族会いずみ会
事務局 ☎0947−45−1876
(辻田方)
毎月第3木曜日13時30分より、嘉穂・鞍手保健福祉
環境事務所の一室にて定例会を開いています。多くの
人の経験を学べます。自由に参加できます。
お問い合わせ先・お申し込み先:かまボランティア・市民活動センター
☎0948-42-0751
えがお10月号
6
と き:11月25日(水)
13:00∼15:00
法律相談
と き:11月5日(木)
13:00∼16:00
ところ:山田ふれあいハウス
と き:11月19日(木)
炭鉱の 記憶
ヤ
マ
39
リング組み立て作業完了時の写真
103
No.
飯塚市在住の大塚恵美子さんからメー
ルで、山野炭鉱に関するたくさんの写真を
送っていただきました。
大 塚 さんのお 父 さんは 、昭 和 年 6 月
日に、三井山野炭鉱で落盤事故にあい、
脊 椎 損 傷の大けがを負いました。それは、
新 婚 旅 行 か ら 1 か 月 後 、大 塚 さんはお 母
さんのおなかの中にいる 時の出 来 事でし
た。
それから間もなくして生まれた大塚さんが、入院しているお父
さんと初めて会った写真が右下のものです。
ほとんどの時間を病院で過ごし、他
お父さんは、
およそ 年間、
界されました。大塚さんは、﹁お父さんに孫を抱いてもらうことも
できて、家 族で幸せな時 間 を 過ごせた﹂という 思いを 持つととも
に、﹁自分は何の義務も果たせていないのではないか﹂と考えるよ
うになり、少しでも何かの役に立てばという思いで、今回写真を提
供することにされたそうです。
メールの文章の最後には、﹁炭鉱で賑わっていた当時と今の鴨生
を見比べると、
寂しく 感じる
こともありま
す 。そ れ で も
故 郷を愛する
気 持 ち は いっ
ぱいで す 。﹂と
綴 ら れて いま
した。
24
炭鉱時代の懐かしい写真や思い出などを募集しています。
嘉麻市社会福祉協議会までご連絡いただければ幸いです。
☎0948︵42︶0751
えがお10月号
7
︵きはら︶
嘉麻市社会福祉協議会
☎0948-42-0751
山野病院で撮影
竪坑開盤完了祝賀会の様子
し ら ぬ い かい
ところ:稲築住民センター
23
今月の
ところ:稲築住民センター
一冊
13:00∼15:00
れ
と き:11月11日(水)
いし む
心配ごと相談
著 者 石牟礼道子氏
発行所 講談社文庫
法律相談は予約が必要です。
先着順となっていますので、
お早めにお申し込みください。
方たちがおかされた病で、魚に含まれていたメチ
ル水 銀で脳や神 経の細 胞 が 破 壊されます。手 足
のしびれや頭痛、言葉をはっきり話すことや歩く
ことができないなど様々な症 状に日々苦しまれ
ていて、水 俣 病が発 生してから、人々の暮 らしや
つながりが変わっていく様子が事細かく書かれて
います。また、水 俣 病が発 生した不 知 火 海は、魚
わく海と言われていたそうで、その美しさや豊か
さを偲ぶ言葉もたくさんでてきます。
この本から浮かび上がる患者さんへの差別は、
大変過酷で読んでいて心に迫るものがあります。
家族や地域のつながりまで奪ってしまったことの
罪 深 さ を 感 じなが ら 、同 時に私 自 身にもその罪
が問われている気がしました。
私は仕事で水俣のことを知るまで、公害病の一
つとしか知りませんでした。この本は、水 俣 病で
苦しんだ方や家族の声だけでなく、裁判をめぐる
動 向 、様々な資 料も綴ってあります。水 俣 病 事 件
に様々なことを映して何が見えるのかを考える
ことができました。
ところ:稲築住民センター
新装版 苦海浄土
わが水俣病
11月 の 総合相談
この本には、公害病として知られている水俣病
がどれだけたくさんのものを奪い、傷つけてきた
のか、また、それにより悩んでこられた方たちの
生々しい声が、水俣の言葉で綴ってあります。
水俣病とは、
チッソ工場が水俣湾に流した工場
廃水により、汚染された魚を知らずに食べていた
13:00∼16:00
ど
がい じょう
く
小林 大和さん
古賀 友理恵さん
!!
今月のえがお
最近〝えがお〟になった出来事を
教えて下さい
やまと
コスモスコモンで開催された、
愛いっぱいコンサートに出 演
しました。トゥインクルキャッ
ツの 仲 間 と 合 奏 し た り 、踊っ
たりして、
とても楽しかったで
す。
8月 日 が 誕 生 日でした 。プ
レゼントでゲームを 買っても
らったことが嬉しかったです。
(^0^)
15
山田ふれあいハウスからのお知らせ
■風船でいろいろな形がいっぱいできたよ!
