ミサワホーム株式会社 〒163-0833 東京都新宿区西新宿 2-4-1 Tel.03(3349)8088(広報直通) 2015 年 10 月 1 日 26 年連続でグッドデザイン賞を受賞 ○ 木 質 系 戸 建 住 宅 「 Familink( フ ァ ミ リ ン ク ) 北 海 道 」 が 受 賞 ○オリジナル部品の「M カウンター」や「外付けブラインドルーバー」も受賞 ○ 計 5 点 が 受 賞 し 通 算 受 賞 点 数 は 1 3 3 点 に ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 竹中宣雄)は、2015 年度グッドデ ザイン賞(主催 公益財団法人日本デザイン振興会)において、 子どもと地域の成長を デザインした 木質系戸建住宅「Familink 北海道」をはじめ、軽量でシンプルなデザイ ンの「M カウンター」や住宅の窓の外に取り付けて日射をコントロールする「外付けブ ラインドルーバー ※ 1 」、社外の建築家と提携し個人住宅や事業用建物のプロデュースを 手掛ける A プロジェクトが増改築した木造戸建住宅「House M※ 2」の計 4 点を受賞しま した。また、販売会社の栃木ミサワホーム株式会社(本社 栃木県宇都宮市/代表取締役 社長 佐藤郭行)は、東日本大震災で被害を受けた大谷石造りの蔵をゲストハウスとして 建替えた「記憶する建築(大谷石造りの伝統を継承する)」を受賞し、ミサワホームグ ループとして合計 5 点を受賞しました。これにより、1990 年の初受賞以降、住宅業界 ナンバーワンの実績となる 26 年連続受賞を果たし通算受賞点数が 133 点になりました。 ミサワホームは、 「住まいを通じて生涯のおつきあい」という企業理念に基づき、住宅 の長寿命化や高品質・高性能化に取り組んできました。さらに、建物の資産価値を高め、 愛着を持って長く住み続けるためには、飽きのこない優れたデザインが不可欠と考え、 常にデザイン力の向上に努めています。 今回受賞した「Familink 北海道」は、子育てに焦点を当てながら上下階のつながりや コモンスペースを連携させたプランである点や、外観がすっきりとしたデザインである 点などが評価されました。また、 「外付けブラインドルーバー」は、ルーバーの断面形状 の工夫により開閉時それぞれが美しく見える点、「House M」は、小規模な住宅ながら ニーズに合わせて家族の共有空間を拡充し大きな変化をもたらした点が評価されました。 ミサワホームは、今後も住宅業界ナンバーワンの受賞実績に裏付けられた「デザイン のミサワホーム」を積極的に訴求し、優れたデザインと機能性を両立させた商品や住宅 部品、サービスなどを開発していくことで、 「良質の住まいを提供し、豊かな社会づくり に貢献する」という企業理念を実現していきたいと考えています。 ※1 株式会社 LIXIL との共同受賞です。 ※2 都留理子建築設計スタジオとの共同受賞です。 ■2015 年度グッドデザイン賞受賞内容 ・「Familink 北海道」 子どもの成長や家族のコミュニケーションを育む工夫と、北海道の気候風土の特性に 合わせた設計、さらに地域の活性化にも貢献する提案を盛り込んだ北海道限定の木質系 戸建住宅です。 子どもの成長ステージに合わせて住まいにおける学びの空間をステップアップする 「ホームコモンズ設計」や、お手伝いを通してコミュニケーション力と自立心を養う「家 事育」を取り入れ、学びや家事の場を共有することで、親子の触れ合いと成長をサポー トする提案をしています。また、外観は、フラットな無落雪屋根や風雪の吹き込みを防 げるオフセット玄関と窓を設けたシンプルでキュービックなデザインとし、さらに、北 海道ならではの素材や職人の技を活かしたアイテムにより地産地消を促進し地域の活性 化を目指しました。 【外観イメージ】 【リビング】 ・「M カウンター」 芯材にハニカムペーパーを使用した軽量な壁付けカウンターで、表面は MDF※ にオリ ジナルカラーのオレフィンシートを貼った仕上げとしています。固定材となる受け桟を 壁に固定してカウンターを差し込む構造のため、固定するための受け桟や金具が露出し ないシンプルなデザインであるとともに施工の簡易化も実現しています。また、MDF は一枚の板を折り曲げて加工することにより反りの防止や省部材に対応しているほか、 一般的な集成材などの木製カウンターと同等以上の耐荷重性能がある点も特長です。リ ビング収納や階段ホールの飾り棚、造り付けデスクなど、様々な場所に様々な用途で使 用することが可能です。 ※Medium Density Fiberboard の略で、木材などの植物繊維を原料とし、合成樹脂接着剤を加え成型熱圧した板 のこと。 【書斎コーナー】 【造り付けデスク】 ・「外付けブラインドルーバー」 住宅の窓の外に取り付けて日射をコントロールするブラインドルーバーです。室内側 からのレバー操作によりルーバーが回転(0~130 度)し、夏は下向きにすることで日射 を遮り、冬は上向きにすることで日射を取り込むことができます。また、上部の 4 枚の み単独で回転することができるため、視線を遮りつつ、日射や通風のコントロールをす ることも可能です。さらに、ルーバーの先端部分の厚みを薄くしているため、開いた時 には薄く見え、閉じた時にはルーバー同士がぶつからずにフラットとなるすっきりとし たデザインです。 ※株式会社 LIXIL との共同受賞です。 【開放時】 【閉鎖時】 ・「House M」 築 34 年の木造軸組工法の 2 階建て戸建住宅に、13 ㎡の増築を伴う全面改修を行い、 家族構成やライフスタイルの変化に対応する住まいへと刷新しました。吹き抜けのある ダイニングスペースを増築し、隣接する既存の和室部分もキッチンスペースに改修する ことで、開放感のある広々としたダイニングキッチンが完成しました。また、2 階の子 ども部屋上部のこれまで使われていなかった小屋裏スペースをロフトに変え、トップラ イトを設けることで、天井に溜まった熱の排出をはじめ採光や通風など、室内環境に変 化をもたらしました。さらに、インテリアでは、既存の軸組部材を随所で見せることで 味わい深い風合いを感じさせ、今回採用した建具の框やフローリング、造作家具などと も調和し合い、奥行きのある室内空間を演出しています。 ※都留理子建築設計スタジオとの共同受賞です。 【ダイニングキッチン】 【子ども部屋】 ・「記憶する建築(大谷石造りの伝統を継承する)」 栃木ミサワホームは、東日本大震災で被災した「大谷石蔵」を、耐震性に優れた木造 軸組工法に大谷石をスライスして張りつける張石工法を用いて、ゲストハウスとして建 替えました。独特の温もりと柔らかさを醸し出す大谷石は、栃木県の伝統資源の一つで あり、今回、被災した大谷石蔵を再利用できないかというテーマのもと建築しました。 解体した大谷石は、外壁の仕上げ材や室内の床材に使用し、また、以前の蔵の扉を「記 憶の扉」としてインテリアの一つとしてあしらうことで、大谷石を身近なものとしてデ ザインしています。廃材の再利用や栃木県の文化でもある大谷石建築を後世に継承する ために、安全性や快適性を兼ね備えた建物として再生しました。 【外観】 【リビングダイニング】 以 上 *この件に関する問い合わせ先* ミサワホーム㈱経営企画部コーポレートコミュニケーション課 TEL 03-3349-8088/FAX 03-5381-7838 中田義規 平賀理絵子 E-mail:[email protected]
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