平成28年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 平成27年8月6日 上場会社名 清水建設株式会社 コード番号 1803 URL http://www.shimz.co.jp/ 代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名) 宮本 洋一 問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名) 渡辺 英人 四半期報告書提出予定日 平成27年8月7日 配当支払開始予定日 ― 四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有 四半期決算説明会開催の有無 : 有 (証券アナリスト・機関投資家向け) 上場取引所 東名 TEL 03-3561-1111 (百万円未満切捨て) 1. 平成28年3月期第1四半期の連結業績(平成27年4月1日~平成27年6月30日) (1) 連結経営成績(累計) 売上高 28年3月期第1四半期 27年3月期第1四半期 (注)包括利益 (%表示は、対前年同四半期増減率) 営業利益 親会社株主に帰属する四 半期純利益 経常利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 385,651 313,953 22.8 2.5 16,948 7,722 119.5 96.0 19,355 8,681 123.0 43.3 11,368 4,959 129.2 130.8 28年3月期第1四半期 14,122百万円 (△20.9%) 27年3月期第1四半期 17,857百万円 (37.4%) 潜在株式調整後1株当たり四半期 1株当たり四半期純利益 純利益 28年3月期第1四半期 27年3月期第1四半期 円銭 円銭 14.49 6.32 14.46 6.29 (2) 連結財政状態 総資産 純資産 自己資本比率 百万円 28年3月期第1四半期 1,682,102 27年3月期 1,703,399 (参考)自己資本 28年3月期第1四半期 487,492百万円 百万円 % 492,422 481,896 27年3月期 476,909百万円 29.0 28.0 2. 配当の状況 第1四半期末 円銭 27年3月期 28年3月期 28年3月期(予想) 年間配当金 第3四半期末 第2四半期末 円銭 ― ― 期末 円銭 合計 円銭 円銭 3.50 ― 4.50 8.00 5.00 ― 5.00 10.00 (注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無 3. 平成28年 3月期の連結業績予想(平成27年 4月 1日~平成28年 3月31日) (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率) 売上高 百万円 営業利益 % 百万円 第2四半期(累計) 780,000 14.5 32,000 通期 1,600,000 2.1 63,000 (注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無 親会社株主に帰属する 1株当たり当期 当期純利益 純利益 経常利益 % 百万円 % 百万円 % 円銭 98.8 25.9 32,000 64,000 62.3 13.8 20,000 41,000 70.8 22.8 25.49 52.25 ※ 注記事項 (1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無 (2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有 (注)詳細は,添付資料3ページ「(1)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用」をご覧ください。 (3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 ② ①以外の会計方針の変更 : 無 ③ 会計上の見積りの変更 : 無 ④ 修正再表示 : 無 (注)詳細は,添付資料3ページ「(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示」をご覧ください。 (4) 発行済株式数(普通株式) ① 期末発行済株式数(自己株式を含む) ② 期末自己株式数 ③ 期中平均株式数(四半期累計) 28年3月期1Q 28年3月期1Q 28年3月期1Q 788,514,613 株 27年3月期 3,899,112 株 27年3月期 784,617,302 株 27年3月期1Q 788,514,613 株 3,890,538 株 784,654,448 株 ※四半期レビュー手続の実施状況に関する表示 この四半期決算短信は,金融商品取引法に基づく四半期レビュー手続の対象外であり,この四半期決算短信の開示時点において,金融商品取引法に基づく 四半期報告書のレビュー手続を実施中です。なお,四半期連結財務諸表に対する四半期レビュー報告書は平成27年8月7日に受領する予定です。 ※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 本資料に記載されている業績予想は,本資料の発表日現在入手可能な情報を勘案して作成しています。このため,今後の経済情勢の変化等によって,実際 の業績は異なることがあります。なお,業績予想の前提となる条件等については,添付資料2ページに記載の「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結 業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。 清水建設㈱(1803)平成28年3月期 第1四半期決算短信 ○添付資料の目次 1.当四半期決算に関する定性的情報 (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2 (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 2 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 2 2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 (1)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ……………………………………… 3 (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 …………………………………… 3 3.四半期連結財務諸表 (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………… 4 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………… 6 (四半期連結損益計算書) (第1四半期連結累計期間) ………………………………………………………………… (四半期連結包括利益計算書) 6 (第1四半期連結累計期間) ………………………………………………………………… (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 7 (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 8 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………… 8 (セグメント情報) ……………………………………………………………………………… 8 - 1- 清水建設㈱(1803)平成28年3月期 第1四半期決算短信 1.