6月号 - いずもオロチネット

出雲市立浜山中学校 学校だより
6
月
号
H2 7.6.29
文責
高橋
平 成 27年 度版 「自 分 株と浜 中 株を あげ る」 こと
平 成 27 年 度 の 「 め ざす 学 校 像 」 は 、 昨 年 度 に
続いて「自分株と浜中株をあげる!!」を掲げ
ています。今月号はこのことについて、私の考
え を 少 し ばか り 書 い て み た い と 思 いま す 。
「 株 」 は 一 般 的 に は 、「 木 の 切 り 株 」 の よ う
に「木を切り倒した跡の部分」や「植物の根の
ついたひとまとまり」という意味、あるいは株
式会社の「株券」といった意味で使われます。
また「相撲の年寄株」のように職業上・営業上
の 特 権 と いう 意 味 も あ り ま す 。
私 は 「 自 分 株 」 と い う 言 葉 の 意 味 を 、「 植 物
の ひ と ま と ま り 」 と 同 じ よ う に 、「 浜 山 中 学 校
の生徒一人一人の存在」という意味で使ってい
ま す 。「 自 分 株 を あ げ る 」 と い う の は 、「 自 分 自
身 を よ く 知り 、い ろ い ろ な こ と を 吸 収し 学 ん で 、
自己存在感や自己有用感を高めていく」ことで
す。わかりやすく言うと、生徒一人一人がより
良い方向に大きく伸びて「自己伸張」すること
です。生徒一人一人が大きく成長し「自分株」
をあげることにより、所属母体である浜山中学
校も大きく成長し、保護者の皆さんや地域の皆
さ ん か ら の評 価 も 高 く な り ま す 。こ のこ と が「 浜
中 株 を あ げる 」 こ と に な り ま す 。
こうよう
私は秋の紅葉シーズンの山々のイメージが、
この「自分株と浜中株をあげる」ことを一番わ
か り や す く表 し て い る と 考 え て い ます 。
山の様々な広葉樹は、秋になると色とりどり
こうよう
に紅葉します。一般的に「紅葉」とひとくくり
に言いますが、樹木によって赤くなったり黄色
くなったり褐色になったりと様々です。また同
じ樹木でも、生育条件や個体差によって紅葉す
る色が異なりま
す。人と同じよ
うに樹木にも個
性 が あ る ので す 。
秋の山々の紅葉
は、赤一色だけ
で も 美 し いの で
校長 高橋 一郎
すが、様々な樹木の彩りがあることによって
さ ら にそ の 美 し さ は 増 大 し ます 。
浜山中学校の生徒459人の持つ459色
の 彩 り を さ ら に 鮮 や か に す る こ と が 、「 自 分
株をあげる」ことであり、その結果、山全体
こうよう
の紅葉がさらに美しくなることが「浜中株を
あ げ る」 こ と だ と 考 え て い ます 。
それではどのようにしたら生徒たちの「自
分 株 をあ げ る 」 こ と が で き るの で し ょ う か ?
学校では、多感な思春期の生徒たちが知・徳
・体の三側面においてより良く成長すること
ができるように、各教科の学習を始め学校行
事などの特別活動、道徳の時間、総合的な学
習の時間など全ての教育活動において、生徒
たちに身に付けて欲しい力を明確にして、そ
の 達 成に 向 け て 取 り 組 ん で いま す 。
また、部活動においても努力することの大切
さや苦しさに耐えることが成功に繋がること
などその意義を部活動経営の中核に盛り込ん
で 指 導し て い ま す 。
明るく素直な浜中生は、全体的によく努力
していますが、その努力している姿や頑張っ
た成果を認め、ほめることによって、自分に
自信を持ち、自己存在感や自己有用感が高ま
り 、「 自 分 株 を あ げ る 」 こ と が で き る と 私 は
考 え ます 。
「認める」ことと「ほめること」は似た言葉
で す が 意 味 す る こ と は 異 な り ま す 。「 ほ め る 」
ことは大人の基準で物事を考え、その基準を
超えたときに評価するのが「ほめる」という
行 為 で す 。「 認 め る 」 と い う の は 子 ど も の 基
準で考え、その基準を超えたときに評価する
行 為 です 。
陳腐な例で申し訳ありませんが、例えばお
