資料 2-2 第2回 (仮称)遠軽豊里 IC 周辺施設基本計画検討協議会 スキー場の夏利用について スキー場の夏利用のポイント ①冬期のスキー場としての利用環境を損なわない利用とする。 →ロックバレーは積雪量が少なく、ゲレンデ(斜面)に大幅な凹凸はつけにくい ②既存の道の駅では冬の利用客の落ち込みが課題となっているところが多いが、ロックバレーは冬期は平 均 4000 人弱/日のスキー利用がすでにあることから、特に夏の利用の拡充が課題となる。 ③夏の利用では、道の駅(およびスキー場)を目的として観光対象として訪問するケースとともに、トイレな どの休憩のついでに利用するケースがある。滞在が 30 分以上になると消費額が増える傾向にある。 <参考> 1.道の駅への滞在時間と消費額の傾向 滞在時間と消費額 調査対象 道内道の駅 4 箇所(なかさつない、ピア 21 しほろ、 くろまつない、たきかわ) 調査期間 平成 20 年 7-9 月の平日(お盆期間以外の 1 日) (調査対象4駅全体 n=261) 3,000 消費額(円) 2,500 2,000 1,500 1,000 500 出典:寒地土木研究所「道の駅の休憩場所としての 魅力向上の重要性について」「道の駅の利用者評価 からみた休憩機能の重要性」 0 0 30 60 90 滞在時間(分) 120 2.道の駅「まるせっぷ」のトイレ 333 日平均利用者数 10000 9000 8000 7000 6000 5000 4000 3000 2000 1000 0 4 1 25 36 平日 47 8 5 休前日 69 土曜 10 7 118 日祝 912 GW・盆 - 1 - 1 10 2 11 3(月) 12 (H26 年度月別・曜日特性別) 第2回 (仮称)遠軽豊里 IC 周辺施設基本計画検討協議会 スキー場の夏利用例 ①スキー場周辺の自然やゲレンデを活用 ・道の駅モンデウス飛騨位山(岐阜県) [事業者/(一財)位山ふれあいの里] 位山登山、 ゲレンデハイキングなどが可能。また、広大なゲレンデ・舗装面(普通車 300 台、大型車 30 台、 身障者用 10 台、その他鋪装オープンスペースもあり)等をを利用したドッグラン、バーベキュー(10 名以 上で市内無料送迎バス有)、ローラースキー、ラジコンレースなどが実施されている。 ・スノークルーズオーンズ(小樽市) [事業者/(株)マックアースリゾート北海道] 7~8月に「オーンズ春香山ゆり園」をオープンさせ(H25~)、遊歩道をゲレンデに設置し、リフトも運行 山麓のセンターハウス内と山頂にレストラン、ソフトクリームなどを扱うリリー小屋(売店)、センターハウス 内にお土産コーナーがある。 ストライダー専用コース常設 キッズパーク(無料開放) - 2 - 第2回 (仮称)遠軽豊里 IC 周辺施設基本計画検討協議会 ・花見山スキー場(島根県) [事業者/花見山観光(株)] ゲレンデやその周辺の斜面に花やもみじの木を植 え、花見山山頂へのハイキングコースとして整備(4 月中旬~11 月中旬まで通して花や紅葉が見られる) ゲレンデは標高差 200mあるため気温差により開花 時期も 1 ヶ月と長くなっている。 ・茶臼山高原スキー場(愛知県) [運営主体/とよね観光(株) 事業主体/愛知県豊根村] 山頂付近に新たな観光施設「芝桜の丘」を造園し (H19)、例年 5~6 月に「芝桜まつり」を開催。 リフトは通期運行(夏期間 4 月から 11 月まで)。 斜面を利用した「マウンテンバイク」と「マウン テンボード」などが可能で、ボール(バレー、ラグ ビー、ソフトボールセット)、フリスビー、バトミントン の貸し出しも行っている。 