当四半期決算に関する定性的情報 (1)経営成績に関する説明 当第1四半期連結累計期間の日本経済は,個人消費に持ち直しの兆しが見られ,企業収益にも 改善が見られたため,緩やかな回復基調が続きました。 建設業界においては,民間工事では製造業をはじめとして設備投資に緩やかな増加基調がみら れたものの,官公庁工事では前年同期に大型案件の出件があった反動の影響などにより,業界全 体の受注高は前年同期をやや下回る水準で推移しました。 このような状況のもと,当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は,前年同期に比 べ22.8%増加し3,856億円となりました。このうち,当社グループの建設事業の完成工事高は,前 年同期に比べ23.0%増加し3,497億円となりました。 営業利益については,完成工事高の増加や,完成工事総利益率の改善による売上総利益の増加 などから,前年同期に比べ92億円増加し169億円となりました。経常利益については,営業利益の 増加に加え,金融収支が改善したことなどから106億円増加の193億円,親会社株主に帰属する四 半期純利益は64億円増加し113億円となりました。 (2)財政状態に関する説明 当第1四半期連結会計期間末の資産の部は,受取手形・完成工事未収入金等の減少などによ り,前期末に比べ212億円減少し1兆6,821億円となりました。 負債の部は,支払手形・工事未払金等の減少などにより,前期末に比べ318億円減少し1兆 1,896億円となりました。 なお,連結有利子負債の残高は3,769億円となり,前期末に比べ13億円の増加となりました。 純資産の部は,親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加などによ り,前期末に比べ105億円増加し4,924億円となりました。また,自己資本比率は前期末に比べ1.0 ポイント増加し29.0%となりました。 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 平成27年度の日本経済は,新興国・資源国経済の動向,欧州における債務問題などに留意を要 しますが,原油価格下落の影響や各種経済政策の効果により企業収益の改善が見込まれる中で, 景気は緩やかに回復していくものと考えております。 建設業界においては,引き続き労務需給や原材料価格の動向に留意を要しますが,公共投資は 緩やかな減少傾向はあるものの高めの水準を維持し,企業収益の改善を背景に民間設備投資も緩 やかな増加基調を続けると予想されるなど,受注環境は官公庁工事・民間工事ともに底堅く推移 するものと予測されています。 このような状況のもと,第2四半期連結累計期間・通期の業績予想については,当第1四半期 の業績が通期の予想に対し順調に推移しており,当社グループを取り巻く景況感も概ね想定の範 囲内であることから,現時点では平成27年5月13日に公表しました業績予想を変更しておりませ ん。 - 2- 清水建設㈱(1803)平成28年3月期 第1四半期決算短信 2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 (1)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 税金費用の計算 当第1四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用 後の実効税率を合理的に見積り,税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算してい ます。 (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 会計方針の変更 (企業結合に関する会計基準等の適用) 「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日。以下「企業結合会 計基準」という。),「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月 13日。以下「連結会計基準」という。)及び「事業分離等に関する会計基準」(企業会計基準 第7号 平成25年9月13日。以下「事業分離等会計基準」という。)等を当第1四半期連結会計 期間から適用し,支配が継続している場合の子会社に対する当社の持分変動による差額を資本 剰余金として計上するとともに,取得関連費用を発生した連結会計年度の費用として計上する 方法に変更しています。また,当第1四半期連結会計期間の期首以後実施される企業結合の会 計処理については,暫定的な時価の確定による取得原価の配分額の見直しを企業結合日の属す る四半期連結会計期間の四半期連結財務諸表に反映させる方法に変更しています。加えて,四 半期純利益等の表示の変更及び少数株主持分から非支配株主持分への表示の変更を行っていま す。当該表示の変更を反映させるため,前第1四半期連結累計期間及び前連結会計年度につい ては,四半期連結財務諸表及び連結財務諸表の組替えを行っています。 企業結合会計基準等の適用については,企業結合会計基準第58―2項(4),連結会計基準 第44―5項(4)及び事業分離等会計基準第57―4項(4)に定める経過的な取扱いに従って おり,当第1四半期連結会計期間の期首時点から将来にわたって適用しています。 なお,これによる当第1四半期連結累計期間の税金等調整前四半期純利益,当第1四半期連 結会計期間末の資本剰余金に与える影響はありません。 - 3- 清水建設㈱(1803)平成28年3月期 第1四半期決算短信 3.四半期連結財務諸表 (1)四半期連結貸借対照表 前連結会計年度 (平成27年3月31日) 資産の部 流動資産 現金預金 受取手形・完成工事未収入金等 有価証券 販売用不動産 未成工事支出金 開発事業支出金 PFI事業等たな卸資産 その他 貸倒引当金 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産 投資有価証券 その他 貸倒引当金 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 負債の部 流動負債 支払手形・工事未払金等 短期借入金 1年内返済予定のノンリコース借入金 1年内償還予定のノンリコース社債 未成工事受入金 完成工事補償引当金 工事損失引当金 役員賞与引当金 その他 流動負債合計 固定負債 社債 ノンリコース社債 長期借入金 ノンリコース借入金 関連事業損失引当金 退職給付に係る負債 その他 固定負債合計 負債合計 176,482 472,367 66,239 26,353 63,232 32,755 63,748 138,723 △1,229 1,038,673 231,229 4,281 409,927 21,691 △2,403 429,215 664,725 1,703,399 454,576 132,401 7,511 2,101 86,690 3,228 29,042 51 114,959 830,562 90,000 17,899 85,469 40,197 7,033 55,074 95,266 390,940 1,221,502 - 4- (単位:百万円) 当第1四半期連結会計期間 (平成27年6月30日) 129,645 431,112 152,190 20,376 69,029 37,498 59,568 118,317 △1,095 1,016,643 230,715 4,178 411,925 21,019 △2,380 430,564 665,458 1,682,102 418,997 127,756 8,799 668 100,622 3,357 24,132 - 108,020 792,352 90,000 17,457 83,911 48,385 6,852 54,253 96,466 397,327 1,189,679 清水建設㈱(1803)平成28年3月期 第1四半期決算短信 前連結会計年度 (平成27年3月31日) 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整累計額 その他の包括利益累計額合計 非支配株主持分 純資産合計 負債純資産合計 74,365 43,143 167,283 △1,533 283,259 169,474 41 25,667 1,758 △3,291 193,649 4,987 481,896 1,703,399 - 5- (単位:百万円) 当第1四半期連結会計期間 (平成27年6月30日) 74,365 43,144 175,115 △1,540 291,084 172,283 △36 25,667 1,515 △3,020 196,408 4,929 492,422 1,682,102 清水建設㈱(1803)平成28年3月期 第1四半期決算短信 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 (四半期連結損益計算書) (第1四半期連結累計期間) 前第1四半期連結累計期間 (自 平成26年4月1日 至 平成26年6月30日) 売上高 完成工事高 開発事業等売上高 売上高合計 売上原価 完成工事原価 開発事業等売上原価 売上原価合計 売上総利益 完成工事総利益 開発事業等総利益 売上総利益合計 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 受取利息 受取配当金 その他 営業外収益合計 営業外費用 支払利息 その他 営業外費用合計 経常利益 特別利益 固定資産売却益 特別利益合計 特別損失 固定資産売却損 特別損失合計 税金等調整前四半期純利益 法人税等 四半期純利益 非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主 に帰属する四半期純損失(△) 親会社株主に帰属する四半期純利益 - 6- (単位:百万円) 当第1四半期連結累計期間 (自 平成27年4月1日 至 平成27年6月30日) 284,295 29,658 313,953 264,400 25,485 289,885 19,894 4,173 24,068 16,345 7,722 246 1,946 435 2,628 847 821 1,669 8,681 966 966 2 2 9,645 4,663 4,981 349,743 35,908 385,651 320,945 30,655 351,600 28,798 5,252 34,051 17,102 16,948 356 2,294 750 3,401 804 189 994 19,355 600 600 0 0 19,955 8,595 11,359 22 △9 4,959 11,368 清水建設㈱(1803)平成28年3月期 第1四半期決算短信 (四半期連結包括利益計算書) (第1四半期連結累計期間) 前第1四半期連結累計期間 (自 平成26年4月1日 至 平成26年6月30日) 四半期純利益 その他の包括利益 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定 退職給付に係る調整額 持分法適用会社に対する持分相当額 その他の包括利益合計 四半期包括利益 (内訳) 親会社株主に係る四半期包括利益 非支配株主に係る四半期包括利益 4,981 12,974 △4 △450 350 6 12,875 17,857 17,859 △1 - 7- (単位:百万円) 当第1四半期連結累計期間 (自 平成27年4月1日 至 平成27年6月30日) 11,359 2,765 △96 △234 274 53 2,763 14,122 14,127 △5 清水建設㈱(1803)平成28年3月期 第1四半期決算短信 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 (継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) 該当事項はありません。 (セグメント情報) 前第1四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年6月30日) 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 当社建設 売上高 当社投資開発 その他 調整額 合計 (注2) (単位:百万円) 四半期連結損益 計算書計上額 (注3) 外部顧客への売上高 255,141 5,810 53,001 313,953 - 313,953 セグメント間の内部 売上高又は振替高 1,725 - 34,157 35,883 △35,883 - 256,867 5,810 87,159 349,836 △35,883 313,953 2,191 1,188 2,583 5,963 1,758 7,722 計 セグメント利益(注1) (注)1 2 3 セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。なお,報告セグメントの 利益には,引当金の繰入額及び取崩額を含んでいません。 「その他」の区分は,報告セグメントに含まれない事業セグメントであり,当社が営んでいるエンジニ アリング事業や子会社が営んでいる各種事業を含んでいます。 セグメント利益の調整額1,758百万円は,セグメント間取引消去等です。 当第1四半期連結累計期間(自 平成27年4月1日 至 平成27年6月30日) 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 売上高 当社建設 当社投資開発 その他 調整額 合計 (注2) (単位:百万円) 四半期連結損益 計算書計上額 (注3) 外部顧客への売上高 318,113 9,662 57,875 385,651 - 385,651 セグメント間の内部 売上高又は振替高 3,413 - 42,004 45,417 △45,417 - 321,526 9,662 99,879 431,069 △45,417 385,651 12,276 2,072 2,167 16,516 431 16,948 計 セグメント利益(注1) (注)1 2 3 セグメント利益は,四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。なお,報告セグメントの 利益には,引当金の繰入額及び取崩額を含んでいません。 「その他」の区分は,報告セグメントに含まれない事業セグメントであり,当社が営んでいるエンジニ アリング事業や子会社が営んでいる各種事業を含んでいます。 セグメント利益の調整額431百万円は,セグメント間取引消去等です。 以 - 8- 上
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