アンケート調査 第6弾 詳しい内容はコチラ

[報道関係各位] 【2015 年 1 月 28 日】
離職率の高さ=企業の課題である!81.2%
離職率低減のために行う各社の施策その効果は!?
~中小企業の人事に関する調査~
人事評価システム・運用支援を専門とする株式会社あしたのチーム(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高橋 恭
介、以下「あしたのチーム」)では、人事に関するインターネット調査を実施いたしました。
企業の重要な経営課題の 1 つである人材の確保。有効求人倍率が 1 倍を超え、転職市場が活発化し中小企業にとっ
て優秀な人材を確保しにくいという声を耳にする機会も多くあります。
今回は、中小企業の経営者・マネージャー職それぞれ 200 名ずつ計 400 名を対象に「企業が考える離職率低減の施策」
をテーマにインターネット調査を行ないました。
●トピックス
■離職率が高いと感じる企業の 1 年以内の退職者率は 80%以上
あなたの会社は離職率が高いと思うかという質問に対して、全体で 33.3%の方が「離職率は高いと思う」と回答する
結果となりました。また「離職率が高いと思う」企業のうち 1 年以内に退職者がいたと回答した方は 84.2%という結果
となりました。
■離職率の高さ=企業の課題である。81.2%!(n=133)
「離職率は高いと思う」(全体の 33.3%)と回答した方のうち、離職率の高さが実際に企業の課題であると感じている
方は、81.2%という結果となりました。人材の確保が課題となる昨今、経営者・マネジメント層の見解としても離職率
が高いことは企業の課題であると感じているようです。
■定着率をあげるために行なっている施策…各社が取り組むのは「給与と頑張りを連動させる」47.0%
人事制度の見直しや、社内コミュニケーション、教育や福利厚生、労働環境の見直しなど、定着率を上げるため
様々な施策が考えられますが、多くの企業が「給与と頑張りの連動性を持たせる」何かしらの制度や手法を取り入
れていることが伺えました。
■実際に効果があると感じる施策は…1 位「給与と頑張りを連動させる」28.5%、2 位「上司とのコミュニケーションを
活発にする」25.3%、3 位「労働時間・社内環境を見直す」16.0%
定着率を上げるための施策のうち実際に効果があると感じている施策は、実際に各企業が行なっている施策と同
じく「給料と頑張りを連動させる」が 1 位となりました。
■離職率別でみる、その施策と効果
離職率の低い企業は、実際に行なっている施策と効果が実感できる施策とのかい離が少ない傾向にあるのに対し
て、離職率の高い企業は、多くの項目で実際に行なっている施策との感じ方のかい離が目立つようです。
●調査方法
1. 調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用した
WEB アンケート方式で実施
2. アイリサーチ登録モニターのうち、従業員 300 名未満の会社で、経営者または部下の人事評価や人事に関わってい
る方の各 200 名、20 歳~69 歳を対象に実施
3. 有効回答数:400 人
4. 調査実施日:2014 年 1 月 20 日(火)~2014 年 1 月 22 日(木)
【報道機関からのお問い合わせ】
広報事務局(one 内):熊崎([email protected])
TEL:03-6328-2883 FAX:03-3770-6611
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[報道関係各位] 【2015 年 1 月 28 日】
●離職率の実態
① 離職率とその課題について
あなたの会社は離職率が高いと思うかという質問に対して、全体で 33.3%の方が「離職率は高いと思う」と回答する結果
となりました。人材定着率アップは多くの企業で課題とされており、様々なニュースで取り上げられています。実際に離職
率が高いと思う企業が 3 割を超え、その重大さが伺える結果となりました。
また、定年退職・寿退社・産休等を除き、3 年以内に退職された方がいるか、その時期についてお聞きすると、離職率
が高いと回答した方の 84.2%が「直近 1 年以内に退職者がいた」と回答しました。一方、低いと回答した企業は 29.2%と 55.0
ポイントの差となっています。
離職率が高いと回答した企業の 81.2%が離職率の高さが「課題になっている」と回答しました。やはり、離職率の高さは企
業にとっても大きな課題であるようです。では、離職率の高い企業と低い企業では、定着率の施策に違いはあるのでしょ
うか。その施策について紐解いてみました。
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[報道関係各位] 【2015 年 1 月 28 日】
② 定着率アップの施策
定着率を上げる施策で行なっていることは、「給与と頑張りの連動性を持たせる」47.0%が最も多い回答となりました。次
いで「上司・同僚とのコミュニケーションを活発にする」で 41.3%となっています。人事制度の見直しや、社内コミュニケーショ
ン、教育や福利厚生、労働環境の見直しなど、定着率を上げるため様々な方法が施策として考えられますが、多くの企業
が「給与と頑張りの連動性を持たせる」何かしらの制度や手法を取り入れていることが伺えます。