マウンテンバイク(山頂まで運搬可能) マウンテンボード ②地域の名物や施設、イベントを活用した事例 ・大山スキー場(鳥取県) [事業者/大山観光開発(株)] 大山の名物料理であった「ジンギスカン」を復活させて PR 集客活動を行い、これと合わせゲレンデの活 用として「花(ゆり、桜、りんどう)の植栽」、またドッグラン、マウンテンバイクコースを整備(同時に関係機 関と連携してイベントも開催) ・スノーリゾート猫山スキー場(広島県)[運営主体/(有)眞英] 近隣にある自治体所有のクロスカントリーパークを活用し、スポーツ合宿に強みを持つ旅行会社とタイ アップして集客を図っているほか、学校・実業団チームへの誘致・営業も行っている ・わかさ氷ノ山スキー場(鳥取県) [運営主体/(一財)若桜町観光開発事業団 事業主体/わかさ氷ノ山自然 ふれあいの里活性化協議会] 地元自治体(県・町)の出資により「氷ノ山活性化協議会」を設立して活性化を図るため、夏山シーズン(登 山・キャンプ・合宿)の PR、自然体験活動、夏山開き等四季折々のイベントを開催 - 3 - 第2回 (仮称)遠軽豊里 IC 周辺施設基本計画検討協議会 その他の取り組み事例 取り組み事例 スキー場・公園名 グラススキー みやぎ蔵王七ヶ宿スキー場(宮城県)、道院高原グレステンスキー場(新潟県) グレステンスキー つべつグレステンスキー場(津別町) 人工マットの上をグランジャーという前後に 車輪のついた板をはき、斜面を滑り降りる (津別町 HP より) スノーマット(人工ゲレ GALA 湯沢スキー場(新潟県) ンデ) (GALA 湯沢 HP より) ジップライン おそ ら か ん 恐羅漢山スキー場(広島県)、びわ湖バレイ(滋賀県) ワイヤーロープをプーリーと呼ばれる 滑車を使って滑り降りる (びわ湖バレイ HP より) マウンテンバイク 富士見パノラマスキー場(長野県) スキージャム勝山(福井県) セグウェイ (富士見パノラマス キ ー場 、スキ ー ジ ャム勝山 HP より) ポッカール ホワイトバレースキー場(群馬県)、みやぎ蔵王七ヶ宿スキー場(宮城県) (みやぎ蔵王七ヶ宿 スキー場 HP より) ランニングバイク 星野リゾート トマム(占冠村)、草津国際スキー場(群馬県) マウンテンカート (星野リゾート トマム、 草津国際スキー場 HP より) 大玉転がし 滝野すずらん丘陵公園(札幌市) (滝野すずらん丘陵公園 HP より) げ とう 運動広場系(パークゴ かもい岳国際スキー場(歌志内市)、さっぽろばんけいスキー場(札幌市)、夏油 ルフ場など) 高原スキー場(岩手県) - 4 - 第2回 ロックバレースキー場の夏利用アイデア例 (仮称)遠軽豊里 IC 周辺施設基本計画検討協議会 ~ プレワークショップより ~ 日時 : 平成 27 年 2 月 3 日(火)10:00~12:00 場所 : 遠軽町国産材需要開発センター「木楽館」研修室 参加者 : 商工、観光等関係者等 プレワークショップで出されたアイデア 食 オホーツクの海産物をここで手に入れてしまう 地元の食材を使い地域の人がバーベキューをしに来る 山頂で焼くパン 冬に食べるキンキンに冷えたかき氷 あそび チューブ滑り 体験 子どもの遊び場 アクティビティ 芝スキー MTB 山頂までピクニック 山登り・散策(山頂でパンやお茶で一休み⇒麓では土産買い) 動物 小動物とのふれあい ドッグラン やすむ 足湯(3 つの源泉) シャワーを浴びられる 静かな場所で仮眠 景観・眺望 遠景 : オホーツク海(オホーツク海まで見渡せる魅力的な眺望の観賞) 近景 : 市街地を真っ直ぐ貫く国道の軸線 花・発信 花回廊の情報発信 - 5 -
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