「異文化交流と近代外交の変容」研究発表会

「異文化交流と近代外交の変容」研究発表会(シンポジウム)プログラム
日時:11月21日(土)13:30〜18:00、11月22日(日)13:00〜18:30
会場:聖心女子大学 宮代ホール
司会:川村陶子(成蹊大学)、桑名映子(聖心女子大学)
【11 月 21 日】
13:30~13:35 開会の辞 木畑洋一(成城大学)
13:35~14:05 基調講演 松浦晃一郎(前ユネスコ事務局長)
「文化外交と今日の世界-ユネスコ事務局長としての経験から」
(10分間休憩)
14:15~14:20 趣旨説明 桑名映子(聖心女子大学)
パネル1:外交と異文化交流
14:20~14:50 野村啓介(東北大学)「フランス第二帝政の対日外交」
14:50~15:20 桑名映子(聖心女子大学)「オーストリア代理公使の見た明治日本-ハインリ
ヒ・クーデンホーフの報告書から」
(20分間休憩)
15:40~16:10 島田昌幸(学習院高等科)「明治末期にウィーンに駐在した日本人外交官たち
-奥田竹松と信夫淳平」
16:10~16:40 飯田洋介(岡山大学)「帝政期ドイツの外交官シュテルンブルクの生涯-2つの
異文化経験と外交活動」
(20分間休憩)
パネル2:植民地行政と文化外交(前半)
17:00~17:30 中村綾乃(大阪大学)「ヴィルヘルム・ゾルフとサモア—親英派植民地行政官
から文人大使、反ナチ派へ」
17:30~18:00 レッシュ・イムレ(ハンガリー科学アカデミー歴史学研究所)「カーライ・
ベーニがパリに派遣した男-二十世紀への転換期におけるヘンリ・モーザーと
ボスニア=ヘルツェゴヴィナの地域的一体性に関するイメージ形成」
(インターネット通信による報告です。使用言語:ハンガリー語、通訳つき)
RESS Imre, MTA Történettudományi Intézet, "Kállay Béni párizsi embere: Henri Moser
és Bosznia-Hercegovina egyedi országképének kialakítása a 20 század fordulóján"
【11 月 22 日】
13:00~13:30 松本佐保(名古屋市立大学)「イギリスの外交力と美術館・博物館コレクショ
ン」
(30分間休憩)
パネル2:植民地行政と文化外交(後半)
14:00~14:30 君塚直隆(関東学院大学)「副王になった外交官-インド総督ハーディング男爵
とムスリムへの宥和」
14:30~15:00 石田憲(千葉大学)
「帝国をめぐる<文化外交>-伊英関係におけるマルタ言語
問題」
(20分間休憩)
パネル3:両大戦間期の発展
15:20~15:50 千葉功(学習院大学)・加藤厚子「映画と外交-新外交の視点から」
15:50~16:20 田嶋信雄(成城大学)「駐在武官の異文化接触-アレクサンダー・フォン・
ファルケンハウゼンと東アジア」
(20分間休憩)
パネル4:戦後の対外文化政策
16:40~17:10 川村陶子(成蹊大学)「ヒルデガルト・ハム=ブリュッヒャーと西ドイツ
対外文化政策-第三世界諸国とのパートナーシップ模索を中心に」
17:10~17:40 福島安紀子(青山学院大学)「戦後日本の国際文化交流と文化外交」
(20分間休憩)
18:00~18:30 アントニー・ベスト(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)
「イギリスの対日文化外交1921〜60年-一つのケース・スタディ」
(インターネット通信による報告です。使用言語:英語、通訳なし)
Antony BEST, London School of Economics and Political Science, "British Cultural
Diplomacy towards Japan, 1921-60: A Case Study"
主催:JSPS科研費 基盤研究(B)「異文化交流と近代外交の変容」(研究代表者:桑名映子)