5月のツバメは空を渡る

外部空間は敷地内部に公園と高校をつなぐ動線を引き込みます
多くの自然があふれる公園と提案住宅地は緩やかにシームレスにつながります
大きな通りからの車の動線を利用し建具を搬入します
ガレージ内部では建具を更新します
公園に対してガレージ内の活動が溢れ出します
住宅とガレージは建具によって緩やかにつながります
PARK
GARAGE
棟が振られた家型建築は寄り添うような一体感を作り出します
ガレージでも建具は使われ新しいまち並みを構成します
集められた建具はガレージに運ばれ更新されます
まちの空き家より建具を集めてきます
高校から側に対してガレージを配置しまち並みを構成します
外部空間には多くの自然があふれます
GARAGE
HOUSE
EXTERIOR
EXTERIOR
HOUSE
HIGH SCHOOL
GARAGE
5月のツバメは空を渡る
ツバメの巣はできるまで一週間かかるらしい。クチバシにくわえられるだけの材料をたずさえてまちをとびまわる。そしてできた巣にはまちのあちらこちらの要素が詰まっている。
ま ち の ア ー カ イ ブ 。 ま ち の 時 間 、 ま ち の 風 景 を 詰 め 込 ん だ 「 巣 」 の よ う な 建 物 を つ く ろ う と 思 っ た 。
提案する建築(巣)の素材として、地域性を持つ建具を採用する。過去
巣の素材
から現代をまたいで人々の暮らしのスケールに適合してきた建具は、地
域の技術・文化を凝縮し、ローカルなまちなみを象徴するものだった。
減築する建物の建具をアーカイブし、減築された
PUBLIC SPACE
公園・高校へ抜ける通りに建具アーカイブ空間が連なる
建物はパブリックスペースとして公園のような
空間として利用できる。
奈良県
徳島県
京都府
岡山県
青森県
京都府
富山県
秋田県
神奈川県
埼玉県
北海道
東京都
岩手県
石川県
愛知県
京都府
新潟県
京都府
長野県
富山県
大阪府
山口県
香川県
岐阜県
沖縄県
高知県
和歌山県
京都府
神奈川県
群馬県
東京都
静岡県
EXTERIOR
空き家など失われつつある建具(家具、瓦など含む)をまちの価値として、
巣のでき方
ブへと蓄積され、新たな価値が付加した建具は周辺の住宅へと循環していく。
HOUSE
PUBLIC SPACE
GARAGE
EXTERIOR
空き家の資源を受け継ぐ
建具等の継承
GARAGE / SHOP
既存の住宅にも転用可能
ARCHIVE
PUBLIC SPACE
空き家
ガレージは建具の仕様を変更すると
オフィスやショップとしても機能する
更新・継承していく新しい仕組み「建具アーカイブ」を提案する。アーカイ
展示 / 修復 / 活用 / 保管
空き家を利活用する
HOUSE
巣のつくり方
strage
NEW
まちなみの更新
建具の循環を促す
日本の建具は古くから空間を分けたり、季節の移ろいによって使い分け
ることで様々な環境や文化と共鳴し住空間を豊かにしてきた。この建具
の持つ多様な透過性を「建具アーカイブ」の建築空間へ反映させていく。
低
strage
GARAGE / SHOP
道を引き込む配置計画
建具に依る空間構成
bed room
巣の使い方
各棟内での差を作る
1,820
建具を収めるレール
公園・高校から通
りを引き込み、棟
を雁行させながら、
ガレージを開いて
いくゾーニング
GRAGE
HOUSE
長押と一体化した屋根
HOUSE
ガレージを活用する。
透過空間の構築
GRAGE
EXTERIOR
GARAGE
HOUSE
bed room
GRAGE
建具を修復・展示する空間として
HOUSE
HOUSE
GRAGE
bath room
単調空間内のムラ
1,820
GARAGE / OFFICE
高
GRAGE
HOUSE
断面的な差が生まれる
「建具の透過性」
を活かしながら、
用途に応じて棟
間の関係性をつ
くっていく
アーカイブ内の建具は季節や用途に応じて様々に使い分けられる。引きこんだ
通りからは、様々な透過性を持った建具を介し人々の営みが伺うことができる。
HOUSE / GARGEN / EXTERIOR の3つの
ボリュームを用途に合わせで
HOUSE
建具が各棟を仕切っていく。
bath room
GARAGE
HOUSE
bed room
EXTERIOR
建具を付け替えていくことでさまざまな
建具によって住空間は多様な透過性を持った建具によって仕切られ環境と呼応した住空間が生まれる
HOUSE
透過性をもった関係性を構成する。
用途に合わせ空間を可変させていく。
bed room
アーカイブされた建具はまちの地域性を映し出しながら、まちなみを蓄積・更新していく