2015 年 9 月 30 日 東京海上ホールディングス株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目 2 番 1 号 コード番号 8766 8 月の台風 15 号による保険金の発生状況について 先般の台風により被害を受けられた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。 九州・中国地方を中心とした台風 15 号につきまして、弊社子会社である東京海上日動の保険金 の発生状況が一定の規模を超えましたので、以下の通りお知らせいたします。 1.元受ベース発生保険金 1.元受ベース発生保険金*1(幹事契約全社分) 幹事契約全社分)*2 (単位:億円) 台風 15 号 火災 自動車 その他 合計 183 16 4 204 *1:元受ベース発生保険金 すでにお支払した保険金と、通知はいただいたものの、いまだお支払に至っていない事故に係る保険金の見積りの合計 額で、再保険による回収額は反映しておりません。なお、本数値は 9 月 30 日時点において把握可能な情報に基づき集計 した速報値となります。 *2:幹事契約全社分 東京海上日動単独契約と共同保険で東京海上日動幹事契約の全社分を合計した金額のことです。共同保険の他社幹 事契約分は、含めておりません。 2.今後の見通し等 上記数値は 9 月 30 日時点において把握可能な情報に基づき集計した速報値ですが、今後の事 故受付件数の積み上がりや損害確認の進捗等により、東京海上日動の元受ベース発生保険金 は 320 億円程度まで増加する可能性があります。 なお、弊社グループは厳格なリスク管理を行っており、決算においては再保険や異常危険準備 金*3 などの制度が働いてまいります。また、弊社の 2015 年 3 月期における修正純資産は約 4.1 兆円であり、上記発生保険金が弊社の健全性に与える影響は軽微であると認識しています。 *3:異常危険準備金 大規模な自然災害等による保険金支払に備え、保険料の一部を異常危険準備金として積み立てています。災害発生後 の各決算期において、保険種目毎に損害率を算出し、当該損害率が保険業法によって定められている異常災害損失率 を超えた場合、異常危険準備金から超過額相当分の取崩を行います。 3.その他 台風 18 号につきましては、台風 15 号に比して発生保険金は小さくなると見込んでおりますが、 一定の規模を超えた場合には別途、お知らせいたします。 以上
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