8月23日
(日)、山田ふれあいハウスでバルーンアー
ト教室を開催し、親子19名が参加されました。
講師の平塚由香利さんの説明を聞きながら、細長
い風船にポンプで空気を入れるところから始まり、
キリ
ンや犬、花などの作品を作りました。子どもたちは、お
父さんやお母さんに手伝ってもらいながら、動物の形
になっていくのがとても楽しそうでした。参加されたお
母さんは、
「風船をひねる時に割れないかどきどきしま
したが、作品がたくさんできると、嬉しくなりますね」
と
話されていました。
■閉館時間変更のお知らせ
平成27年11月1日
(日)
から平成28年3月31日
(木)
まで閉館時間が午後5時になります。
連絡・問い合わせ先/山田ふれあいハウス 嘉麻市上山田502番地6 TEL 0948-52-1847
嘉麻市
社会福祉協議会指定
葬祭場紹介
きど葬祭やまさ碓井斎場
嘉麻市飯田214-1
☎(0948)62-4499
高齢化社会が進む中、お葬式の施行内容や金額などが見直されて
います。
時代のニーズに対応した「きどやまさ倶楽部」には、様々な会員特
典がついています。
この機会にぜひご入会ください。
スタッフ一同、真心込めてお手伝いさせていただきます。
葬儀申し込み時に、「嘉麻市社会福祉協議会指定でお願いします」
とお伝えください。葬儀にかかる費用の一部について割引を受けるこ
とができます。
↑稲築
←飯塚
ガソリン
スタンド
コンビニ
スーパー
←桂川
飯田
郵便局 保育園
信用金庫
碓井庁舎
きど葬祭
やまさ碓井斎場
嘉麻市社会福祉協議会指定葬祭場は、きど葬祭やまさ碓井斎場を含め、市内に8ヶ所あります。
ひさつね会館……………………………………
いすや会館………………………………………
セレモニーホールおおつか……………………
かほ葬祭 あじさい会館………………………
☎52-0758
☎57-4444
☎52-1212
☎62-5566
善光会館 稲築会場…………………………… ☎83-5000
おかむら葬祭岡村会館………………………… ☎42-4420
飛鳥会館 南斎場……………………………… ☎42-4241
えがお10月号
8
月
日受付分
31
︻上牛隈︼
親族 中 嶋 幸 治 様
故 中 嶋 千 恵 様
︻嘉穂才田︼
親族 山 口 秀 俊 様
故 山 口 裕 貴 様
︻大力︼
親族 梶 原 昭 市 様
故 梶 原 ヤエノ 様
︻芥田︼ 親族 溝 口 進 様
故 溝 口 ヤヨイ 様
︻桑野︼
親族 畑 俊 次 様
故 畑 芳 子 様
︻小野谷︼ 親族 松 尾 一 壽 様 故 桒 野 皓 様
︻飯田︼
親族 伊 藤 富貴江 様
故 伊 藤 徳 松 様
︻下臼井東︼
親族 田 中 正 時 様
故 田 中 ミツ子 様
●初盆返し
︻漆生本村︼
親族 野見山 峰 子 様
故 野見山 モ ト 様
︻漆生南部︼
親族 三 好 ハツヱ 様
故 三 好 繁 夫 様
︻枝坂︼
親族 白 土 美恵子 様
故 摩 治 ヤヱ子 様
︻西川︼
親族 上 村 フ サ 様
故 上 村 春 亀 様
︻下宮︼
親族 森 ミヤ子 様
故 森 勇 雄 様 ︻新原︼
親族 前 田 民 雄 様
故 前 田 照 子 様
●寄附
︻一般寄付︼
嘉穂の名水愛好者一同 様
︻子育てリユース︼
山野第一 鬼塚かよ子 様
漆生東 匿 名 様
下臼井西 瀧本 里美 様
飯田 松隈 明美 様
西郷 松雪 友香 様
ゆうひが丘 馬場万里亜 様
田川市 小松 直子 様
︻アルミ缶︼
漆生中央 田中茶舗 様
漆生南部 岩田 勇治 様
鴨生第一 伊藤喜代益 様
漆生東 河野 修吾 様
漆生東 匿 名 様
枝坂 久家 浩史 様
枝坂 久家奈緒美 様
枝坂 白土 綾乃 様
六四田 松田 敏雄 様
百々谷 橋本 利根 様
百々谷 樋口 哲哉 様
神幸 松岡あつ子 様
中央 明石 睦則 様
中央 匿 名 様
宮吉 匿 名 様
猪之鼻 菊池 春政 様
石ヶ崎 渡 美千代 様
