ロシア極東セミナー 「ウラジオストクの消費事情」のご案内

ロシア極東セミナー
「ウラジオストクの消費事情」のご案内
2015年9月24日
秋田日露協会
ロシアのビジネス環境については、成長率の鈍化やルーブルが急落等、厳しい状況が続
いております。しかしながら、ロシアを重要な市場ととらえる日本企業も少なくはなく、
また、岸田外相の訪ロやプーチン大統領訪日という前向きな動きもみられます。
このようにロシアの内外情勢の変動は激しいですが、こうした状況においてこそ、中小
ビジネスが新規市場を獲得出来るチャンスもあるのではないでしょうか。
今回、秋田日露協会ではロシア極東地域の消費市場開拓をテーマに、
「ロシア極東セミナ
ー ウラジオストクの消費事情と和食の可能性」を開催致します。
本セミナーでは、ロシア極東地域で長年日本食品卸ビジネスを営んでいる(株)エイラ
ン社のマキシム・ミハイロフ氏(Mr MAKSIM MIKHAILOV)を講師に迎えて実施いたし
ますので、商談を含め、ぜひご参加ください。
記
1. 日 時: 2015 年 10 月 9 日(金) 15:00~17:00 (14:30~受付)
2. 会 場: 秋田県庁第 2 庁舎 5 階情報化研修室
〒010-8570 秋田市山王3丁目1-1
3. 講 師および講演内容:
「ウラジオストクの消費事情と和食の可能性」
マキシム・ミハイロフ氏(株式会社エイラン社 取締役営業開発部長)
4. 主 催: 秋田日露協会
5. 共 催: 秋田県
6. 受 講 料: 無 料
8. 定 員: 40 名 ※参加申込多数の場合は先着順
9. 申込方法: 2015 年 10 月 7 日(水)までに別紙参加申込書に必要事項をご記入のう
え、下記お申込み先に、メール又は FAXにてお申込み下さい。
<お申込み・お問い合わせ先>
秋田日露協会 担当:佐々木、柴田
E-mail: [email protected]
TEL: 090−2476−3530
FAX: 018−846−3440
秋田日露協会 宛て
E-mail: [email protected] FAX:018−846−3440 (担当:
)
ロシア極東セミナー
「ウラジオストクの消費事情と和食の可能性」
10月9日(金)開催
参 加 申 込 書
締切日:10月 7 日(水) ※定員になり次第締め切らせて頂きますので何卒ご了承ください。
所属
(会社、団体名)
ふりがな
氏 名
部署、役職名
会社住所
〒
TEL
FAX
E-mail
※事前の質問等ございましたら、可能な範囲で、講演内容に盛り込みたいと思っておりま
すので、こちらにご記入ください。
秋田県庁第 2 庁舎
5 階情報化研修室
〒010-8570 秋田市山王3丁目1-1
日本食卸商社 “ELAN LLC”の概要
2015年9月24日現在
ELAN LLC 社は、今年で創立15周年を迎えます。
当初、バナナや柑橘など、熱帯フルーツの輸入を目的として、西暦2000年に創立されました。日本
からの最初の果実輸入は、2004年でしたが、輸入数量が少ないため、輸送コストを圧縮するため、日
清カップヌードルを20フィートに混載することにしました。すぐに分かったことは、ウラジオストク市
民は、皆、この商品を知っていたのです。ウラジオストクの港湾や船員として働く人々が、こうしたカッ
プヌードルを手みやげに、よく自宅に持ち帰っていたからです。これをきっかけに、日本からの果実輸入
がスタートしたのです。
今では、500を超える日本製の食品が価格リストに連ねられています。例えば、
精米、豆腐、わさび、醤油、コーヒー、お茶、清涼飲料水、麺類、調味料、果実、野菜,,,,,,
ELAN LLC は、ロシア極東の市場で、南は島根県から北は北海道まで、これほど多くの種類の食品を
輸入している、唯一の会社と言ってもいいでしょう。
当社の組織は、以下のとおり。
* 管理部(税関申告、諸証明、文書収受等)
* 貿易部
* 営業開発部
* 輸送部門
20 及び 40 フィートコンテナが、ウラジオストク港に入港すると、税関手続の後、当社の食品倉庫に
運ばれ、ロシア国内法にしたがって、食品表示ラベルが貼付され、カムチャッカ半島、サハリン島、ハバ
ロフスク地方、アムール州から、西はシベリア中部の拠点都市ノボシビルスクまでの、広大なエリアに配
送されています。沿海地方に展開する、当社取引先の小売店鋪は、280社にのぼります。
2010年からは、インターネットショップ
います。
www.elansi.ru を開設し、極東地方では、よく知られて
また、ウラジオストクには、3つのアンテナショップを運営しており、おもに、試食体験と、消費者の
し好や消費選好の参考に、活用しています。
残念ながら、ここへきて、ロシアの食品市場は、困難な状況に直面しています。 関税等は EURO や
USD などの通貨で換算されるいっぽう、ここ8ヶ月間、EU やアメリカの経済制裁によって、ロシア通貨
ルーブルは、アメリカドルに比べて、2回も大きく価値を下げ、輸入品価格は、制裁前に比べて、70〜
100%も上昇、食料品の輸入はもちろん、売り上げも、厳しく落ち込んでおります。
ただし、市場は、新しい価格条件に耐えるための調整過程にあり、2015年末までには、次第に落ち
着きを取り戻せるものと、思われます。
こうした状況から、2015年1月、輸出部門を新たに開設し、ロシア産の食材を広く日本に紹介する
活動も始めております。
現在のところ、15カ国への輸出実績と、2つの輸出プロジェクトを手がけており、今後、お取引先と
の相互利益のため、一層努力してまいります。