ライフアルバム いきものがかり 寝ぼけたままのあたしを 太陽がまたせかしている もぐり込んだ布団のなか あなたを思い出してた （Good Morning） 一日の始まり 起きたはいいけれど 布団から出られない だからちょっと うとうとしながら物思いにふけてみる 誰もがきっと経験したことのある 日頃の何気ない出来事を この歌詞は切り取っている 今回紹介するのは こうした日常の世界観に寄り添ったアルバムだ その名も 『ライフアルバム』 いきものがかりが７年前にリリースしたこの作品は 日々の中にあるささやかな幸せの姿を 私たちに聴かせてくれる 布団の中でうとうとするひとときは こうしたもののひとつであろう Information 夏のグランド 僕らは無邪気に 白線を飛び越えていく 太陽さえも手が届きそうで 何も怖くなかった （青春ライン） 一日の盛り 目標に向かって がむしゃらに突き進む どこかそんな はつらつとした雰囲気を持った少年 この曲に出てくる彼の日常と 他の誰かの日常とは 決して同じものではない だから他の曲たちは 彼とはまた違う主人公の日常を見せてくれる 喜び そして悲しみ 日々の暮らしに湧き起こる明暗さまざまな感情が 個性豊かな各曲の主人公によって いきいきと描かれている アルバム全体を通して楽しめるのは 多様な日常の姿だ 『ライフアルバム』 いきものがかり 発売元：EPIC Records Japan 発売日：2008/02/13 価格：2,913円＋税 １. Good Morning ９. 心一つあるがまま ２. 茜色の約束 10. ニセモノ ３. 夏空グラフィティ 11. 東京猿物語 ４. 青春ライン 12. 月とあたしと冷蔵庫 ５. @miso soup ６. ソプラノ bonus track ７. 花は桜 君は美し 13. 茜色の約束 ８. ちこくしちゃうよ 8 -acoustic version- 真夜中に一人きり冷蔵庫を開けて 窓開けて虫の声を聞いて スプーンに乗せたアイスがゆっくりと溶けてゆく （月とあたしと冷蔵庫） 一日の終わり がんばった自分に ちょっとしたご褒美を そんなときに 外からの音色があたりを優しく包む だがこの柔らかな世界観の中で 頭を駆け巡るものは 安堵の気持ちだけではない 歌詞の続きにあるのは 渦巻く明日への不安と未来への小さな決意だ 「明日も またがんばろう」 次の日常につながる気持ちを歌った最後の曲は 今日という一日とこのアルバム全体を 力強く締めくくる 素敵な日常が詰まったこのアルバム あなたにもぜひ聴いてほしい 寝ても寝ても寝たりない。そんな時こそ…… （理・３ C-maker） ⇒寝ぼけたままのあなたを このアルバムがせかしてくれます （もぐり込んだ布団のなかから あなたをつまみ出して……くれるはずです；編）
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