子 さ ん が 平 均 点 65 点 の テ ス ト で 90 点 を取 っ
たとしたら「よく頑張ったね」とほめること
は あ って も 55 点 しか 取 れ な か っ た 場 合 は「 よ
まれ
く 頑 張っ た ね 」 と ほ め る こ とは 稀 で し ょ う 。
し か し 前 回 が 同 じ 平 均 点 65 点 の テ ス ト で 40 点 し か 取 れ て い
な か っ た 場 合 は ど う で し ょ う か ? 前 回 よ り 15 点 も ア ッ プ し た こ
とをほめてもらいたいと子どもたちは思うことでしょう。
大人の基準に達していなくても、子どもたちの基準で努力した
こと、頑張ったことをほめてあげるのが「認める」ということ
です。特に今の子どもたちは、友達から認められるということ
を大きな価値基準としています。
私たち教職員は、様々な場面での生徒たちの頑張りを、他の
生徒たちと一緒に認めていくことにより、自己存在感や自己有
用感を高めていこうと考えています。生徒たちのこだわりや見
て欲しかったところを大切にして評価してやりたいと思います。
反面、生徒たちの取組を認めるためには、それ相当の努力や
頑張りも要求します。その上で要求基準以上の頑張りを見せて
くれた生徒たちは大いにほめていきますので、ご家庭でのご理
解ご協力をよろしくお願いします。
イメージポスター
原画制作
下垣
明教諭
→
6月9日(火 )・ 10 日(水)と出雲市
総体が市内各地で開催されましたので
その結果をご報告いたします。
ソフトテニス部
卓
団体戦
団体戦
第6位
浜山中2−1斐川西
浜山中0−2出雲三
浜山中0−2出雲一
浜山中1−2斐川東
浜山中0−2大社中
浜山中1−2出雲二
私たちが市総体に出場して思ったことはたくさん
ありますが、心に残ったことは「応援」です。
私たちが暑い中「頑張ろう!」と思えた理由は、み
んなの応援があったからです。声がかれるほどの大
きな声に、たくさんの人が背中を押してもらいまし
た。応援はしてもされても気持ちが
よいものです。
応援し、応援されるような人にな
れるよう、これからの学校生活を送
りたいと思います。(上田 陽菜)
バレーボール部
予選リーグ
球
部
第3位(県大会出場)
浜山中0−3北陵中 浜山中3−2出雲二
浜山中3−1斐川西 浜山中0−3斐川東
浜山中3−1出雲一 浜山中0−3平田中
浜山中3−0向陽中
個人戦 第3位(県大会出場)
髙本・佐貫ペア
田口・小田ペア
1日目の団体戦、勝たなければいけなかった斐川東
との試合に負けたときは、少し絶望しました。しかし
幸運もあり勝ち上がることができました。
2日目の個人戦は、1日目の流れのまま部員全員で頑
張ることができました。その結果2ペアの県大会出場
枠を手に入れることができました。
今回の市総体は、夢にまで見ていた団体での県総体
出場を果たすことができ、今までの努力が報われた気
がしました。これはすべて一緒に頑張ってきた部員、
指導してくださった先生、支えてくださった地域の方
々のおかげだと思います。本当にありがとうございま
した。これから県大会に向けて頑張っていきますので
応援よろしくお願いします 。(髙本 俊)
22-25
2河南中
15-25
14-25
2出雲二
浜山中0
20-25
25-14
浜山中1
22-25 2向陽中
市総体の結果は 、0勝3敗で県総体出場とはなりませんでしたが 、
15-25
部員全員で全力プレーで戦うことができました。本番では、今まで
の練習の課題としていたサーブ・レシーブがよく上がっていたと思います。しかし、試合が進んでいくうち
に集中力が切れミスが目立ってくるようになりました。そういう時こそお互いが声をかけ合い勇気づけるこ
とができました。そしてチームで戦っていることを心強く感じました。結果は出ませんでしたが、最後の1
球まであきらめずに戦うことができました。今後はバレーボールを通して学んだことを日常生活に生かして
いきたいと思います。応援ありがとうございました 。(山形 凜花)
浜山中0
野
球
部
浜山中0−2河南中
今回の試合を振り返ってみ
ると、エラーが続いて点を取
られたりチャンスの時にヒッ
トを打てず得点できなかった
ことが反省点だと思います。これは選手一人一人の
