miNami aoYama with SARD

FIA-F4 選手権 シリーズ第 3 戦・第 4 戦 富士スピードウェイ
miNami aoYama with SARD が 3 台体制で出場。
17 歳の牛井渕琴夏がデビュー戦を笑顔で完走。
南青山グランドツアラー株式会社(東京都港区・代表取締役 亀谷法蔵)は、世界に挑む日本人レ
ーシングドライバーを応援する「miNami aoYama Project」の一環として、
「SARD Racing Project」
と「NODA レーシングアカデミー」とともに「miNami aoYama with SARD」を立ち上げ、2015
年度より FIA-F4 選手権に参戦しています。
この miNami aoYama with SARD が 2015 年 5 月 2 日、3 日、SUPER GT のサポートレースと
して富士スピードウェイで開催された FIA-F4 選手権 シリーズ第 3 戦、第 4 戦に 3 台体制で出場
し、注目を集めました。今回の富士ラウンドには開幕大会の岡山ラウンドでデビューし、完走を果
たした片山義章、加藤順平に加えて、この富士がデビュー戦となる牛井渕琴夏(ごいぶちことか)
の 3 名がエントリー。16 歳の牛井渕は、
「FIA-F4 女性ドライバーオーディション」により選考さ
れた miNami aoYama Project の育成選手です。
2 日午前、快晴のもと行われた予選では、全てのドライバーが順位降格となるペナルティを受け
てしまい、片山が第 3 戦 31 番手、第 4 戦 28 番手、加藤が第 3 戦 35 番手、第 4 戦 27 番手のタイ
ム、そして、牛井渕は第 3 戦 34 番手、第 4 戦 35 番手からのスタートとすることになりました。
牛井渕は、「前日の練習を含めて、予選ではベストタイムを出していただけに残念です。意識はし
ていたのですが、どこか焦っていた自分がいたんでしょうね」と反省していた。
その日の午後には第 3 戦の決勝が行われました。31 番グリッドからスタートするはずの片山は
ドライブシャフトが破損するというトラブルで、そのままレースを終える結果に。一方、36 番手
からスタートした加藤は、14 位でゴール。「レース中に 20 台くらい抜きました。とても楽しかっ
た」と振り返ります。 そして、牛井渕はデビューレースを無事完走で終えることができました。
「完走できたのがとてもうれしいです。スタートもうまく決まって、明日につながる走りができた
と思います」と笑顔を見せました。「途中、バトルをする場面がありましたが、最終的には抜かれ
てしまったのが悔しい……。第 4 戦では、スタートで少しでも前に出て、レース中にも順位を上げ
られるよう頑張ります」と意気込みを語りました。
南青山グランドツアラー株式会社 東京都港区南青山 3-1-3 スプライン青山東急ビル6階
TEL 03-5413-0107 / FAX 03-6800-3023
[email protected]
翌 3 日も快晴のレース日和。午前に行われた第 4 戦の決勝では、序盤、片山が他車との接触に
よりクラッシュ、そのままリタイヤという不運に見舞われます。加藤も後続車に弾き飛ばされ一時
は最後尾まで順位を落としましたが、そこから懸命の追い上げを見せ、24 位でレースを終えまし
た。
レース前に「スタートが不安」と話していた牛井渕でしたが、レッドシグナルが消えるやいなや
素晴らしいスタートを決めて順調な滑り出しを見せます。「1 コーナーまでのあいだで 5 台くらい
抜いたと思います。そのあとも何台か抜くことができて、早いうちに中盤まで辿りつくことができ
ました。その後もベストラップを出すなど、充実したレースでした」という牛井渕はポジションを
11 上げて、23 位でゴールしています。
女性ドライバーの育成に力を注ぐ miNami aoYama Project は、次の第 5 戦、第 6 戦の富士ラウ
ンド(8 月 8 日、9 日)では、もうひとりの育成選手である 20 歳の今橋彩佳(いまはしあやか)
を起用します。今回、牛井渕のサポート役として参加した今橋は、「練習で危なげない走りを見せ
ていましたので、琴夏が完走できることは確信していました。初めてのはずなのに、1 回目のスタ
ートをちゃんと決め、2 回目はもっと速かったのはさすがだなと感心しました。私は次の 8 月の富
士に出場しますが、JAF の公式戦は初めて。それだけに不安はありますが、話を聞くと楽しそう
なので、これから 3 カ月間トレーニングを積んで、彼女に負けないように頑張りたいと思います。
彼女はライバルでもありますからね」と抱負を語りました。
miNami aoYama Project は今回の SUPER GT の開催にあわせて、女性限定のホスピタリティ
「レース女子カフェ」を開設して、レースファンの拡大にも力を入れています。今後の成長と活躍
が期待されているふたりの女性ドライバーとともに、miNami aoYama Project と miNami
aoYama with SARD の活動にご注目ください。
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■20 号車ドライバー 牛井渕琴夏のコメント
「レースデビューとしては合格でしょうか。今回の富士で自信がつきましたし、とにかく楽しかっ
た。次の予定は決まっていませんが、引き続き参戦できるように頑張っていきたいと思います」。
■28 号車ドライバー 片山義章選手のコメント
「今回の富士は辛い結果になりましたが、この悔しさをバネに 8 月の富士に向けて練習を重ね、優
勝を狙いたいと思います」。
■39 号車ドライバー 加藤潤平選手のコメント
「富士は得意なコースなので、次は予選を頑張り、前のグリッドからスタートしたいと思います」。
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