石ヶ崎シニアクラブ 様
市内 匿 名 様
︻リングプル︼
漆生中央 松田 茂 様
山野第二 古賀 絹江 様
枝坂 森 章枝 様
六四田 松田 敏雄 様
尾浦第二 坂井幸智子 様
下宮 三好 央 様
筑紫 荒瀬さおり 様
長野 坂本カツヨ 様
中益 匿 名 様
石ヶ崎シニアクラブ 様
長円寺仏教婦人会 様
市内 匿 名 様
︻古切手︼
鴨生第一 伊藤喜代益 様
鴨生第一 匿 名 様
長野 坂本カツヨ 様
教育ナビゲーション︵株︶様
︻使用済テレカ︼
長野 坂本カツヨ 様
︻アルミ︼
古河 塚原 京子 様
あなたの会費が、社協の
地域活動を支えています
会員として、
次の方々に
ご加入いただきました。
日∼
月
日受付分
︵敬称を省略させていただきます。
︶
8月
8
31
︿ 樋 渡 ﹀花岡政行、
藤春幸子、
藤春笑
子、
花岡友子、
花岡スミ子、
山本ヒフ
ミ、花岡ミヨコ、藤春ユキエ、藤春春
代、花岡安子、藤春虎雄、萬田紀男、
藤春幸輝、
藤春俊二、
藤春渡江、
藤春
チヱ子、
松岡章子、
藤春かず子、
田原
正志、
藤春ユキ子、
山下直美、
竹中亮
一
︿鴨生第一﹀稲富絵梨香
︿鴨生第二﹀
金光京子
︿漆生東﹀浦ハツヨ
︿ 尾 浦 第 二 ﹀下 川 明 世 、豊 義 満 三(
口、
西
坂井幸智子
) 豊子、
︿西川﹀上村フサ
︿木城﹀中田盛樹
︿筑紫﹀太田富士雄
︿大橋﹀大村月代
︿ 中 央 ﹀牟田幸子、
黒川朝子、
小島歯
科
︿ 猪 之 鼻 ﹀梅野明、坂本ヒデヲ、江藤
ヒサ子、
本間栄慈、
小埜英夫、
川崎満
里子、
熊谷キミエ、
明石征三、
久恒道
臣、菊地春政、渋谷道代、内田輝男、
縄田順子、
大和義子、
原田寅雄、
早川
進、浦田敏幸、坂本紀子、吉竹孝二、
西野正則、
小田勲、
松岡ナツ子、
明石
千恵子、
加茂民雄、
藤井日出子、
野北
栄子、
浅田和敏、
丸山勝、
明石明俊
︿三菱第二﹀辻岡昭子
︿石ヶ崎﹀丸山みさ
︿千手﹀森美子
︿嘉麻市﹀阪下理恵子
1
みなさまの善意、心より厚く、
お礼申し上げます。
日∼
香典返し・寄附
8月
●香典返し
8
︻口春︼ 親族 渡 邉 忠 士 様
故 渡 邉 一 枝 様
親族 安 部 愼一郎 様
故 安 部 一 彦 様
親族 山 本 秀 樹 様
故 山 本 シズエ 様
︻山野第一︼
親族 緒 方 輝 躬 様
故 緒 方 英 子 様
︻西川︼
親族 福 田 尚 史 様
故 福 田 義 範 様
︻木城︼
親族 坂 田 久 子 様 故 坂 田 広 敏 様
︻大橋︼
親族 姉 川 恵美子 様
故 姉 川 兼 雄 様
︻猪之鼻︼
親族 早稲田 護 様
故 早稲田 薫 様
︻立石︼
親族 大久保 翠 様
故 松 岡 クニコ 様
︻古河︼
親族 若 島 勝 様
故 若 島 ヒトエ 様
親族 小 西 政 義 様
故 小 西 シツヱ 様
えがお10月号
9
1
くつ
あお
コラム交
点
﹁若い世代へ伝えたいこと﹂
10
えがお10月号
社協だより
「えがお」は、赤い羽根共同募金の配分金で発行しています。
それぞれの中学校で、子どもたちが
このカレンダーに出 会い、私 が 綴った
言葉を読み、何かを感じてくれたらと
希 望に胸 を 膨 らませ、日々を 送ってい
ます。
ホットニュースの取材に梅ケ谷酒造に伺い、酒
造りに大切なことを教えていただき、道具も見せ
てもらいました。大隈地区は、ほっとするような
雰囲気があって、
この街並みがいつまでも残って
ほしいと思いました。 (ごうはら)
︵宮地 西川光義︶
心配ごと相談ではさまざまな相談を受け付け
ていて、相談員の方がじっくりとお話を伺いま
す。また、社協では電話やメールでの相談も受け
付けていますので、一人で考え込まずにご相談く
ださい。
(まる)
かく しゃく
せっ ちゅう こう ぐん
私は、学校を退職後も、若い世代への
熱い思いをもっています。
市内の中学校へ自作のカレンダーを
持って伺 うのも今 年で3 年 目です。そ