練習に対する気持ちが足りなかったことが原因だと
思うので、もっと必死になって練習していたら良か
ったと思いました。ですから1・2年生には、これ
からしっかりと練習を頑張って欲しいと思います。
(渡部 祐也))
陸
上
剣
道
部
男子団体 準優勝( 県大会出場 )
1回戦 浜山中5−0斐川東
準決勝 浜山中3−1大社中
決 勝 浜山中1−4平田中
女子団体 準優勝( 県大会出場 )
1回戦 浜山中4−0大社中
準決勝 浜山中4−0斐川西
決 勝 浜山中2−2平田中 (取得本数負け)
男子個人 ベスト 16 一戸鴻輝
前島史弥
女子個人 ベスト 16 置 春香
中上冴恵子
山本紗久良
県大会出場者 佐藤航平
林 萌伽
渡部真菜
石橋優美
曽田千尋
荒木愛尋
部
市総体に出場し、全体とし
ては8位内入賞者も多く、自
己ベストを更新した選手も多
く出ました。男女で50人の選手が県総体への出場
を決めることができました。出場者の多さを生かし
県総体では、総合優勝をめざします。特に、3年生
は、今回の大会をもって引退することになった3年
生の果たすことができなかった想いも背負って、全
力で挑みたいと思います。
今回の大会で見つかったチームや個人の課題も、
残り一ヶ月の練習で修正し、より良いものにしてい
きたいと思います。1人でも多くの選手が中国大会
に進めるように頑張ります。応援ありがとうござい
ました。(永岡宗一郎・三島琴菜)
1年男子 100m 1位 米原佑哉
2年男子 100m 2位 奥井歩夢 3位 小白金航平
3年男子 100m 3位 園山 諒
全男 200m
1位 永岡宗一郎 8位 園山 諒
全男 400m
5位 杉原拓真
全男 800m
6位 川上竜司
2年男子 1500m 3位 馬庭尚也 6位 河野 駿
2・3 年男子 3000m
4位 藤江健人
1 年男子 4 × 100mR 2位 太田・福間・日野・米原
2 年男子 4 × 100mR 1位今岡・奥井・矢田・小白金
全男 4 × 100mR
2位 新谷・永岡・杉原・園山
男走高跳
5位 川上雄大 7位 福間諒平
男走幅跳
3位小白金航平 6位 杉本斗夜
男砲丸投
6位 吾郷涼太 8位 尾添 翼
男4種競技
4位 奥井歩夢
2年女子 100m 3位 永井みづき
3年女子 100m 5位 三島琴菜
女 200m 3位三島琴菜 6位永井みづき 8位石橋佳歩
1年女子 800m 2位 石飛唯花 7位 大国 礼
女 100mH
8位 中村咲絵
1 年女子 4 × 100mR 7位出羽・安部山・大国・栗原
2 年女子 4 × 100mR 5位 河井・永井・尾添・三原
全女 4 × 100mR
2位 内田・石橋・安田・三島
女走高跳
3位 石飛汐望
女砲丸投
1位 伊藤成未 4位 藤森まみ
市総体を終えて、チームとしての良い点や課題を見
つけることができました。特に良かった点は、応援す
るときの態度と試合の流れです。普段の大会ではあま
りまとまって応援できなかったり、声が小さかったり
していましたが、今回は声も大きくまとまって応援で
きてとても盛り上がることができました。その応援の
成果があってか準決勝で大社中に逆転勝ちして決勝戦
へ進むことができました。課題は試合がないときの態
度です。
これからの練習では、県総体に向け練習の質を上げ
て良い結果が残せるように頑張っていきます。そして
普段の生活では凡事徹底を意識して生活していきたい
と思います 。(藤間 崚)
サッカー部
予選リーグ
決勝トーナメント
3位決定戦
浜山中 11 −0北陵中
浜山中2−0出雲一
浜山中1−1斐川東
延長0−0
PK2−4
浜山中2−3出雲三
僕たちサッカー部は市総体4位という結果で3年
生は中学校最後の総体が終わりました。準決勝の斐
川東中戦、僕たちはラスト1分を防いでいれば勝っ
ていました。ラスト1分で追いつかれPK戦で負け
てしまいました。
この試合では、メンタルの弱さや集中力の無さが
敗因だったと思います。9月まではリーグ戦が残っ
ているので、練習ではこれまで以上にハードワーク
しなければなりません。 10月にある県選手権に出
場し 、3年生は選手権が最後の戦いになると思うので 、
最後全員で笑って終われるよう日々の練習を部員全員
で頑張ります 。(中尾奎哉)
全ての部活動の試合を応援することはできませんで
