事 務 連 絡 平成 27 年 11 月 12 日

事
務
連
絡
平成 27 年 11 月 12 日
市町村後期高齢者医療
担当主管課長 様
鹿児島県後期高齢者医療広域連合総務課長
不審電話に関する情報提供について
平素より当広域連合の運営について格別のご配慮を賜り、厚くお礼申しあげます。
さて、本県内において、下記のとおり被保険者宅に不審な電話がありましたので情報
提供いたします。
なお、貴市町村の管内で同様の事例が発生した際は、当広域連合にも情報提供いただ
きますようお願いいたします。
また、最近、還付金詐欺と思われる事例が多く発生しております。貴市町村におかれ
ましては、今後とも被保険者に対し注意喚起をしていただきますようお願いいたします。
記
①
発 生 日
平成 27 年 11 月4日
市 町 村
霧島市
午前 10 時頃
霧島市(隼人)在住の被保険者(77 歳・男性)宅に市後期高齢担当のヨ
コヤマを名乗る男から、
「6月中に 24 年∼26 年の高額療養費42,500
円の支給の通知を送った。6月末が期限であったが、回答がないので電話
をした。
」と電話があった。被保険者が、「分からないので、確認して市役
概
要
所に折り返し電話をする。」と答えると、相手は5桁の内線番号を伝えて電
話を切った。
不審に思った被保険者が、娘を通して市隼人市民福祉課に電話をしたこ
とにより、本件が発覚した。
被害はなし。
市隼人市民福祉課職員より当該被保険者の照会を行ったところ、高額療
養費については、既に口座の登録があり、該当分は支給済みであった。ま
た、介護保険関連については、該当なしであった。
対 応 等
同日、当該被保険者に連絡をし、該当分は支給済みであったことと、高
額療養費に関して、口座の登録のある被保険者に対し電話をすることはな
いことを伝えた。
また、今後似たような電話があった場合には、今回同様一旦電話を切っ
てから、直接市役所に内容確認の電話をするよう注意を促した。
②
発 生 日
平成 27 年 11 月5日
市 町 村
姶良市
午前 11 時頃
姶良市在住の被保険者(78 歳・女性)宅に市保険課を名乗る者から、
「保
険料や医療費の返金が37,500円あるので、現在一人ひとりに連絡し
ている。」と電話があった。名前を訪ねたが回答が無かったため不審に思っ
ていると、さらに、
「市役所より鹿児島銀行に話をしているため、鹿児島銀
概
要
行から電話が来るかもしれません。午後はいらっしゃいますか。留守の場
合は携帯電話に連絡するため番号を教えてください。」と言われた。不審に
思い断ると、一方的に電話を切られた。
被保険者が、確認のため市役所に電話をしたことにより、本件が発覚し
た。
被害はなし。
電話の内容より詐欺の可能性が高いと判断し、その旨を伝えた。
対 応 等
また、同じような事例が多く発生していることなどと併せて、不審な電
話は相手にしないよう注意を促した。
③
発 生 日
平成 27 年 11 月6日
市 町 村
姶良市
正午頃
姶良市在住の被保険者(79 歳・女性)宅に市健康保険課のノグチマコト
と名乗る男から、
「保険料を払いすぎているので、還付金が32,890円
ある。手続きをするよう封筒で通知しているが、まだ連絡がない。期限が
9月末までだが、今から手続きをすれば間に合う。鹿児島銀行本店へ振り
込むよう手続きをしたい。携帯電話は持っているか。」と電話があった。被
概
要
保険者が、
「携帯電話を持っている。
」と答えると、
「鹿児島銀行本店から電
話をかけさせるので、番号を教えてほしい。」と言われたが、「教えられな
い。」と答えると電話が切れた。
不審に思った被保険者が市役所へ連絡したことにより本件が発覚した。
その後、鹿児島銀行本店の行員を名乗る者から電話がかかってきたが、相
手にせず電話を切ったため被害は無かった。
被害はなし。
市の医療費の還付に関する係にノグチという職員はいないこと、また、
還付金に関して電話で案内することはないこと等を説明した。
電話の対応に関しては、まず、不要な電話には出ないよう、留守番電話
に設定すること、話の中で個人情報を聞かれるような内容であればすぐに
電話を切ること、また、家族間の連絡は登録をして名前を確認することが
対 応 等
出来る電話機を使うことなど注意を行い、今後不審な電話があった場合に
は市の代表番号へ連絡するよう伝えた。
なお、市相談員より、被保険者宅へ出向き、啓発資料(こんな電話はサ
ギを疑いましょう)を電話機の近くに張り、詐欺の疑いのある電話がかか
ってきたら、相手にせず、すぐに市消費生活センターへ連絡するよう伝え
たとのこと。
④
発 生 日
平成 27 年 11 月6日
市 町 村
出水市
午前 11 時 30 分頃
出水市在住の被保険者(77 歳・男性)宅に市役所健康保険課のホリエを
名乗る男から、
「5月頃、青色の封筒で医療費の還付の通知を送った。あな
たからは連絡がないが、市役所の手違いで届いていない世帯があるので、
再度連絡した。
」と電話があった。また、取引銀行名と携帯電話番号を聞か
概
要
れた。被保険者が銀行名(口座番号は教えていない。)と、携帯電話は所持
していないことを答えたところ、「後で銀行の職員から連絡がある。
」と言
われ電話が切れた。
その後、銀行からの電話をしばらく待ったが、かかってこなかったため、
不審に思い市役所へ確認の電話をしたことにより本件が発覚した。
被害はなし。
市役所及び支所に「ホリエ」という職員はいないこと。また、当該被保
険者には高額療養費の該当がないことを確認し、詐欺の可能性が高いと判
断し、その旨を伝えた。
対 応 等
また、再度このような電話があった場合には、市消費生活センター又は
出水警察署に通報するよう被保険者に伝えた。
なお、市では前日にも同様の事案があり、即日、防災行政無線により、
不審電話に対する注意喚起を行ったばかりであった。
【問い合わせ先】
〒890−0064
鹿児島市鴨池新町7番4号(県市町村自治会館内2階)
鹿児島県後期高齢者医療広域連合事務局
総務課
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