また、離職率の高い企業よりも、低い企業が多く行なっていることは、「上司・同僚との信頼関係を構築させる」「会社の
経営方針・経営状況を伝える」の 2 項目となりました。どのような施策であっても、信頼関係を構築し、経営方針・経営状況
を伝えたうえで行なうことが大切なのかもしれません。
定着率を上げるために行なっている施策の中で効果が実感できるものは、「給与と頑張りの連動性を持たせる」と回答
した企業が最も多く、28.5%の方が回答しました。ここでも「給与と頑張りの連動性を持たせる」が 1 位となっています。前問
では、離職率が高い企業が 56.4%と多く回答した項目ではありますが、効果を実感しているという方は 24.1%に留まる結果
となりました。どのような施策を行なうかではなく、その内容に問題があるのかもしれません。また、2 位「上司・同僚とのコ
ミュニケーションを活発にする」25.3%、3 位「労働時間・社内環境を見直す」16.0%となりました。
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[報道関係各位] 【2015 年 1 月 28 日】
③ 離職率別でみる、その施策と効果
また、離職率別に施策として「行なっていること」、「効果が実感できるもの」を比較してみました。
すると、離職率が高い企業は、「行なっていること」、「効果が実感できるもの」との間に大きな差が開き、離職率が低い
企業は、実際に行なっていることと、効果が実感できるものの差が少なく、1 つ 1 つの施策をしっかり行ない結果を出して
いるようです。
どのような施策を行なうか、そして、どのように実行するか、この 2 つが定着率向上のポイントとなるのではないでしょう
か。
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[報道関係各位] 【2015 年 1 月 28 日】
④ 定着率を上げるために効果的なもの
あなたの会社で定着率を上げる為に効果的だと思うものをお答えください。
全体(n=400)
pt
離職率低いと
思う(n=267)
pt
離職率高いと
思う(n=133)
pt
1位
給与と頑張りの連動性を
持たせる
721
給与と頑張りの連動性を
持たせる
465
給与と頑張りの連動性を
持たせる
256
2位
目標に対する合意を取る
252 目標に対する合意を取る
165 目標に対する合意を取る
87
3位
上司・同僚とのコミュニ
ケーションを活発にする
238
上司・同僚とのコミュニ
ケーションを活発にする
158
労働時間・社内環境を
見直す
83
4位
労働時間・社内環境を
見直す
225
労働時間・社内環境を
見直す
142
上司・同僚とのコミュニ
ケーションを活発にする
80
5位
昇進と頑張りの連動を
持たせる
187
昇進と頑張りの連動を
持たせる
121
希望する仕事内容・部署
に配属する
70
6位
希望する仕事内容・
部署に配属する
186
会社の経営方針・経営状況
昇進と頑張りの連動を
117
を伝える
持たせる
7位
上司・同僚との信頼
関係を構築させる
169
上司・同僚との信頼関係を
構築させる
117
8位
会社の経営方針・経営
状況を伝える
134
希望する仕事内容・部署
に配属する
116 社風を変える
9位
社風を変える
71 社風を変える
10位
住宅手当等を充実
させる
34
保険・年金等を充実
させる
40
上司・同僚との信頼関係
を構築させる
会社の経営方針・経営
状況を伝える
27 住宅手当等を充実させる
66
52
31
17
12
※TOP10抜粋
※1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptで算出
従業員の定着率をよくする為に、効果的だと思う項目をあげていただくと「給与と頑張りの連動性を持たせる」が最も多
いポイントを集める結果となりました。次いで「目標に対する合意を取る」、「上司・同僚とのコミュニケーションを活発にす
る」となっています。
離職率別に比較をすると、第 1 位、第 2 位は同じ項目となりましたが、第 3 位が、離職率が低い企業は「上司・同僚との
コミュニケーションを活発にする」、離職率が高い企業は「労働時間・社内環境を見直す」となりました。
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[報道関係各位] 【2015 年 1 月 28 日】
●報道関係者様へ
■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「あしたのチームが実施した調査結果によると…」
「あしたのチーム調べ」など
●会社概要
会社名
株式会社あしたのチーム
代表取締役社長
高橋恭介
本社所在地
事業内容
〒104-0061 東京都中央区銀座 6-4-1 東海堂銀座ビル 6F
・人事評価システム ASP「コンピリーダー」
・人事評価制度構築コンサルティング
・人材紹介事業(ベンチャー求人紹介)
・採用代行事業
資本金
1 億 100 万円(資本準備金含む)
設立
2008 年 9 月 25 日
HP
http://www.ashita-team.com/
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