したが 、どの部の選手も本当によく頑張っていました 。
試合開始直前や試合終了後に選手が歌う浜山中学校校
歌はとても感動的でした。またフィールドやコート
で戦う選手だけでなく、補助員として頑張る生徒、
応援 席 から 応 援を 頑 張る 生 徒な ど 「 TEAM 浜山 」を
感じる市総体となりました。
また、この市総体には社会体育で行なっている、
バスケットボールクラブと器械体操クラブの選手が
浜山中学校代表として参加し頑張ってくれました。
市総体で得たことを糧として、さらに充実した練習
ができるよう励んでください。
先日から1・2年生の家庭
科の授業に、地域の方が学習
支援ボランティアとして参加
して くださって います 。「まつ
り縫い」の実技指導を 1 人の
教員で指導するのは、なかな
か全員に目が行き届かず大変
なのですが、学習支援ボラン
ティアさんの支援により3∼ 4
名の少人数指導が可能になり、
きめ細やかな指導が可能にな
りました。
この他にも図書ボランティ
アさんも来校してくださり、
図書館の本の修繕や整理など
をしていただいています。
NHK全国中学校放送コンテスト島根県大会
放送部
アナウンス部門
朗 読 部 門
優秀賞
優秀賞
須谷花梨
柴田望殊 樋野敬太
新田直樹 森山三鈴
以上5名が全国大会予選へ出場
ラジオ番組部門
全国大会予選へ出場
テレビ番組部門
〃
私たち放送部は NHK 全国中学校放送コンテスト島根県大
会に参加しました。放送部が参加できる大会は、年に
1回のこの大会しかありません。そのためその1回に
とても力を入れて練習しています。
入賞数は、一昨年は0名、昨年4名と
上がってきており、本年度も多くの入賞
者を出したいと思っていました。外部指
導の先生にも何度か来ていただいてご指
導いただき、部員一人一人が読みを上達
させていきました。
そして大会当日。参加者は昨年よりは少し少なかっ
たのですが、やはり多くの人が参加していました。
大会本番では、ほとんどの部員が自分のベストな読み
ができたと思います。
その結果、アナウンス部門から1名、朗読部門から4
名の入賞者を出すことができました。またラジオ・テ
レビ番組部門でも全国大会予選進出を果たすことがで
きました。
これからは、個人でも番組でも全国大会決勝をめざ
して、一人一人が本気で取組みたいと思います。
(柴田望殊)
日
1日
2日
3日
1 学 期 も 残 すと こ ろ 3 週 間 余 り と なり ま
し た 。 今 年 は曜 日 の 関 係 で 例 年 よ りも 少
し早い17日が終業式となります。
2 学 期 早 々に は 体 育 祭 が あ り ま すが 、
6日
先 日 、 体 育 祭 色決 め 集会 を 行い ま した 。
7日
赤 ・ 青 ・ 黄 ・ 緑・ 桃 の5 色 に分 か れて 競
8日
う た め 、 1 ・ 3年 生 は学 級 単位 で 、2 年
9日
生 は 学 級 を 解 体し 5 つの グ ルー プ に分 か 10日
れての集団決め・色決めです。
13日
最 初 は カ ー ドを 使 って 学 年ご と に番 号 14日
を 決め 、そ の組 み合わ せで 集団 が決 定し 16日
ま した 。色 を決 めると きに 出て きた のが 17日
「 浜中 戦隊 」で す。各 集団 の代 表が 紙袋 18日
を かぶ った 戦隊 員を選 んで 色の 決定 とな 19日
り まし た。 3年 生を中 心に 思い 出に 残る 21日
最高の体育祭を創りあげていきましょう 。 27日
30日
曜
行
事
水 幼児ふれあい体験学習 3-3
木 上級学校説明会
金 幼児ふれあい体験学習 3-2
特別支援学級合同学習会
月
火
水
木
金
月
火
木
金
土
日
火
月
木
校内弁論大会
浜山中学校の子どもを語る会
幼児ふれあい体験学習 3-4
幼児ふれあい体験学習 3-5
色別集会・専門委員会・漢字検定
3年生3者面談(∼16日まで)
特別支援学級合同学習会
給食最終日
1学期終業式
県総体(体操:浜田∼20日)
県総体 ( 陸上:松江∼21日
新体操:松江 )
県総体( 卓球・剣道:松江∼ 22 日 )
出雲高オープンスクール(∼ 28 日)
出雲工業オープンスクール(∼ 31 日)