のカレンダーには、私 がこれまでの人
生で学んだことを書いています。
﹁人生はただ一回限り だからこ
そ今日一日を力いっぱい生きねば﹂
﹁ 言 葉 は 相 手 を 傷つけ る もので
あっては な ら ない 。愛 情 、激 励 、信
頼、やさしさの表現の為につかうも
のである事を知ってほしい﹂
台風15号の災害ボランティアとして多くの方
にご協力いただきました。現場で、みんなで協力
しあって、作業を進められる姿がとても心強く、
そして頼もしく思えました。感謝の気持ちでいっ
ぱいです。
(たけがわ)
梅田 嘉昭さん
飯田出身
先生方の情熱に育まれて
らん
和二十九年度の日本の国家予算
は 約一兆 円でした 。矍 鑠 と 、今 も
山 田 市で 、社 会 福 祉 活 動に尽 力
されてい る 加 藤 宝 先 生 の 、幅 広
くユニークな 教 育 理 念 と 熱い思
いが伝わってきます。
中 学一年 生の 三 学 期 、朝 、目 覚
める と一面の雪 景 色 、少しハイに
なって登校すると﹁今日は全校生
徒 、長 谷 山へ雪 中 行 軍 ﹂との校 内
放送。ヤッホー!此れも日本が敗
戦 か ら 立 ち 直 り 、発 展 して 行 く
良き時代の、元気な日本の一面だ
ったと懐かしく思いだされます。
それにしても、千手村を経て標
高 八 百 六 十メートルの 古 処 山へ
の 遠 足はキツカッタ∼。帰 路 、道
端の家から漂 う 魚 を 焼く匂い
で 、空 腹 を 刺 激 された 時 は ⋮ た
まらんかったバイ!
先 生 方のご 指 導 を 得て 、自 分
達で栽培した野菜を、
ザルへ入れ
て飯田の街へ売りに出かけ、オバ
サン達に買って頂いた事、学校の
帰 り 路 、友 人 達 と 柿 ドロボ ウ を
し た 事 等々⋮ 楽 しい想い出
達 、有 難 う!昭 和 三 十 三 年 碓 井
中 学 校 を 卒 業 し た 私 た ちは 、此
れまで 度 々 同 窓 会 を 重 ね 、今 年
五 月には諫 早へ一泊二日のバス旅
行を行いました。〆はいつも⋮月
が出た出た⋮の炭鉱節です。
ホットニュースの樋渡行政区の取り組みについ
ての取材に同行しました。始めたきっかけや思い
を聞かせていただき、
とても熱い思いが伝わって
きました。このような取り組みが広がっていけば
と思いました。
(あかま)
差
芹田さんのお話を伺い、一人ひとりの人権の
尊重が大切であることについて改めて考えるこ
とができました。一人でも多くの人と共有し、誰
もが安心して暮らせる地域をつくっていきたいと
思います。
(みぞくち)
埼玉県上尾市
在住
小学校四年の三学期︵昭和二十
八年一月︶飯塚から転校してきた
私が最初に見た碓井小学校の校
舎 は 、石 炭 乱 掘の 煽り を 受 けて
地盤沈下して出来た水溜りの中
に半分傾いて建っていました。に
も 関わら ず 、驚いたこ とに体 育
の教科が活発で、特にドッジボー
ルが 強 くて 、転 校 生の 私 は 強 烈
なボールをビシバシ決 め られシ
ョックー!
翌年、約一キロ離れた所に小学
校の新 校 舎 が 完 成 し、子 ども達
の手で教室の重い椅子や机を運
びましたが 、不 平 不 満 は 全 く 聞
こえませんでした。皆、素直に先
生の 指 示に従いました 。当 時の
私 たちは、先 生は天 皇 陛 下の 次
に偉い人だと信じていましたか
ら。
ク ラスメー トの 、可 愛 い 女 の
子二人の 研 究 発 表によ る と 、昭
今月の一冊として紹介している「苦海浄土」では、
水俣の方言がたくさん出てきます。先日、水俣で実
際に「のさり」とは、海、山、川、里の恵みが思いがけ
ず手に入ることだと教えて頂き、現場からの声の尊
さ、重さを感じながら、読み直しました。 (きはら)
No.116
手紙
嘉麻市社協だより
「えがお」 平成27年10月1日号
編集後記
ふるさと
への